2021年にNFTゲームがブームになると、基本放置で仮想通貨を稼げるいわゆる「放置系」のNFTゲームも数多くつくられた。
今回取り上げる「Chain of Legends」も放置系に分類されるタイトルの1つであり、20万人*を超える人々がプレイしている。*2023年11月26日時点
本記事ではそんなChain of Legendsについて、主な特徴や始め方を解説していくので、放置系NFTゲームに興味がある方はぜひ最後まで読んでもらいたい。
この記事からわかること
- Chain of Legendsの基本情報
- Chain of Legendsの4つの特徴
- Chain of Legendsで遊ぶ際の基本の流れ
- Chain of Legendsの将来性
- Chain of Legendsの始め方
Chain of LegendsはBNBチェーンを基盤としているNFTゲームであり、ネットワーク手数料(ガス代)の支払い手段として、仮想通貨BNB(ビルドアンドビルド)が必要になることがある。
そのためChain of Legendsで遊ぶなら、BNBの取り扱いがあるbitbankの口座も用意しておこう。
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目次
Chain of Legendsとは?
名称 | Chain of Legends |
ゲームジャンル | 放置系ゲーム |
リリース日 | 2022年7月 |
基盤のブロックチェーン | BNBチェーン |
ユーティリティトークン | CLEGトークン |
公式サイト | https://chainoflegends.com |
Chain of Legendsは、BNBチェーンを基盤としたPlay to Earn(P2E)のNFTゲームだ。
プレイヤーはゲーム内で土地を保有し、基本放置の状態で、その土地から独自のトークン「CLEGトークン」や鉱石などを採掘することができる。
また、ただ放置するだけでなく、ダンジョンの探索やモンスターとの戦闘を楽しむことも可能だ。
ダンジョン探索などをおこなった場合ももちろん、CLEGトークンやアイテムが手に入る。
Chain of Legendsの特徴
それでは、Chain of Legendsの特徴を詳しく見ていこう。
主な特徴
- 放置系のNFTゲーム
- 無料で始められる
- アドベンチャーモードもある
- トークンにデフレシステムが仕込まれている
放置系のNFTゲーム
Chain of Legendsは、ジャンルとしては「放置系」に分類されるNFTゲームだ。
プレイヤーはまず、ゲーム内で土地(ランド)を保有する。
すると、自身の土地で自動的に採掘(マイニング)が始まり、CLEGトークンと資源(石と鉄)が貯まっていく。
また、集めた資源を利用し、土地を追加購入したりアップグレードしたりすれば、採掘の効率が上がっていく仕様になっている。
無料で始められる
Chain of Legendsは、最初に必ず土地を1つもらえる。
つまり無課金で始められて、なおかつ仮想通貨を稼げるということだ。
ただ言うまでもなく、最初にもらえる土地は収益効率が低い。
土地には「Desert(砂漠)」から「Legendary」までの5つのレアリティがあり、最初にもらえるのは最下級の「Desert」の土地だ。
Desertの土地では、独自トークンのCLEGトークンを採掘できるものの、土地をするためのアイテムである石と鉄は採れない。
またCLEGトークンの採掘効率も低いため、より上のグレードの土地に移行しようとしても、CLEGトークンを貯めるために相応の時間を要する。
具体的に言うと、Desertの次のレアリティ「Common」の土地を買えるだけのCLEGトークンを貯めるために、4日から5日かかってしまう。
もしも手っ取り早くゲームの効率を上げたい場合は、最初に課金をしてしまうのも1つの手だ。
課金の流れは以下のとおり。
- DEX(分散型取引所)もしくは海外取引所で、CLEGトークンを購入
- CLEGトークンを自身のウォレットに送金
- CLEGトークンで、よりレアリティが高い土地を購入
アドベンチャーモードもある
Chain of Legendsでは、手持ちの土地で資源を採掘できるだけでなく、ダンジョンや宝島を探検できる「アドベンチャーモード」も用意されている。
ダンジョンや宝島では、CLEGトークン・石・鉄のみならず、より貴重なアイテムも手に入る。
なおアドベンチャーモードをプレイするには、土地の採掘などで集めたCLEGトークンを使ってヒーローユニットを購入し、軍を編成する必要がある。
トークンにデフレシステムが仕込まれている
Chain of Legendsのゲーム内トークン「CLEGトークン」には、あらかじめデフレシステムが仕込まれている。
デフレとは?
デフレ(デフレーション)とは、物価が下がり、相対的に通貨の価値が上がっていく現象のこと。
CLEGトークンの初期供給量は1億枚、最大供給量は10億枚であり、ゲームプレイの報酬などによって徐々に市場での流通量が増えていく仕様になっている。
ただ、供給が増えるだけだと価値が希釈されてしまうため、並行してバーン(焼却)がおこなわれ、供給過多にならないように調整される。
ゲームのリリースから本記事執筆時点(2023年11月下旬)までの間で、CLEGトークンは、すでに2億枚以上もバーンされている。
Chain of Legendsの基本的な流れ
それではあらためて、Chain of Legendsをプレイする際の基本の流れを整理しておこう。
ゲームの基本の流れ
- 無料の土地を保有する
- 土地の採掘で資源(CLEGトークン・石・鉄)を得る
- 集めたCLEGトークンで、より高性能な土地を購入
- 集めたCLEGトークンで、ユニットを購入
- ユニットで軍を編成し、アドベンチャーモードにチャレンジ
基本は土地を採掘する放置ゲーであり、最初は単調でつまらないゲームと感じるかもしれない。
ただ、土地のグレードを上げて資源の収集効率が上がってくると、その資源を元手としてゲーム性をどんどん拡げていくことができ、採掘と並行してアドベンチャーモードでの探検やモンスターとのバトルも楽しめるようになる。
Chain of Legendsの将来性に関わるポイント
ここで次の2つの要素から、Chain of Legendsの将来性を考察してみよう。
今後に関わる注目要素
- ロードマップに沿って着実にアップデートされている
- NFTゲーム市場全体の動向にも注目
ロードマップに沿って着実にアップデートされている
Chain of Legendsは2022年のβ版リリースから現在まで、ロードマップに沿って着実にアップデートがおこなわれている。
また今後は、鍛冶屋やPvPの「アリーナバトル」などが追加される予定だ。
こうしたアップデートによってゲーム性がアップし続ければ、既存プレイヤーを飽きさせないだけでなく、新規プレイヤーの獲得にもつながっていくだろう。
NFTゲーム市場全体の動向にも注目
NFTゲームは、2021年後半から2022年前半にかけて、Axie Infinityを筆頭に大きなブームとなった。
ところが昨今はブームが落ち着いてしまい、市場から撤退するゲームも出てきている。
またそうした厳しい環境は、Chain of Legendsにとっても向かい風となっている。
そうした背景があるので、これからChain of Legendsをプレイするなら、NFTゲーム市場全体の動向も注視しておきたいところだ。
Chain of Legendsの評判・口コミ
続いて、Chain of Legendsに対する先輩プレイヤーからの口コミをいくつか紹介しておく。
放置系のNFTゲームは数多くあるが、その中でもChain of Legendsは特に評判が良好だ。
また、無課金のままでコツコツと続けているプレイヤーも多い。
Chain of Legendsに興味がある方は、こうした先輩プレイヤーからの生の声も参考にしつつ、プレイするかどうかを検討してみてはいかがだろうか。
Chain of Legendsの始め方
Chain of Legendsは、以下の手順で始めることができる。
Chain of Legendsの始め方
- ウォレットを用意する
- ゲームにウォレットをつなぐ
- チュートリアルを見る
ウォレットを用意する
Chain of Legendsはウォレットをつなぐか、もしくは既存のGoogleアカウントを用いて遊べる仕様になっている。
ただ、将来的にCLEGトークンを出金することなどを考えると、最初からウォレットをつないで始めた方がよいだろう。
そこでまずは、Chain of Legendsに対応したウォレット(=BNBチェーンに対応したウォレット)を用意しよう。
選択肢は豊富にあるが、汎用性の高さを考えると「MetaMask」や「WalletConnect」あたりが無難だ。
MetaMaskの入手方法と初期設定方法については、以下の記事で解説しているので、まだお持ちでない方は参考にしてもらいたい。
ゲームにウォレットをつなぐ
次に、用意したウォレットをChain of Legendsに接続しよう。
Chain of Legendsのサイトにアクセスし、トップ画面にある「Play Now」をクリックする。
画面が切り替わったら、次は「Wallet」と書かれたボタンをクリックする。
するとウォレットの選択肢が表示されるので、それらの中から自身が使っているウォレットを選ぼう。
ウォレットのアイコンをクリックすると、自身のウォレットが起動して、Chain of Legendsとの接続許可を求められる。
その要求に応じれば、接続手続きは完了だ。
チュートリアルを見る
ウォレットをつなぐと、チュートリアル(Tour Guide)を見るかどうかを問われる。
チュートリアルを最後まで見るか、もしくは無視(「Not now」をクリック)すれば、ゲームがスタートする。
前述のとおりChain of Legendsでは、最初に「Desert(砂漠)」の土地がもらえて、自動的に採掘がおこなわれる。
無課金で遊ぶなら、最初はDesertで採掘されるCLEGトークンが貯まるのをひたすら待つだけだ。
もっとスムーズにゲームを楽しみたいなら、CLEGトークンに課金して、新たな土地やヒーローユニットを買い揃えよう。
Chain of Legendsの注意点
さて、実際にChain of Legendsをプレイする際には、以下の2つのポイントに注意してほしい。
プレイ時の注意点
- 定期的に資源回収をおこなう必要がある
- 出金時には手数料がかかる
定期的に資源回収をおこなう必要がある
Chain of Legendsの土地には、「Capacity」と「Health」という2つのステータスが設けられている。
「Capacity」は、採掘した資源(CLEGトークン・石・鉄)を一時的にストックできる量を指し、このCapacityが上限値に達すると採掘がストップしてしまう。
Capacityの数値の上昇をリセットするには、定期的に「Collect」ボタンを押して、貯まった資源を回収しなければならない。
また、「Health」は土地の健康状態を示しており、この数値がゼロになるとやはり採掘ができなくなる。
資源の回収と比べれば対応を求められる頻度は少ないが、土地を継続して使うなら、定期的に修繕してHealthの数値を回復させる必要がある。
これら2つの要素からChain of Legendsは、完全放置で稼ぎ続けることはできない仕様になっている。
出金時には手数料がかかる
貯めたCLEGトークンは、出金して日本円に換えることもできる。
ただ出金の際には、出金手数料として(出金する金額×5%)+100CLEGを支払わなければならない。
出金する金額が小さ過ぎると、この手数料のせいでそもそも出金できなかったり、出金できる金額よりも払う手数料の方が大きくなったりするので要注意だ。
Chain of Legendsに関するよくある質問
最後に、Chain of Legendsに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。
よくある質問
- Chain of Legendsのスマホアプリはありますか?
- Chain of Legendsは日本語に対応していますか?
- CLEGトークンのバーンの仕組みを教えてください。
Chain of Legendsのスマホアプリはありますか?
Chain of Legendsは、PC・スマホともにWebブラウザ上で遊ぶゲームであり、スマホアプリ版は用意されていない。
Chain of Legendsは日本語に対応していますか?
Chain of Legendsの言語表記は英語のみで、今のところ日本語表記に切り替える機能はない。
CLEGトークンのバーンの仕組みを教えてください。
CLEGトークンは、ゲーム内で使用されたものの内で70%分がバーン(焼却)される仕様になっている。
ちなみに残りの30%分は、ゲームプレイに対する報酬プールへと戻っていく。
Chain of Legendsとは?まとめ
今回はNFTゲームの「Chain of Legends」について、特徴や始め方などを解説した。
この記事のまとめ
- Chain of Legendsは、手持ちの土地で仮想通貨を採掘できる放置系ゲーム
- 最初に土地が1つもらえて、無課金でも始められる
- ユニットで軍を編成すれば、ダンジョンや宝島の探索を楽しむこともできる
- 将来的には、PvPのアリーナバトルも実装される予定
Chain of Legendsは、基本放置で仮想通貨を稼げるP2EのNFTゲームだ。
無料で始められるので、興味を持った方はぜひプレイしてみてほしい。
なおChain of LegendsはBNBチェーンを基盤としているため、CLEGトークンの出金時など、何かとBNB(ビルドアンドビルド)が入用になる。
そのためChain of Legendsで遊ぶなら、BNBの取り扱いがあるbitbankの口座を用意しておこう。