ブロックチェーンのセキュリティの根幹を担う「コンセンサスアルゴリズム」は、
- ビットコインチェーンのPoW(プルーフ・オブ・ワーク)
- イーサリアムチェーンのPoS(プルーフ・オブ・ステーク)
これら2つが有名です。
またこれらのコンセンサスアルゴリズムは、それぞれが一長一短な性質を持っています。
そこでPoWとPoSを組み合わせて良いとこ取りをしたのが、今回取り上げる「CORE Chain」です。
本記事ではCORE Chainとそのネイティブトークン「COREトークン」について、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していきます。
COREトークンへの投資に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- CORE Chain/COREトークンの基本情報
- CORE Chain/COREトークンの特徴
- COREトークンの値動き
- CORE Chain/COREトークンの将来性
- COREトークンの価格予想
- COREトークンを買える仮想通貨取引所
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目次
CORE Chain/COREトークンとは?
CORE Chainは、DApps(分散型アプリ)の開発基盤となっているレイヤー1(L1)ブロックチェーンです。
冒頭に述べたとおり、PoWとPoSのハイブリッドによってセキュリティを担保するという、ユニークな特徴を持っています。
ネイティブトークンは「COREトークン」と言い、エコシステム内で、
- ガス代の支払い
- ステーキング
- ガバナンスへの参加権
などに用いられています。
またCOREトークンは、MEXCやBybitなど多くの海外取引所で取り扱われています。
CORE Chain/COREトークンの特徴
さてCORE ChainおよびCOREトークンは、次のような特徴を持っています。
主な特徴
- DAppsの開発基盤である
- イーサリアムチェーンとの互換性がある
- コンセンサスアルゴリズムがハイブリッド
- ステーキングで稼げる
DAppsの開発基盤である
CORE Chainは、イーサリアムチェーンやSolanaチェーンと同じように、DAppsやNFTの開発基盤となっているプラットフォーム型のL1チェーンです。
ジャンルは限定されておらず、DeFi(分散型金融)プロトコルやNFTゲームなど、多種多様なDAppsが稼働しています。
CORE Chain:エコシステム
イーサリアムチェーンとの互換性がある
CORE Chainは、イーサリアムチェーンとの互換性を有しています。
正確には、「EVM互換性」があるブロックチェーンであり、イーサリアムチェーン基盤のDAppsを容易にコピー・移植することが可能です。
EVMとは?
EVM(イーサリアム仮想マシン)とは、イーサリアムチェーン上でスマートコントラクトを実行するためのプログラムのこと。
EVMの互換性があるブロックチェーンでは、イーサリアムチェーンで書かれたスマートコントラクトを書き換えなしで使うことができる(≒イーサリアムチェーン基盤のDAppsをほぼそのまま移植できる)。
コンセンサスアルゴリズムがハイブリッド
CORE Chainのコンセンサスアルゴリズム*は「Satoshi Plus」といいます。*取引内容を検証し、ブロックに記録する仕組み
またSatoshi Plusは、
- DPoW(デリゲート・プルーフ・オブ・ワーク)
- DPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)
これら2つのハイブリッドのような仕組みになっています。
PoWとPoSの良いとこ取りをすることによって、スケーラブルかつ適切に分散化された状態と、高いセキュリティ性能の両立を実現しています。
ステーキングで稼げる
CORE Chainでは、ネットワークのセキュリティを維持する仕組みの中に、ネイティブトークンの「COREトークン」だけでなく、ビットコインも組み込まれています。
またそうした仕様から、ビットコインのステーキングも可能です。
本家たるビットコインチェーンでは、「セキュリティ維持に参加する権利を第三者に委任する」という仕組みがありません。
ネットワークセキュリティに貢献してインセンティブ(ビットコイン)を得るには、マイニングでの競争によって、権利を勝ち取る他ないということです。
一方でCORE Chainでは、マイニングで権利を勝ち取らずとも、ビットコインのステーキング(デリゲート)によって報酬の分配を受けることができます。
ちなみに言わずもがな、COREトークンのステーキング(デリゲート)も可能です。
COREトークンの値動き
ここで、COREトークンの値動きをチェックしておきましょう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のとおり。
2024年4月末までの値動き
次にCORE/USDTチャートで、市場へ上場した2023年2月末から、本記事執筆時(2024年4月末)までの値動きを振り返りましょう。
市場上場当初のCOREトークンは、投機的な売り圧力によって下落基調に陥りました。
しかし2024年3月後半には、ビットコインの半減期に起因して、大幅に復調しています。
ただそれでも、市場上場直後に付けた高値には届いていません。
現状をまだまだ割安な水準と見る方は、今からでもCOREトークンを自身のポートフォリオに加えてみてはいかがでしょうか。
将来性に関わる注目ポイント
続いては以下の2つの要素から、CORE ChainおよびCOREトークンの将来性を考察してみましょう。
今後に関わる注目要素
- ビットコインの動向に影響を受けやすい
- 競合チェーンとの位置関係の変化に注目
ビットコインの動向に影響を受けやすい
前述のとおりCORE Chainは、ネットワークセキュリティを保つ手段として、ビットコインを取り込んでいまする。
そうした背景から、ビットコインの半減期に起因して急騰したように、COREトークンがビットコインの動向から影響を受けやすくなっています。
したがって、ビットコインの動向もチェックしておくと、COREトークンの先行きを読みやすくなるはずです。
競合チェーンとの位置関係の変化に注目
CORE Chainのようなプラットフォーム型のブロックチェーンは、イーサリアムチェーンやSolanaチェーンを筆頭に数多く存在します。
また、そうした多くの競合がいる中、相対的に見て現状のCORE Chainの強みは以下の2点です。
CORE Chainの強み
- EVM互換性がある
- 独自のコンセンサスアルゴリズムによって、効率・分散性・安全性に優れている
客観的に見てCORE Chainの強みは、競合チェーンと比べて決して多いとは言えません。
強み(≒魅力)が少なければ、今後の開発の動向次第で、数多ある競合チェーンの中で埋もれていく可能性も十分にあるでしょう。
いずれにせよ、もしもこれからCOREトークンに投資するなら、プラットフォーム型チェーンの中での相対的な位置関係の変化も逐一チェックしておきたいところです。
COREトークンの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもあります。
今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」から、COREトークンの価格予想を紹介します。
DigitalCoinPriceにおけるCOREトークンの今後10年の価格予想は、以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2024 | $2.07 | $4.84 | $5.07 |
2025 | $4.95 | $5.61 | $5.95 |
2026 | $6.80 | $8.26 | $8.41 |
2027 | $8.88 | $10.17 | $10.56 |
2028 | $8.88 | $10.17 | $10.56 |
2029 | $10.94 | $11.84 | $12.48 |
2030 | $15.55 | $17.00 | $17.30 |
2031 | $22.49 | $23.74 | $24.22 |
2032 | $31.72 | $32.61 | $33.17 |
2033 | $43.21 | $44.70 | $44.95 |
参考までに、COREトークンの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておきます。
- 執筆時の価格:2.32ドル(2024年4月28日)
- 史上最高値:6.47ドル(2023年2月8日)
DigitalCoinPriceは、今後COREトークンが堅調に値上がりしていき、10年後には今(2024年4月)と比べて約20倍の価格になると予想しています。
この予想が未来を確約するわけではありませんが、参考にするとすれば、今のCOREトークンは安く買える状態にあると言えるでしょう。
COREトークンの現状や将来性を考察し、今後の値上がりが見込めると感じた方は、ぜひ長期目線でCOREトークンへの投資にトライしてみてください。
COREトークンを買える仮想通貨取引所
COREトークンは今のところ国内での取り扱いがありませんが、一方で海外ではさまざまな仮想通貨取引所に上場しています。
またその中には、以下のように日本人投資家を受け入れているところも多くあります。
ちなみに、これらの中でもイチオシはMEXC(エムイーエックスシー)です。
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取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.00% 先物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.01% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引 先物取引 レバレッジETF コピートレード セービング |
日本語対応 | 〇 |
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CORE Chain/COREトークンに関するQ&A
それでは最後に、CORE ChainおよびCOREトークンに関してよくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- COREトークンはMetaMaskで管理できますか?
- COREトークンのトークノミクスはどのようになっていますか?
- ステーキング(デリゲート)のやり方を教えてください。
COREトークンはMetaMaskで管理できますか?
MetaMaskは、イーサリアムチェーンおよびEVM互換のブロックチェーンに対応したウェブウォレットです。
またCORE Chainは、前述のとおりEVM互換チェーンの1つであるため、COREトークンをMetaMaskで管理することは可能です。
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COREトークンのトークノミクスはどのようになっていますか?
COREトークンの総供給量は、あらかじめ21億枚というかなり大きな値で設定されています。
ただCOREトークンは、その一部が定期的にバーン(焼却)される仕様になっています。
従って実際には、21億枚すべてが市場に流通することはありません。
ステーキング(デリゲート)のやり方を教えてください。
COREトークンのステーキング(デリゲート)の流れは、以下のとおり。
ステーキング(デリゲート)の流れ
- MEXCなどでCOREトークンを調達
- COREトークンをウォレットに移し替え
- ステーキング用のサイトにウォレットを接続
- 委任先を選んでステーキング(デリゲート)
CORE Chain/COREトークンとは?まとめ
今回は、CORE ChainとそのネイティブトークンであるCOREトークンについて解説しました。
この記事のまとめ
- CORE Chainは、DAppsの開発基盤となっているL1チェーン
- セキュリティを保つ仕組みの中に、ビットコインを取り込んでいる
- ビットコインの半減期に起因して、2024年3月末に急騰
- COREに投資するなら、競合との相対的な関係性も要チェック
CORE Chainは、PoWとPoSの良いとこ取りをした、ユニークなコンセンサスアルゴリズムを採用しているブロックチェーンです。
またビットコインをシステムに組み込んでおり、そうした背景から2024年3月末には、ビットコインの半減期に起因して大きな値上がりを見せています。
そんなCORE Chainに将来の見込みありと感じたなら、MEXCなどをとおして、ぜひCOREトークンへの投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。