保有することでDAppsなどの運営に参画する権利を得られる「ガバナンストークン」の中には、投資対象として人気を集めているものも多くあります。
今回取り上げる「ONDOトークン」も、そうした高い人気を持つガバナンストークンの1つです。
2025年2月時点で、40億ドル(約6,000億円)を超える投資資金が集まっています*。*CoinMarketCap調べ
本記事ではそんな人気銘柄のONDOトークンについて、主な特徴や値動き、将来性などをわかりやすく解説していきます。
この記事からわかること
- ONDOトークンの基本情報、特徴
- ONDOトークンの値動き
- ONDOトークンの将来性
- ONDOトークンの今後10年の価格予想
- ONDOトークンを買える仮想通貨取引所
ONDOトークンは、今のところ国内取引所での取り扱いがなく、投資する際には海外取引所の取引口座が必要になります。
ONDOトークンを扱う海外取引所はいくつかあるが、中でもBybitなら、リーズナブルな手数料で同銘柄を買うことが可能です*。*現物取引(取引所)を使った場合
また、もちろん日本語表記に対応しているので、英語が苦手でもストレスなく扱えます。

まだ使ったことがない方は、ぜひこの機会にBybitのこともチェックしてみてください!
Bybitの特長
- 世界で累計6,000万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
- 取扱銘柄は1,600種類以上*
- 取引手数料が0.1%以下と格安
- 先物取引のレバレッジは最大125倍
*2025年1月時点
20ドル相当の新規登録ボーナス、最大3万ドル相当の入金ボーナスがもらえるキャンペーン実施中!
目次
ONDOトークンとは?

名称 | ONDOトークン |
シンボル・通貨単位 | ONDO |
ローンチ時期 | 2024年1月 |
公式サイト | Ondo Foundation Ondo Finance Flux Finance |
主な上場先 | Bybit MEXC Gate.io Bitget KuCoin |
ONDOトークンは、
- DAO(分散型自律組織)の「Ondo DAO」
- 分散型レンディングプロトコル「Flux Finance」
これらのガバナンストークンです。
ここでまず、ONDOトークンを取り巻く組織やプロダクトを整理しておきましょう。
関連組織・プロダクト
- ブロックチェーン基盤の投資商品を提供する金融サービス企業
- 分散型(非中央集権型)のレンディングプラットフォーム
- 開発したのはOndo Financeだが、運営はOndo DAOが担っている
【Ondo DAO】
- Flux Financeを運営・制御しているDAO
- Ondo DAOとFlux Financeを金銭的に支援する非営利組織
- ONDOトークンの発行元
その名前からして「ONDOトークンは、Ondo Financeのガバナンストークン」だと思う方もいるかもしれません。
しかし実際には、ONDOトークンは、
- 「Ondo Finance」ではなく「Flux Finance」のガバナンストークン
なので間違えないようにしましょう。
ちなみにONDOトークンは、今のところ国内取引所での取り扱いがありません。
そのためONDOトークンに投資したい場合は、Bybitなどの海外取引所の口座が必要になります。
ONDOトークンの特徴
さてONDOトークン、およびそれを取り巻くプロダクトやサービスは、次のような特徴を持っています。
主な特徴
- RWAを発行している
- RWAを担保にステーブルコインの貸借が可能
- ONDOトークンはガバナンストークン
RWAを発行している
RWA(Real World Asset)とは、株や不動産などの実在する資産のことです。
Ondo FinanceはこのRWAをトークン化し、個人投資家や機関投資家向けに販売しています。
具体的には、以下の2種類のトークン化されたRWAを展開しています。
Ondo FinanceのRWA

【USDY】
- 米ドルとほぼ同価値のトークン
- 保有すると、本物のドルのように金利を得られる
- 個人投資家および機関投資家向け
- Bybitなどでも売買が可能
【OUSG】
- アメリカ国債に連動するトークン
- 保有すると、本物の国債のように金利を得られる
- 機関投資家向け
- 仮想通貨取引所には未上場
RWAを担保にステーブルコインの貸借が可能
分散型のレンディングプロトコル「Flux Finance」では、個人同士でステーブルコインを貸し借りすることができます。
借りる際には、前述のOUSGを担保にする必要があります。
ただOUSGは、機関投資家レベルの資金(最低10万ドル、約1,500万円)がないと、買うことができません。

つまり事実上、大抵の投資家はFlux Financeでステーブルコインを借りられないということです…
一方で貸し手には、流動性プールによってだれでも簡単になれます。
またステーブルコインの貸出をおこなうと、年率4%程度*の利息収入を得ることができます。*2024年3月末時点

ONDOトークンはガバナンストークン
繰り返しになりますがONDOトークンは、
- DAO(分散型自律組織)の「Ondo DAO」
- 分散型レンディングプロトコル「Flux Finance」
のガバナンストークンです。
ONDOトークンの保有者は投票をとおして、DAOとFlux Financeの運営に関わる意思決定に参加することができます。

ONDOトークンの値動き
ここで、ONDOトークンの値動きを確認しておきましょう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおりです。
2025年2月までの値動き
次にONDO/USDチャートで、市場へ上場した2024年1月から、2025年2月までの値動きを振り返りましょう。

御覧のとおりONDOトークンは、市場上場からこれまでのところ、堅調な価格推移を見せています。
高騰の要因としてはやはり、Ondo FinanceやFlux Financeに注目が集まっていることが大きいでしょう。
ONDOトークンはまだまだ新興の銘柄なので、さらに値上がりしていく可能性も十分にあります。
この高騰の勢いに乗りたい方は、ぜひ今からでもONDOトークンへの投資にトライしてみてはいかがでしょうか。
将来性に関わる注目ポイント
続いては以下の2つの要素から、ONDOトークンの将来性を考察してみましょう。
今後に関わる注目要素
- 関連プロダクトの動向に大きく左右される
- DeFi市場全体の動向にも注目
関連プロダクトの動向に大きく左右される
ONDOトークンは、Flux Financeのガバナンストークンなので、当然ながら同プロトコルの動向に大きく影響されます。
また、Ondo Financeとの関連性も無視できません。
例えばFlux Financeは現状、レンディングプロトコルの中で中堅的ポジションにあります。
これから市場シェアを伸ばして上位層に食い込むことができれば、自ずとONDOトークンの価値も上がっていくはずです。


いずれにせよONDOトークンに投資するなら、Flux Financeなどの動向は要チェックです!
DeFi市場全体の動向にも注目
次のチャートは、2023年3月末~2024年3月末における、仮想通貨全体の時価総額の推移を表したものです。

さらに以下のチャートは、同期間におけるDeFi全体の預かり資産(TVL)の推移を示しています。

これらを見ると、仮想通貨市場・DeFi市場ともに、2023年の後半から活気づいてきていることが読み取れます。
また、ONDOトークンの価格推移は、こうした市場全体の動向に密接にリンクしています。
今後も市場全体で活発な状態が続くようなら、ONDOトークンの価格もまだまだ上がっていくでしょう。
ONDOトークンの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもあります。
今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」から、ONDOトークンの価格予想を紹介します。
DigitalCoinPriceにおけるONDOトークンの今後10年の価格予想は、以下のとおり。
Year | Minimum Price | Average Price | Maximum Price |
---|---|---|---|
2025 | $1.18 | $2.53 | $2.90 |
2026 | $2.83 | $3.17 | $3.31 |
2027 | $3.86 | $4.23 | $4.68 |
2028 | $5.07 | $5.82 | $6.02 |
2029 | $5.07 | $5.82 | $6.02 |
2030 | $6.25 | $7.11 | $7.24 |
2031 | $8.89 | $9.72 | $9.81 |
2032 | $12.84 | $13.60 | $13.66 |
2033 | $18.10 | $18.67 | $18.90 |
2034 | $24.70 | $25.47 | $25.66 |
参考までに、ONDOトークンの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておきましょう。
- 執筆時の価格:1.32ドル(2025年2月14日)
- 史上最高値:2.14ドル(2024年12月16日)
DigitalCoinPriceは、今後ONDOトークンが堅調に値上がりしていくと予想しています。
もちろんこれはあくまで予想であり、未来を確約するものではありません。
しかし投資の是非を検討する上では、有効な検討材料の1つになるはずです。
ONDOトークンに関心があるなら、ぜひこうした価格予想も参考にしつつ、同銘柄への投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ONDOトークンを買える仮想通貨取引所
冒頭に述べたとおりONDOトークンは、今のところ国内取引所での取り扱いがありません。
そのためONDOトークンに投資したい場合は、
- ONDOトークンを取り扱っている
- 日本人投資家を受け入れている
この2つの条件を満たした、海外取引所の取引口座が必要になります。
具体例は以下のとおり。
また、これらの中でもイチオシはBybit(バイビット)です。
取扱銘柄数* | 1,600種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybitの特長・魅力
- 世界で6,000万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
- 取扱銘柄は1,600種類以上*
- 取引手数料が0.1%以下と格安
- 先物取引のレバレッジは最大125倍
- デリバティブ取引の種類が豊富
*2025年1月時点
Bybitでは1,600種類を超える仮想通貨がラインナップされており、それらをリーズナブルな手数料で取引することができます*。*現物取引(取引所)を使った場合
また、先物取引や取引ボットをはじめとして、現物取引以外のサービスも充実しています。
さらにトラベルルールの観点から見て、日本人投資家にとって使い勝手が良い点も魅力です。

無料で口座をつくれるので、まだ使ったことがなければぜひ、この機会にBybitの利用を検討してみてください!
ONDOトークンに関するQ&A
それでは最後に、ONDOトークンに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- ONDOトークンにガバナンストークン以外の使い道はありますか?
- ONDOトークンの総供給量は決まっていますか?
- ONDOトークンを管理できるウォレットを教えてください。
ONDOトークンにガバナンストークン以外の使い道はありますか?
仮想通貨の中には、ユーティリティトークンとガバナンストークンを兼ねているものも多くあります。
しかしONDOトークンの役割は現状、ガバナンストークンのみです。
ONDOトークンの総供給量は決まっていますか?
ONDOトークンは、ローンチ段階で100億枚が発行されました。
今のところ追加発行やバーン(焼却)はなされていませんが、DAOをとおしてそうした仕組みが追加される可能性は十分にあります。
バーン(焼却)とは?
インフレ(≒通貨価値の低下)を防ぐために、対象銘柄の一部を永遠に市場から取り除く行為のこと。
ONDOトークンを管理できるウォレットを教えてください。
ODNOトークンは、イーサリアムチェーンのトークン規格を用いた、いわゆる「ERC-20トークン」の1種です。
そのためMetaMaskなど、イーサリアムチェーンに対応した各種ウォレットで管理することができます。
ONDOトークンとは?まとめ
今回は、ガバナンストークンの1つである「ONDOトークン」について、その特徴や将来性などを解説しました。
この記事のまとめ
- ONDOトークンは、Flux Financeのガバナンストークン
- Ondo Financeとの間に直接的なつながりはない
- 価格動向を占う上では、Ondo Financeの動向も要チェック
- 国内には未上場で、Bybitなどの海外取引所で購入が可能
ONDOトークンは、RWAを担保にステーブルコインの貸し借りができるプロトコル「Flux Finance」のガバナンストークンです。
投資対象として人気があり、時価総額ランキングでは20位台にランクイン*しています。*2025年2月14日時点、CoinMarketCap調べ
本記事をとおして将来性があると感じた方は、ぜひBybitなどを使って、ONDOトークンへの投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。