ブロックチェーン・仮想通貨業界では、毎年のようにトレンドとなるコンテンツやソリューションが生まれている。
また昨今、新たなトレンドとして盛り上がりを見せているのが「RWA(Real World Aset)」だ。
RWAとは?
Real World Assetの略で、不動産や株式やアートなど、現実世界に存在する資産のこと。
本記事ではそのRWAに関連したおすすめ投資銘柄や、おすすめ銘柄への投資にうってつけの仮想通貨取引所などを解説していく。
この記事からわかること
- そもそもRWAとは何か?
- RWAがトークン化される理由・メリット
- RWA関連のおすすめ銘柄5選
- RWA関連銘柄への投資に適した仮想通貨取引所
のちほどRWA関連銘柄を5種類紹介するが、Gate.ioなら、その5銘柄すべてを取引することが可能だ。
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目次
そもそもRWAとは?
RWA(Real World Aset)とは、不動産や株式、商標や特許など、有形・無形を問わず現実世界に存在する資産のことだ。
昨今のブロックチェーン業界では、このRWAの資産的価値をトークン化する動きが一種のトレンドとなってきている。
RWAの事例
有形資産:
不動産、株式、債券、貴金属、美術品、機械設備 など
無形資産:
知的財産、特許、商標 など
ちなみに、RWAという単語だけで「トークン化されたRWA」という意味合いを内包して記述されるケースもある。
RWAのトークン化メリット
昨今なぜ、RWAをトークン化しようとする動きが活発になっているのだろうか。
そこには、以下のようなメリットが存在している。
RWAのトークン化メリット
- 取引の流動性を高められる
- 取引コストを抑えられる
- 取引の透明性を高められる
取引の流動性を高められる
基本的にRWAは、株や不動産などの資産の種類ごとに、異なる市場で取引されている。
しかしRWAをトークン化してしまえば、理論上、あらゆる資産を単一のグローバル市場で取引することができる。
また、
- 24時間365日、取引が可能
- 取引の小口化が可能
といった利点もあり、トークン化によって取引の流動性の向上が見込める。
取引コストを抑えられる
トークン化されたRWAは、中央集権型の市場だけでなく、スマートコントラクトを用いた分散型(非中央集権型)の市場で取引することも可能だ。
スマートコントラクトとは?
あらかじめ設定されたルールに従い、取引を自動執行してくれるブロックチェーン上のプログラムのこと。
またその場合、仲介を必要としない分、中央集権的な市場よりもスピーディかつ低コストで取引することができる。
取引の透明性を高められる
RWAをトークン化すれば、従来の金融取引と比べて、より透明性を担保した取引が可能になる。
RWAはブロックチェーンを基盤としてトークン化され、取引のデータもブロックチェーンに記録されていく。
また基盤がパブリックチェーンであれば、基本的に取引の記録と管理は、不特定多数のネットワーク参加者によっておこなわれる。
そしてユーザーは、そのデータへ後から自由にアクセスすることができる。
以上、RWAのトークン化メリットを3つ紹介した。
こうしたメリットから昨今、RWAのトークン化の動きは加速度的に進んでいる。
また数年後には、DeFiやNFTがそうだったように、トレンドからごく一般的な存在へと移り変わっていくかもしれない。
RWA関連銘柄おすすめ5選
RWAのトークン化の勢いは、それに関連する銘柄の値動きにも強く影響している。
ここではそうした関連銘柄の中から、投資の対象として特におすすめのものを5つ紹介する。
RWAの関連銘柄おすすめ5選
- Avalanche【AVAX】
- ChainLink【LINK】
- MANTRA【OM】
- ONDO【ONDO】
- XDC Network【XDC】
Avalanche【AVAX】
名称 | AVAX |
シンボル・通貨単位 | AVAX |
サイトURL | https://www.avax.network/ |
主な上場先 | bitbank OKCoin Japan Coincheck |
Avalanche(アバランチ)は、DAppsやNFTの開発基盤となっているプラットフォーム型のブロックチェーンだ。
またAvalancheエコシステムには、企業や金融機関が独自のサブネットを構築できるという特徴がある。
サブネットは、RWAのトークン化や流通に適したものをつくることも可能だ。
例えば日本企業のデジタルアセットマーケッツも、Avalancheの開発元であるAva Labsと提携し、RWAトークンの発行支援および流通促進に向けたインフラ構築事業を進めている。
ChainLink【LINK】
名称 | LINK |
シンボル・通貨単位 | LINK |
ローンチ時期 | 2017年 |
サイトURL | https://chain.link/ |
主な上場先 | bitbank GMOコイン BITPOINT |
Chainlink(チェーンリンク)は、イーサリアムチェーンを基盤とした分散型オラクルのプロトコルだ。
データの信頼性を担保した上で、実世界のさまざまなデータを各種ブロックチェーンに提供している。
2024年2月にChainLinkの開発チームは、X(旧Twitter)にて、同プロトコルをRWAのトークン化に適したソリューションであるとアピールした。
またそうした主観的な意見だけでなく、K33リサーチ*のアナリストからも、ChainLinkはRWAトークン化に適していると評価されている。*仮想通貨に関する研究と分析を提供するプロバイダー
MANTRA【OM】
名称 | OMコイン |
シンボル・通貨単位 | OM |
サイトURL | https://www.mantrachain.io/ |
主な上場先 | Gate.io KuCoin BingX |
MANTRA(マントラ)は、RWAに重点を置いたレイヤー1ブロックチェーンだ。
高いセキュリティを担保しつつ、RWAをトークン化できる環境とプロダクトを提供している。
またMANTRAはCosmos SDKを用いたブロックチェーンであり、Cosmosエコシステムの相互運用性を活かし、広くRWAトークンを流通させることが可能だ。
ONDO【ONDO】
名称 | ONDOトークン |
シンボル・通貨単位 | ONDO |
ローンチ時期 | 2024年1月 |
公式サイト | Ondo Foundation Ondo Finance Flux Finance |
主な上場先 | Gate.io Bybit MEXC Bitget KuCoin |
ONDOトークンは、分散型レンディングプラットフォーム「Flux Finance」のガバナンストークンだ。
またFlux Financeは、RWAトークンを発行・販売している金融サービス企業「Ondo Finance」によって開発された。
関連組織・プロダクト
- ブロックチェーン基盤の投資商品を提供する金融サービス企業
- 分散型(非中央集権型)のレンディングプラットフォーム
- 開発したのはOndo Financeだが、運営はOndo DAOが担っている
【Ondo DAO】
- Flux Financeを運営・制御しているDAO
- Ondo DAOとFlux Financeを金銭的に支援する非営利組織
- ONDOトークンの発行元
RWAトークンを扱うOndo FinanceとONDOトークンの間に、直接的なつながりはない。
しかしFlux Financeの成り立ちから、ONDOトークンはRWA関連銘柄として広く認知されている。
XDC Network【XDC】
名称 | XDC |
シンボル・通貨単位 | XDC |
基盤チェーン | XDC Network |
サイトURL | https://xdc.org https://xinfin.org |
主な上場先 | Gate.io Bybit MEXC |
XDC Networkは、貿易金融やエンタープライズ向けに開発されたレイヤー1ブロックチェーンだ。
企業からのニーズに応えるべく、高いセキュリティ性能や拡張性を有している。
またRWAトークンの発行が可能で、貿易資産や債券などのトークン化が活発におこなわれている。
RWA銘柄への投資におすすめの取引所
それでは最後に、国内と海外それぞれで、RWA銘柄への投資に適した仮想通貨取引所を紹介しておこう。
bitbank
取引の種類 | 現物取引(販売所) 現物取引(取引所) |
取扱銘柄* | BTC、XRP、LTC、ETH、MONA、BCH、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、MKR、BOBA、ENJ、MATIC、DOT、DOGE、ASTR、ADA、AVAX、AXS、FLR、SAND、APE、GALA、CHZ、OAS、MANA、GRT、RNDR、BNB、ARB、OP、DAI、KLAY、IMX、MASK 【全38種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.02%、Taker0.12% |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:銘柄ごとで異なる |
その他のサービス | 貸して増やす(レンディング) |
bitbankの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- 取引コストが割安な「取引所」の取扱銘柄が充実
- レンディングでインカムゲインを得られる
- 取引ツールが高性能(TradingViewを搭載)
*2024年 現物取引部門
今回紹介した5銘柄の内、国内での取り扱いがあるのはAVAXとLINKの2種類だ。
bitbankには、その2種類が両方揃っている。
また取引の形式は販売所と取引所から選択可能で、後者を利用すれば、よりリーズナブルな手数料で取引を楽しむことができる。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
概要 | 仮想通貨取引所とユーザーの間で取引 | 仮想通貨取引所のユーザー同士で取引 |
メリット | 仕組みがシンプル 約定力が高い | 取引コストが割安 |
デメリット | 取引コスト(スプレッド)が割高 | 思いどおりに約定するとは限らない 仕組みがやや難解 |
Gate.io
取扱銘柄数* | 2,500種類以上 |
取引手数料 | 現物取引*: ⇒ Maker 0.20%、Taker0.20% 先物取引*: ⇒ Maker 0.020%、Taker0.050% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引 クレジットカード決済 信用取引(レバレッジ取引) 先物取引(期限付き、無期限) コピートレード ステーキング Lend&Earn(レンディング) 自動売買 |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Gate.io公式サイト |
Gate.ioの特長・魅力
- 業界トップクラスの2,100種類以上*もの仮想通貨が揃う
- サービスのバリエーションが豊富
- 高い流動性の元、安定した取引が可能
- 顧客資産の安全性が高い
*2024年6月時点
Gate.ioには、海外でもトップクラスとなる2,100種類以上もの銘柄がラインナップされている。
その中にはもちろん、今回紹介した5銘柄がすべて含まれている。
またGate.ioはサービスが多彩で、現物取引のみならず自動売買ツールやレンディング、ステーキングなどでRWA関連銘柄を運用することも可能だ。
bitbankとGate.ioは、どちらも無料で口座をつくることができる。
まだ使ったことがなければ、ぜひこの機会に利用を検討してみてほしい。
今の内にRWA関連銘柄を仕込んでおこう
今回はおすすめのRWA関連銘柄や、それらの銘柄を扱う仮想通貨取引所などを紹介した。
この記事のまとめ
- RWAとは、不動産や株式などの実在する資産のこと
- 昨今のブロックチェーン業界では、RWAのトークン化がトレンドになっている
- RWA関連銘柄に投資しておくと、トレンドの中で値上がり益を得られるかも
繰り返しになるが世界中で今、さまざまな企業や金融機関がRWAのトークン化に取り組んでいる。
将来的には仮想通貨やNFTのように、多種多様なRWAが活発に取引されるようになるかもしれない。
ただ現状はまだまだ発展途上なので、今の内にRWA関連銘柄に手を付けておくと、トレンドの中で短中期的な値上がり益を享受できる可能性がある。
本記事をとおして興味を持った方は、Gate.ioやbitbankをとおして、実際にRWA関連銘柄への投資にトライしてみてはどうだろうか。