【優れた戦略をコピー】Bybitのコピートレードガイド｜魅力や使い方を解説

仮想通貨に投資している方の中には、上手く収益を上げられずに悩んでいる方もいるでしょう。

そうした方への一助になり得るのが、今回取り上げるBybit（バイビット）のコピートレードです。

コピートレードを使えば、安定した実績を残しているトップトレーダーやボットの戦略をかんたんに自動コピーすることができます。

本記事ではそんなBybitのコピートレードについて、利用のメリットや使い方をわかりやすく解説していきます。

Bybitには、国内取引所と比べてケタ違いとなる1,600種類以上*もの銘柄がラインナップされています。＊2024年12月時点

まだ使ったことがない方は、コピートレードにトライする前に、Bybitの口座をつくっておきましょう。

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Bybitのコピートレードとは？

コピートレードの種類	コピートレードClassic コピートレードPro
コピーできる取引	現物取引* 無期限先物取引 取引ボット(先物グリッド) ＊Proのみ
利用コスト	裁量取引やボットの各種手数料 コピー相手への成果報酬

Bybitのコピートレードは、優秀なトレーダーやボットの取引戦略を自動コピーできるサービスです。

ユーザーは、トレーダーやボットの取引内容や実績を見て、信頼できる相手を選択します。

そして、選んだトレーダーもしくはボットの取引を自動コピーすることにより、自ら戦略を立てずとも投資益を出すことができます。

ちなみにBybitは、戦略を提供しているトレーダーのことを「マスタートレーダー」と呼んでいます。

本記事においても、これ以降そのように表記することとします。

Bybit｜コピートレードの種類

Bybitのコピートレードは、以下の2種類が用意されています。

ユーザー視点での両者の大まかな違いは、以下のとおり。

	Classic	Pro
概要	オーソドックスなサービス	より高度なツール・戦略で運用
使える取引の種類	先物取引のみ	現物取引 先物取引
サイクルの有無	なし いつでも解除可能	あり 7日サイクル
最低投資額	50USDT	500USDT

この表を見てわかるとおり、ClassicとProにはそれぞれ一長一短があります。

まず対応している取引の種類を見比べると、Classicは先物取引だけですが、Proは現物取引と先物取引の両方に対応しています。

また最低投資金額を見比べると、Classicは50USDT（約8,000円）から始められるのに対し、Proは最低でも500USDT（約8万円）が必要で、やや利用のハードルが高めです。

こうした違いをよく理解して、自分に合っている方を選択するようにしましょう。

Bybit｜コピートレードの魅力

さてBybitのコピートレードには、以下のような魅力があります。

稼ぐための技術がいらない

稼げている個人投資家の割合は、一般的に3割程度だと言われています。

一方でコピートレードを使えば、継続して実績を残しているマスタートレーダーやボットの取引を、お手軽にコピーすることができます。

そのため稼ぐ技術を身に付けられていない人でも、選んだコピー相手次第では安定したリターンを得られます。

取引のチャンスを逃さずに済む

コピートレードでは、選んだトレーダーもしくはボットの取引を自動でコピーしてくれます。

初期設定さえ済ませれば、あとは仕掛けから決済まで手間いらずです。

また、自動で取引をしてくれることにより、取引のチャンスを24時間逃すことがありません。

少額からでも始められる

前述のとおり2種類のコピートレードの内で、Classicは50USDT（約8,000円）から利用できます*。＊マスタートレーダーごとで最低金額は異なる

1万円未満の原資で始められるので、投資初心者でもチャレンジしやすいです。

コピーされる側になって稼ぐことも可能

Bybitのコピートレードでは、応募してBybitに認められると、自身がマスタートレーダーになることも可能です。

またマスタートレーダーになれば、フォロワーからの成果報酬で稼ぐことができます。

Bybit｜コピートレードの難点

一方でコピートレードには、以下のような難点もあるので留意しておいてください。

利用コストがやや割高

コピートレードを利用する際には、通常の取引と同じ各種手数料とは別に、マスタートレーダーへの成果報酬がコストとして発生します。

コピートレードClassicの場合は、マスタートレーダーのランクに応じて、得られた利益から10～15％が成果報酬として徴収されます。

またコピートレードProでは、マスタートレーダーが任意に設定した比率*で成果報酬を徴収されます。＊0～99％の間で設定されている

成果報酬なので、損をしている場合は徴収されることはありません。

ただ、それでも10％以上の成果報酬というのは、コストとしてやや割高感があります。

リターンを保証してくれるわけではない

実績のあるマスタートレーダーの戦略をコピーすれば、自身もその恩恵にあずかれる可能性は高いです。

しかしそれでも、損をする確率がゼロになるわけではありません。

相場の状況次第では、これまで実績を残しているマスタートレーダーやボットでも損失を被ることが当然あります。

またその場合は、自身も損をしてしまいます。

利用の際は、そうした損失のリスクがあることをよく理解しておかなければならないでしょう。

コピー相手を選ぶ際の注目ポイント

コピートレードを利用するには、言わずもがな最初にコピーする相手を厳選する必要があります。

選ぶ際は、以下の3つのポイントにぜひ注目してみてください。

マスタートレーダーのランク

マスタートレーダーには、以下の条件で4種類のランク付けがなされています。

ランク	最低保有資産	フォロワーの累積利益額/日	最大ドローダウン (過去7日あたり)
ルーキー	100USDT	ー	ー
ブロンズ	200USDT	50USDT	ー
シルバー	1,000USDT	1,000USDT	30%
ゴールド	1万USDT	1万USDT	15％

これらの条件でもっとも重要なのは、「フォロワーの1日あたりの累積利益額」です。

これは、フォロワーにそれなりの実績を示せなければ、シルバーランクやゴールドランクにはなれないということを意味します。

またこうした条件があるため、マスタートレーダーのランクは、各トレーダーの信用の度合いを大まかに測るフィルターとして大いに活用できます。

報酬比率

前述のとおりコピートレードClassicでは、マスタートレーダーへの成果報酬の比率がランクによって決まっています。

具体的には、以下のとおり。

当然ながらユーザーの視点から見れば、信用や実績の面で優れたマスタートレーダーを選びつつも、できるかぎり成果報酬の支払いは安く抑えたいところです。

また信用とコストのバランスを考えれば、自ずとターゲットとする層が絞れてくるはずです。

長期間の運用実績

自身の方針に見合った信用と成果報酬のバランスを考え、例えばターゲットをシルバーランクに絞ったとしましょう。

すると次にチェックすべきは、シルバーランクに属する各トレーダーの運用実績です。

Bybitでは、直近7日から90日までの実績を閲覧することができます。

ただ、短期の損益はあまり参考にならないので、各トレーダーの直近90日の実績を見比べることをおすすめします。

コピートレードの使い方

それでは最後に、コピートレードの使い方をかんたんに紹介しておきます。

なおここでは、例として「コピートレードClassic」を取り上げます。

マスタートレーダーを選ぶ

まずはマスタートレーダーの中から、戦略をコピーしたい相手を選びましょう。

選び方については、前述の内容を参考にしてください。

またコピー相手が決まったら、その相手の「フォロー」ボタンをクリックしましょう。

投資額を決める

フォローボタンをクリックすると、次のようなパラメータ設定画面が表示されます。

そこでまず、投資する金額を入力しましょう。

コピーする取引の種類を決める

続いては、以下の2種類からコピーする取引の種類を選びます。

なお、マスタートレーダーの戦略を丸ごとコピーしたいなら、両方にチェックを入れておけばOKです。

裁量取引側の詳細設定をおこなう

次に「その他の設定」をクリックすると、コピーする裁量取引と取引ボット、それぞれで細かな設定をしておくことができます。

裁量取引側で設定できる項目は、以下のとおり。

各項目の右隣にあるクエスチョンマークをクリックすれば、それぞれの解説が表示されます。

その解説を参考にしながら、自身の投資方針に合った設定をしましょう。

取引ボット側の詳細設定をおこなう

取引ボット側の詳細設定はかなりシンプルで、用意されているのは以下の2項目のみです。

裁量取引側の設定と同じように、解説をよく読みながら設定しましょう。

コピートレードを始める

ひととおりの設定が済んだら、あとは契約書に同意し、「今すぐコピーする」というボタンをクリックするだけです。

BybitのコピートレードClassicは、先物取引に慣れていないと、マージンの取り方の設定などにやや手間取るかもしれません。

しかし1つ1つ解説が付いているので、それをよく読みさえすれば、基本的にだれでも自分の方針に合った設定を組むことができます。

また初期設定さえ済ませれば、あとはその設定どおりに、自動で取引を繰り返してくれます。

興味がある方は、ぜひ実際にBybitのコピートレードにトライしてみてください。

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Bybitのコピートレードまとめ

今回はBybitのコピートレードについて、利用のメリットや使い方などを解説しました。

Bybitのコピートレードは、取引手数料とは別に、マスタートレーダーへの成果報酬がコストとしてかかります。

しかしそうしたコストを鑑みても、自力で稼ぐ技術が身についてない方にとっては、十分にトライする価値があるはずです。

興味がある方はぜひ、本記事を参考にしつつ、実際にBybitのコピートレードにチャレンジしてみてください。

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