イーサリアムチェーンなどの汎用型プラットフォームに対抗するように、昨今はの特定のカテゴリーに特化したプラットフォームが増えてきています。
今回取り上げる「Treasure(トレジャー)」もその1つです。
NFTゲームに特化したプラットフォームで、10種類以上のNFTゲームが稼働しています。
この記事ではそんなTreasureと、基軸通貨である「MAGIC(マジック)」について、主な特徴や将来性などを紹介していきます。

投資対象の幅を広げたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- TreasureとMAGICの基本情報
- TreasureとMAGICの主な特徴
- MAGICのこれまでの値動き
- TreasureとMAGICの将来性
- MAGICの価格予想
- MAGICの購入方法
TreasureのネイティブトークンMAGICは、残念ながら現状、国内での取り扱いがありません。
そのためMAGICに投資する際には、海外取引所の口座が必要になります。
いくつか選択肢はありますが、中でも日本語表記に対応している「Bybit」なら、多くの方がストレスを感じることなく取引を楽しめるでしょう。
TreasureおよびMAGICに興味がある方は、ぜひこの機会にBybit公式サイトもチェックしてみてください。
Bybitの特長
- 世界で累計6,000万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
- 取扱銘柄は1,600種類以上*
- 取引手数料が0.1%以下と格安
- 先物取引のレバレッジは最大125倍
*2025年1月時点
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目次
仮想通貨MAGIC(マジック/Treasure)とは?

名称 | MAGIC MAGICトークン |
シンボル・通貨単位 | MAGIC |
ローンチ時期 | 2021年11月 |
基盤チェーン | Arbitrum |
サイトURL | https://treasure.lol |
MAGIC(マジック)は、NFTゲームに特化したエコシステム「Treasure(トレジャー)」のネイティブトークンです。
Treasure内のゲームのプレイヤーは、ゲームのプレイやステーキングなどを通じて、MAGICを獲得することができます。
また、手に入れたMAGICは、NFTマーケットプレイスでの決済などに使えます。
MAGICは、国内市場での取り扱いはないものの、海外では活発に取引されています。
日本人投資家も、Bybitなどの日本人を受け入れている海外取引所を使えば、MAGICに投資することが可能です。
MAGIC/Treasureの特徴
ゲーム特化のエコシステム「Treasure」、およびネイティブトークンの「MAGIC」には、主に次のような特徴があります。
主な特徴
- NFTゲームに特化したエコシステム
- ファーストパーティのゲームもある
- DAOが運営を主導
- MAGICのステーキングで稼げる
- 半減期がある
NFTゲームに特化したエコシステム
Treasureは、NFTゲームとメタバースの構築に特化したエコシステムです。
オープンソースであり、国籍などに関係なく、さまざまなゲームの開発がおこなわれています。

Treasureの基盤となっているのは、イーサリアムチェーンのレイヤー2ブロックチェーン「Arbitrum」です。
Arbitrumはロールアップという技術によって、高速・低コストでトランザクションを実行できる環境を構築しています。
また、基盤であるArbitrumの恩恵を受けて、Treasureも割安な手数料(ガス代)でゲームを楽しめるようになっています。
ファーストパーティのゲームもある
2025年2月時点でTreasureでは、16本のゲームが稼働しています。

それらのゲームは、Treasureの運営チームが開発した「ファーストパーティ」と、外部の企業などが開発した「サードパーティ」に大別されます。
また、ファーストパーティのゲームの内で「Bridge World」では、プレイする中でTreasureの基軸通貨「MAGIC」を獲得することが可能です。

DAOが運営を主導
Treasureの運営・管理は、DAO(分散型自律組織)が主導しています。
MAGICの保有者は、DAO内での投票によって、Treasureの運営に関わる意思決定に参加することができます。
さらにDAOの中には、より献身的なメンバーで構成された評議会(Treasure Council)があり、Treasureのビジョンの実行を支えています。

MAGICのステーキングで稼げる
Treasureでは、MAGICのステーキングで稼ぐことができます。
ただTreasureのステーキングの仕組みは、一般的なステーキングとは少し異なります。
具体的には、ゲームの中でステーキングをおこないます。
ステーキングしたい場合は、NFTゲーム「Bridge world」の中で「ハーベスター(Harvester)」となる必要があります。
また、MAGICだけでなく特定のNFTもセットにして、ステーキングしなければなりません。
半減期がある
MAGICの総供給量は、あらかじめ約3億5,000万枚に設定されており、マイニングやステーキングによって徐々に新規発行がなされます。
またMAGICには半減期があり、以下のグラフのように、毎年少しずつ新規供給のペースが減速していく仕様になっています。


MAGICのステーキングで稼ぎたいなら、できるだけ早めに始めた方がより効率的だということですね!
MAGICの値動き
ここで、MAGICの値動きを確認しておきましょう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のとおりです。
2025年1月末までの値動き
続いてMAGIC/USDTのチャートで、2021年末から2025年1月末までの値動きを振り返りましょう。

2021年にNFTゲームが一大ブームとなった影響を受けて、MAGICは同年末に、一時大きく高騰しました。
ただNFTブームが去ると、MAGICからも資金が流出し、上昇前の水準まで逆戻りしてしまいました。
その後、幾度か復調の動きを見せていますが、いずれも2022年初頭に付けた高値にはまったく届いていません。
このようにMAGICは、2022年中頃に大きく価格を下げて以降、長らく思わしくない状態にあります。
ただこうした現状は、”2022年2月につけた高値と比べて、割安な価格で投資できるチャンス”だとポジティブに捉えることもできます。
今後の復調に期待するなら、今の内にMAGICに投資しておくのも面白いでしょう。
将来性に関わる注目ポイント
もしもこれからMEGICに投資するなら、将来性を見込めるかどうかもよく考えておきたいところです。
ここでは次の2つの要素から、TreasureとMAGICの将来性を考察してみましょう。
今後に関わる注目要素
- 類似銘柄の中では知名度がトップクラス
- 有名IPのゲームが登場する可能性がある
類似銘柄の中では知名度がトップクラス
仮想通貨のデータアグリゲーター「CoinMarketCap」において、ゲーム関連の仮想通貨をフィルター検索してみると、685種類*の銘柄がヒットします。*2024年6月時点
それらを時価総額順に並べるとMAGICは、685種類中で上から24番目に付けています。

つまり現状、ゲーム関連銘柄の中でMAGICは、上位の需要と知名度を獲得しているということです。
競合プロジェクトと市場シェアを争う中、TreasureとMAGICの高い需要と知名度は、中長期的に見て優位にはたらくでしょう。
有名IPのゲームが登場する可能性がある
Treasureは多くの企業と提携しており、その中にはゲーム関連企業やメタバース関連企業も含まれています。

またそれらの提携企業において、既存IPのNFTゲーム版が開発され、Treasure内でリリースされるということも十分に考えられます。
もしも有名IPのゲームのリリースが実現すれば、そのゲームを目的として、新規ユーザーが集まってくるはずです。
MAGICの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもあります。
今回はその中から、「DigitalCoinPrice」をピックアップし、MAGICの価格予想を紹介します。
DigitalCoinPriceにおけるMAGICの今後10年の価格予想は以下のとおりです。
Year | Minimum Price | Average Price | Maximum Price |
---|---|---|---|
2025 | $0.20 | $0.48 | $0.50 |
2026 | $0.49 | $0.59 | $0.59 |
2027 | $0.67 | $0.75 | $0.81 |
2028 | $0.88 | $1.04 | $1.05 |
2029 | $0.88 | $1.04 | $1.05 |
2030 | $1.08 | $1.22 | $1.25 |
2031 | $1.54 | $1.69 | $1.71 |
2032 | $2.22 | $2.33 | $2.37 |
2033 | $3.14 | $3.26 | $3.28 |
2034 | $4.28 | $4.40 | $4.44 |
参考までに記事執筆時のMAGICの価格と、史上最高値は以下のとおり。
- 執筆時の価格:0.23ドル(2025年2月7日)
- 史上最高値:6.32ドル(2022年2月20日)
DigitalCoinPriceは、今後10年でMAGICの価格が堅調に上がっていくと予想しています。
2022年に付けた高値を考慮すると、その上昇幅は十分に起こり得る範疇だと言えるでしょう。

ぜひこうした予想も参考にしつつ、MAGICに投資するか考えてみてください!
MAGICの購入方法
続いて、MAGICの購入方法を紹介しておきましょう。
最初にも述べたようにMAGICは、国内取引所での取り扱いがありません。
そのため購入の際には、以下のように国内取引所と海外取引所を併用する必要があります。
MAGICの購入方法
- 国内取引所で口座を開設
- 国内取引所で元手となるBTCを購入
- 海外取引所で口座を開設
- 海外取引所にBTCを送金
- 海外取引所でMAGICを購入
国内取引所で口座を開設
まずは、海外取引所での取引の元手となるビットコインを調達するために、国内取引所の口座を開設しましょう。
ビットコインは、ほぼすべての国内取引所で取り扱いがあります。
しかし海外取引所と併用する場合には、GMOコインの利用がおすすめです。
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄数* | 28種類 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.01%、Taker0.05% レバレッジ取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり レバレッジ取引(取引所) ⇒ 無料 |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:無料 |
自動積立 | 〇 |
レンディング | 〇 |
ステーキング | 〇 |
その他のサービス | IEO 外国為替FX |
GMOコインの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*1
- 取扱銘柄数が国内最多クラス
- 低コストで仮想通貨を取引できる*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合
国内の仮想通貨取引所の多くは、仮想通貨を外部に送金する際に手数料がかかります。
しかしGMOコインなら、手数料無料でビットコインを送金することができるので、海外取引所との併用にうってつけです。
まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてください。
国内取引所で元手のBTCを購入
国内取引所の口座を用意したら、次は実際にビットコインを調達しましょう。
ちなみに、今回はビットコインを例として取り上げていますが、メジャーな通貨であればどれでもコスト面や結果に大差はありません。
さて、GMOコインでビットコインを調達するなら、現物取引(取引所)を積極的に使ってみてください。
GMOコインには、販売所と取引所の2種類の取引形式が用意されています。
ただ、取引所の方がよりリーズナブルな手数料でビットコインを買うことができます。

海外取引所で口座を開設
次は、MAGICの取り扱いがあり、なおかつ日本人の利用を受け付けている海外取引所の口座も用意しましょう。
選択肢はいくつかあるが、おすすめは「Bybit(バイビット)」です。
取扱銘柄数* | 1,600種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybitの特長・魅力
- 世界で6,000万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
- 取扱銘柄は1,600種類以上*
- 取引手数料が0.1%以下と格安
- 先物取引のレバレッジは最大125倍
- デリバティブ取引の種類が豊富
*2025年1月時点
Bybitの取扱銘柄数1,700種類*を超えており、国内取引所とは比べ物にならない品揃えを誇ります。*2025年2月時点
また、その豊富な銘柄を0.1%以下の格安な手数料で取引することができます。
もちろん日本語表記に対応しているので、英語が苦手でも心配ありません。
より詳しい情報や口座開設の方法は、以下の記事で別途詳しく解説しています。

Bybitが気になる方はぜひ参考にしてみてください!
海外取引所にBTCを送金
Bybitなどの海外取引所の口座を用意できたら、国内取引所からその口座に対し、用意したビットコインを送金しましょう。
なお国内取引所では、2023年6月にトラベルルールが開始されたことから、一部の事業者に対し、仮想通貨を直接送金できなくなりました。
もしも自身が使用している国内取引所から、海外取引所へとビットコインを直接送れなければ、ウォレットを中継するようにしましょう。
海外取引所でMAGICを購入する
ひととおりの準備が整ったら、最後に海外取引所でMAGICを購入しましょう。
ちなみに海外取引所では、ステーブルコインでの取引が主流です。
BybitにおいてもMAGICの通貨ペアは、ステーブルコインのUSDT(テザー)とのペアのみです。

そのためMAGICの取引をおこなう場合には、一旦用意したビットコインをテザーへと換える必要があるので、留意しておいてください。
以上、MAGICを購入する際の一連の流れを紹介しました。
海外取引所の中でもBybitは、日本語表記に対応しており、日本人でもストレスなく扱えます。
口座をまだお持ちでないなら、ぜひこの機会にBybitの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
MAGIC/Treasureに関するQ&A
それでは最後に、TreasureとMAGICに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- Treasureのゲームは日本語表記に対応していますか?
- Treasureのゲームは安全ですか?
- Treasure内のゲームのNFTはどこで売買できますか?
Treasureのゲームは日本語表記に対応していますか?
Treasureの各ゲームは残念ながら、今のところ日本語表記には対応していません。

Treasureのゲームは安全ですか?
TreasureとMAGICは、イーサリアムチェーンのレイヤー2ソリューションであるArbitrum上に構築されています。
したがって、TreasureとMAGICは、イーサリアムチェーンのコンセンサスメカニズムによって保護されています。
Treasure内のゲームのNFTはどこで売買できますか?
Treasureのサイトには、各ゲームへアクセスできるプラットフォームがあります。
また、そのプラットフォームの中に、NFTの二次売買ができるNFTマーケットプレイスも用意されています。

仮想通貨MAGIC(マジック/Treasure)とは?まとめ
今回はゲーム特化型のエコシステム「Treasure」と、そのネイティブトークンである「MAGIC」について解説しました。
この記事のまとめ
- Treasureは、Arbitrum基盤のNFTゲームに特化したエコシステム
- 2025年2月時点で、16本のNFTゲームが稼働中
- ファーストパーティのゲーム「Bridge world」で遊ぶと、MAGICを稼げる
- Bridge Worldでは、MAGICのステーキングもできる
Treasureは、NFTゲームに特化したオープンソースのエコシステムです。
ネイティブトークンであるMAGICは、ゲーム関連銘柄の中だとそれなりに高い需要と知名度があります。
またMAGICは現在、2022年初頭に付けた史上最高値と比べると、非常に割安な水準で推移しています。
こうした要素を持つMAGICの将来性に期待する方は、ぜひBybitを使い、同銘柄への投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。