Gate.io(ゲート・アイオー)には、国内取引所にはないユニークやサービスや商品が数多く揃っている。
今回はそんなGate.ioの多彩な商品の中から、「仕組商品」を取り上げる。
仕組商品とは?
デリバティブ取引などを用いて、パッケージ化された投資商品のこと。
本記事ではGate.ioの仕組商品について、主な魅力や商品バリエーション、購入方法など解説していくので、興味がある方はぜひ最後まで目を通してもらいたい。
この記事からわかること
- Gate.ioの仕組商品の概要
- 仕組商品のバリエーション
- 仕組商品の特徴・魅力
- 仕組商品の購入方法
Gate.ioの取引口座は、ネットからの申し込みで簡単につくることができる。
まだ口座をお持ちでないなら、仕組商品への投資にチャレンジする前に、口座開設を済ませておこう。
![Gate.io](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gateio-top.jpg)
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目次
Gate.ioの仕組商品とは?
![Gate.ioの仕組商品](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-shikumi-1024x245.jpg)
仕組商品とは、金利連動資産やデリバティブなどを組み合わせて、パッケージ化された投資商品のことだ。
Gate.ioでは、特徴・コンセプトの異なる仕組商品が4種類用意されている。
またユーザーは、その4種類から自身の好みや戦略に合ったものを選んで買うことができる。
4種類の仕組商品
- Shark Fin
- ダブルノータッチ
- レンジアクルーアル
- Snowball
仕組商品の魅力・特徴
さてGate.ioの仕組商品には、次のような魅力や特徴がある。
Gate.io|仕組商品の魅力・特徴
- 投資初心者でも簡単に買える
- 少額から買える
- 元本保証付きの商品もある
投資初心者でも簡単に買える
仕組商品はパッケージ化された商品なので、購入(投資)する際に難しい操作がいらない。
具体的には、
- 商品を選ぶ
- 購入金額を決める
- 購入する
というシンプルな流れで、買うことができる。
このように簡単に買えるので、仕組商品は投資初心者にもうってつけだ。
![](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/AdobeStock_572100797-1024x486.jpeg)
ちなみに決済に使われている仮想通貨は、
- テザー
- ビットコイン
- イーサリアム
の3種類だ。
商品ごとであらかじめ、この3種のいずれかが決済通貨として定められている。
![仕組商品の決済通貨](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-meigara-1024x680.png)
少額から買える
仕組商品は、決済通貨ごとに最低購入金額が決まっている。
- テザー:1USDT(約150円)
- ビットコイン:0.0001BTC(約1,100円)
- イーサリアム:0.001ETH(約600円)
*記事執筆時のレートで日本円に換算
いずれも少額から買えるので、投資初心者でも無理のない金額からトライしやすい。
元本保証付きの商品もある
4つの仕組商品の内、
- Shark Fin
- ダブルノータッチ
- レンジアクルーアル
は元本が保証*されている。*価格変動による減価リスクはある
一方でSnowballは元本の保証がなく、買った商品と相場の状況次第で、より大きなリターンを狙える仕様になっている。
仕組商品のバリエーション
続いて、Gate.ioの仕組商品4種類の仕様や特徴を確認しておこう。
4種類の仕組商品
- Shark Fin
- ダブルノータッチ
- レンジアクルーアル
- Snowball
Shark Fin
Shark Fin(シャークフィン)は、元本保証型の仕組商品だ。
また購入時点であらかじめ、
- 運用期間
- 得られる利回りの幅
が決まっている。
![日次Shark Fin](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-sf.png)
さてShark Finには、
- 日次(Daily)Shark Fin
- 強気(Bullish)Shark Fin
- 弱気(Bearish)Shark Fin
の3パターンがある。
まず「日次Shark Fin」は、対象となる原資産の価格が運用期間中に常に既定の範囲内に収まった場合に、その価格が高いほどより大きなリターンを得られる仕様になっている。
一方で既定の価格範囲を一度でも外れると、最低保証の利回りになってしまう。
![日次Shark Finの仕様](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-sf1-1.png)
次に「強気Shark Fin」についてだが、原資産の価格が既定の範囲内に収まった場合に大きなリターンを得られる点は、日次Shark Finと共通している。
しかしその範囲を外れた場合、下に外れるよりも上に外れた方が、リターンが大きくなる仕組みになっている。
![強気Shark Finの仕様](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-sf2.jpg)
かたや「弱気Shark Fin」は、対象となる原資産の価格が既定の範囲内に収まった場合、その価格が安いほどより大きなリターンを得られる。
また規定範囲を外れた場合も、上に外れるよりも下に外れた方が、リターンが大きい。
![弱気Shark Finの仕様](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-sf3.jpg)
このようにShark Finは、元本の保証と利回りの最低保証がある。
また、購入する商品が市場動向とマッチすれば、レンディングなどで利息収入を得るよりも大きなリターンにつながる可能性がある。
ダブルノータッチ
ダブルノータッチも、仕組みとしてはShark Finにかなり近い。
Shark Finと同じく元本が保証されており、
- 運用期間
- 得られる利回りの幅
も決まっている。
またShark Finのように、運用期間中に対象原資産の価格が既定の範囲内に収まると、より大きなリターンを得られる。
しかしダブルノータッチは、規定範囲内に収まったときの利回りの傾斜がない。
![ダブルノータッチ](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-dnt.jpg)
そして「弱気」と「強気」の区別がなく、利回りの安定性が重視された商品となっている。
レンジアクルーアル
Shark Finとダブルノータッチは、運用期間中に、常に原資産の価格が既定の範囲内に収まっていないと、リターンが小さくなってしまう。
一方でレンジアクルーアルは、既定の範囲内に収まっているかどうかを日ごとに判定する。
日ごとに異なる利回りの利息が発生し得るということだ。
Snowball
Snowballは、高い収益を得られるように設計された非元本保証の仕組商品だ。
あらかじめ満期が設定されている他、
- ノックイン(保護ラインでの損切り)
- ノックアウト(利食いラインでの利確)
によって、満期前に決済される可能性もある商品となっている。
まず運用期間中に、原資産の価格が既定の範囲内に収まり続ければ、あらかじめ定められた利回りで満期まで利息収入を得ることができる。
次に、価格が既定の範囲を上抜けた場合には「ノックアウト(利確)」ととなる。
ノックアウトになるとその時点で運用が止まり、元本の償還と利息の支払いがおこなわれる。
逆に、原資産の価格が既定の範囲を下抜いてしまうと、ノックイン(損切り)によって投資元本が損なわれてしまう恐れがある。
このようにSnowballは、レンジ相場もしくは上昇相場で真価を発揮する商品となっている。
仕組商品の買い方
それではここで、仕組商品の買い方をかんたんに紹介しておこう。
仕組商品の買い方
- 決済通貨を用意する
- 買いたい商品を選ぶ
- 金額を決めて購入する
決済通貨を用意する
前述のとおりGate.ioの仕組商品は、ビットコイン・イーサリアム・テザーのいずれかで買う仕様になっている。
そこでまずは、それらの仮想通貨を調達しよう。
ちなみにGate.ioのような海外取引所は、元手となる仮想通貨を国内取引所との併用で調達するのが一般的である。
併用先は、GMOコインなど仮想通貨の送金手数料がかからないところがおすすめだ。
![GMOコインのトップ画面](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/04/gmo-top-1024x643.png)
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買いたい商品を選ぶ
軍資金(テザーなど)を用意できたら、次は買いたい商品を選ぼう。
メニューバーにある「財務」⇒「仕組商品」を選択すると、商品を一覧で表示することができる。
![仕組商品の買い方1](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-1-1024x757.png)
商品の種類や決済通貨でフィルターをかけながら、商品選びをしよう。
![仕組商品の買い方2](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-2-1-1024x724.png)
金額を決めて購入する
買いたいものが決まったら、その商品の「今すぐ購入」ボタンをクリックする。
![仕組商品の買い方3](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-3-1024x511.png)
すると、その商品の詳細画面に切り替わるので、規約等を確認して再度「今すぐ購入」ボタンをクリックしよう。
![仕組商品の買い方4](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-4-1024x578.jpg)
注文画面が起動するので、あとは購入金額を入力して注文を出すだけだ。
![仕組商品の買い方5](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/06/gi-ss-5.png)
このようにGate.ioの仕組商品は、非常に簡単な操作で買うことができる。
興味がある方はぜひ実際に、Gate.ioで仕組商品の購入にトライしてみてほしい。
仕組商品の注意点
最後に、仕組商品へ投資する際の注意点を2つ紹介しておく。
仕組商品の注意点
- 購入(投資)すると資金がロックされる
- 価格変動による減価リスクがある
購入(投資)すると資金がロックされる
仕組商品はいずれも購入すると、運用期間の満期、もしくはノックアウトなどの決済まで、購入資金がロックされる。
運用期間の途中で、購入者側の意思で運用を止めることはできない。
価格変動による減価リスクがある
繰り返しになるが仕組商品は、途中で運用を止められない。
また運用期間中には、当然ながら決済通貨(ビットコインなど)の価格変動リスクがある。
例えば運用中にビットコインなどの価格が暴落すると、運用益はあっても、早めに損切り(ビットコインを円に換金)したケースと比べてトータルでは損をすることもあるということだ。
仕組商品を買うなら、こうしたリスクをあらかじめよく理解しておかなければならない。
Gate.ioの仕組商品まとめ
今回はGate.ioの仕組商品について、その魅力やバリエーションなどを解説した。
この記事のまとめ
- Gate.ioには4種類の仕組商品がある
- 商品ごとで、適した相場やリスク・リターンなどが異なる
- 4種類中3種類は元本が保証されている
- 簡単な操作で買えるので、投資初心者にもぴったり
Gate.ioには、仕組みや利回りが異なる4種類の仕組商品がラインナップされている。
またどれも簡単な操作で、少額から購入することが可能だ。
本記事をとおして興味を持った方は、ぜひGate.ioで口座をつくり、仕組商品での資産運用にチャレンジしてみてはいかがだろうか。