今回取り上げるのは、海外取引所の1つ「Gate.io(ゲート・アイオー)」だ。
Gate.ioは、海外取引所の中でもトップクラスとなる1,700種類以上もの仮想通貨を取り揃えており、世界中の投資家から支持を集めている。
またGate.ioは日本でもサービスを展開しており、日本人投資家からも一定の支持を得ている。
本記事ではそんなGate.ioについて、主な特徴や利用のメリット、ユーザーからの評判などを解説していく。
海外取引所の利用を検討している方は、ぜひ最後まで目を通し、今後の参考にしてもらいたい。
この記事からわかること
- Gate.ioの基本情報
- Gate.ioを利用するメリット
- Gate.ioへの評判・口コミ
- Gate.ioでの口座開設方法
- 最初にやっておくべき設定
Gate.ioは、日本語表記に対応していて、英語が不得手な方でも問題なく扱える。
また、口座は無料でつくることができるので、口座開設がまだの方はぜひGate.io公式サイトを覗いてみてほしい。
Bitgetの特長
- 取扱通貨が1,700種類以上
- 日本語表記に完全対応
- サービスのバリエーションが豊富
- セキュリティ、資産保護の体制が万全
目次
Gate.io(ゲート・アイオー)とは?
取扱銘柄数* | 1,700種類以上 |
取引手数料 | 現物取引*: ⇒ Maker 0.20%、Taker0.20% 先物取引*: ⇒ Maker 0.015%、Taker0.050% *割引プログラムあり |
仮想通貨の出金手数料 | 銘柄ごとで異なる |
主要なサービス | 現物取引 クレジットカード決済 信用取引(レバレッジ取引) 先物取引(期限付き、無期限) コピートレード ステーキング Lend&Earn(レンディング) 自動売買 |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Gate.io公式サイト |
Gate.io(ゲート・アイオー)は、2013年に設立され、現在はケイマン諸島に本拠地を構えている仮想通貨取引所だ。
業界では古参に数えられる仮想通貨取引所の1つで、日本人投資家を含めて、世界中に1,400万人以上のユーザーを抱えている。
またGate.io は取扱銘柄とサービスの充実度が高く、特に取扱銘柄は1,700種類以上と、海外取引所の中でも屈指の品揃えを誇る。
Gate.ioの特徴・メリット
さてGate.ioは、次のような特徴および利用のメリットを有している。
主な特徴・メリット
- 取扱銘柄数が業界トップクラス
- 高い流動性の元、安定した取引が可能
- サービスのバリエーションが豊富
- オンチェーン(Web3)のサービスも提供
- 顧客資産の安全性が高い
取扱銘柄数が業界トップクラス
日本の仮想通貨取引所は新規上場銘柄の取り扱いが厳しく、今のところ最もラインナップが豊富なところでも、その数は50種類程度となっている。
一方でGate.ioでは、先ほども述べたとおり、1,700種類を超える仮想通貨*が揃う。*2023年12月末時点
ちなみに、海外取引所の中でも1,700種類以上の銘柄を揃えるところは珍しく、Gate.ioは業界屈指の品揃えを誇っている。
高い流動性の元、安定した取引が可能
仮想通貨の主な取引形式は、仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をする「販売所」と、ユーザー同士で取引する「取引所」の2種類がある。
また後者は、言わずもがなユーザーの数が取引の流動性および安定性に直結する。
さてここで、日本の仮想通貨取引所に目を向けてみると、例えばGMOコインの累計口座開設数は、2022年11月末時点で約55万口座となっている。
一方でGate.ioのユーザー数は前述のとおり1,400万人を超えており、例に上げたGMOコインを含めて、国内にはユーザー数でGate.ioに及ぶものはない。
つまりGate.ioは、取引所形式の取引において、国内取引所よりも安定した取引環境を実現していると言えるだろう。
サービスのバリエーションが豊富
Gate.ioでは、現物取引だけでなく、以下のようなさまざまなサービスが用意されている。
主なサービス
- 現物取引
- クレジットカード決済
- P2P取引
- 信用取引(レバレッジ取引)
- 先物取引(期限付き、無期限)
- コピートレード
- 取引ボット
- ステーキング
- Lend&Earn(レンディング)
- 自動売買
- 暗号資産ローン
これらのサービスには、国内内取引所だと利用できない(存在しない)ものも多く含まれている。
また、こうしたサービスを有効活用すれば、より効率的な資産運用をおこなうことができるだろう。
オンチェーン(Web3)のサービスも提供
Gate.ioはブロックチェーンを基盤としたサービスも手がけており、手持ちのウォレットを接続することで、以下のようなサービスを利用することができる。
また、独自のウェブウォレット「Gate Wallet」が用意されており、同ウォレットを外部のDAppsとのゲートウェイとして使うことも可能だ。
顧客資産の安全性が高い
グローバルにサービスを展開しているGate.ioは、さまざまな施策によって、ユーザーの資産の安全性を保っている。
まずセキュリティ面では、大半の資産の管理にコールドウォレット(オフラインのウォレット)を用いたり、マルチシグを採用したりしている。
マルチシグとは?
ユーザーが仮想通貨を売買・送金する際、資産を守る鍵となる電子署名(シグネーチャー)を複数利用する方式のこと。
また、Gate.ioの準備金率(ユーザーからの預かり資産に対するGate.ioの資産比率)は、常に100%以上でキープされている。
つまりユーザーの資産の安全性が、ほぼ確実に保証されているということだ。
ちなみに準備金率の情報は、トータルの数値はもちろんのこと、銘柄ごとでもリアルタイムで公開されている。
Gate.ioへの評判・口コミ
ここで参考までに、Gate.ioを実際に使っている先輩ユーザーからの口コミを、いくつかピックアップして紹介しておく。
取り扱っている通貨の種類、トレード、ステーキング、スタートアップ(通貨エアドロップ)などなど、慣れたら物凄く使いやすい取引所です。
日本にも早く参入してほしいと願うばかりです。
AppStore
仮想通貨の種類がハンパないです。
数ある中で、魔界コインを手に入れるにはここが一番いいかも。
AppStore
取扱いコインの量が多く、NFTゲームをやる人は開設するべき取引所だと思う。
AppStore
取り扱い通貨の数が多く、操作もしやすくてオススメです♪
AppStore
Gate.ioに対する声はやはり、豊富な取扱銘柄に対するものが目立つ。
マイナーな銘柄も多く取り扱われているので、ハイリスク・ハイリターンな投資を好む方や、NFTゲームのプレイヤーからも好まれているようだ。
同様の目的を持つ方は、ぜひこの機会にGate.ioの利用を検討してみてほしい。
Gate.ioでの口座開設方法
続いて、Gate.ioでの口座開設方法を紹介しよう。
Gate.ioでの口座開設方法
- Gate.ioのアプリをダウンロード
- アカウントを作成する
- 本人確認(KYC)をおこなう
Gate.ioのアプリをダウンロード
Gate.ioの口座を開設するには、本人確認の材料として、顔写真をアップロードしなければならない。
自身のスマホにGate.ioのアプリを用意しておくと、そのアップロードの手続きがスムーズにできる。
そこでまずは、Gate.ioのアプリをダウンロードしておこう。
アプリはiOS版・Android版ともに、無料でダウンロードできる。
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アカウントを作成する
次にGate.ioのアプリ内、もしくはGate.ioの公式サイトで、アカウントを作成しよう。
公式サイトの場合は、トップ画面にある「登録」ボタンをクリックすると、アカウント作成手続きに進める。
アカウントはメールアドレスもしくは携帯電話番号を入力し、ログイン用のパスワードを設定するだけで作成される。
なおアカウント作成の際に、以下の招待コードを入力しておくと、手数料割引などの特典を受けることができる。
招待コード:AwdHVQtc
本人確認(KYC)をおこなう
アカウントを作成し、Gate.ioにログインできたら、最後に本人確認(KYC認証)をしておこう。
アカウントページのトップにある「本人確認」ボタンをクリックすると、本人確認手続きに進める。
なお本人確認手続きは、基本情報の入力・身分証明書の提出・顔認証による「本人確認(KYC)」と、住所証明による「住所確認」の2段階がある。
Gate.ioのサービスをひととおり利用するためには、少なくとも「本人確認(KYC)」まで済ませておこう。
本人確認(KYC)の「今すぐ認証」ボタンをクリックすると、基本情報の入力画面が表れる。
そこで国籍と居住国を選択し、名前と身分証明書の番号を入力しよう。
ちなみに身分証明書は、マイナンバーカード・パスポート・運転免許証の3種類から選択が可能だ。
基本情報の入力が済んだら、先ほど選択し、番号を入力した身分証明書の画像をアップロードする。
最後に、PCカメラやGate.ioアプリで顔写真を撮影・アップロードすれば、本人確認手続きは完了だ。
手続き後に審査がおこなわれ、問題がなければその日の内に、取引ができる状態になる。
このようにオンラインでの簡単な手続きでアカウントと口座をつくれるので、興味がある方はぜひ、Gate.ioの口座開設にトライしてみてほしい。
Gate.ioでの二段階認証の設定方法
さてGate.ioでは、口座をつくったあとに再三、二段階認証の設定と資金パスワードの設定を求められる。
そこで口座開設後は、すみやかにそれらの手続きを済ませておくことを勧める。
二段階認証の設定方法は、以下のとおり。
二段階認証の設定方法
- スマホにAuthenticatorをダウンロード
- AuthenticatorでQRコードを読み込む
- ワンタイムパスワードを入力する
スマホにAuthenticatorをダウンロード
まずは自身のスマホに、GoogleやMicrosoftなどのAuthenticatorアプリをダウンロードしよう。
Google Authenticator
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AuthenticatorでQRコードを読み込む
次に、Gate.ioのアカウントページのトップにある「セキュリティ認証」から、「2段階認証(ワンタイムパスワード)」を選択する。
QRコードが表示されるので、それをAuthenticatorアプリで読み込もう。
すると自身のAuthenticatorアプリで、Gate.io用のワンタイムパスワードが生成されるようになる。
ワンタイムパスワードを入力する
最後に、アカウント作成時に登録したメールアドレスなどへ認証コードを送信し、その認証コードと、Authenticatorアプリで生成したワンタイムパスワードをそれぞれ入力しよう。
以上で、二段階認証の設定手続きは完了だ。
Gate.ioでの「資金パスワード」の設定方法
続いて、Gate.ioからの出金時に用いる資金パスワードの設定もしておこう。
アカウントのメニューにある「セキュリティ設定」から、「パスワード管理」⇒「資金パスワード」と進むと、設定をおこなうことができる。
Gate.ioに関するよくある質問
それでは最後に、Gate.ioに関してよくある質問を3つ紹介しておく。
よくある質問
- Gate.ioの口座に日本円を入金することはできますか?
- Gate.ioでクレジットカードは使えますか?
- P2P取引とは何ですか?
Gate.ioの口座に日本円を入金することはできますか?
Gate.ioの口座は、日本円に対応していない。
そのため利用の際は、国内取引所からGate.ioに対し、ビットコインやイーサリアムといった取引の元手となる仮想通貨を送金しておく必要がある。
ちなみにGMOコインなら、手数料無料でビットコインなどを送金できる。
Gate.ioとの併用にうってつけなので、まだ口座をお持ちでない方はぜひ、GMOコインのこともこの機会にチェックしてみてほしい。
Gate.ioでクレジットカードは使えますか?
Gate.ioでは、クレジットカードを使って、円建てでビットコインなどを買うことができる。
ただ、クレジットカード決済は便利な一方で、割高な取引コストがかかってしまう。
そのため、利用はあまりおすすめしない。
P2P取引とは何ですか?
P2P取引は、Gate.ioの手を介さずに、ユーザー同士で仮想通貨を直接取引できる取引形式だ。
P2P取引では、以下のように日本円で仮想通貨を買えることもある。
ただP2P取引は、相手方から提示される取引の内容次第で、受け手側に取って不利な取引となるケースもあるため、利用の際は注意が必要だ。
Gate.io(ゲート・アイオー)とは?まとめ
今回は海外取引所のGate.ioについて、主な特徴や評判などを解説した。
この記事のまとめ
- Gate.ioは日本人でも使える海外取引所
- 業界最多クラスの1,700種類以上もの銘柄を揃えている
- オンチェーンのものも含めて、サービスのバリエーションが豊富
- 準備金率を100%以上にするなど、顧客資産が適切に保護されている
Gate.ioでは、海外取引所でもトップクラスとなる1,700種類以上もの仮想通貨がラインナップされている。
またマーケットの流動性が高く、メジャー銘柄からマイナー銘柄まで、安定した環境で取引することが可能だ。
無料でアカウント(口座)をつくることができるので、国内取引所では物足りない方は、ぜひGate.ioの利用を検討してみてはいかがだろうか。