昨今のSNS市場では、Xの対抗馬として登場した分散型SNS「BlueSky(ブルースカイ)」に多くの注目が集まっています。
またそんな中、既存のSNSにWeb3の機能を付加できるプロダクト「Mask Network(マスクネットワーク)」にも、期待が寄せられています。
本記事ではそのMask Networkとガバナンストークン「MASK」について、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していきます。

MASKへの投資を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- Mask Network/MASKの基本情報
- Mask Network/MASKの4つの特徴
- MASKの値動き
- Mask Network/MASKの将来性
- MASKの価格予想
- MASKを買える仮想通貨取引所
2025年1月時点でMASKは、「OKJ」や「bitbank」など国内4社に上場しています。
またbitbankでは、よりリーズナブルな手数料でMASKを売買することができます*。*現物取引(取引所)を利用した場合

MASKに投資してみたい方は、先にbitbankで口座をつくっておきましょう。
bitbankの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- 取引コストが割安な「取引所」の取扱銘柄が充実
- レンディングでインカムゲインを得られる
- 取引ツールが高性能(TradingViewを搭載)
*2024年 現物取引部門
目次
Mask Network/MASKとは?

名称 | MASK |
シンボル・通貨単位 | MASK |
サイトURL | https://mask.io/ |
上場先 | bitbank OKJ |
Mask Networkは、既存のSNSサービスにWeb3の機能を付加できるブラウザの拡張機能です。
Google Cromeなどのブラウザにインストールすることで、X(旧Twitter)などの使い慣れたSNS内で、Web3の様々な機能を活用することができます。
またMask Networkは「MASK」という独自通貨を発行しており、保有するとガバナンスへの参加権を得られます。
なおMASKは、2023年11月末にOKJから、国内市場への上場を果たしました。
さらに、bitbankやbitFlyerなどにも相次いで上場しています。
Mask Network/MASKの特徴
さてMask Networkおよび仮想通貨MASKは、次のような特徴を持っています。
主な特徴
- SNSにWeb3の機能を付加できる
- SNSのプライバシー性能を強化できる
- 手持ちのNFTをSNSアイコンにできる
- MASKはガバナンストークン
SNSにWeb3の機能を付加できる
Mask NetworkはWebブラウザの拡張機能であり、Google Cromeなどに無料で導入することができます。

Mask Networkを導入すると、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNS上に、Web3の機能やサービスが付加されます。
ここで実例として、Mask Networkを導入したXを見てみましょう。
WebブラウザにMask Networkをインストールした状態でXを開くと、メニューにウォレット接続機能とMask Networkのタブが追加されます。
そして、Web3関連のニュースなどにアプローチしやすい独自のウインドウも表示できるようになります。

また、メニューにあるMask Networkのタブを選択すると、
- DEX
- クロスチェーンブリッジ
- 分散型ストレージ
- セービング(ステーキング)サービス
など、さまざまなWeb3のサービスに、簡単にアクセスすることが可能です。

SNSのプライバシー性能を強化できる
ブロックチェーン技術を用いたプロダクトであるMask Networkをブラウザに導入すると、SNSのプライバシー性能を強化することもできます。
具体的には、SNSで送信するメッセージを任意で暗号化し、特定の相手にだけ見える形にすることが可能です。

手持ちのNFTをSNSアイコンにできる
NFTアートはSNSのアイコンによく使われていますが、Mask Networkを使うと、手持ちのNFTをより簡単にアイコンにすることができます。

Mask Networkをブラウザに導入すると、各SNSにMetaMaskなどのウォレットを接続できます。
またウォレット内にNFTを保有していれば、そのNFTを引き出して、SNSアイコンにすることができます。

MASKはガバナンストークン
仮想通貨MASKは、Mask Networkのガバナンストークンです。
Mask Networkは、実業家のSuji Yan氏が率いる「Dimension」が開発したプロダクトであり、成り立ちは中央主権的です。
一方でDAO(分散型自律組織)も設けられており、非中央集権的な性質も持ち合わせています。
MASKを保有すれば、だれでもDAOをとおして、Mask Networkの運営に関わる意思決定に参加することが可能です。

MASKの値動き
それではここで、MASKの値動きを確認しておきましょう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおり。
2024年末までの値動き
次に、海外市場への上場を果たした2021年2月末から、2024年末までの値動きをおさらいしていきましょう。

御覧のとおりMASKは、これまでのところ市場上場直後の価格がもっとも高く、上場から長らく思わしくない値動きが続いています。
ただ、見方を変えると昨今のMASKは、2021年前半頃と比べて割安な価格で買える状態にあるとも言えます。

現状を安く買えるチャンスと見る方は、bitbankでMASKへの投資にトライしてみてください!
将来性に関わる注目ポイント
続いて以下の3つの要素から、MASKの将来性を考察してみよう。
将来性に関わる注目要素
- 分散型SNSが話題を呼んでいる
- SNS関連の銘柄では時価総額トップ
- 使えるSNSが増えていく予定
分散型SNSが話題を呼んでいる
昨今のSNS市場では、2024年2月に一般公開された「Bluesky(ブルースカイ)」を中心に、「分散型SNS」が話題を呼んでいます。
従来(Web2)のSNSにWeb3の要素を追加するMask Networkとはやや毛色が違いますが、その話題性はMask Networkにとっても追い風になっています。
BlueSkyのような分散型SNSが今後普及していけば、その市場の変化が、Mask Networkの需要も伸ばしてくれるかもしれません。
SNS関連の銘柄では時価総額トップ
先ほどのMASKの値動きを見ると、Mask NetworkおよびMASKは、あまり人気のないコンテンツのように感じられるかもしれません。
SNS関連の銘柄に限定してMASKの時価総額を見ると、堂々のトップ*に立っています。*2025年1月時点

関連銘柄の時価総額の比較だけで、市場シェアを正確に測ることはできません。
しかし、「分散型SNS」というセクターの中ではそれなりの知名度と人気があることがうかがえます。
また、現状獲得している知名度や需要は、長期的にMASKに優位性をもたらしてくれるはずです。
使えるSNSが増えていく予定
2024年3月時点でMask Networkが対応しているSNSは、以下の4種類だけです。
対応しているSNS
- X(旧Twitter)
- Minds
しかし将来的に、より多くのSNSで使えるようになるとのこと。
使えるSNSが増えれば、仮想通貨MASKの需要も自ずと増していくでしょう。
Mask Network/MASKの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもあります。
今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」から、MASKの価格予想を紹介します。
DigitalCoinPriceにおけるMASKの今後10年の価格予想は、以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2024 | $4.16 | $8.85 | $10.11 |
2025 | $9.94 | $11.45 | $12.04 |
2026 | $13.63 | $16.13 | $16.36 |
2027 | $17.81 | $20.74 | $21.10 |
2028 | $17.81 | $20.74 | $21.10 |
2029 | $21.98 | $24.29 | $25.16 |
2030 | $31.21 | $33.95 | $34.64 |
2031 | $45.14 | $47.76 | $48.07 |
2032 | $63.64 | $66.24 | $66.55 |
2033 | $86.77 | $88.35 | $89.47 |
参考までに、MASKの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も載せておきましょう。
- 執筆時の価格:2.80ドル(2025年1月9日)
- 史上最高値:97.92ドル(2021年2月25日)
DigitalCoinPriceは、今後MASKが堅調に値上がりしていき、10年後には80ドル台に達すると予想しています。
これまでの最高値が市場上場直後の97.92ドルなので、上昇の値幅としては十分に起こり得る範疇だと言えるでしょう。
MASKに関心があるなら、ぜひこうした価格予想も参考にしつつ、将来性を見越して同銘柄への投資にチャレンジしてみてください。
MASKを買える仮想通貨取引所
2025年1月時点でMASKは、次の国内4社に上場しています。
MASKを扱う仮想通貨取引所
また、これらの中でもイチオシはbitbankです。
bitbank
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) 信用取引(取引所) |
取扱銘柄* | ADA、APE、ARB、ASTR、AVAX、AXS、BAT、BCH、BNB、BOBA、BTC、CHZ、CYBER、DAI、DOT、DOGE、ENJ、ETH、FLR、GALA、GRT、IMX、KLAY、LINK、LPT、LTC、MANA、MASK、MKR、MONA、OMG、OAS、OP、POL、QTUM、RENDER、SAND、SOL、TRX、XLM、XRP、XYM 【全42種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.02%、Taker0.12% |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:銘柄ごとで異なる |
自動積立 | ✕ |
レンディング | 〇 |
ステーキング | ✕ |
その他のサービス | ー |
bitbankの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- 取引コストが割安な「取引所」の取扱銘柄が充実
- レンディングでインカムゲインを得られる
- 取引ツールが高性能(TradingViewを搭載)
*2024年 現物取引部門
bitbankは、国内トップクラスとなる40種類*もの仮想通貨が揃う仮想通貨取引所です。*2025年1月時点
現物取引の取引形式は、bitbankとユーザーの間で取引をする「販売所」と、ユーザー同士で取引できる「取引所」の2種類が用意されています。


特に「取引所」を使うと、リーズナブルな手数料で取引を楽しめます!
また、取引ツール(PC版・アプリ版とも)には、高性能チャートツール「TradingView」が搭載されています。
そのため本格的な値動きの分析をした上で、取引に臨むことができます。


まだ使ったことがない方は、ぜひbitbankのサイトをチェックしてみてください!
Mask Network/MASKに関するQ&A
それでは最後に、Mask Networkと仮想通貨MASKに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- Mask Networkは日本語に対応していますか?
- Mask Networkを使えるブラウザを教えてください。
- Mask Networkを使う際に、利用料はかかりますか?
Mask Networkは日本語に対応していますか?
実際に筆者が、Google CromeのXでMask Networkを使ってみたところ、以下の画像のように日本語と英語が入り混じる形になりました。


2024年3月時点だと、完全には日本語に対応しきれていないようです。
Mask Networkを使えるブラウザを教えてください。
2025年1月時点でMask Networkは、
- Google Crome
- Opera
- FireFox
の3種類のブラウザで、拡張機能として導入できるようになっています。
Mask Network:インストールページ
Mask Networkを使う際に、利用料はかかりますか?
Mask Networkは、無料でWebブラウザにインストールすることができます。
また、利用コストや維持コストもかかりません。
なお、スワップ(仮想通貨の交換)などをおこなえば、別途ブロックチェーンのネットワーク手数料(ガス代)は徴収されます。
Mask Network/MASKとは?まとめ
今回は「Mask Network」とそのガバナンストークン「MASK」について、主な特徴や将来性などを解説しました。
この記事のまとめ
- Mask Networkは、既存のSNSにWeb3の機能を付加できるプロダクト
- Xなど使い慣れたSNSサービス内で、さまざまなWeb3の機能を使える
- メッセージの暗号化によって、プライバシー性能を高められる
- 仮想通貨MASKの保有者は、Mask Networkのガバナンスに参加できる
昨今のSNS市場では、BlueSkyの登場を契機に、Web3関連のプロダクトへの注目度が大きく向上しています。
またそうした風潮の中で、Mask Networkにも追い風が吹いてきています。
本記事をとおして将来性があると感じた方は、bitbankなどを使い、仮想通貨MASKへの投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。