2025年3月、BitTradeに新しい仮想通貨「UPC」が上場しました。
ただUPCは比較的新しいコインで、それがどういったものなのか知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、UPCとその基盤であるUPCXについて、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していきます。

UPCへの投資に関心がある方は、ぜひ読んでみてください!
この記事からわかること
- UPCX/UPCの基本情報
- UPCX/UPCの3つの特徴
- UPCの値動き
- UPCX/UPCの将来性
- UPCを買える仮想通貨取引所
BitTradeの特長
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- わずか2円から取引を始められる
- 現物取引(取引所)の取引手数料が無料
- レンディングによる資産運用も可能
目次
UPCX/UPCとは?

名称 | UPC |
シンボル・単位 | UPC |
ローンチ時期 | 2023年 *BC(メインネット)のローンチは2024年 |
サイトURL | https://upcx.io/ |
UPCXは、金融サービスに最適化された高速ブロックチェーン、およびそれを基盤とした決済システムです。
クレジットカードなどの既存サービスを上回る高いパフォーマンス性を有しており、少しずつ市場シェアと認知を拡げています。
UPCは、そのUPCXのネイティブトークンです。
ネットワークのセキュリティ保護や、取引手数料の支払いなど、複数の役割を担っています。
またUPCは、2025年3月にBitTradeから、国内市場への初上場を果たしました。
UPCX/UPCの特徴
さてUPCXとUPCは、次のような特徴を持っています。
主な特徴
- 金融サービスでの活用に特化
- 最先端の技術を採用
- 高い安全性も担保
金融サービスでの活用に特化

先ほど述べたとおりUPCXは、金融サービスに最適化されたブロックチェーンです。
取引を高スループットかつ低遅延で処理できる性能を持ち、リアルタイム決済や金融機関の取引での利用に適しています。
また、金融市場のデジタル化を支援し、法定通貨や仮想通貨をシームレスに統合できるように設計されています。
最先端の技術を採用
UPCXは、2024年末にメインネットがローンチ*された、比較的あたらしいブロックチェーンです。*UPCは2023年から流通
そのため、以下のような最先端の技術が採用されています。
主な技術
グラフェン:
高スループットと低遅延を実現するために設計されたフレームワーク
シャーディング:
トランザクションの並列処理を可能にする技術
ポスト量子コンピューティング:
量子コンピューティングに対抗するための暗号化技術
これらの中でグラフェンやシャーディングは、取引処理の高速・低コスト化に寄与しています。
UPCXは理論上、1秒あたり数百万件もの取引を処理することが可能です。
高い安全性も担保
ブロックチェーンのセキュリティの根幹は、コンセンサスアルゴリズムが担います。
UPCXのコンセンサスアルゴリズムは、DPoSとBFTを組み合わせたハイブリッドです。
その組み合わせによって、取引の高速処理とネットワークの堅牢性の両立を実現しています。
ちなみにDPoSを採用しているということは、UPCのステーキングで稼げることも意味します。

なぜBitTradeに上場できたのか?
日本の仮想通貨取引所は、海外と比べると審査基準が厳しく、新規上場のハードルは高めです。
そんな中でUPCは、BitTradeへの上場を果たしました。
その要因の1つとして、UPCXの開発に多くの日本人が関わっていることが挙げられるでしょう。
UPCXを開発した「UPCX-Platforms PTE. LTD.」はシンガポールに拠点を置く海外企業ですが、共同創設者の1人である今泉 大氏は日本人です。

また今泉氏以外にも、多くの日本人が開発に参画しています。
そうした背景があって、BitTradeとのコネクションを上手く構築することができたのだと考えられます。

ちなみにUPCXは、日本市場への進出を「アジア戦略の一環」と位置付けています。

これからまだまだ日本や韓国などで、上場先が増えていくかもしれませんね!
UPCの値動き
ここで、UPCの値動きを確認しておきましょう。
リアルタイムの値動きは、次のチャートのとおりです。
将来性に関わる注目ポイント
続いて以下の3つの要素から、UPCXとUPCの将来性を考察してみましょう。
将来性に関わる注目要素
- プロモーションに積極的
- 上場先が増える可能性がある
- 今は数あるスタートアップの1つに過ぎない
プロモーションに積極的
UPCXを運営する「UPCX-Platforms PTE. LTD.」は、プロモーションを積極的におこなっています。
例えば2024年におこなわれた水泳世界選手権には、決済スポンサーとして参加。
UPCXのロゴが選手のゼッケンなどに記載され、世界に認知を広めました。

こうした積極的な活動が実を結べば、UPCXのシェアは世界で拡大していくでしょう!

上場先が増える可能性がある
UPCは、2023年生まれの比較的あたらしい仮想通貨です。
そのため国内外で、まだまだ上場先が限られています。
UPCXは特にアジア市場への進出を重要な戦略として位置づけているため、これから日本を含めてアジア各国で上場先が増えていく可能性が高いです。
また、上場先が増えれば当然、時価総額と流動性の拡大を期待できます。

今は数あるスタートアップの1つに過ぎない
今のところUPCXは、数多あるWeb3のスタートアッププロダクトの1つに過ぎません。
特に金融サービス分野は競争が激しく、現状では目立った存在とは言えないでしょう。
しかし、今後の開発やプロモーションの行方次第では大きな飛躍を遂げる可能性があり、その将来性に期待が寄せられています。

UPCの価格予想
海外のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもあります。
その中の1つ「Digital Coin Price」における、UPCの今後10年の価格予想は次のとおりです。
Year | Minimum Price | Average Price | Maximum Price |
---|---|---|---|
2025 | $3.47 | $8.15 | $8.49 |
2026 | $8.27 | $9.37 | $10.02 |
2027 | $11.39 | $13.86 | $13.99 |
2028 | $14.86 | $16.72 | $17.66 |
2029 | $14.86 | $16.72 | $17.66 |
2030 | $18.34 | $20.20 | $21.11 |
2031 | $26.02 | $27.70 | $28.63 |
2032 | $37.65 | $39.55 | $40.14 |
2033 | $53.08 | $54.68 | $55.44 |
2034 | $72.38 | $74.10 | $75.02 |
参考
- 執筆時の価格:3.86ドル(2025年3月27日)
- 史上最高値:5.37ドル(2025年3月25日)
Digital Coin Priceは、今後10年の間でUPCの価格が堅調に上がっていくと予想しています。
UPCXの性能や将来性を考えれば、そうした未来も十分に期待できるでしょう。

ぜひこの予想も含めて、UPCに投資すべきかを検討してみてください!
UPCを買える仮想通貨取引所
UPCを買えるのは今のところ、国内ではBitTradeだけです。
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
取扱銘柄* | ADA、APT、ASTR、ATOM、AXS、BAT、BCH、BNB、BOBA、BSV、BTC、COT、DAI、DEP、DOGE、DOT、ETH、ETC、EOS、FLR、JMY、JOC、IOST、LTC、MATIC、MKR、MONA、ONT、QTUM、TRX、SHIB、SAND、SUI、SOL、SXP、TON、UPC、XRP、XEM、XLM、XYM、XTZ、ZPG 【全43種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ 無料 レバレッジ取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:銘柄ごとで異なる |
自動積立 | 〇 |
レンディング | 〇 |
ステーキング | ✕ |
その他サービス | ー |
BitTradeの特長
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- わずか2円から取引を始められる
- 現物取引(取引所)の取引手数料が無料
- レンディングによる資産運用も可能
BitTradeは、国内トップクラスの銘柄ラインナップを誇る、人気の仮想通貨取引所です。
UPCだけでなくJASMYやASTRなど、日本と所縁がある銘柄が複数用意されています。
また、レンディングや自動積立など、裁量取引以外のサービスも充実しています。

UPCへの投資に興味がある方はぜひ、BitTradeをチェックしてみてください!
UPCX/UPCに関するQ&A
最後に、UPCXとUPCに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- ホワイトペーパーはありますか?
- UPCのレバレッジ取引は可能ですか?
- UPCのトークノミクスを教えてください。
ホワイトペーパーはありますか?
UPCXのホワイトペーパーは、以下のリンクで公開されています。
UPCのレバレッジ取引は可能ですか?
BitTradeのレバレッジ取引では、今のところUPCの取り扱いはありません。
一方でBitgetなど一部の海外取引所では、現物取引だけでなくレバレッジ取引も可能です。
UPCのトークノミクスを教えてください。
UPCは、あらかじめ発行上限が7億8,000万枚に設定されています。
また2025年3月時点では、その内の約7,000万枚が市場で流通しています。
流通量は、エコシステムの拡大に伴って、増加していく見込みです。

UPCX/UPCとは?まとめ
今回は、金融サービス特化のブロックチェーン「UPCX」と、その基軸通貨「UPC」について解説しました。
この記事のまとめ
- UPCXは、金融サービスに最適化されたブロックチェーン
- 金融サービスの基盤となるべく、高速処理と安全性を両立
- 2024年生まれのプロダクトで、先行する競合よりも高性能
- UPCは、特にアジア圏での上場先の増加を見込まれている
UPCXおよびUPCは、仮想通貨業界で今後の成長が期待されているプロジェクトです。
日本をはじめとするアジア市場を重要なターゲットとし、プロモーション活動にも積極的です。
上場先の拡大によって、取引量や流動性の増加も見込めます。
そんなUPCXの将来性に期待する方は、ぜひBitTradeを使って、UPCをポートフォリオに加えてみてはどうでしょうか。