仮想通貨には、例えばNFTゲーム関連銘柄やDeFi関連銘柄など、さまざまなカテゴリーがあります。
またその中でも、プライバシー保護を重視した「プライバシーコイン」は、投資対象として根強い人気を誇っています。
本記事ではそんなプライバシーコインについて、将来性やおすすめの銘柄などをわかりやすく解説します。

興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- プライバシーコインの基本情報
- プライバシーコインの現状と将来性
- 投資におすすめのプライバシーコイン5選
- プライバシーコインへの投資に適した海外取引所
後ほどおすすめ銘柄を5つ紹介しますが、海外取引所のMEXCなら、それらがすべてラインナップされています。
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目次
プライバシーコインとは?

プライバシーコインとは、その名のとおりプライバシー保護を重視した仮想通貨のことです。
送金者および受取人の身元や、取引の金額を隠す機能を備えています。
またその機能によって保有者は、政府や企業による監視を避けることができます。
詳しくは後述しますが、プライバシーコインは2018年に日本市場からは排除されて、2025年時点でも取り扱いがありません。
しかし、MEXCをはじめとして海外では多くの銘柄が流通しており、一部の銘柄は投資対象としても高い人気があります。
なぜ日本市場から排除されたのか?
プライバシーコインは、保有者のプライバシーを守る機能を持ちます。
一方でその機能は、マネーロンダリングやテロ資金の調達手段といった犯罪での悪用も懸念されています。

そうした懸念からいくつかの国の規制当局は、プライバシーコインに対する規制をおこなっています。
日本においても、プライバシーコインは2018年に市場から排除されてしまいました。
なお、日本人を受け入れている海外取引所を利用すれば、現在も日本人がプライバシーコインに投資することは可能です。
また、個人がプライバシーコインを保有することに対し、ペナルティが科されることはありません。
プライバシーコインの現状と将来性
CoinMarketCapによると2025年4月時点でプライバシーコインは、約110種類存在しています。
またトータルの時価総額は約70億ドル(約1兆円)に上り、もっとも人気があるMoneroは、時価総額ランキングで20位台に付けています*。*2025年4月時点


プライバシーコインは現状、実需・投資需要ともに十分な規模があることがうかがえますね!
また、プライバシーコインの技術は進化しつつづけており、個人情報保護の意識が高まるにつれて、さらなる需要の拡大を期待できます。

なお、前述のとおりプライバシーコインには悪用の懸念があり、各国の規制の動向には注意が必要です。
しかしそれを踏まえても、将来の発展が見込めるカテゴリーだと見られています。
おすすめのプライバシーコイン5選
それではここで、投資対象としておすすめのプライバシーコインを5つ紹介します。
おすすめ銘柄5選
- Monero(モネロ)
- Zcash(ジーキャッシュ)
- Verge(ヴァージ)
- Beldex(ベルデックス)
- Oasis Network/ROSE
Monero(モネロ)

名称 | Monero(モネロ) |
シンボル・通貨単位 | XMR |
ローンチ時期 | 2014年5月 |
サイトURL | https://www.getmonero.org |
Monero(モネロ)は、プライバシーコインの代表格といえる銘柄です。
プライバシーコインの中でもっとも時価総額が大きく、全体で見ても時価総額ランキング20位台*に付けています。*2025年4月時点
Moneroは、「リング署名」や「ステルスアドレス」などの先進的な技術を活用し、取引の完全な匿名性を実現。
競合コインと比べても、非常に高水準のプライバシー保護機能を備えています。
Zcash(ジーキャッシュ)

名称 | Zcash(ジーキャッシュ) |
シンボル・通貨単位 | ZEC |
ローンチ時期 | 2016年10月 |
サイトURL | https://z.cash |
Zcash(ジーキャッシュ)は、「ゼロ知識証明」という技術を用いて、ユーザーのプライバシーを確保することができるコインです。
またZcashは、取引情報を開示するかどうかをユーザー自身が選べる仕組みを採用しています。
こうした柔軟性により、万が一のトラブル時には、情報を開示して自身の正当性を証明することが可能です。
そしてこの仕組みは、マネーロンダリングなどの悪用の抑制にも寄与しています。
Verge(ヴァージ)

名称 | Verge |
シンボル・通貨単位 | XVG |
ローンチ時期 | 2014年 |
サイトURL | https://vergecurrency.com |
Verge(ヴァージ)は、日常的な使用を目的として生まれたプライバシーコインです。
プライバシー保護機能があるのはもちろんのこと、低コストかつ高速での取引が可能なため、日常的な決済にも適しています。
また、Vergeは特定の企業ではなく、コミュニティ主導で開発が進められているのも特徴です。
開発資金も、コミュニティからの寄付によって支えられている点に、分散型プロジェクトとしての魅力が感じられます。
Beldex(ベルデックス)

名称 | Beldex Coin |
シンボル・通貨単位 | BDX |
ローンチ | 2019年 |
サイトURL | https://www.beldex.io/ |
Beldex(ベルデックス)は、
- ビットコインなどで採用されているPoW
- イーサリアムなどで採用されているPoS
という2種類のコンセンサスアルゴリズムのいいとこ取りをした、ハイブリッド型のブロックチェーンです。
ハイブリッド化によって、プライバシーを確保しつつ、高速でスケーラブルな利用環境を実現しています。
またBeldexは、VPNサービスなどのプライバシー保護ソリューションを提供している点も特徴的です。
それにより、ネット上でのユーザーの匿名性確保を広くサポートしてくれるプラットフォームとしても注目されています。
Oasis Network/ROSE

名称 | ROSEトークン |
シンボル・通貨単位 | ROSE |
ローンチ | 2020年11月 |
サイトURL | https://oasisprotocol.org |
Oasis Networkは2020年11月にローンチされたL1チェーンで、ネイティブトークンは「ROSEトークン」といいます。
スマートコントラクトの機能が備わっており、プライバシーを重視したDAppsの構築が可能です。
また近年は、高度なプライバシー機能を活かし、大量の個人データを学習に用いるAI開発の分野にも進出しています。
以上、投資対象としておすすめのプライバシーコインを5つ紹介しました。
一口にプライバシーコインと言っても、銘柄ごとで性能や目的などに違いがあることが分かってもらえたと思います。
よりくわしい内容は、それぞれに添付した個別記事で解説しているので、気になる銘柄があればぜひ覗いてみてください。
おすすめの仮想通貨取引所
冒頭に述べたとおり国内だと現状、プライバシーコインに属する銘柄を扱う仮想通貨取引所は存在しません。
そのためプライバシーコインに投資する際には、
- 各種プライバシーコインの取り扱いがある
- 日本人投資家を受け入れている
これらの条件を満たす海外取引所の口座が必要になります。
選択肢はいくつかあるが、その中でもイチオシはMEXC(エムイーエックスシー)です。
取扱銘柄数* | 2,900種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.05%、Taker0.05% 先物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.02% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引 先物取引 レバレッジETF コピートレード セービング |
日本語対応 | 〇 |
公式サイト | MEXC公式サイト |
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- 2,900種類以上*の銘柄をラインナップ
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*2025年1月時点
MEXCは海外でも屈指の取扱銘柄数を誇っており、今回取り上げた5つの銘柄もすべてラインナップされています。
また現物取引(取引所)では、手数料無料で取引を楽しめます。
日本語表記に対応していて、各種ツールのUIが分かりやすいのも、日本人投資家にとってうれしいポイントです。

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プライバシーコインは魅力的な投資対象の1つ
今回は、投資対象としておすすめのプライバシーコインを紹介しました。
この記事のまとめ
- プライバシーコインは、プライバシー保護機能を持つ仮想通貨の総称
- 悪用の懸念から、日本市場からは2018年に排除された
- 一括りにプライバシーコインと言っても、銘柄ごとで性能や目的は多種多様
- プライバシーコインに投資するには海外取引所の口座が必須
プライバシーコインは、その名のとおりプライバシー性能に重点が置かれた仮想通貨のことです。
資金洗浄などに悪用されかねないという懸念から国内での取り扱いはありませんが、海外では豊富な実需があり、投資対象としての人気です。
保有者にとって害があるものではもちろんないので、興味がある方はMEXCを使い、ポートフォリオに加えてみてはいかがでしょうか。