2021年にブームとなり、今もなお多くのものが生まれているコレクタブルNFT。
その中でも根強い人気があり、兄弟プロジェクトもリリースされているのが、今回取り上げる「Doodles(ドゥードゥルズ)」だ。
本記事ではDoodlesについて、特徴や将来性、購入方法などをわかりやすく解説していくので、NFTに興味がある方はぜひ参考にしてもらいたい。
この記事からわかること
- Doodlesの基本情報、主な特徴
- Doodlesのこれまでの価格推移
- Doodlesの将来性
- Doodlesの購入方法
Doodlesを購入する際には、決済通貨としてイーサリアムが必要になる。
イーサリアムを扱う国内取引所は多くあるが、その中でもわずか500円からイーサリアムを買えるCoincheckは、初心者にもぴったりだ。
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- NFTの取引も可能(Coincheck NFT)
- 新規NFTを優先的に買える(Coincheck INO)
*取引形式で「取引所」を選択した場合
目次
Doodles(ドゥードゥルズ)とは?
名称 | Doodles(ドゥードゥルズ) |
リリース時期 | 2021年10月 |
総アイテム数 | 1万点 |
時価総額* | 1万4,982ETH |
フロア価格* | 1.49ETH |
公式サイト | https://web3.doodles.app |
Doodles(ドゥードゥルズ)は、ポップなデザインが特徴のコレクタブルNFTだ。
2021年10月にローンチされると、計1万点が瞬く間に完売した。
二次流通市場においても高い人気を誇っており、一次販売価格が0.123ETHだったのに対し、現在のフロア価格(最低取引価格)は1.49ETH*となっている。*2023年11月2日時点、CoinGecko調べ
また、第2弾となる「Doodles2」がローンチされたり、キャラクターがフィギュアなどのグッズになって販売されたりと、Doodlesのコンテンツはさらなる拡がりを見せている。
Doodlesの特徴
さてコレクタブルNFTのDoodlesは、次のような特徴を有している。
主な特徴
- ポップでカラフルなコレクタブルNFT
- コミュニティ主導のプロジェクト
- Doodles2も人気を集めている
- おもちゃストアのCAMPと提携している
ポップでカラフルなコレクタブルNFT
Doodlesは、ポップでカラフルなデザインのコレクタブルNFTだ。
その発行には、NFTゲームのブームをけん引した「CryptoKittes」の生みの親であるevan氏やpoopie氏、そして著名なアニメーターであるburnt toast氏(@burnttoast)が携わっている。
burnt toast氏が描いたさまざまな特性(髪型や服装など)を、アルゴリズムが組み合わせ、1つ1つが唯一無二である計1万点のコレクションを生み出した。
コミュニティ主導のプロジェクト
Doodlesは、コミュニティが主導するプロジェクトでもある。
コミュニティ専用のプラットフォーム「DoodleBank」においてDoodlesの保有者は、プロジェクトの運営に関わる提案をしたり、その提案に対して投票で意思表示をしたりすることができる。
Doodles2も人気を集めている
Doodlesの開発チームは、2023年1月に新しいNFTプロジェクト「Doodles2」をローンチした。
Doodle2では以下のポスト内の動画のように、ウェアラブルNFTを用いて、Doodleのキャラクターの着せ替えができるようになっている。
なお現在のDoodle2はクローズドβ版であり、利用するには、NFTマーケットプレイスなどをとおしてベータパスを入手する必要がある。
おもちゃストアのCAMPと提携している
Doodlesの開発チームは、2023年6月にアメリカの大手おもちゃストアのCAMPと提携した。
またその提携を活かし、グッズ販売をしたり、子ども向けの体験スペースを設けるなど、デジタルとアナログの境界を越えたサービスを展開している。
Doodlesの価格推移・市場統計
それでは、Doodlesの現在(2023年11月上旬時点)の市場統計を押さえておこう。
市場統計*
- 時価総額:1万4,982ETH
- 24時間あたりの取引高:34.38 ETH
- 現在のフロア価格:1.49 ETH
- フロア価格の過去最高値:23.95 ETH(2022年5月3日)
- フロア価格の過去最低値:1.11 ETH(2021年11月10日)
*2023年11月2日時点、CoinGecko調べ
また、フロア価格(最低取引価格)の推移は、以下のチャートのとおり。
Doodlesのフロア価格のピークは2022年5月で、一時は20ETHを超えていた。
ところがNFT市場全体の地合いが悪くなったこともあり、そのピークを過ぎてからはひたすら下落基調となり、昨今では底値を這うような状態が続いている。
ただ、価格を下げていると言っても、他のコレクションと相対的に見ればその人気は上々で、NFT市場が活気を取り戻せば、再び高騰する可能性は十分にあると見られている。
また、これからの復調に期待するのであれば、Doodlesが置かれている今の状況は、割安な価格で買える絶好のタイミングだと言えるだろう。
Doodlesの将来性に関わるポイント
続いては以下の3つの要素から、Doodlesの将来性を考察してみよう。
今後に関わる注目要素
- 複数の兄弟プロジェクトが生まれている
- アニメーションを製作・展開している
- 著名人にも注目されている
複数の兄弟プロジェクトが生まれている
Doodlesのエコシステムでは、先ほど紹介したDoodles2以外にも、「Space Doodles」というコレクタブルNFTもローンチされている。
Space Doodlesは希少価値が高く、OpenSeaにおける2023年11月時点のフロア価格は10ETHと、本家のDoodlesよりも高値で取引されている。
今後もこうした後継プロジェクトがローンチされていけば、本家Doodlesのプレミアム感は損なわれていくかもしれない。
一方で知名度が上がって、二次流通市場での取引はより活発になっていくだろう。
アニメーションを製作・展開している
2023年1月、Doodlesの開発チームはアニメーションスタジオのGolden Wolfを買収した。
買収に際して開発チームは、Doodlesに対して物語性のある世界観を構築していくことを表明している。
また、買収ののちDoodlesのYouTubeチャンネルでは、Doodlesのショートアニメがアップされるようになった。
まだまだYouTubeでの再生回数は十分とは言えないが、今後のマーケティングの戦略次第では、アニメーションとNFTが相乗効果を生み出すかもしれない。
著名人にも注目されている
Doodlesは、例えばヒップホップアーティストのスヌープ・ドックが過去に保有しており、そのことをX(旧Twitter)で言及して大きな話題を呼んだ。
今後もこういった海外の著名人が、Doodlesに言及してくれる機会があれば、さらなる知名度の向上につながっていくはずだ。
Doodlesの買い方
次に、二次流通市場におけるDoodlesの購入方法を紹介しておこう。
なお今回は、購入の場の例としてOpenSeaを取り上げる。
Doodlesの購入方法
- 買いたいものを見つける
- 国内取引所でイーサリアムを調達する
- ウォレットを用意する
- OpenSeaとウォレットをつなぐ
- Doodlesを購入する
買いたいものを見つける
まずはNFTマーケットプレイス「OpenSea」にアクセスし、出品中のDoodlesのアイテムを見てみよう。
Doodlesのページは、検索窓に「Doodles」と入力することで、簡単に見つけられる。
また、ほしいアイテムが見つかったら、販売価格などをよく確認しておこう。
国内取引所でイーサリアムなどを買う
Doodlesはイーサリアムチェーンを基盤としたNFTなので、基本的にはイーサリアムで取引されている。
そこで続いては、国内の仮想通貨取引所を使い、イーサリアムを調達しよう。
数ある国内取引所の中でも、イーサリアムを調達する際のイチオシはCoincheckだ。
取引の種類 | 現物取引(販売所) 現物取引(取引所) |
取扱銘柄* | BTC、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、PLT、SAND、DOT、FNCT 、CHZ、LINK、MKR、DAI、MATIC、APE、AXS、IMX、WBTC、AVAX、SHIB 【全29種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker・Takerともに無料 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料、ガス代は自己負担 |
仮想通貨の出金手数料 (BTCの場合) | 0.0005~0.016BTC* *ガス代の変動に合わせて変動 |
その他のサービス | Coincheckつみたて(自動積立) 貸暗号資産サービス ステーキングサービス* Coincheck IEO Coincheck INO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス *β版、一時停止中 |
Coincheck の特長
- ワンコイン(500円)から仮想通貨を購入できる
- 手数料無料でビットコインなどを取引できる
- 裁量取引以外のサービス(自動積立など)も充実している
- 口座を持てばNFTの取引も可能(Coincheck NFT)
- 初めて販売されるNFTコレクションを優先的に買える(Coincheck INO)
Coincheckでは、イーサリアムやポリゴンなど20種類を超える仮想通貨が揃い、いずれもワンコイン(500円)から購入することができる。
また、口座を持つと独自のNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」を使える点も、NFTコレクターから好評を博している。
Doodlesに興味がある方は、ぜひこの機会にCoincheckの利用を検討してみてはいかがだろうか。
ウォレットを用意する
OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスは利用者登録が不要で、仮想通貨ウォレットを接続するだけで使える。
対応ウォレットは数多くあり、どれを使うべきかわからない場合は、ポピュラーで汎用性も高い「MetaMask(メタマスク)」を選んでおけば間違いないだろう。
MetaMaskはPCとスマホの両方に対応しているウォレットで、だれでも無料で使える。
MetaMaskの入手方法は、別途次の記事で紹介しているので、まだお持ちでない方はぜひチェックしてみてほしい。
またMetaMaskを用意できたら、Coincheckなどで調達したイーサリアムをそのMetaMaskに送金しておこう。
MetaMaskへの送金方法についても、先ほど提示した記事を参照してもらいたい。
OpenSeaとウォレットをつなぐ
MetaMaskなどのウォレットを用意したら、それをOpenSeaに接続しよう。
サイト上部にある「ウォレットを接続」をクリックすると、対応ウォレットの一覧が表示されるので、その中から自身が使用しているウォレットを選択する。
するとウォレットが起動し、接続の許可を求められるので、その要求に応じれば接続手続きは完了だ。
Doodlesを購入する
あとは、目星を付けていたDoodlesのアイテムを実際に購入するだけだ。
Doodlesのアイテムの詳細画面で「Buy Now」をクリックすると、ウォレットが起動するので、指示に従って操作すれば購入することができる。
以上、OpenSeaを例にしてDoodlesの購入方法を紹介した。
購入までの流れを理解できたら、Coincheckでイーサリアムを調達するところから始めてみよう。
Doodlesに関するよくある質問
最後に、Doodlesに関してよくある質問を3つ紹介する。
よくある質問
- Doodlesのトークン規格は何ですか?
- Doodlesにロイヤリティは設定されていますか?
- Doodlesのコミュニティにはどうすれば参加できますか?
Doodlesのトークン規格は何ですか?
Doodlesの発行基盤はイーサリアムチェーンであり、トークン規格は「ERC-721」に準拠している。
Doodlesにロイヤリティは設定されていますか?
ロイヤリティとは、NFTのクリエイターに対するインセンティブのことだ。
二次取引が成立するたびに、二次出品者の売り上げから一定の割合が自動的に徴収され、クリエイターに還元される。
Doodlesにもロイヤリティは設定されており、その数値は5%となっている。
Doodlesのコミュニティにはどうすれば参加できますか?
DoodlesのコミュニティはDiscord上で形成されており、Doodlesの保有状況に関わらず、以下のリンクから誰でも参加することができる。
Doodles(ドゥードゥルズ)とは?まとめ
今回はコレクタブルNFTのDoodlesについて、その特徴や将来性などを紹介した。
この記事のまとめ
- Doodlesは、ポップなデザインが特徴的なコレクタブルNFT
- Doodles2やSpaceDoodlesなど、後継プロジェクトも生まれている
- グッズ販売をはじめとして、デジタルとアナログの境界を越えたサービスを展開中
- 一時期と比べて昨今のDoodlesは、割安な価格水準で推移している
Doodlesの開発チームは、おもちゃストアのCAMPと提携してグッズを販売したり、アニメーションをつくったりと、NFTに留まらない積極的な事業展開をおこなっている。
取引価格は2022年5月以降、思わしくない状態が続いているが、そうした果敢な事業展開によって知名度を上げていけば、今後息を吹き返す可能性は十分にあるだろう。
NFTのコレクションや転売に興味がある方は、ぜひDoodlesに実際に触れてみてはいかがだろうか。
なお購入の際に必要なイーサリアムは、ダウンロード数4年連続No.1*のCoincheckの取引アプリを使えば、ストレスなく調達できる。*対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2022年、データ協力:AppTweak
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