今回取り上げる「CoinTrade(コイントレード)」は、2021年にサービスが開始された日本の仮想通貨取引所です。
GMOコインやbitFlyerなどと比べるとマイナーで、どんな特徴を持ったところなのか知らないという方も多いかもしれません。
そこで本記事ではCoinTradeについて、サービスの概要から利用のメリット・デメリット、評判まで徹底的に解説していきます。

興味がある方はぜひ、最後までご覧ください!
この記事からわかること
- CoinTradeの基本情報
- CoinTradeのメリット・デメリット
- CoinTradeに向いている人
- 先輩ユーザーからの口コミ
- CoinTradeでの口座開設方法
CoinTradeの口座を以下のリンクからつくると、最大で4,000円相当のイーサリアムがもらえます。
無料でつくれるので、使ったことがない方はぜひこの機会に、CoinTradeの口座をつくってみてください。

CoinTradeの特長
- ステーキングの対象銘柄が充実
- アプリがシンプルで直感的に使える
- セキュリティが世界最高水準
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目次
CoinTrade(コイントレード)とは?

取引の種類 | 現物取引(販売所) |
取扱銘柄* | BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、IOST、ADA、DOT、XTZ、AVAX、HBAR、MATIC、NEAR、ZPG、ZPGAG、ZPGPT、SOL、ATOM 【全18種類】 |
取引コスト | 無料、スプレッドあり |
仮想通貨の入金手数料 | 無料、ガス代は自己負担 |
仮想通貨の出金手数料 | 銘柄ごとで異なる |
その他のサービス | ステーキング レンディング |
CoinTradeは、2021年に株式会社マーキュリー(以下マーキュリー)が立ち上げた仮想通貨取引所です。

マーキュリーは、ポイントサイト「モッピー」などを手がける上場企業「株式会社セレス」の子会社です!
2025年5月時点でCoinTradeは、18種類の仮想通貨を取り扱っており、それらを現物取引(販売所)で手軽に売買することができます。
また一部の銘柄は、ステーキングで運用することも可能です。
CoinTradeのメリット
さてCoinTradeには、次のような利用メリットがある。
主な利用メリット
- 国内では珍しい銘柄も扱っている
- ステーキングの取扱銘柄が豊富
- 取引ツールが使いやすい
国内では珍しい銘柄も扱っている
2025年6月時点でのCoinTradeの取扱銘柄は、以下の18種類です。
CoinTradeの取扱銘柄
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- IOST(IOST)
- カルダノ(ADA)
- ポルカドット(DOT)
- テゾス(XTZ)
- アバランチ(AVAX)
- ヘデラハッシュグラフ(HBAR)
- ポリゴン(POL)
- ニアプロトコル(NEAR)
- ジパングコイン(ZPG)
- ジパングコインシルバー(ZPGAG)
- ジパングコインプラチナ(ZPGPT)
- ソラナ(SOL)
- コスモス(ATOM)
御覧のとおりビットコインやイーサリアム、リップルといったメジャーな銘柄は、ひととおり揃っています。
また、ニアプロトコルやジパングコインシルバーなど、国内他社ではあまり見かけない銘柄も取り扱われているのが特徴です。
ステーキングの取扱銘柄が豊富

ステーキング対象銘柄* | ADA、ATOM、AVAX、DOT、ETH、HBAR、IOST、NEAR、SOL、XTZ 【10種類】 |
仕組みの概要 | 申請と預け入れが必要 |
期間 | 無期限 |
最小申込数量 | 銘柄ごとで異なる |
利回り | 銘柄ごとで異なる |
手数料 | ー |
CoinTradeは、現物取引だけでなくステーキングサービスも展開しています。
対象銘柄は以下の10種類*で、国内だと比較的、充実したラインナップとなっています。*2025年6月時点
また銘柄次第では、年利10%を超えるリターンを得ることが可能です。

取引ツールが使いやすい
CoinTradeの取引ツールは、PC(Webブラウザ)版とスマホアプリ版がそれぞれ用意されています。
PC版には高性能なチャートツールが搭載されており、細かな分析をおこなった上で取引に臨むことができます。

かたやスマホアプリ版は、シンプルなUIが魅力で、投資初心者でも直感的に操作できる設計になっています。
CoinTradeのデメリット・難点
一方でCoinTradeには、次のようなデメリットもあります。
主なデメリット
- 取扱銘柄数が少ない
- 取引にかかるコストが割高
- サービスの充実度が低い
取扱銘柄数が少ない
先ほど述べたとおりCoinTradeの取扱銘柄数は、2025年6月時点で18種類です。
それに対して、主要な競合他社の品揃えは以下のようになっています。
国内他社には30種類以上の銘柄を取り揃えているところが数多くあり、それらと比べるとCoinTradeは、ライナップで大幅に劣ります。
取引にかかるコストが割高
一般的な仮想通貨の取引形式は、
- 仮想通貨取引所との間で取引をする「販売所」
- ユーザー同士で取引できる「取引所」
の2種類があります。
また取引にかかるコストは、取引所よりも販売所の方が、一般的にかなり割高になっています。

CoinTradeはこの2種類の取引形式の内、「販売所」のみの提供です。
そのためどの銘柄を取引するにしても、割高な取引コスト(スプレッド)がかかってしまいます。
サービスの充実度が低い
国内の仮想通貨取引所のサービスは、主に以下のようなものがあります。
CoinTradeで提供されているのは、これらの内で現物取引(販売所)とステーキング、そしてレンディングだけです。
例えばGMOコインなど、上記のサービスがすべて揃っているところもあるので、そうした競合と比べるとCoinTradeは見劣りしてしまいます。
CoinTradeが向いている人
繰り返しになりますがCoinTradeは、
- 銘柄ラインナップがイマイチ
- 取引コストが割高
- サービスの充実度も低い
といったようにデメリットが多く、正直なところ広くおすすめできる仮想通貨取引所ではありません。
しかしステーキングサービスには、対象銘柄数の豊富さや利回りの良さといった光る部分があり、
- 長期投資がメイン
- ステーキングで保有資産を運用したい
という人とは、相性がぴったりです。
ただ、ステーキング用の銘柄をCoinTradeで用意すると、割高なコストの支払いが発生してしまいます。
そのためCoinTradeでステーキングしたい場合には、
- 取引コストが割安
- 外部への送金手数料がかからない
こういった特徴を持つ仮想通貨取引所を併用することをおすすめします。
併用した上で、以下のような流れでステーキングをおこなうと、コストを抑えて上手く保有資産を運用できるでしょう。
おすすめのステーキングの流れ
- GMOコインなどでステーキング対象銘柄を調達
- 用意した仮想通貨をCoinTradeに送金
- CoinTradeでステーキング
CoinTradeの評判
ここで、CoinTradeを使っているユーザーからの口コミをいくつか紹介します。
CoinTradeへの良い評判
まずCoinTradeへのポジティブな声としては、次のようなものが上がっています。
なんかNEARプロトコルが高騰してますね。NVIDIA関連??
ステーキング中なので放置です。
しかしコイントレードの総ステーキング額みてると、日に日に増加の一途。
日本人にはステーキングが向いてると思う。
X(旧Twitter)
コイントレードさんのステーキング約3ヶ月やってみたけど、年率約13%でした。
やっぱりコイントレードさんが最高やわ!!
X(旧Twitter)
素人ですが使いやすいですね!
初見でも伝わる使いやすいインターフェースです。
画面も見やすく入金も早かったです。
GooglePlayストア
シンプル、簡単に取引できる。
チャートや資産も見易く扱いやすいし、本人確認も早く快適です。
購入画面も操作しやすい。
GooglePlayストア
CoinTradeに対するポジティブな意見は、やはりステーキングに関するものが大半を占めています。

特に、年利10%を超える高利回りな銘柄が複数ライナップされている点が好評ですね!
またアプリの配信元のレビューを見ると、アプリのシンプルなUIが上々の評価を受けているようです。
CoinTradeへの悪い評判
一方で、次のようにCoinTradeへのネガティブな意見もあります。
CoinTrade使ってみた
・スプレッドが7% 最悪
・出金手数料が550円もかかる
二度と使わない
X(旧Twitter)
cointradeって販売所しかないのwwwwwww
6万円分売買したら往復で7,000円とられるじゃんwwwwwww
X(旧Twitter)
デメリットとしても挙げたがCoinTradeは、現物取引において、販売所形式のサービスしか提供していません。
そのため多くの投資家から、割高な取引コスト(スプレッド)がかかることを非難されています。
ステーキングさえできればいいなら、前述のとおり、低コストでステーキング対象銘柄を買える国内他社と併用することをおすすめします。
CoinTradeでの口座開設の流れ
続いて、CoinTradeでの口座開設の方法を紹介しておきましょう。
なお今回は、Webサイトとアプリを用いた場合の手続きの流れを取り上げます。
CoinTradeでの口座開設手順
- アプリをダウンロード
- アカウント登録をおこなう
- SMS認証をおこなう
- 各種交付書面を確認する
- 本人情報を入力する
- 本人確認書類などをアップロード
アプリをダウンロード
CoinTradeでは本人確認手続きの際にアプリが必須です。
そこでまずは、手持ちのデバイスにCoinTradeのアプリをダウンロードしましょう。
アカウント登録をおこなう
アプリを用意できたら、次はCoinTradeのサイトでアカウントの登録をしましょう。
ちなみに以下のリンクから手続きをおこなうと、最大4,000円相当のイーサリアムがもらえるので、ぜひ有効活用してください。
さてCoinTradeのサイトにアクセスしたら、「無料口座開設」ボタンをクリックしましょう。

すると次のような画面が立ち上がるので、任意のメールアドレスを登録しましょう。

メールアドレスを登録すると、そのアドレス宛に確認用メールが届きます。
また、そのメールに記載されたURLをクリックすれば、ログインパスワードの設定に進むことができます。

遷移先で任意のパスワードを設定すれば、アカウントの作成手続きは完了です。

SMS認証をおこなう
ここから先の手続きは、最初に用意したCoinTradeのアプリでおこないます。
作成したアカウントでアプリにログインし、「保有資産」画面の「基本情報の登録」ボタンをタップすると、外部ブラウザが起動します。
そこで指示に従って、まずは「SMS認証」をおこないましょう。
携帯電話番号を入力し、「認証コード送信」をクリックします。

入力した番号宛てにSMSが送信されるので、そのSMSに記載された4ケタの認証コードを入力しましょう。

各種交付書面を確認する
SMS認証の次は、利用規約やプライバシーポリシーなどの重要書類が表示されます。
それらの書類をよく確認し、問題がなければ同意ボタンをクリックしましょう。

本人情報を入力する
続いて、名前や住所などの本人情報を入力していきます。
入力の際は、後ほど提出する本人確認書類との間で齟齬が生じないように、注意しましょう。

本人確認書類などをアップロード
最後に、本人確認手続き(本人確認書類と自身の顔写真のアップロード)をしましょう。

利用できる本人確認書類は以下の6種類で、いずれか1つを提出すればOKです。
利用できる本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- パスポート*1
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書*2
*1:2020年2月3日以前に申請された国内発行のものに限る
*2:2012年4月1日以降に発行された者に限る
口座開設の申し込み手続きは以上です。
あとはCoinTrade側で審査がおこなわれて、審査の結果は最短即日~2営業日の間に、メールで送られてきます。
審査をクリアしていれば、メールの受取後、すぐに取引を始めることができます。
このようにCoinTradeの口座は、オンラインで完結する簡単な手続きでつくることが可能です。

興味がある方はぜひ、口座開設にトライしてみてください!
CoinTradeに関するQ&A
最後に、CoinTradeに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- CoinTradeのトラベルルールの仕様はどのようになっていますか?
- PC版の取引ツールでもステーキングは可能ですか?
- 口座開設に年齢制限はありますか?
CoinTradeのトラベルルールの仕様はどのようになっていますか?
トラベルルールとは、仮想通貨の悪用を防止するためにつくられた、仮想通貨取引所間における情報共有のルールのこと。
日本の仮想通貨取引所はすべてトラベルルールが適用されており、専用の通知システムを導入してこのルールに対応しています。
ただ、トラベルルールの通知システムにはいくつかの種類があり、それぞれに互換性がありません。
また、通知システムの互換性がない者同士では、「仮想通貨取引所間の送金を直接おこなうことができない」という弊害が生じています。
さてCoinTradeは、トラベルルール対応のための通知システムに「Sygna」を採用しています。
そのため例えばGMOコインなど、同じくSygnaを採用している国内取引所との間では、仮想通貨を問題なくやり取りすることが可能です。
一方でSygna以外を使っている国内取引所(Coincheckなど)とのやり取りは直接できないので、留意しておきましょう。
PC版の取引ツールでもステーキングは可能ですか?
ステーキングの申し込みは、CoinTradeのアプリからしかできません。

口座開設に年齢制限はありますか?
CoinTradeの口座開設には、「20歳以上75歳未満」という年齢制限が設定されています。
まとめ:CoinTradeの強みはステーキング
今回は国内取引所の1つ「CoinTrade」について、利用のメリット・デメリットや評判などを解説しました。
この記事のまとめ
- CoinTradeは銘柄ラインナップがイマイチ
- 取引コストが割高で、サービスの充実度も低い
- ステーキングは、対象銘柄が充実していて人気もある
- CoinTradeはステーキング目的での利用がおすすめ
国内他社と比べるとCoinTradeは、取扱銘柄が少なかったり取引コストが割高だったりと、見劣りする部分が多々あります。
しかし、ステーキングサービスに関しては対象銘柄が充実しており、ユーザーからの評判も上々です。
長期投資やステーキングをメインに取り組んでいる方は、ぜひこの機会にCoinTradeの利用を検討してみてはいかがでしょうか。