メタバースはブロックチェーンとの親和性が高く、さまざまなプロジェクトや仮想通貨がローンチされている。
その中でも昨今の注目株となっているのが、今回取り上げる「Everdome(エバードーム)」だ。
Everdomeは、高性能ゲーム開発エンジンの「Unreal Engine5」を用いたメタバースのプロジェクトであり、そのクオリティの高さから注目を集めている。
本記事ではそんなEverdomeと、ネイティブトークンの「DOME」について、主な特徴や将来性、DOMEの購入方法などを解説していく。
この記事からわかること
- Everdome/DOMEの基本情報、主な特徴
- DOMEのこれまでの値動き
- Everdome/DOMEの将来性
- DOMEの価格予想
- DOMEの購入方法
Everdomeのネイティブトークンである「DOME」は、今のところ国内市場での取り扱いがなく、投資したい場合は海外取引所を利用することになる。
DOMEを扱う海外取引所はいくつかあるが、中でも「Bybit」は日本語表記に対応していて、日本人でもストレスなく扱うことができる。
また、銘柄ラインナップが豊富で、取引手数料もリーズナブルだ。
気になる方はぜひ、Bybit公式サイトもこの機会にチェックしてみてほしい。
Bybitの特長
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- 日本語表記に完全対応
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目次
Everdome/仮想通貨DOMEとは?
名称 | DOME |
シンボル・通貨単位 | DOME |
ローンチ時期 | 2022年2月 |
サイトURL | https://everdome.io |
Everdomeは、仮想通貨のローンチパッド「Tenset」から生まれた、ブロックチェーンベースのメタバースを展開するプロジェクトだ。
ローンチパッドとは?
「ローンチパッド」は、新しいアイデアやプロジェクトを実現するためのプラットフォームだ。
ローンチパッドでは、様々な分野や業界の専門家や仲間とつながることができ、そのフィードバックやサポートを受けられる。
ネイティブトークンは「DOME」であり、メタバース内での決済やステーキングなどに用いられている。
なお、DOMEは残念ながら、今のところ国内市場での取り扱いがない。
そのため購入したい場合は、Bybitなどの海外取引所を利用することになる。
Everdome/仮想通貨DOMEの特徴
さて、メタバースプロジェクトの「Everdome」とそのネイティブトークンである「DOME」は、主に次のような特徴を有している。
主な特徴
- メタバースのクオリティが高い
- ブロックチェーンはイーサリアムチェーンなどを活用
- メタバースをとおしてDOMEを稼ぐこともできる
- ステーキングが可能
メタバースのクオリティが高い
Everdomeのメタバースは、高性能なゲーム開発エンジン「Unreal Engine5」を用いてつくられている。
また、Unreal Engine5で作成された環境下で、3D作成ツールの「Blender」や3Dアニメーション作成ツールの「Autodesk Maya」で構築されたアセットやアニメーションが統合されている。
そうした高性能ツールを用いているため、以下のPVを見てもわかるようにEverdomeのメタバースは、現実のものと見まがうほどにグラフィックのクオリティが高い。
ブロックチェーンはイーサリアムチェーンなどを活用
Everdomeは、「BNBチェーン」と「イーサリアムチェーン」を開発の基盤として活用している。
まずネイティブトークンのDOMEは、BNBチェーンのトークン規格である「BEP-20」に準拠して開発された。
DOMEの基盤としてBNBチェーンを選択した理由は、同ブロックチェーンがトランザクションの処理速度や効率、信頼性の面で優れているからだ。
一方でメタバースにおけるNFTは、今後のプロジェクトの成長やアクセシビリティを考慮し、イーサリアムチェーンをベースに開発された。
イーサリアムチェーンをベースにしているため、EverdomeのNFTは、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で取引することもできる。
メタバーをとおしてDOMEを稼ぐこともできる
Everdomeのメタバースは、仮想の火星の街「Everdome City」を中心に展開されている。
Everdome Cityでは、他のプレイヤーと交流できたり、個人や企業などがメタバース内の自宅としてNFTの不動産を所有できたりと、火星というSFの世界でありつつも、現実さながらの社会を体験できる。
また、EverdomeのエコシステムはネイティブトークンのDOMEで回っており、例えば不動産の売買や賃貸、イベントチケットの販売などをおこなうことによって、DOMEを稼ぐことができる。
ステーキングが可能
Everdomeでは、DOMEのステーキングで稼ぐこともできる。
ステーキングの仕様は以下のとおり。
ステーキングの仕様
- DOMEのロック期間は最短1週間、最長52週間
- ステーキング報酬はいつでも請求可能(請求後、12カ月間ロック)
- APY(年間収益率)は、ステーキングの参加人数やステーキング数量などによって変動
ちなみに、2023年7月時点でのAPY(年間収益率)は7.3%となっている。
仮想通貨DOMEの値動き
ここで、Everdomeのネイティブトークンである「DOME」の値動きを確認しておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のとおりだ。
2023年末までの値動き
次に、ローンチ(2022年2月)から2023年末までの値動きをおさらいしておこう。
御覧のとおりDOMEは、ローンチ直後に少し値上がりを見せたものの、2022年3月以降は下落基調となった。
また、2022年8月以降は値動きそのものが乏しくなってしまい、その状態を抜け出せずにいる。
このように低調な値動きが続く要因としては、そもそもEverdomeのメタバースが正式ローンチされていないことが挙げられるだろう。
本記事執筆時点のEverdomeはαテスト版であり、まだミニゲームで遊ぶ程度のことしかできない。
つまり、メタバース内でのDOMEの実需がまだほとんどないのだ。
またテスト版ということから、多くの投資家からも様子見されている状態だ。
だが一方で、今後メタバースが正式ローンチされれば、実需の増加や話題性から大きく高騰する可能性がある。
そうした将来性に期待して、今の内にDOMEに先行投資しておくと、先々大きなリターンを得られるかもしれない。
将来性に関わる注目ポイント
続いて、以下の3つの要素から、Everdomeと仮想通貨DOMEの将来性を考察してみよう。
今後に関わる注目要素
- メタバースの市場が拡大し続けている
- ロードマップに沿って開発が進行中
- 多くの大手企業と提携している
メタバースの市場が拡大し続けている
Everdomeそのものの将来性を考える前に、メタバース市場全体を見渡してみると、2022年における同市場の規模は、約520億ドル(約6兆8,000億円)と評価*されている。*Kenneth Researchのレポートによる
またメタバース市場は今後、年率+45%のペースで成長していき、その市場規模は2035年に1兆ドルを超えると予測されている。
こうしたメタバース市場の成長は、Everdomeの将来的な需要拡大の下支えになってくれるはずだ。
ロードマップに沿って開発が進行中
Everdomeは、公式サイトにて以下のようなロードマップおよびマイルストーンを公開している。
チェックマークが付いているところが達成済みの部分なのだが、2023年7月時点では、御覧のとおり未達成のものが数多くある状態だ。
一方で今後開発が進んでいき、全体像があらわになっていけば、自ずと注目を集めることになるだろう。
多くの大手企業と提携している
Everdomeは、多くの大手企業と提携しており、その代表例は以下のとおりだ。
代表的な提携先
- アルファロメオ
- フェラーリ
- ディズニー
- トヨタ
大手企業との提携は、プロジェクトの信頼性や期待値をはかる指標の1つとなっており、上記の顔ぶれを見ると、Everdome は十分に信頼できるプロジェクトだと言えるのではないだろうか。
また今後、提携先との協力の元、メタバース内でどのようなコンテンツが展開されるのかと期待を寄せられている。
仮想通貨DOMEの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。
今回はその中から「DigitalCoinPrice」をピックアップし、DOMEの価格予想を紹介する。
DigitalCoinPriceにおける、今後10年のDOMEの価格予想は以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2024 | $0.000498 | $0.00115 | $0.00122 |
2025 | $0.00119 | $0.00141 | $0.00144 |
2026 | $0.00164 | $0.00188 | $0.00198 |
2027 | $0.00214 | $0.00252 | $0.00255 |
2028 | $0.00214 | $0.00252 | $0.00255 |
2029 | $0.00264 | $0.00292 | $0.00296 |
2030 | $0.00376 | $0.00411 | $0.00417 |
2031 | $0.00543 | $0.00571 | $0.00578 |
2032 | $0.00766 | $0.00782 | $0.00802 |
2033 | $0.0104 | $0.0107 | $0.0108 |
2024年2月時点でのDOMEの価格は、約0.0005ドルだ。
その現在の価格に対し、10年後には20倍の0.01ドルに届くとDigitalCoinPriceは予想している。
強気の予想に見えるかもしれないが、他の銘柄における過去の価格推移を鑑みると、10年で20倍というのは十分に現実的な値だ。
これまでの値動きや将来性も考慮して、この予想のような値上がりが見込めると思う方は、Bybitなどの海外取引所を使い、今の内にDOMEへ投資してみるとよいだろう。
仮想通貨DOMEの購入方法
続いて、DOMEの購入方法を紹介しておこう。
最初にも述べたようにDOMEは、国内取引所での取り扱いがない。
そのため購入の際には、以下のように国内取引所と海外取引所を併用する必要がある。
DOMEの購入方法
- 国内取引所で口座を開設する
- 国内取引所で元手となるBTCを購入する
- 海外取引所で口座を開設する
- 海外取引所にBTCを送金する
- 海外取引所でDOMEを購入する
国内取引所で口座を開設する
まずは、海外取引所での取引の元手となるビットコインの調達用に、国内取引所の口座を開設しよう。
ビットコインはほぼすべての国内取引所で取り扱いがあるのだが、海外取引所と併用する場合には、DMM Bitcoinがうってつけだ。
DMM Bitcoinの特長
- 取扱銘柄数が国内最多クラス
- オリジナルの注文方法「BitMatch注文」を使って、取引コストを安く抑えられる
- 仮想通貨の送金手数料が無料
国内の仮想通貨取引所は、仮想通貨を外部に送金する際、ユーザーに対して手数料の支払いを課すところが多い。
しかしDMM Bitcoinの場合は、手数料無料でビットコインを外部へと送金することができる。
また、オリジナルの注文方法「BitMatch注文」を使えば、スプレッドを気にせずにリーズナブルな手数料でビットコインを買える*。*BitMatch注文の時間制限内に注文が成立した場合
その他サービスの詳細は、ぜひDMM Bitcoin公式サイトでチェックしてみてほしい。
国内取引所で元手となるBTCを購入する
国内取引所の口座を用意したら、次はその口座を使って実際にビットコインを調達しよう。
ちなみに、今回はビットコインを例として取り上げているのだが、メジャーな通貨であればどれでもコスト面や結果に大差はない。
なおDMM Bitcoinでビットコインを調達するなら、先ほども挙げたDMM Bitcoinのオリジナルの注文方法「BitMatch注文」を積極的に使うことをすすめる。
BitMatch注文は、一定の有効期限内(発注から30秒)に注文が成立すると、ミッド(仲値)価格で取引できる注文方法だ。
またBitMatch注文では、以下の画像を見てもわかるとおり、販売所のスプレッドを気にせずに取引できるようになっている。
- 左:通常の注文(販売所)
- 右:BitMatch注文の注文画面
スプレッドの代わりに取引手数料は別途かかるが、その取引手数料はスプレッドと比べると、かなり割安だ。
このようにDMM BitcoinではBitMatch注文を使うと、通常の注文(販売所)よりもコストを抑えつつ、ビットコインを用意できる。
海外取引所で口座を開設する
次は、DOMEの取り扱いがあり、なおかつ日本人の利用を受け付けている海外取引所の口座も用意しよう。
選択肢はいくつかあるが、おすすめは「Bybit」だ。
取扱銘柄数* | 1,400種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybitの特長・魅力
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Bybitの取扱銘柄数は国内取引所と比べるとケタ違いに多く、1,300種類を超えている。
また、日本語表記に対応しているため、日本人でも直感的に扱える。
詳しい情報や口座開設の方法は、以下の記事で別途解説しているので、Bybitが気になる方はぜひ参考にしてみてほしい。
海外取引所にBTCを送金する
Bybitなどの海外取引所の口座を用意できたら、国内取引所からその口座に対し、用意したビットコインを送金しよう。
なお、仮想通貨取引所の間で仮想通貨を送金する際は、「トラベルルール」への注意が必要だ。
もしも自身が使用している国内取引所から、海外取引所へとビットコインを直接送れなければ、ウォレットを中継するようにしよう。
トラベルルールとは?
「トラベルルール」は、マネーロンダリングなどの不正行為への対策のために生まれた、顧客情報の共有に関するルールだ。
トラベルルールへの対応のため、各仮想通貨取引所は専用のシステムを導入した。
ところが、そのシステムにはいくつかの種類があり、なおかつシステム間に今のところ互換性がない。
そのためトラベルルールの弊害で現状、一部の仮想通貨取引所同士で仮想通貨の送金・受取ができない状況が生まれている。
ちなみにウォレットはトラベルルールの対象外であり、仮想通貨取引所とウォレットの間では、問題なくやり取りができる。
海外取引所でDOMEを購入する
ひととおりの準備が整ったら、最後に海外取引所でDOMEを購入しよう。
なお、海外取引所ではステーブルコインでの取引が主流であり、BybitにおいてもDOMEの通貨ペアは、ステーブルコインのUSDT(テザー)とのペアのみだ。
したがって、BybitでDOMEの取引をおこなう場合は、一旦用意したビットコインをテザーへと換える必要がある。
以上、国内取引所と海外取引所の併用によるDOMEの購入方法を紹介した。
海外取引所の中でもBybitなら、日本語表記に対応しているため、日本人投資家でも直感的に扱える。
口座開設はネット上で手軽に申し込めるので、DOMEへの投資に興味があるなら、この機会にBybitの利用も検討してみてはいかがだろうか。
Everdome/仮想通貨DOMEに関するよくある質問
最後に、EverdomeとDOMEに関してよくある質問を3つ紹介する。
よくある質問
- メタバースへの入り方を教えてください。
- Everdomeの開発元はどこですか?
- EverdomeのSNS公式アカウントはありますか?
メタバースへの入り方を教えてください。
Everdomeのメタバースへの入り方は、以下のとおりだ。
メタバースへの入り方
- OpenSeaで「Genesis」のNFTを購入
- Genesis Keyを保有した状態でウォレットをEverdomeのサイトに接続
- ソフトをPCにダウンロード
Everdomeのメタバースは、PCにダウンロードし、デスクトップ上でプレイする仕様になっている。
また、前述のとおりEverdomeのメタバースはまだαテスト版であり、現状では「Genesis」というNFTを持っていないと、ソフトをダウンロードすることができない。
ちなみにGenesisは、OpenSeaにあるEverdomeのストアで購入が可能だ。
EverdomeのメタバースはどういったPCで利用できますか?
先ほど紹介したようにEverdomeのメタバースは、PCにソフトをダウンロードすることで利用することができる。
Everdomeのメタバースのソフトが、PCに対して求めるスペックは以下のとおりだ。
Windows | Mac | |
---|---|---|
OS | Windows 10.4以降 | MacOS 11.2以降 |
メモリー | 16GB以上のRAM | 16GB以上のRAM |
プロセッサー | Intel i7、i9 または同等以上 | M1、M1Pro 、M1Max、M1ultra |
グラフィックス / 対応デバイス | RTX 2080 VRAM 8GBまたは同等以上 | Mac Pro (2021) Mac Studio (2022) iMac (2021) MacBook Pro (2021 または 2022) |
ダイレクトX | 11以降 | 該当なし |
Everdomeの開発元はどこですか?
Everdomeの開発元は、アラブ首長国連邦のドバイに本拠地を置く「Everdome FZCO」だ。
CEOのロバート・グリン氏は、先ほど紹介した「METAHERO」のCEOでもある。
EverdomeのSNS公式アカウントはありますか?
Everdomeの主なSNS公式アカウントは、以下のとおりだ。
主なSNS公式アカウント
- Twitter:@Everdome_io
- Instagram:Everdome.ig
- YouTube:@EverdomeYT
Everdome/仮想通貨DOMEとは?まとめ
今回はメタバースのプロジェクト「Everdome」と、そのネイティブトークンである「DOME」について、特徴や将来性などを紹介した。
この記事のまとめ
- Everdomeは、ブロックチェーンベースのメタバースを展開するプロジェクト
- Unreal Engine5を使用しており、グラフィックのクオリティが高い
- ネイティブトークンのDOMEは、メタバース内での決済やステーキングなどに使える
- 2024年2月時点でαテスト版であり、メタバースに入るには「Genesis Key」のNFTが必要
Everdomeは、ゲーム開発エンジンの「Unreal Engine5」を用いた、高クオリティなメタバースのプロジェクトだ。
アルファロメオやディズニーなどの大手企業と提携しており、現在はまだαテスト版だが、正式ローンチへの期待値の高さがうかがえる。
将来性を見込めると感じた方は、Bybitなどの海外取引所を使い、ネイティブトークンである「DOME」への投資にトライしてみてはいかがだろうか。