NFTゲームは、日々新しいタイトルがリリースされている。
数多くのタイトルが乱立する中で、テスト版の段階から脚光を浴びているのが、今回取り上げる「BountyKinds(バウンティカインズ)」だ。
本記事では人気のNFTゲーム「BountyKinds」について、主な特徴や将来性、マネタイズの手段や始め方などを解説していく。
この記事からわかること
- BountyKindsの基本情報、主な特徴
- BountyKindsでのマネタイズの方法
- 先輩プレイヤーからの評判・口コミ
- 独自トークン「YUトークン」の値動き
- BountyKindsの将来性
- BountyKindsの始め方
現在のBountyKindsはαテスト版であり、プレイするためには、独自トークン「YUトークン」でαチケットを購入する必要がある。
また、YUトークンを入手するには、イーサリアムなどの仮想通貨を元手に、DEX(分散型取引所)でスワップ(交換)をおこなわなければならない。
なお、元手のイーサリアムの調達先には、イーサリアムを手数料無料でウォレットへ送れる「DMM Bitcoin」が適している。
BountyKindsに興味がある方は、ぜひこの機会にDMM Bitcoinのことも、合わせてチェックしてみてほしい。
目次
BountyKinds(バウンティカインズ)とは?
名称 | BountyKinds(バウンティカインズ) |
ゲームジャンル | Play to Earn タクティカルPVP ボードゲーム FPS |
基盤のブロックチェーン | BNBチェーン |
独自トークン | BKWDトークン YUトークン FFEトークン |
対応ウォレット | MetaMask 他 |
サイトURL | https://bountykinds.com |
BountyKinds(バウンティカインズ)は、BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン(BSC))を基盤に開発されたNFTゲームだ。
SF風の世界の中で、ターン性の戦略的なPvPと、ボードゲームを楽しむことができる。
また、ゲームをプレイする中で仮想通貨を稼げる、いわゆるplay to Earn(P2E)のゲームでもある。
なお、本記事執筆時点(2023年7月)でのBountyKindsは、まだクローズドテスト版(αテスト版)であり、αチケットを入手(購入)した者だけがプレイできる仕様になっている。
BountyKinds(バウンティカインズ)の特徴
BountyKindsは、次のような特徴を持つNFTゲームだ。
主な特徴
- 複数のゲームジャンルで構成されている
- 基盤はBNBチェーン
- 独自トークンは「BKWD」「YU」「FFE」の3種類
- プレイする中で独自トークンを稼げる
- スカラーシップ制度がある
- 「Contribute to Earn」を謳っている
複数のゲームジャンルで構成されている
BountyKindsは、複数のゲームジャンルで構成されたNFTゲームである。
現在のαテスト版では、他のプレイヤーと対戦するターン性のPVPモードと、「BountyKindsワールドボード」というボードゲームで遊ぶことができる。
αテスト版でのボードゲームは、マップの規模が限られているが、正規版では数万マス規模の広大なマップになる予定だ。
また、将来的にはマルチプレイ系の要素やFPS(ファーストパーソンシューティング)なども導入され、BountyKindsという1つのタイトルで、さまざまなジャンルのゲーム性を楽しめるようになる見込みだ。
基盤はBNBチェーン
冒頭に述べたように、BountyKindsはBNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン(BSC))を基盤としている。
BNBチェーンは、DApps(分散型アプリ)開発のためのパブリックブロックチェーンで、スケーラビリティや相互運用の面で優れており、BountyKindsもその恩恵を受けている。
また、BountyKindsはマルチチェーンでの展開を目指しており、将来的には基盤となるブロックチェーンが増えていく見込みだ。
なお、追加するブロックチェーンの選定は、プレイヤー同士のガバナンスによって決定されるとのことだ。
キャラクターのNFTにレアリティや種族などが設定されている
BountyKindsは、登場キャラクターがNFTとなっており、そのキャラクターNFTには種族や属性、レアリティなどが設定されている。
種族や属性には有利不利があり、そうしたバリエーションが、PVPの攻略に奥深さを生み出している。
またNFTは、NFTマーケットプレイスでの二次売買が可能で、基本的にレアリティが高いものほど高値で取引される傾向が強い。
独自トークンは「BKWD」「YU」「FFE」の3種類
BountyKindsは、以下のような3種類の独自トークンが用意されており、それぞれが異なる役割を有している。
BountyKindsの独自トークン
- BKWDトークン:BountyKindsのガバナンストークン
- YUトークン:BountyKinds内の主要なユーティリティトークン
- FFEトークン:BountyKindsのエネルギーユニット、消費することでゲームを遊べる
本記事執筆時点(2023年7月)でYUトークンとFFEトークンは、DEX(分散型取引所)をとおして、他の仮想通貨とのスワップ(交換)ができるようになっている。
つまり、DEXとCEX(通常の仮想通貨取引所)を併用すれば、ゲームプレイで手に入れたその2つのトークンを日本円に換えることも可能だということだ。
プレイする中で独自トークンを稼げる
現在のαテスト版の2つのモードの内、PVPモードでは、他のプレイヤーに勝利することでマネタイズできるようになっている。
プレイヤーは集めたキャラクターのNFT3体でパーティを編成し、戦略を立てて他のプレイヤーと対戦する。
対戦に勝利すれば、YUトークンとランキングに影響する「Bounty World Pont(BWP)」がもらえる。
なお、PVPモード参加時には、参加コストとしてFFEトークンを2FFE(記事執筆時のレートでは約8円)ほど支払わなければならない。
スカラーシップ制度がある
BountyKindsでは、プレイヤー同士でNFTを貸し借りできる仕組み「スカラーシップ制度」が導入されている。
NFTのオーナーは、自身が保有するキャラクターNFTを他のプレイヤー(スカラー)に貸し出すことで、あらかじめ指定した数量のYUトークンを稼げる。
一方でスカラー側は、強いキャラクターNFTを借りてくることで、ゲームのやり込み度合いが低い場合でもあっても効率よくプレイ報酬を獲得することができる。
「Contribute to Earn」を謳っている
現状のαテスト版であるBountyKindsは、中央集権的な体制で開発が進められている。
しかし将来的には、プレイヤー主体のDAOが設立され、プレイヤー同士の合議によってアップデートなどがおこなわれるようになる予定だ。
また、非中央集権的な運営・開発体制に移行すれば、立場に関わらずBountyKindsの貢献度に比例して、インセンティブが分配されるようになる。
そのようなゲームに対する貢献によって稼げる仕組みのことを、BountyKindsは「Contribute to Earn」と呼んでいる。
BountyKinds(バウンティカインズ)での稼ぎ方
ここで、現時点(2023年7月時点)におけるBountyKindsでの稼ぎ方を整理しておこう。
BountyKindsでの稼ぎ方
- PVPモードで勝利する
- デイリーリワードをもらう
- NFTの二次売買をおこなう
先ほども述べたようにBountyKindsでは、PVPモードで他のプレイヤーに勝利することで、独自トークンの「YUトークン」を稼げる。
またPVPで勝てずとも、指定された条件をクリアすることにより、デイリーリワードとしてYUトークンを得ることもできる。
さらに、キャラクターやアイテムなどのNFTは、BountyKinds公式のNFTマーケットプレイスにおいて二次流通がなされている。
そのため、入手にかかったコストよりも高い価格で売ることができれば、その差益を得られる。
BountyKinds(バウンティカインズ)の評判・口コミ
続いて、BountyKindsを実際にプレイしている先輩プレイヤーの声をいくつか紹介していく。
SNS上では、BountyKindsでの報酬に関するツイートが飛び交っている。
それだけBountyKindsには、稼げる仕組みやチャンスが揃っているということだろう。
ただしデイリーリワードに関しては、過去の他のゲームでの傾向を見ても、プロモーション的な要素が強いと思われる。
将来的に十分な金額がもらえなくなることも考えられるので、デイリーリワードを稼ぎのあてにするのであれば、できるだけ早くBountyKindsを始めた方がよいかもしれない。
以上、BountyKindsの口コミをごく一部だがピックアップして紹介した。
プレイするかどうか検討する際は、ぜひこうした先輩プレイヤーの声も、積極的に参考にしてみてほしい。
YUトークンの値動き
前述のとおりBountyKindsには3つの独自トークンがあるが、ここではその中から、ユーティリティトークンである「YUトークン」の値動きを紹介する。
YUトークンは、2023年5月からDEXでの取引が開始された。
取引開始から本記事執筆時点(2023年)までの値動き(対日本円での値動き)は、以下のとおりだ。
YUトークンは2023年5月末に一時、大きく乱高下しているが、それ以外はこれまでのところ、横ばいの状態が続いている。
先ほども述べたようにBountyKindsは、まだαテスト版の段階だ。
またYUトークンは、まだ通常の仮想通貨取引所に上場していないため、目ぼしい値動きがないのも頷ける。
しかし、ロードマップのとおりにゲームの開発が進み、仮想通貨取引所に上場するようになれば、今後大きく飛躍する可能性は十分にある。
こうした現状をチャンスだと感じる方は、今の内にYUトークンへ先行投資しておくとよいだろう。
BountyKinds(バウンティカインズ)の将来性に関わるポイント
ここでは次の3つの要素から、BountyKindsの将来性を考察してみよう。
将来性に関わる注目要素
- これからβテストや正式ローンチに向かう予定
- マルチチェーンでの展開を目指している
- 他のゲームと市場シェア獲得競争に注目
これからβテストや正式ローンチに向かう予定
BountyKindsでは、時期の記載はないが、10のフェーズが設定されたロードマップが用意されている。
そのロードマップによると、今後BountyKindsは、βテストや正式ローンチへ段階的に進んでいく見込みだ。
またフェーズ4では、運動して稼げるMove to Earn(M2E)アプリのリリースも予定されている。
ロードマップのとおりに開発が進み、コンテンツが充実していけば、自ずと新規プレイヤーが集まってくるはずだ。
マルチチェーンでの展開を目指している
特徴の紹介でも述べたがBountyKindsは、将来的に複数のブロックチェーン上で稼働することを目指している。
例えばイーサリアムチェーンやWAXチェーンなど、ユーザーが多いブロックチェーンでローンチされれば、BountyKindsにも多くの新規プレイヤーが流入してくることだろう。
他のゲームと市場シェア獲得競争に注目
NFTゲームは、そのカテゴリー自体の歴史が浅く、日夜新しいタイトルが開発されている。
また昨今では、例えばスクエアエニックスやUbisoftといった、大手ゲームメーカーのNFTゲームへの参入も相次いでいる。
徐々に市場シェアの獲得競争が熾烈になってきているので、BountyKindsをプレイするなら、他のゲームとの相対的な位置関係の変遷にも注目しておきたいところだ。
BountyKinds(バウンティカインズ)の始め方
それでは、BountyKindsの始めた方を確認しておこう。
BountyKindsの始め方
- 国内取引所でイーサリアムを買う
- ウォレットを用意する
- DEXでイーサリアムをYUとBNBに換える
- YUでαチケットを購入する
- αチケットを有効化する
国内取引所でイーサリアムを買う
BountyKindsを始めるためには、ユーティリティトークンであるYUトークンが必要だ。
しかしYUトークンは、国内取引所での取り扱いがなく、入手するにはDEX(分散型取引所)で、他の仮想通貨とのスワップをおこなわなければならない。
そのためまずは国内取引所を使い、YUトークンを入手するための元手となるイーサリアムを調達しよう。
メジャーな通貨であるイーサリアムは、大抵の国内取引所で取り扱われているが、数ある選択肢の中でもおすすめは「DMM Bitcoin」だ。
DMM Bitcoinの特長
- 取り扱い銘柄数が国内最多クラス(2023年7月時点で27種類)
- オリジナルの注文方法「BitMatch注文」を使って、取引コストを安く抑えられる
- 仮想通貨の送金手数料が無料
DMM Bitcoinなら、購入したイーサリアムをウォレットへ送る際に、送金手数料がかからない。
また、オリジナルの注文方法「BitMatch注文」を使えば、取引コストを抑えつつイーサリアムを買える。
まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会にDMM Bitcoin公式サイトもチェックしてみてほしい。
ウォレットを用意する
次に、イーサリアムチェーンやBNBチェーンに対応したウェブウォレットを用意しよう。
条件を満たすウェブウォレットはいくつもあるが、どれを使うべきか迷う方は、汎用性が高い無料のウォレット「MetaMask」を選んでおけば間違いないだろう。
MetaMaskの詳しい特徴や入手方法については、別途以下の記事で解説している。
まだお持ちでない方は、そちらの記事をぜひ参考にしてもらいたい。
またMetaMaskなどのウォレットを用意できたら、そのウォレットのアドレス宛てに、国内取引所で購入したイーサリアムを送金しておこう。
DEXでイーサリアムをYUとBNBに換える
次に、DEX(分散型取引所)を使って、用意したイーサリアムをYUトークンにスワップ(交換)しよう。
BountyKindsのサイトにアクセスし、トップメニューから「Swap Token」⇒「Swap YU」を選択すると、YUトークンのスワップができるDEX「Keyring Swap」へ飛ぶことができる。
Keyring Swapにウォレットをつなぎ、イーサリアムをYUトークンへスワップしよう。
また、BountyKindsはBNBチェーンを基盤としているため、さまざまな場面でBNBによるネットワーク手数料(ガス代)の支払いを求められる。
そのため、同時にイーサリアムをBNBにもスワップしておこう。
YUでαチケットを購入する
YUトークンを調達できたら、次は再びBountyKindsのサイトに戻り、マーケットプレイスを開こう。
マーケットプレイスでは、キャラクターやアイテムのNFTだけでなく、αチケットも二次出品されている。
いくつも出品されているが、モノはすべて同じなので、できるだけ安い価格のαチケットを選んで購入しよう。
あくまで参考として、本記事執筆時点(2023年7月)でのαチケットの最安値は、33YUとなっている。
αチケットを有効化する
αチケットが手に入ったら、BountyKindsサイト内にあるアカウント管理画面でそのチケットを“有効化”しよう。
αチケット有効化ののち、メニューバーにある「ゲームプレイ」ボタンを押すと、ゲームを始められる。
以上、αテスト版でのBountyKindsの始め方を紹介した。
チケットを買って実際にプレイしたいと考えている方は、DMM Bitcoinなどの国内取引所で、元手となるイーサリアム用意するところから始めてみよう。
BountyKinds(バウンティカインズ)に関するよくある質問
最後に、BountyKindsに関してよくある質問を3つ紹介する。
よくある質問
- BountyKindsは日本語に対応していますか?
- BountyKindsのコミュニティにはどうすれば参加できますか?
- YUトークンには、どのような使い道がありますか?
BountyKindsは日本語に対応していますか?
BountyKindsのサイトは、日本語表記に対応している。
しかし、残念ながらゲームの方は、今のところ英語表記のみとなっており、日本語に切り替えることはできない。
BountyKindsのコミュニティにはどうすれば参加できますか?
BountyKindsは、Discordに公式チャンネルが用意されており、そこで他のプレイヤーとコミュニケーションを取ることができる。
YUトークンには、どのような使い道がありますか?
先ほど紹介したようにYUトークンは、公式NFTマーケットプレイスの決済通貨になっている。
また他にも、NFTの発行やレベルアップなどに使うことができる。
BountyKinds(バウンティカインズ)とは?まとめ
今回は、NFTゲーム「BountyKinds」について、特徴や将来性、始め方や稼ぎ方などを紹介した。
この記事のまとめ
- BountyKindsは、複数のジャンルで遊べるNFTゲーム
- 今はαテスト版であり、PVPモードとボードゲームモードで遊べる
- ゲームをプレイする中で、独自トークンの「YUトークン」を得られる
- YUトークンは、仮想通貨取引所をとおして日本円への換金が可能
BountyKindsは、本記事執筆時点(2023年7月)でαテスト版が稼働しているNFTゲームだ。
今の内に始めて独自トークンの「YUトークン」を集めておくと、βテスト版や正式版がリリースされて需要が伸びたときに、YUトークンの値上がりによって大きなリターンを得られるかもしれない。
興味を持った方はぜひ実際に、BountyKindsとYUトークンに触れてみてはいかがだろうか。
なお、現在のαテスト版をプレイするにはαチケットを購入する必要があり、先ほど紹介したようにαチケットを購入するためには、最初にイーサリアムを用意すると効率が良い。
また、DMM Bitcoinを使ってイーサリアムを調達すれば、手数料無料でウォレットへと送金できる。
BountyKindsに限らず、NFTゲームとの相性が良い仮想通貨取引所となっているので、ぜひこの機会にDMM Bitcoin公式サイトもチェックしてみてほしい。