海外取引所の「Bybit(バイビット)」は、ただ仮想通貨の取引ができるだけでなく、インカムゲインを得られる運用サービスも展開しています。
その中の1つが、今回取り上げる「Bybitステーキング」です。
本記事ではそのBybitステーキングについて、仕組みや特徴、使い方などをわかりやすく解説していきます。

お手軽・ローリスクな運用に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- Bybitステーキングの基本情報
- Bybitステーキングの特徴・仕組み
- Bybitステーキングの使い方
Bybitの特長
- 世界で累計6,000万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
- 取扱銘柄は1,600種類以上*
- 取引手数料が0.1%以下と格安
- 先物取引のレバレッジは最大125倍
*2025年1月時点
20ドル相当の新規登録ボーナス、最大3万ドル相当の入金ボーナスがもらえるキャンペーン実施中!
目次
Bybitステーキングとは?

対象銘柄 | ビットコイン イーサリアム テザー 他多数 |
プランの種類 | 積立ステーキング 定期ステーキング |
預入れの要否 | 必要 |
利用手数料 | 無料 |
Bybitステーキングは、手持ちの仮想通貨をBybitに預け入れることによって、インカムゲインを得られる資産運用サービスです。
後ほど詳しく解説します、仕組みとしては一般的な「ステーキング」ではなく、レンディングに近いものとなっています。
一般的なステーキングとは?
対象の銘柄を保有し、基盤ブロックチェーンのセキュリティ維持に貢献することで、報酬を得られる仕組みのこと。
コンセンサスアルゴリズムがPoS、もしくはその派生形のブロックチェーンで用いられている。
Bybitのステーキングは対象銘柄が豊富で、「積立ステーキング」と「定期ステーキング」の2種類のプランで運用することができます。
また銘柄とプランによっては、年利100%を超えるリターンを得ることも可能です。

Bybitステーキングの特徴
さてBybitステーキングには、次のような特徴があります。
主な特徴
- 実体はレンディングサービス
- 対象銘柄が豊富
- 2種類の運用プランがある
実体はレンディングサービス
前述のとおり一般的なステーキングは、コンセンサスアルゴリズムがPoS(プルーフ・オブ・ステーク)もしくはその派生形のブロックチェーンで用いられている、セキュリティ維持のための仕組みです。
そのため本来は、例えばコンセンサスアルゴリズムがPoWであるビットコインで、ステーキングをおこなうことはできません。
ビットコインのセキュリティ維持のための仕組みは、ステーキングではなくマイニング。
一方でBybitステーキングでは、本来ステーキングができないはずのビットコインなども対象となっています。

つまりBybitステーキングは、名前に「ステーキング」とついているものの、実体は一般的なステーキングとは大きく異なるということです。
仕組みとしては、ステーキングよりもレンディングの方が近いです。
Bybitステーキングの利回りは、セキュリティ維持に貢献したインセンティブからではなく、Bybitのローンアクティビティから生み出されています。
対象銘柄が豊富
一般的なステーキングの対象銘柄は、イーサリアムやソラナなど、基盤のブロックチェーンのセキュリティ維持にステーキングが採用されているものに限られます。
一方で、実体はほぼレンディングであるBybitステーキングでは、そういった縛りがありません。
そのため、対象銘柄が一般的なステーキングよりもはるかに多いです。
2024年5月末時点では、150種類を超える銘柄がサービスの対象になっています。

2種類の運用プランがある
Bybitステーキングでは、「積立ステーキング」と「定期ステーキング」の2種類の運用プランが用意されています。
積立ステーキングは、運用期間が定められていないプランです。
いつでも預け入れが可能で、払い戻しも自由にできます。
また、「自動ステーキング」*をオンにしておけば、自動で口座内にある対象銘柄をステーキングに回してくれます。*一部、自動ステーキングを使えない銘柄もある

自動ステーキングを使えば、獲得した収益も自動的に預け入れてもらえて、複利運用ができるということです!

一方で定期ステーキングは、運用期間があらかじめ定められたプランとなっています。
一度預け入れると、その運用期間が経過するまで、払い戻しができません。
そうした制約があるため、利回りは基本的に、積立ステーキングよりも定期ステーキングの方が高めに設定されています。

また、基本的には預け入れる期間が長いものほど、その間の価格変動リスクが大きくなってより高利回りになります。
Bybitステーキングの使い方
それではここで、Bybitステーキングの使い方を紹介しておきましょう。
Bybitステーキングの使い方
- 利用可能な銘柄・プランをチェック
- 対象銘柄を調達する
- 数量を決めて預け入れる
利用可能な銘柄・プランをチェック
まずはBybitでステーキングのページを開き、サービスの対象になっている銘柄とプランのラインナップをチェックしましょう。
特に定期ステーキングは対象銘柄が限られており、また募集がストップ(完売)していることもあります。

定期ステーキングを利用するなら、より念入りに事前のチェックをしましょう!

対象銘柄を調達する
Bybitステーキングでの運用に回す仮想通貨と利用するプランを決めたら、その銘柄を現物取引で調達しましょう。
なおBybitは、以下のように国内取引所と併用して取引をおこなうのが一般的です。
Bybitでの取引の流れ
- 国内取引所でBTCなどを購入
- 国内取引所からBybitへBTCなどを送金
- BybitでBTCをテザー*に換金
- テザーを使ってBybitでさまざまな銘柄を取引
*Bybitでメインの決済通貨となっているステーブルコイン
数量を決めて預け入れる
ステーキングのための仮想通貨を用意できたら、あとはそれを預け入れるだけです。
ステーキングのページで、預け入れる銘柄・プランの「ステーキングする」と書かれたボタンをクリックします。

以下のような手続き用の画面が立ち上がるので、
- 預け入れる金額の入力
- 利用規約の確認・同意
をおこない、もう一度「ステーキングする」ボタンをクリックしましょう。

すると運用が開始され、積立ステーキングの場合は毎日既定の分配時間ごとに、定期ステーキングの場合は期間が満了したタイミングで、分配金が支払われます。
なお前述のとおり積立ステーキングでは、「自動ステーキング」をオンにすることにより、貯まった分配金を自動で複利運用することも可能です。

以上、Bybitステーキングの使い方を簡潔に紹介しました。
仕組みが簡単でリスクも小さいので、ぜひ積極的にBybitステーキングにトライしてみてください。
Bybitステーキングに関するQ&A
最後に、Bybitステーキングのステーキングに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- 定期ステーキングの運用期間はどれくらいですか?
- 自動ステーキングはすべての銘柄で使えますか?
- 利用の際に手数料はかかりますか?
定期ステーキングの運用期間はどれくらいですか?
定期ステーキングの運用期間は、募集ごとでそれぞれ異なります。
ちなみに2024年5月時点の募集状況を見ると、最短で1日、最長で90日に設定されています。

自動ステーキングはすべての銘柄で使えますか?
積立ステーキングの自動ステーキング機能は、残念ながらすべての銘柄で使える機能ではありません。
2024年5月時点での自動ステーキング対応銘柄は、以下のとおりです。
自動ステーキング対応銘柄*
USDT、ETH、BTC、USDC、ATOM、BNB、DOT、ADA、BCH、XRP、SOL、AVAX、AXS、OP、DOGE、LTC、SUI、LINK、DAI、SUSHI
*2024年5月時点
利用の際に手数料はかかりますか?
Bybitステーキングのサービス利用にかかるコストは、あらかじめ表記の利回りに反映されています。

別途、利用手数料を徴収されることはないということです。
Bybitステーキングとは?まとめ
今回はBybitステーキングについて、特徴や使い方などを解説しました。
この記事のまとめ
- Bybitステーキングでは、仮想通貨を預け入れてインカムゲインを得られる
- ステーキングと言いつつ、実体はほぼレンディング
- 「積立」と「定期」の2種類の運用プランがある
- 制約がある分、定期ステーキングの利回りは高め
Bybitステーキングを使えば、リスクを抑えつつ、インカムゲインを得ることができます。
また一般的なステーキングサービスと比べて、対象銘柄が豊富なのも魅力です。
仕組みがシンプルで手軽に利用できるので、興味がある方はぜひ、実際にBybitステーキングにトライしてみてください。