昨今のブロックチェーン/仮想通貨業界では、新しいトレンドとして「モジュラー型」のブロックチェーンが話題を呼んでいます。
今回紹介するのも、そんなモジュラー型ブロックチェーンの1つ「Manta Network(マンタ・ネットワーク)」です。
Manta Networkは、将来有望なブロックチェーンの1つとして、業界に広く認知されています、
またネイティブトークンの「MANTA」は、海外メディアで2024年注目の銘柄として取り上げられるなど、たびたび紹介されています。

本記事ではそんなManta Networkと、基軸通貨のMANTAについて、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していきます。
この記事からわかること
- Manta Network/MANTAの基本情報
- Manta Network/MANTAの5つの特徴
- MANTAの値動き
- Manta Network/MANTAの将来性
- MANTAの価格予想
- MANTAを買える海外取引所
ネイティブトークンのMANTAは、残念ながら今のところ、国内取引所での取り扱いがありません。
そのため投資したい場合は、海外取引所の口座が必要になります。
MANTAを扱う海外取引所はいくつかありますが、中でも「Bybit(バイビット)」は日本語表記に対応していて、英語が苦手な方でも難なく使えます。
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目次
Manta Network/MANTAとは?

名称 | MANTA |
シンボル・通貨単位 | MANTA |
基盤チェーン | Manta Network |
ローンチ時期 | 2023年9月 |
サイトURL | https://manta.network |
Manta Network(マンタ・ネットワーク)は、2023年9月にローンチされた新興のモジュラー型ブロックチェーンです。
ネイティブトークンは「MANTA」といい、ガス代(ネットワーク手数料)の支払いやステーキングなど、さまざまな用途で用いられています。
なお冒頭にも述べたとおり、MANTAは今のところ、国内市場での取り扱いがありません。
そのため投資したい場合は、Bybitなどの海外取引所の口座を持つ必要があります。
Manta Network/MANTAの特徴
さて。Manta Networkと基軸通貨のMANTAは、次のような特徴を持っています。
主な特徴
- モジュラー型のブロックチェーン
- 「Pacific」と「Atlantic」がある
- 「ゼロ知識証明(ZK)」を用いている
- Celestiaの「データ可用性」技術を活用
- MANATAが複数のユーティリティを持つ
モジュラー型のブロックチェーン
繰り返しになりますがManta Networkは、拡張性・柔軟性に優れるモジュラー型のブロックチェーンです。
従来のブロックチェーン(モノリシック型)は、単一のネットワークが決済や記録などのあらゆる役割を担っていました。
一方でモジュラー型は、自由に組み合わせた複数のレイヤーで役割を分担できるように設計されています。
それによりネットワークが最適化され、高スケーラビリティかつ低コストな利用環境を実現しています。

「Pacific」と「Atlantic」がある
現状Manta Networkには、「Manta Pacific」と「Manta Atlantic」の2種類のネットワークがあります。

「Manta Pacific」は、イーサリアムチェーンのレイヤー2ブロックチェーンです。
イーサリアムとの互換性を持ち、スケーラブルで低コストな利用環境をユーザーに提供しています。
また「Manta Atlantic」は、ポルカドットチェーンの「パラチェーン」の1つです。
数あるパラチェーンの中、現状もっとも高速でトランザクションを処理可能なネットワークだとされています。
「ゼロ知識証明(ZK)」を用いている
「ゼロ知識証明(ZK、zero-knowledge proof)」とは、ある情報の正当性や有効性を、その情報そのものを明らかにすることなく証明する技術のことです。
ブロックチェーンでゼロ知識証明を用いると、ユーザーのプライバシーに触れることなく、取引の正当性などをチェックすることができます。
Manta Networkはこのゼロ知識証明を随所に用いており、ユーザーのプライバシー確保とネットワークの安全性の確保を上手く両立させています。

Celestiaの「データ可用性」技術を活用
「データの可用性(アベイラビリティ)」とは、ブロックに格納された取引のデータを後からだれでも参照できることを指します。
Manta Networkと同じくモジュラー型の「Celestia」では、「データ可用性サンプリング」という独自技術で、以下の図のようにブロックのデータの一部を取り出せるようになっています。

ブロックのデータサイズなどに関係なく、あとから簡単に必要なデータを参照できるということです。

Manta Networkは、このCelestiaを「DA (データ可用性) レイヤー」として統合しています。
そうすることで、コストを削減しつつ、データ可用性の獲得に成功しました。
MANATAが複数のユーティリティを持つ
ネイティブトークンのMANTAは、Manta PacificとManta Atlantic両方のエコシステムで、ネイティブトークンとして機能しています。
具体的には、次のようなユーティリティを付与されています。
MANTAの主なユーティリティ
- ガス代の支払い手段
- 他の通貨との交換手段
- セキュリティの維持手段
- ステーキングの対象
- ガバナンスへの参加権
Manta Network/MANTAの値動き
ここで、MANTAの値動きを確認しておきましょう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のとおりです。
2025年1月末までの値動き
次に、市場上場から記事執筆時(2025年1月末)までの値動きを振り返りましょう。

MANTAは、2024年1月に海外市場へと上場しました。
上場からしばらくは堅調に推移していたものの、2024年3月頃から下落基調になります。
また、下落が一服してからは、横ばいの状態が長らく続いています。
このようにMANTAの値動きは、これまでのところあまり思わしくありません。
しかし見方を変えると、今のMANTAは上場当初の水準と比べて、かなり割安な価格で買える状態だとも言えます。
現状を安く買えるチャンスと見る方は、ぜひBybitをとおして、MANTAへの投資にトライしてみてはいかがでしょうか。
Manta Network/MANTAの将来性
続いて以下の3つの要素から、Manta NetworkおよびMANTAの将来性を考察してみましょう。
将来性に関わる注目要素
- 先行者利益を獲得できる可能性がある
- 上場先が増えていく公算が大きい
- 各レイヤー2など競合との位置関係に注目
先行者利益を獲得できる可能性がある
新しいソリューションである「モジュラー型」のブロックチェーンは、その性能の高さから、業界内で高い注目を集めています。
しかし、まだ登場から日が浅く、その技術を用いたブロックチェーンの数は限られています。
「CoinMarketCap」によると、2024年2月時点でモジュラー型ブロックチェーンの基軸通貨は、まだわずか16種類しか存在していません。

モジュラー型ブロックチェーンは、今後少しずつ増えていくでしょう。
しかしその中でも、黎明期と言える今の時点で存在しているManta Networkは、先行者利益を獲得する可能性が高いです。

先行者利益があれば、後続のプロジェクトが現れても、簡単には市場シェアを奪われません。
上場先が増えていく公算が大きい
ローンチから日が浅いMANTAは、海外でもまだ上場先が限られています。
そのため今後、国内外で上場先が増えていく可能性が大いにあります。
上場先が増えれば、当然ながら投資資金の流入量の増加が期待されます。
また、新規上場の話題自体が短期的な値上がりの契機になることもあるので、そうした話題に対する価格の反応は逐一チェックしておきたいところです。

競合との位置関係に注目
先ほど述べたように、Manta Networkの「Manta Pacific」はイーサリアムチェーンのレイヤー2ブロックチェーンの1種です。
また「Manta Atlantic」は、ポルカドットチェーンのパラチェーンとして機能しています。
イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン、そしてポルカドットのパラチェーンはいずれも複数存在しています。
そしてそれらのブロックチェーンは、Manta Networkと共存関係にあると同時に、市場シェアを奪い合うライバルでもあります。
後発のブロックチェーンであるManta Networkが今後、そうした競合に対抗し、実需を伸ばしていけるのか要注目です。

Manta Network/MANTAの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもあります。
今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」から、MANTAの価格予想を紹介します。
DigitalCoinPriceにおけるMANTAの今後10年の価格予想は、以下のとおりです。
Year | Minimum Price | Average Price | Maximum Price |
---|---|---|---|
2025 | $0.55 | $1.31 | $1.36 |
2026 | $1.32 | $1.44 | $1.58 |
2027 | $1.82 | $2.21 | $2.24 |
2028 | $2.36 | $2.65 | $2.81 |
2029 | $2.36 | $2.65 | $2.81 |
2030 | $2.93 | $3.29 | $3.36 |
2031 | $4.16 | $4.35 | $4.56 |
2032 | $6.01 | $6.29 | $6.46 |
2033 | $8.47 | $8.77 | $8.86 |
2034 | $11.55 | $11.90 | $12.02 |
参考までに、MANTAの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も載せておきましょう。
- 執筆時の価格:0.61ドル(2025年1月28日)
- 史上最高値:3.84ドル(2024年1月28日)
DigitalCoinPriceは、今後10年でMANTAが堅調に値上がりしていき、記事執筆時点と比べると約20倍の価格になるだろうと予想しています。
ローンチから日が浅く、材料が乏しい中での予想なので、もちろんこの予想を超えて大きく飛躍する可能性もあります。
こうした価格予想も参考にしながら、将来性を見越してMANTAへの投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
MANTAを買える仮想通貨取引所
MANTAは現状、国内取引所での取り扱いがありません。
そのため購入したい場合は、
- MANTAの取り扱いがある
- 日本人投資家を受け入れている
これら2つの条件を満たす海外取引所の口座が必要になります。
具体例は以下のとおりです。
これらの中でも、イチオシはBybit(バイビット)です。
取扱銘柄数* | 1,600種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
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また、日本語表記に対応しているため、英語が苦手な方でも直感的に扱えます。
MANTAに限らず、国内で取り扱いのない銘柄への投資に興味があるなら、ぜひこの機会にBybitの利用を検討してみてください。
ちなみにBybitのより詳しい特徴や評判、口座開設方法などは、以下の記事で別途解説しています。

Bybitのことをもっとよく知りたい方は、ぜひ覗いてみてください。
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Manta Network/MANTAに関するQ&A
それでは最後に、Manta NetworkおよびMANTAに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- MetaMaskはMANTAに対応していますか?
- Manta NetworkのSNSアカウントはありますか?
- MANTAのトークノミクスはどのようになっていますか?
MetaMaskはMANTAに対応していますか?
MetaMaskは、イーサリアムチェーンとそのレイヤー2ブロックチェーンに対応しています。
またManta Pacificは、前述のとおりイーサリアムチェーンのレイヤー2ブロックチェーンです。
つまりMANTAは、MetaMaskでの管理が可能だということです。
Manta NetworkのSNSアカウントはありますか?
Manta Networkの主要なSNSアカウントは、以下のとおりです。
- X(旧Twitter):@MantaNetwork
- Telegram:Manta & Calamari Network
- Discord:Manta Network

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MANTAのトークノミクスはどのようになっていますか?
MANTAのジェネシス期(初期段階)の総供給量は、10億MANTAです。
また、その割り当ては以下のとおりで、約20%分がManta Networkエコシステムおよびコミュニティへと供給されています。

Manta Network/MANTAとは?まとめ
今回はブロックチェーンの「Manta Network」と、そのネイティブトークン「MANTA」について、特徴や将来性などを解説しました。
この記事のまとめ
- Manta Networkは、2023年9月にローンチされた新興のブロックチェーン
- モジュラー型で、従来型のものよりも性能面で優れた部分が多い
- 「Manta Pacific」と「Manta Atlantic」がある
- 基軸通貨「MANTA」は複数のユーティリティを持ち、実需を集めている
モジュラー型ブロックチェーンの種類は、まだそれほど多くありません。
そのためこれから類似のプロダクトが増えていったとしても、Manta Networkは先行者利益によって、有利な立場を獲得する可能性があります。
本記事をとおしてManta Networkに将来性を感じた方は、Bybitを使って、ぜひ今からMANTAへの投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。