【仮想通貨】Worldcoinでベーシックインカムがもらえる？

SNSにおいて昨今、「Worldcoin（ワールドコイン）」というプロジェクトおよび仮想通貨が、たびだび話題を集めている。

しかし名前を目にしたことがあっても、Worldcoinがどういったものか具体的に知らない方もいるだろう。

そこで今回は、Worldcoinおよびそのネイティブトークン「ワールドコイントークン（WLD）」について、主な特徴やこれまでの値動き、将来性などを解説していく。

Worldcoinのネイティブトークン「ワールドコイントークン（WLD）」は、国内市場には未上場であり、購入する際は海外取引所を使うことになる。

いくつか選択肢はあるが中でも「Bybit（バイビット）」は、日本語表記に完全対応していて、日本人にやさしい。

また、現物取引の取引手数料がリーズナブルである点も大きな魅力だ。

Worldcoinに興味がある方は、ぜひBybitのこともこの機にチェックしておくとよいだろう。

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Worldcoin(WLD)とは？

Worldcoinは、AIが活躍するこれからの世界において、全世界の人間が貧困状態に追いやられないようにベーシック・インカム（ユニバーサル・ベーシック・インカム）の実現を目指すプロジェクトだ。

AIと人間を明確に区別してベーシック・インカムを配布するため、虹彩スキャンを用いた認証システムと自己主権型IDの普及も、同時に目指している。

ベーシック・インカムは、仮想通貨の「ワールドコイントークン（以下WLD）」を使って配布される。

またWLDは、Bybitなどの海外取引所で売買が可能だ。

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Worldcoin(WLD)の特徴

WorldcoinおよびそのネイティブトークンであるWLDは、次のような特徴を持つ。

ベーシック・インカムの実現を目指している

前述のとおりWorldcoinは、AIが活躍する世界において、全世界の人々を支えるベーシック・インカム「ユニバーサル・ベーシック・インカム」の実現を目指している。

多くの方は、

と、多くの方が真っ先に疑問に思うことだろう。

その解決策としてWorldcoinは、AIが生み出す利益をベーシック・インカムの資金源に充てようとしている。

Worldcoinの開発チームは、今後AIの性能が向上し続ければ、最終的にAIはAGI（汎用人工知能）となり、人間のはたらきを超えると予想している。

またAIが人間のはたらきを超えれば、そこから巨万の富が生まれるはずだが、その富は一部のエリートが独占するのではなく、全人類に分配されるべきだとWorldcoinは考えている。

AIと人間を区別する仕組みの普及を進めている

ユニバーサル・ベーシック・インカムを実現するには、AIを使ってシステムを悪用されないように、AIと人間を明確に識別・区別する仕組みが必須だ。

そこでWorldcoinの開発チームは、虹彩スキャンによる生体認証システム「オーブ（The Orb）」を生み出した。

Worldcoinのユーザーは、オーブで自身の眼球（虹彩）をスキャンすることで、ベーシック・インカムの受け取りに必要なID「World ID」をアクティブにすることができる。

World IDは自己主権型ID(SSI)である

従来のデジタルIDは中央集権型ID（Centralized digital identity）であり、国や金融機関など、何らかの中集権的な組織によって発行・管理されていた。

対してWorldcoinの「World ID」は、分散型ID（Decentralized digital identity）かつ自己主権型ID（Self-Sovereign Identity）であり、ブロックチェーン技術を用いて、中集権的なサービスを介さずとも自らIDを管理できるようになっている。

つまりWorld IDは、プライバシーの保護性能が高く、かつ個人情報の流出や悪用のリスクも低いIDだと言える。

世界120カ国の230万人以上がWorld IDを保有

前述のとおりWorld IDを利用するには、オーブによる虹彩スキャンが必要なのだが、現状ではまだまだオーブの設置場所が限られている。

にもかかわらずWorld IDのユーザー数は、2023年9月時点で世界120カ国において、230万人越えを達成している。

創設者はOpenAI社のサム・アルトマン氏

Worldcoinの共同創設者の1人は、生成AIのChatGPTも手がけているOpenAI社のサム・アルトマン氏だ。

ブロックチェーンのプロジェクトは、残念ながら、絵空事を掲げるだけの詐欺目的のプロジェクトも多い。

Worldcoinも一見すると荒唐無稽な夢物語のようだが、AIの権威であるサム・アルトマン氏が手がけるプロジェクトだからこそ信ぴょう性が生まれ、多くの投資家から支持を集めている。

Worldcoin(WLD)の値動き

ここで、WLDの値動きをチェックしておこう。

リアルタイムの値動き

まず、リアルタイムの値動きは以下のとおりだ。

2023年末までの値動き

次にWLD/USDチャートで、市場上場から2023年末までの値動きも振り返っておこう。

Worldcoinは2023年7月24日にプロダクトがローンチされ、同日にWLDも市場へと上場した。

市場上場を果たしたのち、8月に入るとWLDは投機筋による売り圧力が強くなり、しばらく下落トレンドを形成していた。

しかし、投機筋のポジションの清算が落ち着くと、今度は大口投資家が買いの動きを見せ始め、9月中頃から明確に上昇に転じている。

また上昇に転じて以降、2023年中は堅調な値動きをキープし続けた。

こうした値動きは見て、WLDの価格が上がり過ぎていて買いづらいと考える方もいるかもしれない。

しかしWorldcoinはまだまだ歴史が浅く、長期的な視点で見れば、今後さらに上昇していく余地が十分にあると言える。

この上昇トレンドに乗りたい方は、ぜひBybitなどの海外取引所を使い、長期目線でWLDに投資してみるとよいだろう。

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Worldcoin(WLD)の将来性に関わるポイント

ここでは次の4つの要素から、WorldcoinおよびWLDの将来性を考察してみよう。

AIの開発が加速度的に進んでいる

AIの開発は昨今、GAFAMを筆頭に多くの企業が一歩先んじようと、巨額の投資をして開発を進めている。

つまりAIはそれだけ、将来性を見込めるカテゴリーだということだ。

サム・アルトマン氏の言うように、AIが人間の同等以上の能力を発揮するAGI（汎用人工知能）に進化するかどうかは定かではないが、AI開発に資金と注目が集まる流れはまだしばらく続くだろう。

同時にそれは、Worldcoinに対して中長期的な注目が集まる要因にもなり得る。

IDトークンの中で先行者利益を獲得している

WLDのように、分散型IDおよび自己主権型IDと関連を持つ銘柄は、仮想通貨市場において「アイデンティティ・トークン（IDトークン）」というカテゴリーでくくられている。

また2024年2月時点でWLDは、そのカテゴリーの中では上から2番目に時価総額が大きい。

アイデンティティトークン自体がまだまだ歴史の浅いソリューションであり、その中でトップクラスの時価総額を誇っている（≒高い知名度と実需がある）という状況は、WorldcoinおよびWLDに同カテゴリーの中での先行者利益をもたらしてくれるはずだ。

また先行者利益によって、後発のプロジェクトが今後現れても、そう簡単には市場シェアを奪われることはないだろう。

World IDのユーザーが着実に増えている

World IDのユーザーは着実に増え続けており、メインネットのローンチからわずか2ヶ月の時点で230万人を突破している。

今後、虹彩スキャンができるオーブの設置場所が増えると、さらにユーザーが増えていくことになるだろう。

また、World IDの需要が増えればWLDの需要増に直結し、同銘柄の価格を下支えしてくれるはずだ。

世界各国の規制当局から監査を受けている

いくらAIの権威であるサム・アルトマン氏が主導するプロジェクトとは言え、これまでに例がないプロジェクトであるWorldcoinは、一部で強い警戒感を持って見られている。

各国の規制当局は特に警戒感を示しており、イギリスやフランスなどの規制当局がWorldcoinへの監査を進めている。

もちろん監査によって、システムの脆弱性や危険性を指摘されるかもしれない。

しかし、そうした指摘部分を是正していき、規制当局から安全性を担保されれば、逆にそのお墨付きがWorldcoinの強みの1つになっていくだろう。

Worldcoin(WLD)の価格予想

仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。

今回はその中から、「DigitalCoinPrice」をピックアップし、WLDの価格予想を紹介する。

DigitalCoinPriceにおけるWLDの今後10年の価格予想は、以下のとおり。

参考までに、WLDの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておこう。

DigitalCoinPriceは、今後10年でWLDが堅調に値上がりしていくとの予想を発信している。

こうした予想が実現すると想定した場合、今のWLDはかなりお買い得な状態にあると言えるだろう。

価格予想や先ほど紹介した将来性などを総合的に勘案し、値上がりを期待できると感じる方は、今の内にWLDを買って長期投資にトライしてみてはいかがだろうか。

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Worldcoin(WLD)の購入方法

続いて、WLDの購入方法を紹介しておこう。

WLDは今のところ、残念ながら国内では取り扱いがない。

そのため購入の際には、以下のように国内取引所と海外取引所を併用する必要がある。

国内取引所で口座を開設する

まずは、海外取引所での取引の元手となるビットコインを調達するために、国内取引所の口座を開設しよう。

ビットコインはほぼすべての国内取引所で取り扱いがあるのだが、海外取引所と併用する場合にはDMM Bitcoinが適している。

国内の仮想通貨取引所は、仮想通貨を外部に送金する際、ユーザーに対して手数料の支払いを課すところが多い。

しかしDMM Bitcoinの場合は、手数料無料でビットコインを送金することができる。

また、取引ツールのUIが優れており、初心者・ベテランに関係なく好評を博している。

まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会にDMM Bitcoinの利用を検討してみてほしい。

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国内取引所で元手となるビットコインを購入する

国内取引所の口座を用意したら、次は実際にビットコインを調達しよう。

ちなみに、今回はビットコインを例として取り上げているのだが、メジャーな通貨であればどれでもコスト面や結果に大差はない。

さて、もしもDMM Bitcoinでビットコインを調達するなら、オリジナルの注文方法である「BitMatch注文」を積極的に使ってみることをすすめる。

BitMatch注文は、一定の有効期限内（発注から30秒）に注文が成立すると、ミッド（仲値）価格で取引できる注文方法だ。

またBitMatch注文では、販売所のスプレッドを気にせずに、割安な手数料で取引できるようになっている。

海外取引所で口座を開設する

次は、WLDの取り扱いがあり、なおかつ日本人の利用を受け付けている海外取引所の口座も用意しよう。

選択肢はいくつかあるが、おすすめは「Bybit（バイビット）」だ。

Bybitの取扱銘柄数は1,000種類を超えており、国内取引所と比べるとその品揃えはケタ違いだ。

その豊富な銘柄を、マイナーなもの・メジャーなものに関係なく、0.1％以下のリーズナブルな手数料で売買*することができる。＊現物取引（取引所）の場合

また、日本語表記に対応しているため、日本人でも難なく扱える。

より詳しい情報や口座開設の方法は、以下の記事で別途解説しているので、Bybitが気になる方はぜひ参考にしてもらいたい。

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国内取引所から海外取引所にビットコインを送金する

Bybitなどの海外取引所の口座を用意できたら、国内取引所からその口座に対し、用意したビットコインを送金しよう。

なお、仮想通貨取引所の間で仮想通貨を送金する際は、「トラベルルール」への注意が必要だ。

もしも自身が使用している国内取引所から、海外取引所へとビットコインを直接送れなければ、ウォレットを中継するようにしよう。

海外取引所でWLDを購入する

ひととおりの準備が整ったら、最後に海外取引所でWLDを購入しよう。

海外取引所ではステーブルコインでの取引が主流であり、BybitにおいてもWLDの通貨ペアは、ステーブルコインのUSDT（テザー）とUSDC（USDコイン）との2種類のペアのみだ。

そのためBybitでWLDの取引をおこなう場合は、一旦用意したビットコインをテザーなどへと換える必要がある。

以上、国内取引所と海外取引所の併用によるWLDの購入方法を紹介した。

海外取引所の中でもMEXCなら、日本語表記に対応しているため、日本人投資家でも直感的に扱える。

また、コスト面でも非常に良心的だ。

WLDへの投資に興味があるなら、海外取引所の中でも多くの日本人投資家に選ばれているBybitの利用を、ぜひこの機会に検討してみてはいかがだろうか。

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Worldcoin(WLD)に関するよくある質問

それでは最後に、WorldcoinおよびWLDに関してよくある質問を3つ、紹介していく。

日本にオーブは設置されていますか？

2024年2月時点でオーブは、東京や京都、大阪や福岡など、都市部を中心に全国17か所に設定されている。

設置場所は少しずつ増えてきているので、最新の情報は以下のリンクから、ご自身で確かめてみてほしい。

Worldcoin：オーブを探す

WLDの発行基盤は何ですか？

WLDの発行基盤は、イーサリアムチェーンだ。

またトークン規格には、「ERC-20」が用いられている。

WLDの総供給量は決まっていますか？

WLDの初期総供給量は、100億WLDだ。

ローンチから15年間は100億WLDが上限値として固定されており、以降はガバナンスをとおして調整される見込みだ。

Worldcoin(WLD)とは？まとめ

今回は、ユニバーサル・ベーシック・インカムをプロジェクト「Worldcoin」と、そのネイティブトークンである「ワールドコイントークン（WLD）」について解説した。

Worldcoinは、AIが普及する近未来において、全世界の人々へのベーシック・インカム「ユニバーサル・ベーシック・インカム」の実現を目指す壮大なプロジェクトだ。

先行きの予測は難しいが、もしもユニバーサル・ベーシック・インカムが実現すれば、ネイティブトークンのWLDは大きく値上がりしていくだろう。

将来性を見込めると感じた方は、ぜひBybitなどを使い、WLDへの先行投資にチャレンジしてみてほしい。

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