今回取り上げるブロックチェーン「WAX(ワックス)」は、NFTに特化したユニークなブロックチェーンです。
またNFTの中でも、特にNFTゲームの分野で高い需要を獲得しています。
今回はそんなWAXと、基軸通貨の「WAXトークン」について、主な特徴や将来性などを解説していきます。

NFT関連で投資対象を探している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- WAX/WAXトークンの基本情報と特徴
- WAXトークンのこれまでの値動き
- WAX/WAXトークンの将来性
- WAXトークンの価格予想
- WAXトークンの購入方法
WAXトークンを取引するなら、海外取引所の口座が必須です。
また、WAXトークンを扱う海外取引所の中でも、日本人投資家にうってつけなのはBybitです。
Bybitは日本語表記に対応しており、日本人向けのサポートも充実しています。
さらに現物取引・先物取引ともに、リーズナブルな手数料でWAXトークンの売買が可能です。

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Bybitの特長
- 世界で累計6,000万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
- 取扱銘柄は1,600種類以上*
- 取引手数料が0.1%以下と格安
- 先物取引のレバレッジは最大125倍
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目次
WAX/WAXトークンとは?

名称 | WAXトークン |
シンボル・通貨単位 | WAXP |
ローンチ時期 | 2017年 |
主な上場先 | Bybit MEXC 他 |
サイトURL | https://www.wax.io |
WAX(ワックス)は、NFTとゲームに最適化されたブロックチェーンプラットフォームです。
世界で1,400万人を超えるユーザーがWAXのエコシステム内でゲームをプレイしたり、NFTを売買したりしています。
基軸通貨は「WAXトークン(ティッカーシンボルはWAXP)」といい、主にエコシステム内での決済通貨として用いられています。
なおWAXトークンは、残念ながら今のところ、国内取引所での取り扱いがありません。
そのため購入したい場合は、Bybitなどの海外取引所を利用する必要がありません。
WAX/WAXトークンの特徴
ブロックチェーンプラットフォーム「WAX」と基軸通貨「WAXトークン」には、次のような特徴があります。
主な特徴
- NFTとゲームに最適化されている
- EOSをベースに開発された
- コンセンサスアルゴリズムはDPoS
- NFTにvIRLという特許技術を用いている
- 「WAX DeFi」でステーキングが可能
NFTとゲームに最適化されている
最初に述べたとおりWAXは、NFTとゲームに最適化されたブロックチェーンプラットフォームです。
それらに適した特長の1つとしてWAXは、ユーザーに対してネットワーク手数料(ガス代)の支払いを求めない仕様になっています。
例えばイーサリアムなどの汎用性が高いプラットフォームでは、NFTの売買やゲームプレイの際、逐一ガス代の支払いが発生します。
当然それは、コンテンツの普及を妨げる一因となっています。
そうした先行プラットフォームが抱える課題を受けてWAXは、独自の設計によってガスレスでの利用環境を実現しました。

EOSをベースに開発された
WAXは、ブロックチェーン「EOS(イオス)」をベースに開発されました。
EOSは、2017年にローンチされたスマートコントラクトプラットフォームであり、高速でスケーラブルなDAppsの開発基盤となっています。
WAXはその仕組みの一部を継承しながら、エンジニアやユーザーに対し、ゲームやNFTなどに特化した機能やサービスを提供しています。
コンセンサスアルゴリズムはDPoS
WAXは、ベースとなったEOSと同じく、コンセンサスアルゴリズム*に「DPoS(Delegated Proof of Stake)」を採用しています。*取引を検証し、合意形成を図るアルゴリズム
DPoSでは、ネットワークの参加者が投票によって、信用できるブロック生成者(バリデーターという)を選出します。
投票で民主的にバリデーターの数が絞られるため、他のアルゴリズムと比べてDPoSは、トランザクションの処理効率に優れています。

なおバリデーターには、ブロックの生成作業をおこなった見返りとして、ステーキング報酬が支払われます。
また、そのバリデーターを選出した投票者に対しても、報酬が分配されます。

NFTに「vIRL」という特許技術を採用
WAXの一部のNFTには、WAXが発明して特許を取得した「vIRL」という技術が用いられています。
vIRLは、NFTと現実世界の商品・サービスを結び付ける技術です。
より具体的に言うとvIRLのNFTの保有者は、そのNFTを現実世界の商品に交換することができます。

例えばNFTのトレーディングカードは、その保有者が望めば、本物のカードに交換できます!
そうした独自サービスに目を付けてWAXのNFT市場には、例えばMLBのトレカを手がける老舗企業Toppsなど、多くの大手企業が参入しています。

「WAX DeFi」でステーキングが可能
WAX DeFiは、WAXブロックチェーンに流動性を提供するためのプラットフォームです。

流動性を提供すれば、見返りにステーキング報酬を獲得することができます。

なお、仕組みは以下のとおりやや変則的で、報酬はWAXトークンではなくイーサリアムで支払われる仕様になっています。
ステーキングの流れ
- WAXPをイーサリアム基盤のWAX“E”に変換
- WAXEとイーサリアムの通貨ペアで流動性を提供 ⇒ WAXE-ETHトークンを獲得
- WAXE-ETHトークンをステーキング
- 報酬(イーサリアム)を受け取る
WAXトークンの値動き
ここで、WAXトークンの値動きを確認しておきましょう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおりです。
2024年末までの値動き
次にWAX/USDチャートで、WAXが市場に上場した2020年7月から、2024年末までの値動きをおさらいしましょう。

チャートを一見してわかるとおりWAXトークンは、2021年のいわゆる「コロナバブル」で一時、大きく高騰しました。
ところが、バブルが崩壊すると高騰前の水準まで逆戻りし、それ以降は年単位で横ばいの状態が続いています。
このように、昨今のWAXトークンの値動きはあまり思わしくない状態にあります。
ただ一方で、見方を変えると、今のWAXトークンは2021年に付けた高値と比べて割安な価格で買える状態だとも言えます。
今後の復調に期待するなら、Bybitなどを使い、今の内にWAXトークンを持っておくのも面白いかもしれません。
WAX/WAXトークンの将来性
現状、割安な状態にあるWAXトークンに投資するのであれば、将来性を見込めるのかが気になるところでしょう。
ここでは次の2つの要素から、WAXの将来性を考察していきます。
今後に関わる注目要素
- ゲーム分野で高い支持を得ている
- 多数の大手企業と提携している
ゲーム分野で高い支持を得ている
次の一覧は、NFTゲームが稼働するブロックチェーンを2025年1月時点におけるUAWの多い順で並べたものです。

WAXはトップ10内のユーザー数を誇り、多くのゲーマーから支持されていることがうかがえます。
また多くのゲーマーの支持によって生じる先行者利益は、あとから対抗馬が出てきたとしても、そう簡単には切り崩されないでしょう。
多数の大手企業と提携している
WAXは、先ほど取り上げたTopps以外に、日本のゲーム開発企業のCAPCOMやSONYといった大手企業とも提携しています。
また、例えばCAPCOMの「ストリートファイター」など、有名IPのNFTコレクションがリリースされています。

有名IPのNFTは多くのファンを獲得しており、その人気が今後もWAXのエコシステムを支えていくはずです。
WAXトークンの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、各銘柄の価格予想を発信しているところもいくつかあります。
今回はその中から、「DigitalCoinPrice」をピックアップし、WAXトークンの価格予想を紹介します。
DigitalCoinPriceにおけるWAXトークンの今後10年の価格予想は、以下のとおりです。
Year | Minimum Price | Average Price | Maximum Price |
---|---|---|---|
2025 | $0.0394 | $0.0943 | $0.0974 |
2026 | $0.0957 | $0.11 | $0.11 |
2027 | $0.13 | $0.15 | $0.16 |
2028 | $0.17 | $0.20 | $0.20 |
2029 | $0.17 | $0.20 | $0.20 |
2030 | $0.21 | $0.23 | $0.24 |
2031 | $0.30 | $0.32 | $0.33 |
2032 | $0.43 | $0.46 | $0.46 |
2033 | $0.61 | $0.63 | $0.64 |
2034 | $0.84 | $0.86 | $0.87 |
御覧のとおりDigitalCoinPriceは、今後WAXトークンが長期目線で値上がりしていくと予想しています。
もちろんあくまで予想なので、100%実現するわけではありません。
しかしこの予想を勘案すると、今のWAXトークンは、非常に割安な状態にあると言えるでしょう。
WAXトークンの購入方法
続いて、WAXトークンの購入方法を紹介しておきましょう。
最初にも述べたようにWAXトークンは、残念ながら国内取引所での取り扱いがありません。
そのため購入の際には、国内取引所と海外取引所を併用し、以下のような手順を踏む必要があります。
WAXトークンの購入方法
- 国内取引所で口座を開設
- 国内取引所で元手となるBTCを購入
- 海外取引所で口座を開設
- 海外取引所にBTCを送金
- 海外取引所でWAXトークンを購入
国内取引所で口座を開設
まずは、海外取引所での取引の元手とするために、ビットコイン*を用意する必要があります。*イーサリアムやリップルなどでも可
まだ国内の仮想通貨取引所の取引口座を持っていなければ、ここで口座を開設しておきましょう。
ビットコインはほぼすべての国内取引所で取り扱いがありますが、海外取引所と併用する場合にはGMOコインがうってつけです。
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄数* | 28種類 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.01%、Taker0.05% レバレッジ取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり レバレッジ取引(取引所) ⇒ 無料 |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:無料 |
自動積立 | 〇 |
レンディング | 〇 |
ステーキング | 〇 |
その他のサービス | IEO 外国為替FX |
GMOコインの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*1
- 取扱銘柄数が国内最多クラス
- 低コストで仮想通貨を取引できる*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合
国内の仮想通貨取引所は、仮想通貨を外部に送金する際、ユーザーに対して手数料の支払いを求めるところが多いです。
しかしGMOコインを使えば、買ったビットコインを手数料無料でウォレットに送ることが可能です。
また、ビットコイン購入時にかかる取引手数料も、非常にリーズナブルです。

使ったことがない方は、ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてください!
国内取引所で元手となるBTCを購入
国内取引所の口座を用意したら、次はそこでビットコインを調達しましょう。
なお、もしGMOコインでビットコインを調達するなら、「取引所」形式の現物取引を使ってみてください。
取引所とは、その仮想通貨取引所のユーザー同士で仮想通貨の売買ができる取引形式のことです。
仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をおこなう「販売所」と違い、スプレッド*を気にせず、リーズナブルな手数料で取引が可能です。*売値と買値の差のこと

ちなみに販売所と取引所の違いについては、別途以下の記事でくわしく解説しています。

投資初心者の方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。
海外取引所で口座を開設
次は、WAXトークンの取り扱いがある海外取引所の口座も用意しましょう。
選択肢はいくつかありますが、日本人にとって特に使い勝手が良いのは「Bybit(バイビット)」でしょう。
取扱銘柄数* | 1,600種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybitの特長・魅力
- 世界で6,000万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
- 取扱銘柄は1,600種類以上*
- 取引手数料が0.1%以下と格安
- 先物取引のレバレッジは最大125倍
- デリバティブ取引の種類が豊富
*2025年1月時点
Bybitの取扱銘柄数は、2025年1月時点で1,600種類を超えており、国内取引所とは比べ物にならないラインナップを誇ります。
また、その豊富な銘柄を0.1%以下の格安な手数料で売買することができます。
口座開設の方法を含めて、Bybitのより詳しい情報は以下の記事で解説しているので、そちらもぜひ参考にしてください。
海外取引所にBTCを送金
Bybitなどの海外取引所の口座を用意できたら、その口座に元手となるビットコインを送金しましょう。
なお国内取引所では、2023年6月1日にトラベルルールが開始され、その弊害で一部の事業者に仮想通貨を直接送金できなくなっています。
もしも、自身が使用している国内取引所から海外取引所へと仮想通貨を送れなければ、ウォレットを中継するようにしましょう。
海外取引所でWAXトークンを購入
ひととおりの準備が整ったら、最後に海外取引所でWAXトークンを購入しましょう。
ちなみに、海外取引所ではステーブルコインでの取引が主流です。
BybitにおいてもWAXトークンの通貨ペアは、ステーブルコインのUSDTとのペアのみとなっています。
そのためMEXCでWAXトークンの取引をおこなう場合、一旦用意したビットコインをテザーへと換金しておきましょう。

以上、WAXトークンの購入方法を簡潔に紹介しました。
日本語表記に対応しているBybitを使えば、ストレスなくWAXトークンの取引をおこなうことができます。
また、非常にリーズナブルな手数料で取引を楽しめます。

WAXトークンへの投資に興味がある方は、ぜひこの機会にBybit公式サイトも覗いてみてはいかがでしょうか。
WAX/WAXトークンに関するQ&A
それでは最後に、WAXに関してよくある質問を4つ紹介します。
よくある質問
- WAXトークンはどこで取引することができますか?
- WAXトークンのステーキングはどこでできますか?
- WAXトークンは、クレジットカードでも買えますか?
- WAX上のゲームはどこで探せますか?
WAXトークンはどこで取引することができますか?
WAXトークンは、その取り扱いがあって、なおかつ日本人の利用を受け付けている海外取引所で取引することができます。
それらの条件をクリアする海外取引所は、Bybitを含めて以下のようなものがあります。
WAXトークンのステーキングはどこでできますか?
WAXトークンのステーキングは、同トークンに対応したウォレット「Cloud Wallet」でおこなうことができます。

またCloud Walletは、以下のサイトでアカウントをつくることができ、無料で使えます。
WAXトークンは、クレジットカードでも買えますか?
前述のCloud Walletを使うと、その中の機能の1つで、WAXトークンをクレジットカードで購入することができます。
ただしクレジットカード決済での購入は、便利な一方で割高な手数料がかかるため、あまりおすすめはしません。
WAX上のゲームはどこで探せますか?
WAXを基盤としたゲームは、データアグリゲーターのDappRaderにて、一覧で確認できます。
また、その一覧から各ゲームのページへアクセスすることも可能です。
WAX/WAXトークンとは?まとめ
今回は、ブロックチェーンプラットフォームの「WAX」と、その基軸通貨「WAXトークン」について解説しました。
この記事のまとめ
- WAXは、NFTとゲームに特化したブロックチェーンプラットフォーム
- WAXでは、トランザクションの処理時にガス代の支払いが不要
- WAXトークンは、エコシステム内での決済などに使われている
- WAXトークンをステーキングして稼ぐことも可能
WAXは、ゲーム関連のプラットフォームの中でトップクラスの需要と知名度を誇ります。
また、多くの有名企業が参画しており、IPの面を見ても強みを感じられます。

将来性を見込めると感じた方は、ぜひWAXトークンへの投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
なお、日本語表記に対応しているBybitなら、直感的な操作でWAXトークンを取引することが可能です。
WAXトークンに投資するなら、ぜひBybitを利用することも、合わせて検討してみてください。