今回取り上げる「NOTトークン」は、Telegram上のゲームをとおして、多くの人々に無料配布された仮想通貨だ。
プロモーションの仕方が斬新かつ大規模だったため、NOTトークンは業界から高い注目を浴びている。
本記事ではそんなNOTトークンと、配布元となったゲーム「Notcoin」について、主な特徴や将来性などを解説していく。
この記事からわかること
- Notcoin/NOTトークンの基本情報
- Notcoin/NOTトークンの主な特徴
- NOTトークンの値動き
- Notcoin/NOTトークンの将来性
- NOTトークンの価格予想
- NOTトークンを買える仮想通貨取引所
NOTトークンは、多くの海外取引所に上場している。
その中でもBybit(バイビット)は、日本語表記に対応していて、日本人投資家にやさしい。
また、0.1%以下のリーズナブルな手数料でNOTトークンを買える。
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Bybitの特長
- 世界で累計4,500万人以上に選ばれている
- 日本語表記に完全対応
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目次
Notcoin/NOTトークンとは?
名称 | NOTトークン |
シンボル・通貨単位 | NOT |
公式サイト | https://notco.in/ |
主な上場先 | Bybit MEXC Gate.io |
Notcoin(ノットコイン)は、SNSアプリのTelegram上で遊べる「Tap to Earn」のミニゲームだ。
ゲーム画面をタップするだけで、独自通貨の「NOTトークン」がもらえる。
本記事執筆時点(2024年6月)だと、ゲームは停止されている。
Notcoinはシンプルなゲーム性とNOTトークンを得らえる点から人気を集めており、2024年1月のローンチからの約3か月間で、プレイヤー数が3,500万人を超えたという。
ちなみにNOTトークンは、BybitやMEXCなどの海外取引所で取引することが可能だ。
Notcoinの特徴
さてNotcoinおよびNOTトークンには、次のような特徴がある。
主な特徴
- ミニゲームでNotcoinを獲得できる
- ゲームなどで総発行数量の約8割を放出
- TONを基盤にしている
ミニゲームでNotcoinを獲得できる
Notcoinは、Telegramで遊べる「Tap to Earn」のミニゲームだ。
Telegramで「Notcoin Bot」にアクセスしてゲームを起動し、NOTトークンのロゴをタップするだけで、仮想通貨NOTを獲得することができる。
本記事執筆時点(2024年6月)だと、Notcoinは「マイニングフェーズ」を終えたとのことで、ミニゲームは停止されている。
Telegramアプリとアプリ内のウォレットさえあれば誰でも遊べたので、Notcoinは絶大な人気を集めた。
具体的には2024年1月から4月までの「マイニングフェーズ」で、1日のアクティブユーザー数は600万人、総プレイヤー数は3,500万人を超えたとのことだ。
ゲームなどで総発行数量の約8割を放出
NOTトークンの総発行枚数はあらかじめ、1,027億1,922万1,714NOTに設定されている。
またその内の78%が、ミニゲーム(Notcoin)の報酬とバウチャーに充てられている。
バウチャーとは?
直訳すると「引換券」で、NOTトークンと引き換えられるNFTを指す。
そして22%分は、今後の新規ユーザーと、新しいフェーズのために残されている。
また、残り22%の細かな分配は、これからの活動をとおして決められる予定だ。
TONを基盤にしている
NotcoinおよびNOTトークンの開発基盤は、Telegramが開発したパブリックブロックチェーン「TON(The Open Network)」だ。
TONはプラットフォーム型のブロックチェーンであり、Notcoin以外にもさまざまなDApps(分散型アプリ)が稼働している。
なおTONについては、別途以下の記事で解説しているので、興味がある方は覗いてみてほしい。
NOTトークンの値動き
ここでNOTトークンの値動きを確認しておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおりだ。
2024年6月までの値動き
次に、市場上場を果たした2024年5月16日から、本記事執筆時(2024年6月中旬)までの約1カ月間の値動きを振り返っていこう。
NOTトークンは、市場上場前にゲームをとおして出回っていた。
そのため市場上場直後は、利確のための売り圧力が強く、値下がりしてしまった。
しかしチャートを見てわかるとおり、その売りの動きが一服すると、一転して大きく高騰している。
なお、その後は高騰を維持する材料が乏しく、再び下落に転じている。
これが押し目買いのチャンスになるのか、それとも長期的な下落トレンドになるのかは、今後のNotcoinの動向次第といったところだろう。
将来性に関わる注目ポイント
続いて以下の2つの要素から、NotcoinおよびNOTトークンの将来性を考察してみよう。
今後に関わる注目要素
- ユーティリティの拡大に期待
- 一時的なブームで終わる可能性もある
ユーティリティの拡大に期待
Notcoinは、ゲームをとおしてNOTトークンを広く配布した段階のことを「マイニングフェーズ」と呼んでいる。
また今後のことを、「ビルディングフェーズ」と呼んでいる。
2024年6月時点ではまだ具体的なアナウンスはないが、公式サイトを見る限りでは、ビルディングフェーズでどうやらNOTトークンにはさまざまなユーティリティが付与されるようだ。
ユーティリティの拡充によって、NOTトークンが実需を獲得することができれば、自ずとその影響が価格にも反映されることだろう。
一時的なブームで終わる可能性もある
Notcoinはシンプルなゲームをとおして、世界中のTelegramユーザーにNOTトークンを無料で分配した。
そうしたこれまでにない手法は業界で大きな話題を呼び、プロモーションとしては大成功を収めたと言える。
ただ重要なのはここからで、今後のユーティリティの部分が大したものでなければ、ホルダーから見放されてしまう可能性も十分にある。
もしも今からNOTトークンに投資するなら、そうした可能性も考慮した上で、どれほどの金額を投じるのかを決めた方がいいだろう。
NOTトークンの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。
今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」から、NOTトークンの価格予想を紹介する。
DigitalCoinPriceにおけるNOTトークンの今後10年の価格予想は、以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2024 | $0.0144 | $0.0295 | $0.0354 |
2025 | $0.0346 | $0.0398 | $0.0412 |
2026 | $0.0474 | $0.0552 | $0.0573 |
2027 | $0.0621 | $0.0726 | $0.0730 |
2028 | $0.0621 | $0.0726 | $0.0730 |
2029 | $0.0765 | $0.0862 | $0.0877 |
2030 | $0.11 | $0.12 | $0.12 |
2031 | $0.16 | $0.16 | $0.17 |
2032 | $0.22 | $0.23 | $0.23 |
2033 | $0.30 | $0.31 | $0.31 |
参考までに、NOTトークンの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておこう。
- 記事執筆時の価格:0.016ドル(2024年6月2日)
- 史上最高値:0.029ドル(2023年8月25日)
DigitalCoinPriceは、今後NOTトークンが堅調に値上がりしていき、10年後には今の約20倍の価格になると予想している。
NOTトークンは今のところ未知の部分が多く、先を見通すのは難しい。
ただ、この予想が実現するならば、今のNOTトークンは割安な価格で買える状態にあると言える。
NOTトークンへの投資に関心がある方は、ぜひこうした価格予想も総合的に勘案し、同銘柄に投資すべきかを検討してみてほしい。
NOTトークンを買える仮想通貨取引所
NOTトークンは今のところ国内での取り扱いがない。
一方で海外では多くの仮想通貨取引所に上場しており、その中には以下のように、日本人投資家を受け入れているところもある。
また、これらの中でもイチオシはBybitだ。
取扱銘柄数* | 1,400種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybitの特長・魅力
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Bybitでは1,000種類以上もの仮想通貨が用意されており、その豊富な銘柄を0.1%以下の格安な手数料で売買するとことができる。
さらに現物取引以外に、以下のようなサービスも充実している。
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Notcoinとは?まとめ
今回はNotcoinおよびNOTトークンについて、その特徴や将来性などを解説した。
この記事のまとめ
- NotcoinはTelegram上で遊べるミニゲーム
- 画面をタップするだけでNOTトークンがもらえる*
- 3,500万人以上のプレイヤーへNOTトークンが分配された
- 今後、NOTトークンに具体的な使い道が付与される見込み
*2024年6月時点だと、ゲームは停止中
NOTトークンは、ゲーム(Notcoin)をとおして3,500万人以上に配布された。
プロモーションとしては大成功であり、今後の発展の鍵はコンテンツやユーティリティの拡充が握っている。
そんなNOTトークンに将来性を感じた方は、ぜひ今の内にBybitなどをとおして、同銘柄に先行投資してみてはどうだろうか。