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仮想通貨NEAR Protocol(NEAR)とは?特徴や値動き、将来性を解説

Dappsの開発プラットフォームとして現状、市場シェアでトップに立つのはイーサリアムチェーンだ。

一方でそのイーサリアムチェーンを脅かし得ると期待されているブロックチェーンは、まとめて「イーサリアムキラー」と呼ばれることがある。

今回取り上げるNEAR Protocol」も、イーサリアムキラーに数えられるブロックチェーンの1つであり、将来に期待が寄せられている。

本記事ではそんなNEAR Protocolと、ネイティブトークンの「NEARトークン」について、主な特徴や過去の値動き、将来性などを解説していく。

この記事からわかること

  • NEAR Protocol / NEARトークンの基本情報・特徴
  • NEARトークンのこれまでの値動き
  • NEAR Protocol / NEARトークンの将来性
  • NEARトークンの価格予想
  • NEARトークンを扱う仮想通貨取引所

2024年2月時点でNEARトークンは、国内だと「Binance Japan」と「CoinTrade」の2社に上場している。

またBinance Japanは、NEARトークンを含めて約50種類もの銘柄を取引することができる。

まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会にBinance Japan公式サイトをチェックしてみてほしい。

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  • NFTも買える

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NEAR Protocol/NEARトークンとは?

NEAR Protocolのトップ画面
出典:NEAR Protocol
名称NEARトークン
ティッカーシンボル・通貨単位NEAR
ローンチ時期2020年10月
価格*2.70ドル
時価総額ランキング*33位
サイトURLhttps://near.org
*2024年2月6日時点、CoinMarketCap調べ

NEAR Protocolは、DAppsやNFTなどの開発基盤となっているレイヤー1ブロックチェーンの1つだ。

高速処理が可能で、利用コストも安いという特徴を持っていることから、Solanaチェーンやポルカドットチェーンと並んで「イーサリアムキラー」や「第三世代ブロックチェーン」と呼ばれることも多い。

ネイティブトークンはNEARトークン(NEAR)で、DApps内での決済やネットワーク手数料(ガス代)の支払いをはじめとしたさまざまな用途に用いられている。

またNEARトークンは、2023年8月末に「CoinTrade」、2023年11月には「Binance Japan」への上場を果たしている。

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NEAR Protocol/NEARトークンの特徴

ブロックチェーンのNEAR Protocolと、そのネイティブトークンであるNEARトークンには、主に次のような特徴がある。

主な特徴

  • DAppsなどの開発基盤となるL1ブロックチェーン
  • シャーディングを導入している
  • コンセンサスアルゴリズムにTPoSを採用している
  • プログラミング言語にJavaScriptを採用している
  • イーサリアムチェーンとの互換性がある

DAppsなどの開発基盤となるL1ブロックチェーン

前述のとおりNEAR Protocolは、DAppsなどの開発基盤となっているレイヤー1ブロックチェーンだ。

カテゴリーの限定はされておらず、DeFi(分散型金融)プロトコルや、ブロックチェーンゲーム、NFTマーケットプレイスなど多種多様なDAppsがNEAR Protocol上で稼働している。

なお現在稼働中のDAppsは、NEAR Protocolのサイトにまとめられているので、気になる方は覗いてみるとよいだろう。

NEARのDApps
出典:AwesomeNEAR

シャーディングを導入している

先ほど紹介したようにNEAR Protocolは、高速・低コストで利用できることが特徴の1つとなっている。

その性能の実現に寄与している技術が、「シャーディング」だ。

シャーディングとは、シャードという単位の複数のブロックチェーンをつくり、それらのブロックチェーンでトランザクション(取引)を並列処理する技術のことを指す。

従来のブロックチェーンのように、1つのブロックチェーンで順番にトランザクション(取引)を処理する必要がないため、トランザクションの高速処理を実現している。

また並列処理によって、ブロックチェーン全体の負担を抑えられるため、利用コストも割安となっている。

コンセンサスアルゴリズムにTPoSを採用している

NEAR Protocolのコンセンサスアルゴリズム(トランザクションを検証し、合意形成を図るための仕組み)は、PoSから派生した「Thresholded Proof of Stake(TPoS)」だ。

さて派生元であるPoS(プルーフ・オブ・ステーク)は、対象の仮想通貨をより多く保有している者がバリデーター(トランザクションの検証・承認者)に選ばれる仕組みとなっている。

イーサリアムチェーンをはじめとした多くのブロックチェーンに採用されていて、安全上の問題は少ないのだが、PoSの場合はどうしても、すでに多くの資産を持っている者に対し、さらなる富と権力が集まるという弊害が発生しがちだ。

そこでTPoSでは、派生元のPoSと違って、富と権力が上手く分散させられる改善策が組み込まれている。

なお、バリデーターになるとステーキング報酬を得られる点など、基本的な部分はPoSと変わらない。

プログラミング言語にJavaScriptを採用している

NEAR Protocolでは、JavaScriptRustといったプログラミング言語で、DApps(分散型アプリ)の開発ができるようになっている。

JavaScriptなどはいずれもかなりポピュラーなプログラミング言語であり、ブロックチェーン以外でも使われる。

そのためNEAR Protocolにおいてエンジニアは、新しいプログラミング言語を覚える必要がなく、スムーズに開発に参入することが可能だ。

イーサリアムチェーンとの互換性がある

NEAR Protocolは、レイヤー1ブロックチェーンとしてイーサリアムチェーンと競合する立場にあるが、一方でイーサリアムチェーンとの互換性も有している。

まずNEAR Protocolには、イーサリアムチェーンとのブリッジ機能があり、相互に仮想通貨をラップ、もしくはアンラップする(元に戻す)ことができる。

ブリッジ/ラップとは?

仮想通貨のブリッジとは、あるブロックチェーンから別のブロックチェーンに、仮想通貨を移動させる仕組み(正しくは別のトークン規格のものに置き換える仕組み)のことを指す。

また、別のブロックチェーンで使えるように仮想通貨を変換することを「ラップ」という。

NEAR Protocolのブリッジ機能
出典:NEAR Protocol

さらにNEAR Protocolには、同ブロックチェーンを基盤としたEVMチェーン「Aurora(オーロラ)」があり、Auroraにはイーサリアムチェーンで生まれたDAppsがいくつもコピー移植されている。

NEARトークンの値動き

それではここで、NEARトークンの値動きをチェックしておこう。

リアルタイムの値動き

まず、リアルタイムの値動きは以下のとおりだ。

2022年末までの値動き

次に、過去の値動きも振り返っておこう。

ここではNEAR/USDチャートで、2020年10月の市場上場から2022年末までの値動きを紹介していく。

NEARトークンのチャート1
出典:TradingView

チャートから読み取れるとおりNEARトークンは、2021年中頃から2022年初頭にかけて、大きく値上がりしている。

この高騰の主要因は、コロナ禍において各国政府が金融緩和政策を取ったことだ。

コロナの感染が世界中で広まると、各国政府は経済の下支えのために、大規模な金融緩和政策を実施した。

すると、投資に回せるだけの余剰資金が生まれ、NEARトークンに限らず仮想通貨市場全体がいわゆる"金余り相場(過剰流動性相場)"になった。

ところが、コロナの感染が収束していくと、市場の様子が一変する。

コロナ禍が去ると、経済活動の活性化やロシア・ウクライナ戦争などの影響から急速にインフレが進み、今度は一転して各国で金融引き締め政策(主に利上げ)がおこなわれるようになる。

その結果、仮想通貨市場は一気に冷え込んでいき、NEARトークンも高騰前とほぼ変わらない水準まで値下がりしていった。

2023年の値動き

それでは、2023年の1年間の値動きも紹介しておこう。

NEARトークンのチャート2
出典:TradingView

2023年のNEARトークンは、2月後半以降長らく、ゆるやかな下落基調が続いていた。

しかし11月頃から活気づき、結果的には年初来で大きくプラスで終えている。

ただ、年初来プラスになったと言っても、2021年~2022年前半までのコロナバブルで付けた高値と比べれば、遠く及ばない価格水準にある。

現状をまだまだ割安で買える状態だと見る方は、ぜひBinance Japanをとおして、NEARトークンへの投資に挑戦してみてはいかがだろうか。

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NEAR Protocol/NEARトークンの将来性に関わるポイント

もしもこれからNEARトークンに投資するなら、その将来性も気になるところだろう。

ここではNEAR ProtocolとNEARトークンの今後に関わる重要なポイントを3つ、紹介していく。

今後に関わる重要ポイント

  • ベンチャーキャピタルなどから繰り返し出資を受けている
  • エコシステムに参加するベンチャーを金銭的に支援している
  • 類似のL1チェーンとの市場シェア獲得競争に注目

ベンチャーキャピタルなどから繰り返し出資を受けている

NEAR Protocolは、これまで幾度も、著名なベンチャーキャピタルなどから出資を受けている。

例えば2022年1月には、シンガポールの大手ヘッジファンド「Three Arrows Capital」の主導の元、約170億円の資金調達に成功している。

開発資金が潤沢にあるということは、ブロックチェーンのプロジェクトにとって大きな強みだ。

豊富な資金によって開発が進み、ユーザビリティも向上していけば、自ずとNEAR Protocolのエコシステムは拡大していくだろう。

エコシステムに参加するベンチャーを金銭的に支援している

前述のとおりNEAR Protocolは、ポピュラーなプログラミング言語の採用により、参入ハードルの低い開発環境を実現している。

さらに、NEAR Protocolには助成金プログラムがあり、金銭面でも参入してくる開発者を支えている。

そうした開発環境において、性能面で優れるDAppsが多数リリースされれば、そのDAppsを求めて多くのユーザーが集まってくることだろう。

類似のL1チェーンとの市場シェア獲得競争に注目

DAppsの開発プラットフォームとなっているブロックチェーンは数多あるが、現状ではイーサリアムチェーンが圧倒的な市場シェアトップに立っている。

またネイティブトークンの時価総額などを見比べると、SolanaチェーンやBNBチェーンなども現状、NEAR Protocolよりも市場シェア上位に位置していることがうかがえる。

出典:CoinMarketCap【2024年2月6日】

NEARトークンに投資するのであれば、そうした競合がいる中で、今後どれだけNEAR Protocolが市場シェアを伸ばせるかどうかに注目しておきたいところだ。

NEARトークンの価格予想

仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、各銘柄の価格予想を発信しているところもある。

今回はその中から、DigitalCoinPriceをピックアップし、NEARトークンの価格予想を紹介しよう。

DigitalCoinPriceにおけるNEARトークンの今後10年の価格予想は、以下のとおり。

予想最低価格予想平均価格予想最高価格
2024$2.47$5.55$5.98
2025$5.90$6.76$6.95
2026$8.08$9.78$10.02
2027$10.56$12.06$12.60
2028$10.56$12.06$12.60
2029$13.03$14.77$15.10
2030$18.51$20.05$20.56
2031$26.77$28.46$28.83
2032$37.76$39.26$39.55
2033$51.50$52.82$53.49

参考に、NEARトークンの記事執筆時の価格史上最高値は、以下のとおり。

  • 本記事執筆時点での価格:2.70ドル(2024年2月6日)
  • 史上最高値:20.42ドル(2023年5月3日)

DigitalCoinPriceは、今後10年でNEARトークンが堅調に値上がりしていくだろうとの予想を示している。

あくまで予想なので、もちろん今後の値上がりが確約されているわけではない。

しかしこの予想を参考にするのであれば、現状は安く買い付けられるチャンスだと言えるだろう。

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NEARトークンを買える仮想通貨取引所

冒頭に述べたようにNEARトークンは、2024年2月時点で、CoinTradeとBinance Japanの国内2社に上場している。

この2社を見比べると、Binance Japanの方をおすすめしたい。

Binance Japanのトップ画面
出典:Binance Japan
サービス開始2023年8月1日
取引の種類現物取引(販売所・取引所)
取扱銘柄*ADA、ALGO、APE、ARB、ASTR、ATOM、AVAX、AXS、BAT、BCH、BNB、BTC、CHZ、DAI、DOGE、DOT、ENJ、EOS、ETC、ETH、FIL、GALA、GRT、HBAR、IMX、IOST、JASMY、KLAY、LINK、LSK、LTC、MANA、MATIC、MKR、NEAR、ONT、OP、QTUM、RNDR、SAND、SHIB、SOL、SUI、TRX、WBTC、XEM、XLM、XRP、XTZ、ZIL
【50種類】
取引コスト
(取引所)
Maker 0.0090~0.100%
Taker 0.0180~0.100%
仮想通貨の入金手数料無料、ガス代は自己負担
仮想通貨の出金手数料銘柄ごとで異なる
その他のサービス自動積立
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取引ボット
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*取引形式で「取引所」を選択した場合

2024年2月時点でBinance Japanには、国内最多となる47種類もの銘柄がラインナップされている。

また、ユーザー同士で取引できる「取引所」を使うと、0.1%以下のリーズナブルな手数料で取引を楽しめる。

NEARトークンに興味がある方は、ぜひこの機会にBinance Japanの利用を検討してみてはどうだろうか。

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ちなみにBinance Japanのメリット・デメリットや、ユーザーからの評判などは、以下の記事で別途紹介している。

Binance Japanのことをもっと詳しく知りたい方は、ぜひ覗いてみてほしい。

NEAR Protocol/NEARトークンに関するよくある質問

最後に、NEAR Protocolに関してよくある質問を3つ紹介しておく。

よくある質問

  • ステーキングは可能ですか?
  • NEAR ProtocolでMetaMaskは使えますか?
  • NEARトークンの史上最高値はいくらですか?

ステーキングは可能ですか?

特徴で述べたように、NEAR ProtocolのコンセンサスアルゴリズムはPoSの派生であり、NEARトークンのステーキングが可能だ。

ステーキングの方法はいくつかあるが、例えばDeFiプロトコルの「LiNEAR Protocol」で、NEARトークンのステーキングができるようになっている。

NEARトークンのステーキング
出典:Linear Protocol

NEAR ProtocolでMetaMaskは使えますか?

NEAR Protocolには、EVMチェーンのAuroraがある。

そのためDAppsによっては、イーサリアムチェーンのトークンに対応したウォレット「MetaMask」を使えるものもある。

NEAR Protocolの創設者はだれですか?

NEARトークンの創設者は、起業家のエリック・トラウトマン氏だ。

また開発チームには、ICPC(国際大学対抗プログラミングコンテスト)の金メダリストなど、優秀な人材が集まっている。

NEAR Protocol(NEAR)とは?まとめ

今回は、NEAR ProtocolとそのネイティブトークンのNEARトークンについて、主な特徴や過去の値動き、将来性などを解説した。

この記事のまとめ

  • NEAR Protocolは、Dappsなどの開発基盤となっているL1ブロックチェーン
  • シャーディングによって、処理性能とコスト面に優れている
  • 用途は限定されておらず、さまざまなカテゴリーのDAppsが稼働している
  • DeFiプロトコルなどでNEARトークンのステーキングができる

NEAR Protocolは、イーサリアムキラーの1つとして、投資家から高い関心を寄せられている。

また、現状は2021年につけた史上最高値と比べて、かなり割安な水準で推移している。

将来性に期待するのであれば、割安な状態の今の内に、NEARトークンに投資してみるのも面白いだろう。

実際にNEARトークンへの投資にチャレンジするなら、今回紹介したBinance Japanの利用をぜひ検討してみてほしい。

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