昨今の仮想通貨業界では、ドージコインやシバイヌコインなどの「ミームコイン」が、1つのトレンドとなっています。
またそうした流れの中、日本でもミームコイン「DORANEKO(ドラネココイン)」が生まれ、SNSを中心に人気を集めています。
今回はそのDORANEKOについて、主な特徴やこれまでの値動き、将来性などを解説していきます。
XなどのSNSで見かけてDORANEKOに興味を持った方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- DORANEKOの基本情報、主な特徴
- DORANEKOのこれまでの値動き
- DORANEKOの将来性
- DORANEKOの購入方法
- DORANEKOへ投資する際の注意点
DORANEKOを入手するには、UniswapをはじめとしたイーサリアムベースのDEX(分散型取引所)を利用する必要があります。
また、DEXでの取引の元手となるイーサリアムの調達先には、仮想通貨を手数料無料で送金できるGMOコインがうってつけです。
まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にGMOコインの利用を検討してみてください。
GMOコインの特長
- オリコンの調査で満足度日本一*1
- 50万人以上の投資家に選ばれている
- 格安な手数料で取引可能*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合
目次
DORANEKO(ドラネココイン)とは?
名称 | DORANEKO |
シンボル | DORA |
ローンチ時期 | 2023年1月 |
発行基盤 | イーサリアムチェーン |
価格* | 0.00000000001ドル |
時価総額* | 16万7,000ドル |
公式サイト | http://doraneko.pya.jp |
Xアカウント | https://twitter.com/DORANEKOeth |
DORANEKO(ドラネココイン)は、コインデザインにドラえもんのようなキャラクターが用いられている、2023年1月生まれのミームコインです。
ミームコインとは?
ネット上のパロディやミームをモチーフにつくられた仮想通貨の総称。
代表例として、ドージコイン(DOGE)やシバイヌコイン(SHIB)がある。
DORANEKOは日本発祥のミームコインで、SNSなどにおいて日本人を中心としたファンコミュニティが存在します。
さらにそのファンコミュニティが、コレクタブルNFTの発行をはじめとした独自の活動をおこない、DORANEKOのエコシステムを盛り上げています。
なお、DORANEKOはグローバルな視点で見るとまだまだマイナーな存在であり、現時点では通常の仮想通貨取引所(CEX)での取り扱いはありません。
そのためDORANEKOを購入したい場合は、UniswapなどのイーサリアムチェーンをベースとしたDEX(分散型取引所)を利用する必要があります。
DORANEKOの特徴
さてDORANEKOは、次のような特徴を持っています。
主な特徴
- 日本発祥のミームコイン
- 保有するだけでインセンティブが発生
- 一時はローンチ時の価格の約7,480倍まで高騰
- コミュニティが関連プロジェクトを生み出している
日本発祥のミームコイン
DORANEKOは、「たけし」と名乗る日本人によって開発された、日本発祥のミームコインです。
基盤はイーサリアムチェーンで、同チェーンのトークン規格「ERC-20」に準拠しています。
ERC-20トークンであるためDORANEKOは、イーサリアムチェーン上のDEXにおいて、イーサリアムや他のERC-20トークンと容易にスワップ(交換)することが可能です。
保有するだけでインセンティブが発生
DORANEKOは、「HODL(ホドル、ホードル)」に適した銘柄だと自称しています。
HODLとは?
短期的な値動きに反応せず、仮想通貨を持ち続ける行為のこと。
ネットスラングの1つで、英語のHold(保持する、握る)を語源としている。
もちろん、そう自称するだけの仕組みが用意されています。
具体的には、DORANEKOのホルダーは、保有し続けることへのインセンティブを受け取れるようになっています。
またそのインセンティブは、DORANEKOの取引手数料から還元される仕組みになっており、全体の取引量の6%分がホルダーへと日々還元されます。
ローンチ時の価格の約7,480倍まで高騰
2023年1月末にローンチされたDORANEKOは、SNSを中心に話題を集め、2023年4月末には一時、ローンチ時の価格の約7,480倍*にまで急騰しました。*対ドルでの倍率
まったく注目を浴びることのないまま消えていくミームコインも多くある中、この急騰を経てDORANEKOは、一定のレベルの認知度とブランドを確立しています。
コミュニティが関連プロジェクトを生み出している
一般的にミームコインは、具体的なユーティリティを持たずに誕生します。
しかし、ドージコインやシバイヌコインがそうであるように、人気を集めたミームコインでは、熱狂的なファンコミュニティが勝手に関連プロジェクトを生み出し、独自のユーティリティが後天的に付与されていきます。
DORANEKOもそうしたミームコインならではの流れを汲んでおり、ファンコミュニティが関連NFTなどをつくり、DORANEKOにユーティリティをもたらすと同時にエコシステムを盛り上げています。
DORANEKOの値動き
それではここで、DORANEKOのこれまでの値動きを確認しておきましょう。
DORANEKOは、2023年1月末にローンチされました。
ローンチ後しばらくは鳴りを潜めていましたが、いわゆるクジラ(大口投資家のこと)からの資金が流入してきたことによって、2023年4月中旬から大きな高騰を見せます。
先ほど紹介したように、ローンチ時の価格と比べて、一時は約7,480倍まで暴騰しました!
なお、その後は利確による売り圧力が強くなったことで、下落トレンドに転じてしまいました。
ただ、まったく見向きもされないミームコインもある中で、DORANEKOは大きな高騰をとおして多くの投資家からの認知を得ることに成功しています。
そのため、ドージコインなどの先行するミームコインがそうだったように、DORANEKOも今後再び高騰する可能性が十分にあるでしょう。
将来性に関わる注目ポイント
続いて以下の3つのポイントから、DORANEKOの将来性を考察していきましょう。
将来性に関わる注目要素
- 日本のインフルエンサーが注目している
- 独自エコシステムの拡大を見込める
- 一過性のブームに終わる可能性もある
日本のインフルエンサーが注目している
日本発祥のミームコインであるDRANEKOは、日本の多くのインフルエンサーに注目されています。
またそうしたインフルエンサーが、YouTubeやX(旧Twitter)などで、DORANEKOに関する情報を発信しています。
今後もインフルエンサーの情報発信によって知名度が向上していけば、自ずとDORANEKOへの需要は増していくでしょう。
独自エコシステムの拡大を見込める
先ほども述べたように一般的にミームコインは、何のユーティリティも持たずに生まれます。
しかし、支持を集めたミームコインは、ファンコミュニティによって独自のエコシステムが構築されていきます。
例えばシバイヌコイン(SHIB)の周りでは、ファンコミュニティによって同銘柄関連のDEX(ShibaSwap)やコレクタブルNFT、NFTゲームなどが次々と生み出されています。
DORANEKOもすでにそうした流れに乗っており、関連プロジェクトが増えてエコシステムが拡大していけば、その需要がDORANEKOの価格に良い影響をもたらしてくれるはずです。
一過性のブームに終わる可能性もある
ここまで2つポジティブな要素を挙げましたが、DORANEKOには次のようなネガティブな要素もあります。
ネガティブな要素
- ミームコインの競合が山ほどある
- グローバルな競合と比べて環境的に不利
日本のローカルなミームコインであるDORANEKOは、海外発のコインと比べて、どうしても環境的に不利になります。
そもそもミームコインは山ほどあり、環境云々に関係なく、競合に追いやられてしまうかもしれません。
そうした要素からDORANEKOは、一過性のブームで終始してしまう可能性も十分にあり、もしもこれから投資するのであれば、流れの変化をよく観察しておく必要があるでしょう。
DORANEKO(ドラネココイン)の購入方法
ここで、DORANEKOの購入方法を紹介します。
なお今回は、購入の場の例としてUniswapを取り上げています。
DORANEKOの購入方法
- 国内取引所でイーサリアムを調達
- ウォレットを用意する
- Uniswapにウォレットを接続
- ネットワーク設定を確認
- Uniswapにコントラクトアドレスを入力
- UniswapでDORANEKOを購入(スワップ)
国内取引所でイーサリアムを調達
DEXのUniswapでは、法定通貨(日本円)で取引をすることができません。
そこでまずは、いずれかの国内取引所で口座をつくり、Uniswapでの取引の元手となるイーサリアムを調達しましょう。
イーサリアムはメジャーな仮想通貨なので、大半の国内取引所で買えます。
ただ、Uniswapと併用することを考えるならば、GMOコインの利用がおすすめです。
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄数* | 27種類 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.01%、Taker0.05% レバレッジ取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり レバレッジ取引(取引所) ⇒ 無料 |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:無料 |
その他のサービス | 貸暗号資産ベーシック 貸暗号資産プレミアム つみたて暗号資産(自動積立) ステーキング IEO 外国為替FX |
GMOコインの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*1
- 取扱銘柄数が国内最多クラス
- 低コストで仮想通貨を取引できる*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合
大抵の国内取引所では、手持ちのイーサリアムを外部へ送金する際に、手数料を課せられます。
一方でGMOコインなら、手数料無料でイーサリアムを送金することができます。
また、現物取引(取引所)を使うことにより、取引コストを安く抑えることも可能です。
これらの理由からUniswapとの併用先にぴったりなので、ぜひこの機会にGMOコインのこともチェックしてみてください。
ウォレットを用意
Uniswapを使うには、仮想通貨ウォレットも欠かせません。
Uniswapで使える数あるウォレットの中で、どれがよいか悩んだ場合は、もっともポピュラーで汎用性もある「MetaMask」を選んでおくと間違いないでしょう。
MetaMask - Blockchain Wallet
MetaMask無料posted withアプリーチ
ちなみに、MetaMaskの入手方法は以下の記事で別途解説しています。
まだお持ちでないなら、参考にしてみてください。
また、MetaMaskなどのウォレットを用意できたら、そのウォレットのアドレス宛にイーサリアムを送金しておきましょう。
Uniswapにウォレットを接続
次に、Uniswapと手持ちのウォレットを接続しましょう。
Uniswapにアクセスし、「ウォレットに接続」をクリックすると、利用できるウォレットが表示されます。
一覧から自分が利用しているウォレットを選択すると、ウォレットが起動してUniswapとの接続許可を求められます。
その要求に応じれば、接続手続きは完了です。
ネットワーク設定を確認
Uniswapは、複数のブロックチェーンを基盤として稼働しています。
DORANEKOを取引する場合は、Uniswapの対応チェーンの中から、イーサリアムチェーンを選択しましょう。
ネットワーク設定は、Uniswapの画面右上のアイコンをクリックして確認・変更することができます。
Uniswapにコントラクトアドレスを入力
次に、Uniswapの検索窓へDORANEKOのコントラクトアドレスを入力しましょう。
DORANEKOのコントラクトアドレス:0xf941fed95a8e0167fb4c14ce8f3343afcfb1fece
すると以下のように、検索でDORANEKOがヒットするので、それを選択します。
UniswapでDORANEKOを購入(スワップ)
あとは、
- 元手をイーサリアムに設定
- スワップ先をDORANEKOに設定
- スワップする数量を入力
という操作をおこない、スワップを実行するだけです。
以上、Uniswapを例にしてDORANEKOの購入方法(スワップの方法)を紹介しました。
DORANEKOに興味がある方は、まずはGMOコインなどの国内取引所で、取引(スワップ)の元手となるイーサリアムを用意するところから始めてみてください。
DORANEKOに投資する際の注意点
さて、実際にDORANEKOに投資する際には、以下の点に注意する必要があります。
投資する際の注意点
- メジャー通貨より情報を入手しにくい
- ボラティリティが大きい
- 人気に乗じた詐欺プロジェクトに注意
メジャー通貨より情報を入手しにくい
例えばビットコインやイーサリアムなどのメジャーな通貨は、各公式サイトや仮想通貨情報サイト、SNSなどを用いて、簡単に多くの情報を入手することができます。
一方でDORANEKOは、X(旧Twitter)の公式アカウントなどから最新情報を得られるものの、マイナーなのでどうしても客観的な分析に基づく情報は入手が困難です。
これからDORANEKOに投資するのであれば、限られた選択肢の中から、情報の入手ルートを構築する手間が必要となるでしょう。
ボラティリティが大きい
先ほどDORANEKOは、2023年4月に一時、ローンチの価格から見て7,400倍以上も値上がりしたことを紹介しました。
一方で、2023年4月に付けた史上最高値と本記事執筆時点(2024年6月)の価格を見比べると、わずか1年程度で4月の高値から9割以上も値下がりしてしまっています。
このようにまだまだマイナーな存在であるDORANEKOは、ボラティリティが非常に大きくなっています。
タイミング次第では一攫千金を狙えますが、その逆に大きな損失を被る可能性もあるので、投資する際には細心の注意が必要です。
人気に乗じた詐欺プロジェクトに注意
仮想通貨業界では、残念ながら以下のような詐欺行為や詐欺プロジェクトが横行しています。
主な詐欺のパターン
- 偽物の仮想通貨に投資させる
- ラグプル(出口詐欺)のプロジェクトに投資させる
- フィッシング詐欺(偽物のWebサイトに誘導して、情報などを盗む)
DORANEKOなど話題を集めている銘柄の周囲には、こうした詐欺が特に多いので注意しておきましょう。
DORANEKOに関するQ&A
最後に、DORANEKOに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- DORANEKOは国内取引所に上場しますか?
- DORANEKOの発行上限は決まっていますか?
- DORANEKOの値動きはどこで確認できますか?
DORANEKOは国内取引所に上場しますか?
2023年9月時点で国内市場では、ドージコイン・シバイヌコイン・モナコインの3種類のミームコインが取り扱われています。
また、モナコインは日本発祥のミームコインです。
このようにミームコインの国内上場の前例があるので、DORANEKOも知名度や需要を伸ばしていけば、国内取引所で取り扱われるようになるかもしれません。
DORANEKOの発行上限は決まっていますか?
DORANEKOの発行上限は1京枚で、すでにそのすべてが発行済みです。
数量が非常に多いため、1枚あたりの価格が安く、買い求めやすくなっています。
DORANEKOの値動きはどこで確認できますか?
DORANEKOの値動きは、DEXのデータアグリゲーターである「DEX Tools」で確認できます。
DORANEKO(ドラネココイン)とは?まとめ
今回は、ミームコインの1種であるDORANEKO(ドラネココイン)について解説しました。
この記事のまとめ
- DORANEKOは、2023年1月にローンチされた日本発祥のミームコイン
- 保有すると、インカムゲインを得らえる
- NFTなど、コミュニティ主導のプロジェクトが盛り上がりを見せている
- 日本の多くの仮想通貨インフルエンサーも、DORANEKOを支持している
DORANEKOは、2023年4月に一時、ローンチ時の価格の7,400倍を超える大きな値上がりを見せました。
本記事執筆時点(2024年6月)では値動きが落ち着いていますが、他のミームコインの先例を見ると、これから再び高騰していくことも十分に考えられます。
本記事をとおしてDORANEKOに将来性を見込めると感じた方は、ぜひ実際に、同銘柄へ投資にトライしてみてはいかがでしょうか。
なおDORANEKOは、通常の仮想通貨取引所には上場しておらず、入手のためにはUniswapなどのDEX(分散型取引所)を利用する必要があります。
また国内取引所の中でもGMOコインは、そうしたDEXとの相性がバッチリなので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。