NFTアートおよびコレクタブルNFTの市場は、参入が比較的容易であることもあり、次々と新しいタイトルが生まれてくる流動性が高い市場となっている。
そんな中で長らく人気をキープし、第三弾(シーズン3)までローンチされているのが、今回取り上げる「DeGods(ディーゴッズ)」だ。
本記事ではそのDeGodsについて、特徴や市場動向、購入方法などを解説していく。
この記事からわかること
- DeGodsの基本情報、主な特徴
- DeGodsの市場統計、価格推移
- DeGodsの購入方法
- DeGodsの使い道
DeGodsはイーサリアムチェーンを基盤としたNFTであり、購入の際にはイーサリアムが必須だ。
イーサリアムは大抵の国内取引所で調達できるが中でもCoincheckなら、シンプルで扱いやすい取引ツールを使って、初心者でもストレスなくイーサリアムを買える。
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- 裁量取引以外のサービスも充実
- NFTの取引も可能(Coincheck NFT)
- 新規NFTを優先的に買える(Coincheck INO)
*取引形式で「取引所」を選択した場合
目次
DeGods(ディーゴッズ)とは?
名称 | DeGods(ディーゴッズ) |
リリース時期 | 2021年10月 |
総アイテム数 | 1万点 |
時価総額* | 2万8,174ETH |
フロア価格* | 31.5ETH |
公式サイト | https://degods.com |
DeGodsは、デザインに神様や悪魔のような要素が取り入れられている、ユニークなコレクタブルNFTだ。
2021年10月に計1万点がローンチされ、アルゴリズムによる特性(髪型や服装、背景など)の組み合わせによって、その1万点すべてが唯一無二の存在となっている。
発行当初はSolanaチェーンを基盤としていたが、現在はより市場規模が大きいイーサリアムチェーンへと移行している。
またDeGodsは、二次流通市場においての人気が非常に高く、その人気は24時間あたりの取引高ランキング*でトップ10内に入るほどだ。*2023年11月4日時点、CoinGecko調べ
DeGodsの特徴
DeGodsは、次のような特徴を有している。
主な特徴
- これまでシーズン1から3までがローンチ済み
- 服や肌などの特性にレアリティが設定されている
- ステーキングができる
- 複数のファンコミュニティが形成されている
- ホルダー向けのイベントがたびたび開催されている
これまでシーズン1から3までがローンチ済み
前述のとおりDeGodsは、神様や悪魔のようなデザインを取り入れたコレクタブルNFTで、2021年10月に計1万点がローンチされた。
また、最初の1万点が人気を集めたことで続編のコレクションが制作され、これまでにシーズン3までがローンチされている。
さらに、わずか535点と数は少ないが、ビットコインのブロックチェーンを基盤としたDeGodsも存在している。
服や肌などの特性にレアリティが設定されている
DeGodsには髪型や服装など8種類の特性があり、それらの特性がアルゴリズムでランダムに組み合わされることにより、1つ1つが唯一無二の計1万点のコレクションが生み出されている。
またそれら8種類の特性には、CommonからMythicまでの5種類のレアリティがある。
言わずもがな高レアリティな要素で構成されたNFTほど希少価値が高く、二次流通市場において、より高値で取引されている。
ステーキングができる
DeGodsは、公式サイトにおいてステーキングすることできる。
またステーキングすると、報酬として独自の仮想通貨「DUSTトークン」がもらえる。
複数のファンコミュニティが形成されている
DeGodsのファンやホルダーは、複数のコミュニティをDiscordなどで形成している。
コミュニティの一覧はDeGodsの公式サイトでチェックできるので、気になるものがあれば参加してみるとよいだろう。
ホルダー向けのイベントがたびたび開催されている
DeGodsには熱狂的なファンが多数ついており、そうしたファンは、世界中で交流会などのイベントをたびたび実施している。
日本人にとってそうしたイベントはやや縁遠いのが残念だが、ネットの世界にとどまらない熱狂具合が、DeGodsの魅力の1つとなっているのは間違いない。
DeGodsの価格推移・市場統計
それでは、DeGodsの現在(2023年11月上旬時点)の市場統計をチェックしておこう。
DeGodsは前述のとおり、もともとはSolanaチェーンを基盤としており、のちにイーサリアムチェーンへと移行した。
ここでは、イーサリアムチェーンへと移行したあとの市場統計のみを取り上げる。
市場統計*
- 時価総額:2万8,174 ETH
- 24時間あたりの取引高:375.15 ETH
- 現在のフロア価格:3.15 ETH
- フロア価格の過去最高値:13.32 ETH(2023年6月19日)
- フロア価格の過去最低値:3.08 ETH(2023年10月27日)
*2023年11月4日時点、CoinGecko調べ
また、フロア価格(最低取引価格)の推移は、以下のチャートのとおり。
DeGodsは、2023年8月上旬に大幅な値崩れを起こしている。
この値崩れの主要因は、DeGodsのシーズン3のローンチが発表されたことだ。
シーズン3の登場による本家DeGodsの希少価値の希釈をホルダーが恐れたようで、売り圧力が増し、価格の大幅な下落が発生した。
ただ、価格を下げていると言っても、冒頭に示した24時間あたりの取引高ランキングからもわかるように、他のコレクションと相対的に見ればDeGodsの人気は今もトップクラスだ。
そのため、今後再び高騰する可能性は十分にあると見られている。
また、これからの復調に期待するのであれば、今のDeGodsは絶好の投資対象となり得るだろう。
DeGodsの買い方
続いて、二次流通市場におけるDeGodsの購入方法を紹介しておこう。
なお今回は、購入の場の例としてOpenSeaを取り上げる。
DeGodsの購入方法
- 買いたいものを見つける
- 国内取引所でイーサリアムを調達する
- ウォレットを用意する
- OpenSeaとウォレットをつなぐ
- DeGodsを購入する
買いたいものを見つける
まずはNFTマーケットプレイス「OpenSea」にアクセスし、出品中のDeGodsのアイテムをチェックしてみよう。
DeGodsのページは、検索窓に「DeGods」と入力することで、簡単に見つけられる。
また、ほしいアイテムが見つかったら、販売価格をよく確認しておこう。
国内取引所でイーサリアムなどを買う
DeGodsはイーサリアムチェーンを基盤としたNFTなので、基本的にはイーサリアムで取引されている。
そこで続いては、国内の仮想通貨取引所を使い、イーサリアムを調達しよう。
数ある国内取引所の中でも、イーサリアムを調達する際のイチオシはCoincheckだ。
取引の種類 | 現物取引(販売所) 現物取引(取引所) |
取扱銘柄* | BTC、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、PLT、SAND、DOT、FNCT 、CHZ、LINK、MKR、DAI、MATIC、APE、AXS、IMX、WBTC、AVAX、SHIB 【全29種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker・Takerともに無料 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料、ガス代は自己負担 |
仮想通貨の出金手数料 (BTCの場合) | 0.0005~0.016BTC* *ガス代の変動に合わせて変動 |
その他のサービス | Coincheckつみたて(自動積立) 貸暗号資産サービス ステーキングサービス* Coincheck IEO Coincheck INO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス *β版、一時停止中 |
Coincheck の特長
- ワンコイン(500円)から仮想通貨を購入できる
- 手数料無料でビットコインなどを取引できる
- 裁量取引以外のサービスも充実している
- 口座を持てばNFTの取引も可能(Coincheck NFT)
- 初めて販売されるNFTコレクションを優先的に買える(Coincheck INO)
Coincheckでは、イーサリアムやポリゴンなど20種類を超える仮想通貨が揃い、いずれもワンコイン(500円)から買える。
また、NFTのコレクターや投資家にとっては、独自のNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」を使える点もありがたい。
まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会にCoincheckの利用を検討してみてはいかがだろうか。
ウォレットを用意する
OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスは利用者登録が不要で、仮想通貨ウォレットを接続するだけで使用できるようになっている。
対応ウォレットは非常に多く、どれを使うべきかわからない場合は、ポピュラーで汎用性も高い「MetaMask(メタマスク)」を選んでおけば間違いないだろう。
MetaMaskはPCとスマホの両方に対応しているウォレットで、だれでも無料で使える。
入手方法については別途次の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
またMetaMaskを用意できたら、Coincheckなどで調達したイーサリアムをそのMetaMaskに送金しておこう。
MetaMaskへの送金方法についても、先ほど提示した記事を参照してもらいたい。
OpenSeaとウォレットをつなぐ
MetaMaskなどのウォレットを用意したら、それをOpenSeaに接続しよう。
サイト上部にある「ウォレットを接続」をクリックすると、対応ウォレットの一覧が表示されるので、その中から自身が使用しているウォレットを選択する。
するとウォレットが起動し、接続の許可を求められるので、その要求に応じれば接続手続きは完了だ。
DeGodsを購入する
あとは、目星を付けていたDeGodsのアイテムを実際に購入するだけだ。
DeGodsのアイテムの詳細画面で「Buy Now」をクリックすると、ウォレットが起動するので、指示に従って操作すれば購入することができる。
以上、OpenSeaを例にしてDeGodsの購入方法を紹介した。
購入までのひととおりの流れを理解できたら、Coincheckでイーサリアムを調達するところから始めてみよう。
DeGodsの使い道
さて購入したDeGodsには、次のような使い道がある。
主な使い道
- SNSなどのアイコンにする
- ステーキングでDUSTトークンを稼ぐ
- NFTアートフレームを使って飾る
SNSなどのアイコンにする
DeGodsはPFP向けのコレクタブルNFTで、X(旧Twitter)などのアイコンに使うことができる。
PFPとは?
PFPとは、「Profile Picture(プロフィール・ピクチャー)」の略で、SNSなどのプロフィール画像のこと。
実際に多くのホルダーがアイコンに使っており、他のNFTコレクターとのコミュニケーションを楽しんでいる。
ステーキングでDUSTトークンを稼ぐ
前述のとおりDeGodsは、公式サイトにおいてステーキングすることができ、報酬としてDUSTトークンを得らえる。
利回りは、ステーキングするDeGodsの種類に応じて変動する。
NFTアートフレームを使って飾る
DeGodsのようなコレクタブルNFTは、デジタルフォトフレームならぬ「NFTアートフレーム」を使い、自身の部屋などに飾って楽しむこともできる。
NFTアートフレームは、楽天市場などの通販サイトで探せば、自分の好みに合ったものを簡単に見つけられるはずだ。
なお、コレクタブルNFTのその他の使い道については、以下の記事で別途解説している。
興味がある方は、ぜひそちらもチェックしてみてほしい。
DeGodsに関するよくある質問
最後に、DeGodsに関してよくある質問を3つ紹介しておく。
よくある質問
- DeGodsの一次販売はなされていますか?
- ステーキングで入手したDUSTトークンは、日本円に換えられますか?
- DeGodsの発行数と流通量に差異があるのはなぜですか?
DeGodsの一次販売はなされていますか?
DeGodsは、2021年10月のローンチ時点で計1万点が完売している。
そのため今から入手したい場合は、先ほど紹介したようにOpenSeaなどの二次流通市場において、他のホルダーに譲ってもらう(売ってもらう)必要がある。
ステーキングで入手したDUSTトークンは、日本円に換えられますか?
ステーキングで入手したDUSTトークンは、以下の流れで日本円に換えることができる。
DeGodsの発行数と流通量に差異があるのはなぜですか?
DeGodsは、計1万点のコレクタブルNFTだ。
しかし本記事執筆時点(2023年11月上旬)で、実際に市場で流通しているのは8,938点となっている。
DeGodsでは、フロア価格で販売されているアイテムの一部が、運営側に買い戻されている。
また、買い戻されたDeGodsはバーン(焼却)され、永久に市場から除外化された。
そうした経緯から現在、DeGodsの当初の発行数と市場流通量の間に差異が生じている。
DeGods(ディーゴッズ)とは?まとめ
今回は、コレクタブルNFTの「DeGods(ディーゴッズ)」について、主な特徴や市場統計などを解説した。
この記事のまとめ
- DeGodsは、神様や悪魔のようなデザインを取り入れたコレクタブルNFT
- 24H取引高ランキングでトップ10に入るほどの人気コレクション
- 各特性にレアリティがあり、高レアリティのものは希少価値も高い
- 公式サイトでステーキングすると、DUSTトークンを稼げる
DeGodsはシーズン3の発表後、価値が希釈されたことを恐れて売り圧力が強くなってしまった。
その結果として、本記事執筆時点(2023年11月上旬)ではピーク時の約4分の1の価格水準を推移している。
ただ、ポジティブな捉え方をするとお買い得な状態になっているとも言えるので、興味がある方はぜひ、今からDeGodsのホルダーとなることを検討してみてはいかがだろうか。
なおDeGodsを購入する際には、仮想通貨のイーサリアムが必要になる。
Coincheckならイーサリアムに限らずさまざまな銘柄が揃っているので、ぜひこの機会に、合わせてチェックしてみてほしい。
\500円から仮想通貨を買える!/