今回取り上げる仮想通貨BNB(ビルドアンドビルド、旧バイナンスコイン)は、世界最大の仮想通貨取引所Binanceが2017年にローンチした仮想通貨だ。
時価総額ランキングでは4位*に付けており、投資対象としても非常にメジャーな存在だが、以前は国内での取り扱いがなかった。*2024年7月時点
しかし、Binanceが2023年8月に国内取引所(Binance Japan)のサービスを開始したことにより、ようやく日本人投資家も手軽にBNBに触れられるようになった。
本記事ではそんなBNBについて、主な特徴やこれまでの値動き、将来性などを解説していく。
この記事からわかること
- BNBチェーン/BNBの基本情報、主な特徴
- BNBの値動き
- BNBチェーン/BNBの将来性
- BNBの価格予想
- BNBを取り扱う仮想通貨取引所
2023年10月23日にBNBは、Binance Japanに続いてbitbankでも取り扱いが開始された。
BNBへの投資に関心がある方は、ぜひこの機会にbitbankのこともチェックしてみてほしい。
bitbankの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- 取引コストが割安な「取引所」の取扱銘柄が充実
- レンディングでインカムゲインを得られる
- 取引ツールが高性能(TradingViewを搭載)
*2024年 現物取引部門
目次
ビルドアンドビルド/BNBチェーンとは?
名称 | ビルドアンドビルド |
シンボル・通貨単位 | BNB |
ローンチ時期 | 2017年 |
サイトURL | https://www.bnbchain.org |
ビルドアンドビルド(BNB/Build and Build)は、世界最大の取引規模を誇る仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」が開発した仮想通貨だ。
同じくBinanceが開発したブロックチェーン「BNBチェーン」が発行基盤となっており、BNBチェーン上で決済やネットワーク手数料(ガス代)の支払いなどに用いられている。
ビルドアンドビルドとBNBチェーンは、それぞれ元々は「バイナンスコイン」と「バイナンススマートチェーン(BSC)」という名前だった。
しかし、ブロックチェーンのエコシステムが仮想通貨取引所の枠組みを超えてきたことから、2022年2月にバイナンスという単語を取り除いた現在の名称(ビルドアンドビルド、BNBチェーン)へとリブランディングされた。
ただ、”Binanceの仮想通貨とブロックチェーン”という印象が根強く残っており、今も旧名称で呼ばれることが多々ある。
なお本記事ではこれ以降、ビルドアンドビルドを「BNB」と表記することとする。
ビルドアンドビルド/BNBチェーンの特徴
さて、BNBチェーンとそのネイティブトークンであるBNBは、次のような特徴を有している。
主な特徴
- DAppsを開発できるパブリックチェーン
- メインチェーンは2種類
- レイヤー2ブロックチェーンがある
- 分散型ストレージサービスもある
- BNBが多彩なユーティリティを持つ
- BNB保有者は取引手数料が割引される
DAppsを開発できるパブリックチェーン
BNBチェーンは、イーサリアムチェーンやSolanaチェーンなどと同じく、DApps(分散型アプリ)の開発基盤となっているパブリックブロックチェーンだ。
用途は限定されておらず、DeFi(分散型金融)やNFTゲームなどさまざまなジャンルのDAppsが、BNBチェーンを基盤として稼働している。
なおBNBチェーンを基盤としたDAppsは「BNBチェーン:DappBay」というサイトで、ジャンルごとやランキング順で探すことができる。
メインチェーンは2種類
BNBチェーンは、正確には「BNBスマートチェーン」と「BNBビーコンチェーン」に分かれている。
BNBビーコンチェーンは、BNBのエコシステムにおいて、ステーキングとガバナンスの役割を担っている。
かたやBNBスマートチェーンは、スマートコントラクトの実行機能とEVM(イーサリアム仮想マシン)互換性を持ったレイヤーであり、このBNBスマートチェーンを基盤としてさまざまなDAppsが稼働している。
EVM互換性とは?
「EVM互換性」とは、イーサリアムの仮想マシン向けに書かれたスマートコントラクトを別のネットワークで稼働させられる機能のことをいう。
BNBチェーンはその「EVM互換性」を有しており、エンジニアはイーサリアムチェーンでつくられたDAppsなどをさほど変更することなく、BNBチェーンへと移植コピーすることができる。
レイヤー2ブロックチェーンがある
BNBのエコシステムには、「zkBNB」と「opBNB」というレイヤー2ブロックチェーンがあり、どちらもエコシステムにおけるスケーラビリティの向上に寄与している。
zkBNBとopBNBは、仕組みはそれぞれ異なるものの、どちらも「ロールアップ」によって効率よくトランザクション(取引)を処理できるようになっている。
ロールアップとは?
ロールアップは、メインチェーンのセキュリティを活用しつつ、トランザクションの一部をメインチェーンの外*で処理する技術だ。*レイヤー2ブロックチェーンなど
トランザクションのデータをメインチェーンの外で処理したのち、ひとまとめにしてメインチェーンに格納するため、1つ1つ順番に処理・格納するよりも処理効率に優れている。
またopBNBは、EVM互換性を有しており、メインチェーン(BNBスマートチェーン)と同じくDAppsの開発基盤として重宝されている。
分散型ストレージサービスもある
BNBチェーンは、分散型ストレージのネットワーク「BNB Greenfield」も手がけている。
BNB Greenfieldでは、ユーザー同士でストレージの貸し借りができる他、ストレージを用いたDApps開発も可能だ。
2023年2月にホワイトペーパーが公開され、2023年8月時点ではテストネットが稼働している。
BNBが多彩なユーティリティを持つ
BNBチェーンにおいてネイティブトークンであるBNBは、以下のような豊富なユーティリティを付与されている。
BNBの主なユーティリティ
- DAppsでの決済通貨
- スマートチェーンでのガス代の支払手段
- ビーコンチェーンでのガス代の支払手段
- サードパーティのサービスでの決済手段
- ステーキング
- Binance Charityでの寄付の手段
またBNBには、こうしたユーティリティによる実需があるだけでなく、投資対象としての需要もある。
ちなみに、BNBの時価総額は850億ドル(約14兆円)を超え、時価総額ランキングではビットコイン・イーサリアム・テザーに次ぐ4位*に付けている。*2024年7月3日時点、CoinMarketCap調べ
BNB保有者はBinanceの手数料が割引される
Binanceは、2023年8月から国内取引所「Binance Japan」を手がけている。
Binance JapanにはVIPプログラムがあり、そのプログラムでは日々の取引高(30日あたりの取引高)とBNBの保有量が多いほど、VIPのレベルが上がっていく。
また、VIPレベルが上がるほど、より割安な手数料で現物取引を楽しめるようになっている。
ビルドアンドビルド(BNB)の値動き
ここで、BNBの値動きをチェックしておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のとおり。
2024年7月までの値動き
次にBNB/USDチャートで、2020年1月から本記事執筆時(2024年7月)までの値動きを振り返っていこう。
BNBは、2021年にいわゆる「コロナバブル」で大きく高騰した。
コロナバブル崩壊後は一時低迷するも、2023年の後半から持ち直し、2024年にはバブル時に付けた高値の更新を果たしている。
このようにBNBは、これまで非常に堅調な値動きを見せている。
また、中長期的に見ると、再び高値を更新していく可能性は十分にあるだろう。
今後のさらなる値上がりに期待する方は、bitbankを使って、ぜひBNBへの投資にトライしてみてほしい。
将来性に関わる注目ポイント
続いては以下の3つの要素から、BNBの将来性を考察してみよう。
今後に関わる注目要素
- プラットフォームの実需がトップクラス
- BinanceでもBNBが重宝されている
- マクロ経済や市場全体の動向にも要注目
プラットフォームの実需がトップクラス
プラットフォーム型のブロックチェーンは数多くの種類がある。
そうした競合がいる中でBNBチェーンは、DeFiやNFTゲームなどのどのジャンルでも、市場シェアの上位につけている。
例えばDeFi市場を見てみると、主要なブロックチェーンの中でイーサリアムチェーンとTronチェーンに次ぐ3番目の資産規模(TVL)を誇る。
中長期的に見て、こうしたBNBチェーンの優位性は今後も維持されていくだろう。
また、現状で絶対的な市場シェアトップであるイーサリアムチェーンを脅かすことができるのかも、注目していきたい。
BinanceでもBNBが重宝されている
BNBチェーンのネイティブトークンであるBNBは、前述のとおりBinanceでも、VIPプログラムなどに取り入れられて重宝されている。
Binanceは世界一の取引高を誇っており、不祥事などよほどのことがない限り、今後もトップの地位を維持し続けるはずだ。
ひいてはBinanceから生じる需要が、これからもBNBの価格を下支えしていくことになるだろう。
マクロ経済や市場全体の動向にも要注目
繰り返し述べているとおりBNBは、時価総額ランキングで4位に付けている非常にメジャーな銘柄だ。
そのためマイナーな銘柄と違ってBNBは、マクロ経済および仮想通貨市場全体の動向から影響を強く受ける傾向がある。
先ほど紹介した「コロナバブル」による高騰も、マクロな経済動向から引き起こされたものだ。
そのためBNBにこれから投資するのであれば、経済や市場全体の動向にも目を向けておくべきだろう。
ビルドアンドビルドの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。
今回はその中から、「PricePrediction」と「DigitalCoinPrice」という2つのプラットフォームをピックアップし、BNBの価格予想を紹介する。
まず、PricePredictionにおけるBNBの今後10年の価格予想は、以下のとおりだ。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2023 | $266.93 | $276.56 | $307.41 |
2024 | $395.87 | $409.70 | $463.99 |
2025 | $590.59 | $606.98 | $691.19 |
2026 | $866.16 | $890.44 | $1,015.52 |
2027 | $1,322.39 | $1,358.01 | $1,507.91 |
2028 | $1,983.47 | $2,051.37 | $2,272.97 |
2029 | $2,996.18 | $3,098.75 | $3,453.14 |
2030 | $4,249.59 | $4,373.54 | $5,142.74 |
2031 | $6,367.47 | $6,542.41 | $7,502.15 |
2032 | $9,619.25 | $9,880.94 | $11,091.37 |
またDigitalCoinPriceでは、次のような価格予想がなされている。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2023 | $206.87 | $494.89 | $508.15 |
2024 | $496.83 | $554.52 | $591.91 |
2025 | $681.20 | $779.90 | $835.59 |
2026 | $887.67 | $1,052.23 | $1,062.07 |
2027 | $887.67 | $1,052.23 | $1,062.07 |
2028 | $1,097.67 | $1,233.63 | $1,266.44 |
2029 | $1,558.35 | $1,669.66 | $1,695.94 |
2030 | $2,252.90 | $2,386.19 | $2,425.74 |
2031 | $3,177.64 | $3,298.53 | $3,323.73 |
2032 | $4,328.63 | $4,465.11 | $4,497.41 |
参考としてBNBの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も並べておこう。
- 執筆時の価格:574.6ドル(2024年7月3日)
- 史上最高値:720.67ドル(2024年6月6日)
PricePredictionとDigitalCoinPriceはどちらも、今後10年でBNBが堅調に値上がりしていき、これまでの史上最高値も大幅に更新していくと予想している。
上昇幅はあまり現実味がないかもしれないが、現在の需要や将来性を鑑みると、2者が予想するように長期的に値上がりしていく可能性は十分にあるだろう。
また、こうした予想が実現すると考えた場合、現状のBNBはお買い得な状態にあると言える。
値上がりを期待できると感じる方は、今の内から長期目線でBNBに投資してみてはいかがだろうか。
ビルドアンドビルドを買える国内取引所
本記事執筆時点(2023年10月下旬)でBNBの取り扱いがある国内の仮想通貨取引所は、「bitbank」と「Binance Japan」の2社のみだ。
その2社について、サービス概要や特徴を見ていこう。
bitbank
取引の種類 | 現物取引(販売所) 現物取引(取引所) |
取扱銘柄* | BTC、XRP、LTC、ETH、MONA、BCH、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、MKR、BOBA、ENJ、MATIC、DOT、DOGE、ASTR、ADA、AVAX、AXS、FLR、SAND、APE、GALA、CHZ、OAS、MANA、GRT、RNDR、BNB、ARB、OP、DAI、KLAY、IMX、MASK 【全38種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.02%、Taker0.12% |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:銘柄ごとで異なる |
その他のサービス | 貸して増やす(レンディング) |
bitbankの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- 取引コストが割安な「取引所」の取扱銘柄が充実
- レンディングでインカムゲインを得られる
- 取引ツールが高性能(TradingViewを搭載)
*2024年 現物取引部門
bitbankは、仮想通貨の取引量で国内No.1*を獲得したこともある、人気の国内取引所だ。*2023年7月14日時点、CoinGecko調べ
ビットコインやBNBなど30種類以上の銘柄を取り揃えており、いずれも取引の形式は、bitbankとユーザーの間で取引する「販売所」と、bitbankのユーザー同士で取引をする「取引所」の2種類から選べるようになっている。
後者を選んだ場合は、取引手数料をより安く抑えることが可能だ。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
概要 | 仮想通貨取引所とユーザーの間で取引 | 仮想通貨取引所のユーザー同士で取引 |
メリット | 仕組みがシンプル 約定力が高い | 取引コストが割安 |
デメリット | 取引コスト(スプレッド)が割高 | 思いどおりに約定するとは限らない 仕組みがやや難解 |
また取引ツールには、PC版・アプリ版ともに、高性能チャートの「TradingView」が搭載されている。
そのためbitbankなら、自分に合った分析方法で値動きをよく分析した上で、チャンスを逃すことなく取引に臨むことができる。
Binance Japan
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄* | ADA、ALGO、APE、APT、ARB、ASTR、ATOM、AVAX、AXS、BAT、BCH、BNB、BTC、CHZ、DAI、DOGE、DOT、ENJ、EOS、ETC、ETH、FIL、GALA、GRT、HBAR、IMX、IOST、JASMY、KLAY、LINK、LSK、LTC、MANA、MATIC、MKR、NEAR、ONT、OP、QTUM、RNDR、SAND、SHIB、SOL、SUI、TRX、WBTC、XLM、XRP、XTZ、ZIL、MASK、CYBER 【52種類】 |
取引コスト (取引所) | Maker 0.0090~0.100% Taker 0.0180~0.100% |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:銘柄ごとで異なる |
その他のサービス | 自動積立 レンディング(Simple Earn) 取引ボット Binance NFT |
Binance Japan の特長
- 取扱銘柄数が国内最多
- 取引手数料がリーズナブル*
- 自動積立とレンディングが可能
- 取引ボット(自動取引ツール)を使える
- VIPレベルに応じて取引手数料を割引
- NFTも買える
*取引形式で「取引所」を選択した場合
Binance Japanは、2023年8月1日にサービスが開始された、国内では比較的新しい仮想通貨取引所だ。
国内最多となる52銘柄*がラインナップされており、現物取引(取引所)をとおしてリーズナブルな手数料で、その豊富な銘柄を売買することができる。*2024年7月時点
現物取引以外では自動積立やレンディングができる他、あらかじめ指定した条件で取引を繰り返してくれる取引ボットも提供されている。
また前述のとおり、BNBをより多く保有すれば、VIPプログラムによって割安な手数料で取引ができるようになる。
ビルドアンドビルド/BNBチェーンに関するQ&A
それでは最後に、BNBチェーンおよびBNBに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。
よくある質問
- BNBの総供給量は決まっていますか?
- BNBの管理ができるウェブウォレットを教えてください。
- スマートチェーンとビーコンチェーンは、別々のブロックチェーンですか?
BNBの総供給量は決まっていますか?
BNBの総供給量は2億枚であり、データアグリゲーターのCoinMarketCapによると、2024年7月では約1億5,000万枚が市場に流通している。
なお、BNBは価値のコントロールを目的として定期的にバーン(焼却)されており、将来的には1億枚まで減らされる見込みだ。
BNBの管理ができるウェブウォレットを教えてください。
BNBはバイナンスが開発した「Binance Wallet」で管理できるのはもちろんのこと、MetaMaskなどのサードパーティのウォレットでも管理することが可能だ。
対応ウォレットは以下のページの中で、一覧で確認することができる。
BNBスマートチェーンとBNBビーコンチェーンは、別々のブロックチェーンですか?
BNBスマートチェーンとBNBビーコンチェーンは、それぞれ別のブロックチェーン(レイヤー)だ。
したがってそれらのブロックチェーンでBNBを利用する場合は、手持ちのBNBがどちらのブロックチェーン上にあるのか、事前に把握しておく必要がある。
ビルドアンドビルド(BNB)とは?まとめ
今回は、パブリックブロックチェーンの「BNBチェーン」と、そのネイティブトークンである「BNB」について解説した。
この記事のまとめ
- BNBチェーンは、DAppsなどの開発基盤となっているパブリックチェーン
- ネイティブトークンのBNBは、BNBチェーンの内外でさまざまな役割を持つ
- BNBチェーンには、仕様の異なる2種類のL2チェーンが接続されている
- 分散型ストレージネットワークの「BNB Greenfield」が開発されている
- BNBを買える国内取引所は、今のところbitbankとBinance Japanの2社のみ
BNBチェーンは、DAppsの開発基盤となっているパブリックブロックチェーンだ。
また、BNBチェーンを基盤としたDAppsを利用する上で、ネイティブトークンのBNBは欠かせない存在である。
なお、言うまでもなくBNBは実用性があるだけでなく、投資対象としての魅力も備えている。
本記事をとおして興味を持った方は、ぜひbitbankを使い、実際にBNBに触れてみてはいかがだろうか。