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仮想通貨取引所 初心者の方におすすめ

仮想通貨のステーキングとは?メリットやステーキングができる取引所を紹介

仮想通貨でインカムゲインを得る手段の1つに、「ステーキング」があります。

これは仮想通貨の代表的な運用方法ですが、なぜ利益が発生するのか、その仕組みがよくわからないという方も多いかもしれません。

また、仕組みを理解していなければ、ステーキングのメリットやデメリットも正確に把握することが難しくなります。

そこで今回は、仮想通貨のステーキングについて、仕組みの部分からわかりやすく解説していきます。

ステーキングサービスを提供している仮想通貨取引所の情報もあわせて紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

この記事からわかること

  • ステーキングの基本的な仕組み
  • ステーキングの種類
  • ステーキングのメリットとデメリット
  • ステーキングサービスを提供している国内取引所

ステーキングサービスを提供している国内取引所はいくつかあります。

その中でも「GMOコイン」なら、国内最多クラスの8種類の仮想通貨でステーキングをおこなうことが可能です。

Sai
Sai

興味がある方は、ぜひGMOコインで詳細を確認してみてください!

GMOコインの評価

GMOコインの特長

  • オリコンの調査で満足度日本一*1
  • 50万人以上の投資家に選ばれている
  • 格安な手数料で取引可能*2
  • 仮想通貨の出金手数料が無料
  • ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる

*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門

*2:取引形式で「取引所」を選択した場合

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仮想通貨のステーキングとは?

イメージ図

ステーキングとは、対象の仮想通貨を保有してネットワークに参加・貢献することにより、報酬(仮想通貨)を得られる仕組みのことです。

コンセンサスアルゴリズムが「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」もしくはその派生のブロックチェーン(以下、便宜上PoSチェーンと表記)で、採用されています。

コンセンサスアルゴリズムとは?

トランザクション(取引)の内容を検証し、ブロックチェーンに格納するためのアルゴリズム。

PoSチェーンでは、対象通貨をより多く保有している者に対し、取引を検証する権利が割り当てられやすくなっています。

また、その検証作業をおこなった者(バリデーターという)には、役割をこなした対価として、ステーキング報酬が支払われます

ステーキングの権利は委任も可能

多くのPoSチェーンでは、自身のステーキングの権利を第三者に委任することができます。

また、委任相手がバリデーターに選ばれれば、バリデーターが得たステーキング報酬から分配を得られます

ちなみに、自身の権利を委任して報酬の分配を受ける行為は、一般的に「デリゲートと呼ばれています。

仮想通貨のステーキングの種類・方法

ステーキングは、委任の方法などでいくつかの種類に分けられます。

ここでは、大まかな分類を確認していきましょう。

ステーキングの種類

  • 国内取引所のステーキング
  • 海外取引所のステーキング
  • 公式のプラットフォームでのステーキング
  • DeFi・ステーキングプールでのステーキング

国内取引所のステーキング

日本人投資家にとってもっともポピュラーなのは、国内取引所が手がけているステーキングサービスでしょう。

GMOコインなどの国内取引所では、対象の仮想通貨を保有することにより、仮想通貨取引所経由でデリゲートを代行してもらうことができます。

また、そのデリゲートサービスがバリデーターに選出されると、ステーキング報酬の分配を得られる仕組みになっています。

代行に当たって特段の契約や手続きはなくただ対象の仮想通貨を自身の口座内で保有するだけでよいので、非常にお手軽です。

ただし、発生したステーキング報酬からデリゲートサービスに手数料が支払われるだけでなく、仮想通貨取引所からも手数料を差し引かれるため、便利な一方で利回りでは他のステーキングにやや劣ります

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海外取引所のステーキング

海外取引所のステーキングサービスでは、国内取引所のサービスとは違って、対象の仮想通貨の預け入れ(ロック)を必要とするものが多いです。

なお預け入れの期間については、日数があらかじめ指定してあったり、フレキシブルにいつでも引き出せたりと、事業者ごとに多種多様です。

ちなみに海外取引所の中には、レンディングのようなサービスをステーキングと呼んでいるところもあります。

例として、Bybitのステーキングサービスを見てみましょう。

ごらんのとおりBybitでは、コンセンサスアルゴリズムがPoSではないビットコインでのステーキングも可能です。

Sai
Sai

サービスの実状としては、レンディングのようなものだということです。

Bybitのステーキング
出典:Bybit

Bybit 公式サイトはこちら

公式のプラットフォームでのステーキング

ステーキングは、各ブロックチェーンの公式プラットフォームでおこなうこともできます。

公式プラットフォームでは、他のバリデーターに自身の権利を委任するだけでなく、自らバリデーターとなることも可能です。

Polygon のステーキング1
出典:Polygon公式サイト

また、仮想通貨取引所のステーキングサービスと違い、ステーキングの権利の委任相手を自分で選べるようになっているケースが多いです。

Polygon のステーキング2
出典:Polygon公式サイト

DeFi・ステーキングプールでのステーキング

ステーキングサービスは、DeFi(分散型金融)プロトコルでも提供されています。

本記事執筆時点(2023年5月上旬)において、市場シェアがもっとも大きいDeFiのステーキングサービスは「Lido Financeです。

Lido Financeのトップ画面
出典:Lido Finance

Lido Financeでは、ステーキングのために対象の仮想通貨を預け入れると、その預け入れた仮想通貨と同等の価値が担保されているトークンが付与されます。

例えばイーサリアムをステーキングのために預け入れたなら、イーサリアムと同等の価値を持つ「stETH」がもらえます。

付与されたstETHなどのトークンは、他のDeFiプロトコルで運用することも可能です。

つまりLido Financeでステーキングをおこなえば、付与されるトークンの使い方次第で、より効率よく資産を増やしていけるということです。

ちなみにこうした代替トークンを得られるステーキングは、オーソドックスなステーキングと区別して、リキッドステーキング」と呼ばれています。

仮想通貨のステーキングのメリット

さて、ここで仮想通貨のステーキングのメリットを整理しておきましょう。

ステーキングのメリット

  • 専門的な知識を必要としない
  • いつでもおこなうことができる
  • 国内取引所のステーキングは分別管理の対象

専門的な知識を必要としない

ステーキングは、国内取引所や海外取引所、公式プラットフォームなどのどれを利用するにしても、専門的な知識をほとんど必要としません。

対象の仮想通貨を保有、もしくはただ預け入れるだけで、その数量に応じたインカムゲインを得られます。

そのため、投資初心者でも無理なくチャレンジすることができます。

いつでもおこなうことができる

例えばレンディングサービスの場合は、借り手側の借りた量があらかじめ決まっています。

そのため、必ずしも自分が望んだタイミングと数量で貸し付けられるとは限りません。

一方でステーキングの場合は、期間の縛りや数量の上限などがなく、いつでも望んだ形でおこなうことができます。

国内取引所のステーキングサービスは分別管理の対象になる

例えば、国内取引所においてレンディングをおこなった場合、貸し付けた仮想通貨は仮想通貨取引所の分別管理から外れてしまいます。

仮想通貨の分別管理とは?

仮想通貨取引所の資産と顧客資産を分けて管理すること。

一般的に分別管理されている顧客の仮想通貨は、取引時を除き、オフラインのウォレットにてハッキングリスクがない形で保管される。

それに対して国内取引所のステーキングでは多くの場合、対象の仮想通貨を口座から取り出す必要がなく、分別管理の状態のまま安全にリターンを得ることが可能です。

仮想通貨のステーキングのデメリット・リスク

一方でステーキングには、次のようなデメリットやリスクもあります。

ステーキングのデメリット・リスク

  • ロック中に暴落に巻き込まれることもある
  • ステーキング報酬が発生しないこともある

ロック中に暴落に巻き込まれることもある

先ほど紹介したように、ステーキングの中には預け入れを必要とするものがあります。

またその場合、預け入れた仮想通貨を一定期間引き出せなくなる(ロックされる)ものもあります。

ロックされるステーキングを利用すると、その期間中に暴落が発生したとしても、売って損失を抑えることができないというリスクが生じます。

ステーキング報酬が発生しないこともある

ステーキングの報酬は、自身がバリデーターに選ばれるか、もしくは権利の委任相手がバリデーターに選ばれなければ発生しません。

そのため、例えば仮想通貨取引所でステーキングの利率が表示してあったとしても、それはあくまで想定の数値にすぎません。

常に表示の利率のとおりに報酬が得られるとは限らず、時にはまったく報酬が発生しないこともあります。

ステーキングができる仮想通貨取引所

それではここで、ステーキングのサービスを提供している国内取引所を3社紹介します。

ステーキングができる国内取引所

GMOコイン

GMOコインのトップ画面
出典:GMOコイン
ステーキング対象*コスモス(ATOM)
ポルカドット(DOT)
ソラナ(SOL)
シンボル(XYM)
テゾス(XTZ)
クアンタム(QTUM)
アスター(ASTR)
カルダノ(ADA)
対象者対象通貨の保有者
(手続きは一切不要)
対象数量上限・下限ともになし
期間無期限
見込み利回り*ATOM:年率6.5%〜7.2%
DOT:年率5.3%〜7.8%
SOL:年率4.1%〜5.4%
XYM:年率3.2%〜4.5%
XTZ:年率2.1%〜4.3%
QTUM:年率1.3%〜4.2%
ASTR:年率3.0%〜3.8%
ADA:年率2.5%〜3.5%
手数料配分ステーキング報酬の28%
*2023年11月時点

GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループ傘下の仮想通貨取引所です。

GMOコインでは対象の仮想通貨を保有するだけで、デリゲートを代行してもらうことができ、定期的にステーキング報酬を受け取れます。

またステーキングの対象通貨は、ステーキングの対象外の銘柄と同様に分別管理の対象です。

コールドウォレットで保管されているため、ハッキングで盗まれるリスクは非常に低いです。

GMOコイン公式サイトはこちら

SBI VCトレード

SBI VCトレードのトップ画面
出典:SBI VCトレード
ステーキング対象*イーサリアム
ポルカドット
カルダノ
テゾス
ソラナ
アバランチ
オアシス
エックスディーシー
コスモス
対象者対象通貨の保有者
(手続きは一切不要)
対象数量上限・下限ともになし
期間無期限
見込み利回り*ETH:年率2.9%
DOT:年率12.7%
ADA: 年率2.3%
XTZ:年率4.4%
SOL:年率5.5%
AVAX:年率6.5%
OAS:年率5.1%
XDC:年率5.3%
ATOM:年率15.6%
手数料配分ステーキング報酬の25%
*2023年11月時点

SBI VCトレードでは、国内最多クラスの9種類*の仮想通貨でのステーキングサービスが用意されています。*2023年11月時点

仕組みについてはGMOコインとほぼ同じで、特段の手続きは不要であり、対象の仮想通貨をただ保有し続けるだけでステーキング報酬を得られます。

また利回りが非常に魅力的で、特にポルカドットとコスモスを保有した場合は、年率で10%を超えるステーキング報酬を得られます。

SBI VCトレード公式サイトはこちら

BITPOINT

BITPOINTのトップ画面
出典:BITPOINT
ステーキング対象*カルダノ
イーサリアム
トロン
コスモス

対象者
対象通貨の保有者
(手続きは一切不要)
対象数量上限・下限ともになし
期間無期限
見込み利回り*ADA:年率5.3%以下
ETH:年率5.0%以下
TRX:年率4.3%以下
ATOM:年率22.0%以下
手数料当面無料
*2023年11月時点

BITPOINTは、先ほど紹介したSBI VCトレードと同様、SBIグループに属しています。

BITPOINTのステーキングサービスの対象通貨のラインナップ数は、競合他社と比べるとやや見劣りします。

ただ、BITPOINTは手数料面で優れています

先ほど紹介したSBI VCトレードとGMOコインでは、分配されるステーキング報酬の1/4程度が手数料として取られてしまいます。

一方でBITPOINTの場合は、当面の間は手数料が無料となっており、分配されるステーキング報酬を仮想通貨取引所の手数料の差し引きなしで受け取れます。

BITPOINT公式サイトはこちら

ステーキングに関するよくある質問

それでは最後に、ステーキングに関してよくある質問を3つ紹介します。

ステーキングに関する質問

  • ステーキングはどこでおこなうべきですか?
  • 国内取引所でロックを必要とするサービスはありますか?
  • ステーキングで稼げた場合、税金はどのようになりますか?

ステーキングはどこでおこなうべきですか?

先ほど紹介したように、ステーキングサービスは各プラットフォームで仕組みや特徴が異なるため、一概にどこがよいとは言い切れません

例えば国内取引所のステーキングサービスは、多くの場合ロックなどの手続きが不要で、非常にお手軽です。

ただし、仮想通貨取引所からステーキング報酬の一部を手数料として差し引かれるため、利回りは他の方法と比べて見劣りしてしまいます。

それに対して、公式プラットフォームを使って自分でステーキングをおこなう場合は、利回りは良いもののそれなりの手間がかかります

こうしたステーキング方法それぞれの特徴をよく理解し、自分に合ったものを選ぶことが肝要です。

国内取引所でロックを必要とするサービスはありますか?

国内取引所の中で、例えばCoinTradeは、ステーキングの際に保有資産を預け入れる(ロックする)必要があります。

なお、預け入れる期間は自分で選ぶことができ、期間が長くなるほど利回りが上がる仕様になっています。

CoinTradeのステーキング
出典:CoinTrade

ステーキングで稼げた場合、税金はどのようになりますか?

ステーキングによる利益は、雑所得として課税の対象になります。

また、ステーキングによる利益(所得)の発生タイミングは、次の2パターンがあります。

所得の発生タイミング

  • ステーキング報酬として仮想通貨を受け取ったとき
  • ステーキングで得た仮想通貨を売って、売買差益が生じたとき

通常の仮想通貨取引と違い、報酬として仮想通貨を受け取った時点でも所得が発生したと判断されるので、注意しておきましょう。

仮想通貨のステーキングとは?まとめ

今回は仮想通貨のステーキングについて、基本的な仕組みやメリット・デメリットなどを紹介しました。

この記事のまとめ

  • ステーキングは、ネットワークセキュリティに貢献して報酬を得られる仕組み
  • レンディングと違って自由度が高く、いつでもおこなうことができる
  • 国内取引所のステーキングの多くは、対象通貨のロックを必要としない
  • GMOコインでは、8種類*の仮想通貨でステーキングが可能

*2023年11月時点

今回紹介したように、単にステーキングといってもその方法はいくつもあります。

なお、一番お手軽なのは国内取引所が提供しているステーキングサービスであり、対象の仮想通貨を保有するだけで、ステーキング報酬を得られます。

特にGMOコインは、ステーキングサービスの対象通貨が8種類*と、国内で屈指のラインナップを誇ります。*2023年11月時点

ステーキングにチャレンジしてみたい方は、ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトもチェックしてみてください。

  • この記事を書いた人

Sai

▶地方公務員を退職してWebライターに転身▶ファイナンシャルプランナー2級、1級建築士の資格を保有▶仮想通貨や金融の情報メディアで多数、寄稿実績あり▶仮想通貨や株、FXなどで、幅広く資産を運用中▶仮想通貨投資は、資金調達率を活かした先物取引やステーキングが中心

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