仮想通貨業界は発展が目覚ましく、これまでにDeFi(分散型金融)やNFTなど、多くのトレンドが生み出されてきました。
そこで、
- 次のトレンドになるものが知りたい
- トレンドを先読みし、関連銘柄に投資したい
と考える方も多いでしょう。
本記事ではそんな方に向けて、将来トレンドになり得るものや、トレンド銘柄への投資にうってつけの海外取引所などを紹介していきます。
この記事からわかること
- 現在および将来のトレンドとその関連銘柄
- 過去にトレンドになったもの
- トレンド銘柄の購入に適した海外取引所
トレンド銘柄に投資するなら、国内の仮想通貨取引所よりも、多くの新しい銘柄を取り扱っている海外の仮想通貨取引所の方がうってつけです。
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目次
現在および将来のトレンド5選
それでは早速、2025年現在ですでにトレンドとなっているもの、およびこれからトレンドになりうるものを5つ紹介します。
現在および将来のトレンド
- AI&ビッグデータ
- AIエージェント
- モジュラー型ブロックチェーン
- DAG
- RWA
AI&ビッグデータ

2022年に画像生成AIのMidjourneyが話題になって以降、ここ数年AIの市場は拡がり続けています。
そうした動きは仮想通貨業界も例外ではなく、ブロックチェーンとAIを結び付けるプロダクトが増えてきています。
また、AIは学習のために大量のデータを必要とするため、そのデータを扱うプロダクトも人気です。
CoinMarketCapによると、AI&ビックデータ関連の銘柄は2025年1月時点で350種類以上存在し、その内の6銘柄がトップ50位にランクインしています。

また、カテゴリー全体の時価総額の推移は右肩上がりで、2025年1月時点で500億ドル(約7兆5,000億円)を超えてきています。
AIエージェント

AIエージェントとは、自律的にタスクを実行し、目標を達成するために活動できるAIソフトウェアのことです。
従来のAIは、人間が命令をあたえて、その命令のとおりに作業をおこなうだけのものでした。
一方でAIエージェントは、与えられた目標に基づき、自分で考えて最適な行動を選択することができます。


一歩進化したAIといった感じですね!
AIエージェントはブロックチェーンを基盤としたものも開発されており、その関連銘柄が徐々に注目を集めるようになっています。
AIエージェントの主要銘柄
- Virtuals Protocol【VIRTUAL】
- OriginTrail【TRAC】
- Phala Network【PHA】
モジュラー型BC
モジュラー型ブロックチェーンとは、異なる役割を持つ複数のレイヤーを組み合わせることによって、より効率的に稼働するブロックチェーンのことです。
従来のブロックチェーン(モノリシック型)では、1つのブロックチェーンが、トランザクションの実行や検証などあらゆる機能をこなしていました。
一方でモジュラー型は、
- トランザクションの実行レイヤー
- 決済レイヤー
- データの検証・記録レイヤー
といったように、レイヤーごとに役割を振り分けます。

そうすることによって、ネットワーク全体が最適化され、スケーラビリティに優れた環境を実現しています。
CoinMarketCapによるとモジュラー型ブロックチェーンの関連銘柄は、2025年1月時点でまだ20種類ほどしかありません。
しかし、言わずもがな性能的に優れているので、今後増えていく可能性は十分にあります。
モジュラー型BC関連の主要銘柄
- Polygon【POL】
- Optimism【OP】
- Celestia【TIA】
- Arbitrum【ARB】
- Manta Network【MANTA】
DAG

DAG(有向非巡回グラフ)とは、サイクル(巡回)が存在せず、網の目状に張り巡らされたネットワーク構造のことを言います。
近年、分散型ネットワークの構造に従来のブロックチェーンではなく、DAGを採用したものが登場しています。
枝分かれを持つネットワークであるDAGでは、直線的な構造のブロックチェーンと違い、複数のトランザクションを並列処理することが可能です。

並列処理をすれば当然、トランザクションの処理スピードは非常に速くなります。
また、効率的でネットワーク全体の負荷が少ないため、ネットワーク手数料(ガス代)も非常にリーズナブルです、
DAGの関連銘柄は、2025年1月時点で10種類程度とまだまだ少ないです。
一方で以下の主要銘柄は、すでに時価総額ランキングでトップ50位入りを果たしています。
DAG関連の主要銘柄
RWA
RWAは「Real World Asset」の略で、
- 株式
- 債権
- 不動産
などの実在する資産を指します。
また近年、そのRWAをトークン化する動きがトレンドとなりつつあります。
これまで株や不動産は、それぞれ異なる市場で取引されてきました。
しかし、それらが皆トークン化されれば、あらゆる資産に対して単一のグローバル市場からアプローチできるようになります。
またトークン化には、他にも「資産の小口化」や「取引の透明化」といったメリットがあり、RWAのトークン化の進行に期待が寄せられています。
RWA関連の主要銘柄
過去のトレンドコンテンツ
ここで参考までに、仮想通貨業界で過去に大きなトレンドとして扱われ、今では当たり前の存在となったコンテンツを振り返りましょう。
過去のトレンドコンテンツ
- ミームコイン
- DeFi(分散型金融)
- NFT
- X to Earn
- リキッドステーキング
ミームコイン

ミームコインとは、ネットミームをコインデザインのモチーフにした仮想通貨のことを指します。
その起源となったのは、2013年に生まれた「ドージコイン(DOGE)」です。
ドージコインは、2013年に当時の仮想通貨業界を風刺する目的でつくられました。
初めのうちはあまり注目されませんでしたが、2021年にイーロン・マスク氏からTwitter(現X)上で言及されたことで、一気に脚光を浴びます。
そして注目を集めたことにより、ファンコミュニティの主導でドージコインを基軸通貨とするさまざまなプロダクトが開発されました。
またそうした盛り上がりを見て、第二のドージコインとなるべく、シバイヌコインなどの新しいミームコインが次々と生み出されていきました。
DeFi(分散型金融)

DeFi(分散型金融)とは、第三者からの仲介を必要としない、ブロックチェーン基盤の金融プロトコルのことです。
ユーザー同士で取引ができるDEX(分散型取引所)や、仮想通貨の貸し借りができるレンディングプラットフォームなど、その種類は多岐に渡ります。
2018年にイーサリアムチェーンを基盤としたDEX「Uniswap」が登場すると、瞬く間に類似のDEXが量産されました。
また、DEX以外のDeFiプロトコルも徐々に増えていきました。
そうした各種DeFiプロトコルは、今では仮想通貨を運用する上で、欠かせない存在となっています。
NFT

NFT(Non-fungible Token、非代替性トークン)とは、代替不可能なデジタルデータのことです。
2021年にCryptoPunksからデジタルアートのNFTがブームになり、当時は新聞やテレビなどのメディアでも繰り返し取り上げられていました。
またNFTアートから生まれたブームは、NFTをゲームアイテムにして取り込んだ「NFTゲーム」へと派生していきました。
X to Earn

NFTゲームはブロックチェーンを基盤にしており、ゲーム内通貨に仮想通貨を組み込むことができます。
そうした仕様を活かし、ゲームをプレイすることで仮想通貨を稼げる「Play to Earn」のNFTゲームが生まれ、一大ブームになりました。

中でもAxie Infinityは、世界中で大流行しました!
また「Play to Earn」だけでなく、
- 運動することで稼げる「Move to Earn」
- 睡眠を取ることで稼げる「Sleep to Earn」
など、何らかの体験と仮想通貨を結び付ける「X to Earn」というカテゴリーも生まれました。
リキッドステーキング
リキッドステーキングは、ステーキングで稼ぎつつ、預け入れた仮想通貨の債権を示すトークン(以下、債権トークン)も受け取れるサービスです。

一般的に債権トークンには、預け入れた仮想通貨と1:1となる資産的価値があります。
そのためリキッドステーキングでは、ステーキング報酬を受け取りながら、その債権トークンの運用によって追加で稼ぐことができます。
リキッドステーキングのプラットフォームは、「Lido Finance」が圧倒的な人気を誇ります。
そのTVL(預かり資産)は、2025年1月時点で320億ドル(約4兆8,000億円)を超えています。

過去のトレンドソリューション
続いては、過去に業界でトレンドになり、今では多くのプロダクトで取り入れられている技術(ソリューション)もおさらいしておきましょう。
過去のトレンドソリューション
- クロスチェーンブリッジ
- レイヤー2ブロックチェーン
- ゼロ知識証明
クロスチェーンブリッジ

ブロックチェーンは基本的にそれぞれで完結した設計がなされており、規格の異なるブロックチェーンとは互換性を持ちません。
その問題を解消すべく、異なるブロックチェーン同士で資産(仮想通貨やNFT)を転送し合える「クロスチェーンブリッジ」が生まれました。
代表的なブリッジサービスとしては、40種類以上ものブロックチェーンに対応した「cBridge」が挙げられます。
レイヤー2ブロックチェーン

レイヤー2ブロックチェーンは、メインチェーンの負荷軽減を主たる目的として生まれたブロックチェーンです。

主に、イーサリアムエコシステムで用いられているソリューションです!
以前のイーサリアムチェーンでは、需要過多で処理の遅延や手数料の高騰が発生する「スケーラビリティ問題」が繰り返し発生していました。
その問題を解決すべく、トランザクションの一部をイーサリアムチェーンの外で処理できるレイヤー2ブロックチェーンが生まれました。
レイヤー2ブロックチェーンの代表格はPolygonチェーンで、その基軸通貨「POL」は国内でも多くの仮想通貨取引所で取り扱われています。
また最近では、NFTゲームに特化したレイヤー2ブロックチェーン「Immutable(イミュータブル)」が台頭してきています。
ゼロ知識証明

ゼロ知識証明(ZK、Zero-knowledge Proof)は、ある主張が正しいことを、その主張に関する詳細な情報を明かさずに証明する技術です。
ブロックチェーンで用いると、ユーザーのプライバシーを確保しつつ、不正のない利用環境を実現します。
また、データ検証の手間を減らすことができ、コストの削減にもつながります。
ちなみにゼロ知識証明は、前述のモジュラー型ブロックチェーン「Manta Network」や、L2チェーンの「Immutable」などにも採用されています。
トレンド銘柄に投資するなら海外取引所
それでは最後に、トレンド銘柄への投資をおこなう際におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。
トレンド銘柄に投資したいならまず、国内取引所はすべて、選択肢から除外されるでしょう。
国内取引所は上場に至るまでの精査が厳しく、ようやく上場したころにはすでにトレンドではなくなっているケースが多々あるからです。
では海外取引所の中でどこがいいのかという話になりますが、イチオシはBybit(バイビット)です。
取扱銘柄数* | 1,600種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybitの特長・魅力
- 世界で6,000万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
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- 取引手数料が0.1%以下と格安
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- デリバティブ取引の種類が豊富
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Bybitでは1,600種類以上の仮想通貨が用意されており、それらを0.1%以下のリーズナブルな手数料で取引を楽しめます。
日本語表記に完全対応しているため、英語が苦手でも使いやすいです。
またトラベルルールの観点から見ても、日本人投資家に適しています。
まだ使ったことがなければ、ぜひこの機会にBybitでの口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
仮想通貨業界の次のトレンドは?まとめ
今回は過去のトレンドを振り返りつつ、今の仮想通貨業界でトレンドになっているもの、今後トレンドになり得るものを紹介しました。
この記事のまとめ
- 仮想通貨業界では、毎年次々と新しいトレンドが生まれている
- 近年は、特にAI&ビッグデータ関連の銘柄が注目されている
- AI分野から新たに「AIエージェント」が派生して頭角をあらわれしている
- スケーラビリティに優れる「モジュラー型」や「DAG」も要注目
仮想通貨業界では、次々と新しいプロダクトやソリューションが生まれ、トレンドになっていきます。
そのため上手く情報をキャッチし、関連銘柄にタイミングよく投資することができれば、大きなリターンを得られる可能性があります。
今回紹介した中で気になったカテゴリーがあれば、ぜひBybitを使い、関連の銘柄への投資にトライしてみてはいかがでしょうか。
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