今回取り上げる仮想通貨BNB(ビルドアンドビルド、旧バイナンスコイン)は、世界最大の仮想通貨取引所Binanceが2017年にローンチした仮想通貨だ。
時価総額ランキングでは4位に付けており、投資対象としても非常にメジャーな存在だが、これまでは国内での取り扱いがなかった。
しかし、Binanceが日本法人を立ち上げ、2023年8月に国内取引所(Binance Japan)のサービスを開始したことにより、ようやく日本人投資家も手軽にBNBに触れられるようになった。
本記事ではそんなBNBについて、主な特徴やこれまでの値動き、将来性などを解説していく。
BNBへの投資に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
この記事からわかること
- BNBチェーン/BNBの基本情報、主な特徴
- BNBのこれまでの値動き
- BNBチェーン/BNBの将来性
- BNBの価格予想
- BNBを取り扱う仮想通貨取引所
2023年10月23日にBNBは、Binance Japanに続いてbitbankでも取り扱いが開始された。
また、今なら取扱開始を記念して、現金1万円が当たるお得なキャンペーンも実施されている。
このチャンスを活かしてbitbankで、お得にBNBへの投資を始めよう。
bitbankの特長
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- 取引コストが割安な「取引所」の取扱銘柄が充実
- 取引ツールが高性能(TradingViewを搭載)
目次
ビルドアンドビルド(BNB) /BNBチェーンとは?
名称 | ビルドアンドビルド |
ティッカーシンボル・通貨単位 | BNB |
ローンチ時期 | 2017年 |
価格* | 231.0ドル |
時価総額ランキング* | 4位 |
サイトURL | https://www.bnbchain.org |
ビルドアンドビルド(BNB/Build and Build)は、世界最大の取引規模を誇る仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」が開発した仮想通貨だ。
同じくBinanceが開発したブロックチェーン「BNBチェーン」が発行基盤となっており、BNBチェーン上で決済やネットワーク手数料(ガス代)の支払いなどに用いられている。
ビルドアンドビルドとBNBチェーンは、それぞれ元々は「バイナンスコイン」と「バイナンススマートチェーン(BSC)」という名前だった。
しかし、ブロックチェーンのエコシステムが仮想通貨取引所の枠組みを超えてきたことから、2022年2月にバイナンスという単語を取り除いた現在の名称(ビルドアンドビルド、BNBチェーン)へとリブランディングされた。
ただ、”Binanceの仮想通貨とブロックチェーン”という印象が根強く残っており、今も旧名称で呼ばれることが多々ある。
なお本記事ではこれ以降、ビルドアンドビルドを「BNB」と表記することとする。
ビルドアンドビルド(BNB)/BNBチェーンの特徴
さて、BNBチェーンとそのネイティブトークンであるBNBは、次のような特徴を有している。
主な特徴
- DAppsを開発できるパブリックブロックチェーン
- スマートチェーンとビーコンチェーンで成り立っている
- レイヤー2ブロックチェーンがある
- 分散型ストレージサービスもある
- 複数のコンセンサスアルゴリズムを用いている
- BNBが多彩なユーティリティを有している
- BNBを保有するとBinanceでの手数料が割引される
DAppsを開発できるパブリックブロックチェーン
BNBチェーンは、イーサリアムチェーンやSolanaチェーンなどと同じく、DApps(分散型アプリ)の開発基盤となっているパブリックブロックチェーンだ。
用途は限定されておらず、DeFi(分散型金融)やNFTゲームなど、さまざまなジャンルのDAppsがBNBチェーンを基盤として稼働している。
なおBNBチェーンを基盤としたDAppsは「BNBチェーン:DappBay」というサイトで、ジャンルごとやランキング順で探すことができる。
スマートチェーンとビーコンチェーンで成り立っている
BNBチェーンは、正確には「BNBスマートチェーン」と「BNBビーコンチェーン」に分かれている。
BNBビーコンチェーンは、BNBのエコシステムにおいて、ステーキングとガバナンスの役割を担っている。
それに対してBNBスマートチェーンは、スマートコントラクトとEVM(イーサリアム仮想マシン)互換性を持ったレイヤーであり、このBNBスマートチェーンを基盤としてさまざまなDAppsが稼働している。
EVM互換性とは?
「EVM互換性」とは、イーサリアムの仮想マシン向けに書かれたスマートコントラクトを別のネットワークで稼働させられる機能のことをいう。
BNBチェーンはその「EVM互換性」を有しており、エンジニアはイーサリアムチェーンでつくられたDAppsなどをさほど変更することなく、BNBチェーンへと移植コピーすることができる。
レイヤー2ブロックチェーンがある
BNBのエコシステムには、「zkBNB」と「opBNB」というレイヤー2ブロックチェーンがあり、どちらもエコシステムにおけるスケーラビリティの向上に寄与している。
zkBNBとopBNBは、仕組みはそれぞれ異なるものの、どちらも「ロールアップ」によって効率よくトランザクション(取引)を処理できるようになっている。
ロールアップとは?
ロールアップは、メインチェーンのセキュリティを活用しつつ、トランザクションの一部をメインチェーンの外(レイヤー2ブロックチェーンなど)で処理する技術の1種だ。
トランザクションのデータをがメインチェーンの外で処理したのち、ひとまとめにしてメインチェーンに格納するため、1つ1つ順番に処理・格納するよりも処理効率に優れている。
またopBNBは、EVM互換性を有しており、メインチェーン(BNBスマートチェーン)と同じくDAppsの開発基盤として重宝されている。
分散型ストレージサービスもある
BNBチェーンは、分散型ストレージのネットワーク「BNB Greenfield」も手がけている。
BNB Greenfieldでは、ユーザー同士でストレージの貸し借りができる他、ストレージを用いたDApps開発も可能だ。
2023年2月にホワイトペーパーが公開され、本記事執筆時点(2023年8月中旬)ではテストネットが稼働している。
BNBが多彩なユーティリティを有している
BNBチェーンにおいてネイティブトークンであるBNBは、以下のような豊富なユーティリティを付与されている。
BNBの主なユーティリティ
- DAppsでの決済通貨
- BNBスマートチェーンでのネットワーク手数料(ガス代)の支払い手段
- BNBビーコインチェーンでのネットワーク手数料(ガス代)の支払い手段
- Travala.comなどサードパーティのサービスでの決済手段
- ステーキング
- Binance Charityでの寄付の手段
またBNBには、こうしたユーティリティによる実需があるだけでなく、投資対象としての需要もある。
ちなみに、BNBの時価総額は350億ドル(5兆円)を超え、時価総額ランキングではビットコイン・イーサリアム・テザーに次ぐ4位*に付けている。*2023年8月17日時点、CoinMarketCap調べ
BNBを保有するとBinanceでの手数料が割引される
Binanceは、2023年8月から国内取引所「Binance Japan」のサービスを開始した。
Binance JapanにはVIPプログラムがあり、そのプログラムでは日々の取引高(30日あたりの取引高)とBNBの保有量が多いほど、VIPのレベルが上がっていく。
また、VIPレベルが上がるほど、より割安な手数料で現物取引を楽しめるようになっている。
ビルドアンドビルド(BNB)の値動き
ここで、BNBのこれまでの値動きをおさらいしておこう。
2022年末までの値動き
まずはBNB/USDチャートで、2018年1月から2022年末までの値動きを見ていこう。
御覧のとおりBNBは、2021年に急激に値上がりしている。
2020年1月の始値と2021年の価格を比較すると、その上昇率は一時+5,000%(=50倍)に達した。
ただ、2021年11月には下落に転じ、ひとしきり値下がりしたあと、2021年6月以降は200ドル~350ドル程度の値幅でレンジを形成している。
2023年の値動き
次に、2023年に入ってから本記事執筆時点(2023年8月中旬)までの値動きも、チェックしておこう。
2023年のBNBは、序盤は堅調に推移していたものの、6月上旬に強い下落トレンドが発生して年初来マイナスに陥ってしまった。
その後は幾度も2023年1月始値が意識されたが、その価格帯を明確に上抜くことができず、現在は再び下落の勢いが強まってきている。
このように2023年のBNBは、芳しくない値動きが続いている。
しかし、投資の基本原則は“安く買って高く売り、売買差益を得ること”であり、見方を変えると今のBNBは、割安な価格で買い付けられる状態にあるとも言える。
現状をチャンスだと考える方は、bitbankを使って、BNBへの投資にトライしてみるとよいだろう。
ビルドアンドビルド(BNB) /BNBチェーンの将来性に関わるポイント
続いては以下の3つの要素から、BNBの将来性を考察してみよう。
今後に関わる注目要素
- 多くの競合がいる中で大きな需要を獲得している
- 仮想通貨取引所Binance でもBNBが重宝されている
- マクロ経済や仮想通貨市場全体の動向にも要注目
多くの競合がいる中で大きな需要を獲得している
プラットフォーム型のブロックチェーンは数多くの種類がある。
そうした競合がいる中でBNBチェーンは、DeFiやNFTゲームなどのどのジャンルでも、市場シェアの上位につけている。
例えばDeFi市場を見てみると、主要なブロックチェーンの中でイーサリアムチェーンとTronチェーンに次ぐ3番目の資産規模(TVL)を誇る。
中長期的に見て、こうしたBNBチェーンの優位性は今後も維持されていくだろう。
また、現状で絶対的な市場シェアトップであるイーサリアムチェーンを脅かすことができるのかも、注目していきたい。
仮想通貨取引所Binance でもBNBが重宝されている
BNBチェーンのネイティブトークンであるBNBは、前述のとおりBinanceでも、VIPプログラムなどに取り入れられて重宝されている。
Binanceは世界一の取引高を誇っており、不祥事などよほどのことがない限り、今後もトップの地位を維持し続けるはずだ。
ひいてはBinanceから生じる需要が、これからもBNBの価格を下支えしていくことになるだろう。
マクロ経済や仮想通貨市場全体の動向にも要注目
BNBは仮想通貨業界で屈指の需要を誇っているにもかかわらず、先ほど示したように、2021年末以降は思わしくない値動きが続いている。
低迷の要因としては、BNBそのものに起因するものよりも、マクロ経済および仮想通貨市場全体に起因する部分が大きい。
その証左として、BNBに限らずビットコインやイーサリアムなど他の銘柄も、軒並み同時期に大きく値下がりしている。
ここで逆に考えると、マクロ経済および仮想通貨市場全体の風向きが変われば、BNBも復調していく可能性があると言える。
そのためBNBにこれから投資するのであれば、マクロ経済などの動向にも目を向けておくべきだろう。
ビルドアンドビルド(BNB)の価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。
今回はその中から、「PricePrediction」と「DigitalCoinPrice」という2つのプラットフォームをピックアップし、BNBの価格予想を紹介する。
まず、PricePredictionにおけるBNBの今後10年の価格予想は、以下のとおりだ。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2023 | $266.93 | $276.56 | $307.41 |
2024 | $395.87 | $409.70 | $463.99 |
2025 | $590.59 | $606.98 | $691.19 |
2026 | $866.16 | $890.44 | $1,015.52 |
2027 | $1,322.39 | $1,358.01 | $1,507.91 |
2028 | $1,983.47 | $2,051.37 | $2,272.97 |
2029 | $2,996.18 | $3,098.75 | $3,453.14 |
2030 | $4,249.59 | $4,373.54 | $5,142.74 |
2031 | $6,367.47 | $6,542.41 | $7,502.15 |
2032 | $9,619.25 | $9,880.94 | $11,091.37 |
またDigitalCoinPriceでは、次のような価格予想がなされている。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2023 | $206.87 | $494.89 | $508.15 |
2024 | $496.83 | $554.52 | $591.91 |
2025 | $681.20 | $779.90 | $835.59 |
2026 | $887.67 | $1,052.23 | $1,062.07 |
2027 | $887.67 | $1,052.23 | $1,062.07 |
2028 | $1,097.67 | $1,233.63 | $1,266.44 |
2029 | $1,558.35 | $1,669.66 | $1,695.94 |
2030 | $2,252.90 | $2,386.19 | $2,425.74 |
2031 | $3,177.64 | $3,298.53 | $3,323.73 |
2032 | $4,328.63 | $4,465.11 | $4,497.41 |
参考としてBNBの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も並べておこう。
- 本記事執筆時点での価格:231.0ドル(2023年8月17日)
- 史上最高値:690.9ドル(2021年5月10日)
PricePredictionとDigitalCoinPriceはどちらも、今後10年でBNBが堅調に値上がりしていき、2021年に付けた史上最高値も大幅に更新していくと予想している。
上昇幅はあまり現実味がないかもしれないが、現在の需要や将来性を鑑みると2者が予想するように、長期的に値上がりしていく可能性は十分にあるだろう。
また、こうした予想が実現すると考えた場合、現状のBNBはお買い得な状態にあると言える。
値上がりを期待できると感じる方は、今の内から長期目線でBNBに投資してみてはいかがだろうか。
ビルドアンドビルド(BNB)を購入できる仮想通貨取引所
本記事執筆時点(2023年10月下旬)でBNBの取り扱いがある国内の仮想通貨取引所は、「bitbank」と「Binance Japan」の2社のみだ。
その2社について、サービス概要や特徴を見ていこう。
bitbank
取引の種類 | 現物取引(販売所) 現物取引(取引所) |
取扱銘柄* | BTC、XRP、LTC、ETH、MONA、BCH、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、MKR、BOBA、ENJ、MATIC、DOT、DOGE、ASTR、ADA、AVAX、AXS、FLR、SAND、APE、GALA、CHZ、OAS、MANA、GRT、RNDR、BNB、ARB、OP、DAI、KLAY、IMX、MASK 【全38種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.02%、Taker0.12% |
仮想通貨の入金手数料 | 無料、ガス代は自己負担 |
仮想通貨の出金手数料 | 銘柄ごとで異なる |
その他のサービス | 貸して増やす(レンディング) |
bitbankの特長
- 取扱銘柄が豊富
- 現物取引の取引形式を「販売所」と「取引所」から選べる
- 取引コストが割安な取引所のラインナップが充実している
- 取引ツールが高性能(TradingViewを搭載)
bitbankは、仮想通貨の取引量で国内No.1*を獲得したこともある、人気の国内取引所だ。*2021年2月14日 CoinMarketCap調べ
ビットコインやBNBなど30種類以上の銘柄を取り揃えており、いずれも取引の形式は、bitbankとユーザーの間で取引する「販売所」と、bitbankのユーザー同士で取引をする「取引所」の2種類から選べるようになっている。
また取引ツールには、PC版・アプリ版ともに、高性能チャートの「TradingView」が搭載されている。
そのためbitbankなら、自分に合った分析方法で値動きをよく分析した上で、チャンスを逃すことなく取引に臨むことができる。
Binance Japan
名称 | Binance Japan(バイナンスジャパン) |
サービス開始 | 2023年8月1日 |
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄 | BTC、ETH、BCH、XRP、LTC、CHZ、SOL、ETC、ADA、BNB、BAT、DAI、DOGE、TRX、DOT、ENJ、MATIC、MKR、IOST、JASMY、ONT、QTUM、SAND、XLM、XLM、XTZ、XEM、LINK、ZIL、ALGO、ASTR、ATOM、AVAX、AXS、SHIB 【34種類】 |
取引コスト (現物取引/取引所) | Maker 0.0090~0.1000% Taker 0.0180~0.1000% |
仮想通貨の入金手数料 | 無料、ネットワーク手数料は自己負担 |
仮想通貨の出金手数料 | 銘柄ごとで異なる |
その他のサービス | 自動積立 レンディング(Simple Earn) 取引ボット |
Binance Japanの特長
- 取扱銘柄数が国内最多
- 取引形式を販売所と取引所から選べる
- 自動積立とレンディングが可能
- 取引ボット(自動取引ツール)を使える
- VIPレベルが上がると取引手数料が安くなる
- NFTも買える
Binance Japanは、2023年8月1日にサービスが開始された。
サービスの開始時点から国内最多となる34銘柄がラインナップされており、その内のBNBとアルゴランド(ALGO)は、Binance Japanから国内市場への初上場を果たしている。
現物取引以外では自動積立やレンディングができる他、あらかじめ指定した条件で取引を繰り返してくれる取引ボットも提供されている。
また前述のとおり、BNBをより多く保有すれば、VIPプログラムによって割安な手数料で取引ができるようになる。
ビルドアンドビルド(BNB) /BNBチェーンに関するよくある質問
それでは最後に、BNBチェーンおよびBNBに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。
よくある質問
- BNBの総供給量は決まっていますか?
- BNBの管理ができるウェブウォレットを教えてください。
- BNBスマートチェーンとBNBビーコンチェーンは、別々のブロックチェーンですか?
BNBの総供給量は決まっていますか?
BNBの総供給量は2億枚であり、データアグリゲーターのCoinMarketCapによると、本記事執筆時点(2023年10月下旬)では約1億5,000万枚が市場に流通している。
なお、BNBは価値のコントロールを目的として定期的にバーン(焼却)されており、将来的には1億枚まで減らされる見込みだ。
BNBの管理ができるウェブウォレットを教えてください。
BNBはバイナンスが開発した「Binance Wallet」で管理できるのはもちろんのこと、MetaMaskなどのサードパーティのウォレットでも管理することが可能だ。
対応ウォレットは以下のページの中で、一覧で確認することができる。
BNBスマートチェーンとBNBビーコンチェーンは、別々のブロックチェーンですか?
BNBスマートチェーンとBNBビーコンチェーンは、それぞれ別のブロックチェーン(レイヤー)だ。
したがってそれらのブロックチェーンでBNBを利用する場合は、手持ちのBNBがどちらのブロックチェーン上にあるのか、事前に把握しておく必要がある。
ビルドアンドビルド(BNB)とは?まとめ
今回は、パブリックブロックチェーンの「BNBチェーン」とそのネイティブトークンである「BNB」について、主な特徴や将来性などを解説した。
この記事のまとめ
- BNBチェーンは、DAppsなどの開発基盤となっているパブリックブロックチェーン
- ネイティブトークンのBNBは、BNBチェーンの内外でさまざまなユーティリティを持つ
- BNBチェーンには、仕様の異なる2種類のレイヤー2ブロックチェーンが接続されている
- 分散型ストレージネットワークの「BNB Greenfield」が開発されている
- BNBを買える国内取引所は、今のところbitbankとBinance Japanの2社のみ
BNBチェーンは、DAppsの開発基盤となっているパブリックブロックチェーンだ。
また、BNBチェーンを基盤としたDAppsを利用する上で、ネイティブトークンのBNBは欠かせない存在である。
そうした背景があり、BNBは以前から日本人にも好まれていたのだが、2023年8月にBinance Japanのサービスが開始されたことで、ようやく日本人もBNBをお手軽に入手できるようになった。
なお、言うまでもなくBNBは実用性があるだけでなく、投資対象としての魅力も備えている。
本記事をとおして興味を持った方は、ぜひbitbankを使い、実際にBNBに触れてみてはいかがだろうか。