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ビットコインの価格は1億円を超える?有識者の価格予測やこれまでの価格推移を紹介

誕生から10年以上が経ったビットコインは、金融市場において確固たる地位を築きました。

また、価格推移も長期的に見れば堅調で、近年では多くの投資家やアナリストが「ビットコインの価格は1枚あたり1億円に達するのか」ということに関心を寄せています。

そこで今回は、ビットコインが1億円を超える可能性について、有識者の声やビットコインの歴史を交えながら考察していきます。

Sai
Sai

ビットコインの今後に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

この記事からわかること

  • ビットコインの現在の価格
  • 3人の有識者による価格予測
  • ビットコインの歴史と価格推移
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ビットコインの現在の価格

さてまずは、ビットコインの今の価格をチェックしておきましょう。

価格チャートは、それぞれ以下のとおりです。

注意

価格ウインドウとチャートは、それぞれ参照元が異なるため、ビットコインの価格にはわずかながら乖離があります。

ちなみに、記事執筆時(2024年10月下旬)の価格は約1,000万円でした。

ここから1億円に達するには、約10倍の高騰が必要ということです。

著名人による価格予測

ビットコインが1億円を超えると予想する声は、世界中の実業家や著名人などから上がっています。

ここでは、その中から3名をピックアップしてご紹介します。

キャシー・ウッド氏

キャシー・ウッド氏は、アメリカの投資管理会社「アーク・インベストメント」の創設者であり、アメリカでは投資の女神のごとき影響力を持っている人物です。

そんなウッド氏は、2022年に自社のレポートにて、「ビットコインの価格は2030年までに、100万ドル(約1.5億円)を超える可能性がある」と予測しています。

またその根拠としては、ビットコインのグローバルな実需が今後拡大していくことを挙げています。

キャシー・ウッド
出典:traderlion.com

ジェシー・ルンド氏

ジェシー・ルンド氏は、世界的なIT企業のIBMにて、ブロックチェーン部門のトップを務めています。

そんなルンド氏も2019年の時点で、ルンド氏と同じく、ビットコインの価格がいずれ100万ドルを超えると予測しました。

また、もしビットコインが100万ドルに届くほどの規模になれば、企業での支払いの在り方が変わるなど、社会に大きな変化をもたらすことを予測しています。

アーサー・ヘイズ氏

アーサー・ヘイズ氏は、海外の大手仮想通貨取引所BitMEXの共同創設者の1人です。

ヘイズ氏は2024年1月のビットコインETF承認を受けて、ビットコインが今後、従来の金融システムにより深く統合されていくだろうと述べました。

また、そうしたシステムの変化に後押しされて、ビットコインの価格はいずれ100万ドルに達すると予測しています。

ビットコインの価格予想の根拠

さてここであらためて、多くの実業家や著名人が「ビットコインの価格が1億円を超える」と予想するにいたる、主な根拠を整理しておきましょう。

価格高騰の予想の根拠

  • 高い希少価値があるため
  • BC技術の普及とともに実需が増えるため
  • 投資需要が増えていくため

高い希少価値があるため

ビットコインは、あらかじめ発行枚数が2,100万枚に制限されています。

法定通貨のように中央銀行による追加発行が起こり得ないため、資産として高い希少価値を持ちます。

また需要が増加しても供給増えないため、将来的により希少性が高まり、価格が長期的に上昇すると予想されています。

BC技術の普及とともに実需が増えるため

ビットコインはブロックチェーン(BC)技術を基盤としており、その技術の利点に起因して、世界の金融や経済シーンでの採用が増えてきています。

南米のエルサルバドルなど、ビットコインを法定通貨として採用するケースも見られます。

今後より多くの国や企業がビットコインを受け入れ、実需が増えれば、それに伴って価格も上昇していくことでしょう。

投資需要が増えていくため

2024年1月、アメリカでビットコインETFが承認され、投資家からビットコインへのアクセスが以前よりも容易になりました。

また昨今の世界的なインフレを受けて、ビットコインの価値保存手段としての役割に注目が集まっています。

これらの要因から、特に機関投資家の新規参入が相次いでおり、大規模な資金流入による価格の押し上げが起きています。

ビットコインの歴史

ビットコインの今後を占うにあたり、これまでの価格動向を知っておくことも重要です。

ここでは、ビットコインの歴史の節目を振り返り、その都度どのような価格の変化があったのかを振り返りましょう。

5つの歴史の節目

  • ビットコインの誕生【2009年】
  • ビットコインの取引開始【2010年】
  • ビットコインバブル【2017年】
  • コロナバブル【2020~2021年】
  • ビットコインETFの承認【2024年】

ビットコインの誕生【2009年】

ビットコインは、2008年に「サトシ・ナカモト」によるホワイトペーパーが公開されたことをきっかけに誕生。

2009年1月に、最初のビットコインがマイニングされました。

なお、市場での取引が開始される前は、ほとんど価値がつかない状態でした。

ビットコインの取引開始【2010年】

2010年5月22日、ビットコインが初めて現実世界の商品と交換されました。

あるプログラマーが1万BTCで2枚のピザを購入したことで、この出来事は「ビットコインピザの日」として知られています。

また、同年7月には市場でのビットコインの取引が開始されますが、取引開始時の推定価格は0.0008ドルから0.08ドルほどだったとされています。

ビットコインバブル【2017年】

ビットコインのチャート1

2017年、ビットコイン市場は爆発的な成長を見せ、価格は史上初めて2万ドルに迫る勢いで急騰しました。

この年は、メディアがビットコインをはじめとした仮想通貨を繰り返し取り上げ、一般投資家からの関心も一気に高まりました。

ただ翌2018年には、規制の強化行き過ぎた市場の過熱感から、バブルが弾けて価格が急落しています。

Sai
Sai

ビットコインバブルで、価格は約1,000ドルから最高1万9,500ドルに到達しました!

コロナバブル【2020~2021年】

ビットコインのチャート2

2020年に新型コロナが蔓延すると、経済を支えるための金融緩和政策に起因して、再び大きなバブルが訪れます。

しかし、新型コロナの終息経済政策の方向転換によって、2021年末には下落基調に陥りました。

なお、このコロナバブルでは一時、6万5,000ドルを突破しています。

Sai
Sai

2017年バブル時の高値の約3.4倍です!

ビットコインETFの承認【2024年】

ビットコインのチャート3

2024年1月、アメリカでビットコインETFが承認され、企業や機関投資家からの投資が加速しました。

また半減期の影響もあって、価格は約2年半ぶりに最高値を更新。

一時は7万ドルの大台を越えました。

以上、ビットコインの誕生からの歴史的節目と、節目ごとの価格をかんたんに振り返りました。

誕生当初、ほとんど価値がなかったビットコインは、2024年に7万ドルを超えています。

また2010年の取引開始時の価格(0.0008ドル)から、これまでの史上最高値を見ると、約8,700万倍になっています。

そうした歴史を考えると、今1,000万円ほどのビットコインがその10倍の1億円になるというのは、かなり現実味のある未来なのではないでしょうか。

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ビットコインは将来1億円を超えるかも?

今回はビットコインが1億円を超える可能性について、有識者の声やビットコインの歴史を交えながら紹介しました。

この記事のまとめ

  • 2024年10月時点のビットコインの価格は約1,000万円
  • 多くの実業家や著名人が、ビットコインは100万ドル(約1.5億円)に達すると予想
  • 希少価値などの要因から、長期的に見て価格が上がると予測されている
  • 歴史を振り返ると、1,000万円から1億円になるのは十分に現実味がある

多くの実業家や著名人が予測しているように、今後の成長や市場環境を考慮すると、ビットコインが1億円を超える可能性は十分にあると言えるでしょう。

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  • この記事を書いた人

Sai

▶地方公務員を退職してWebライターに転身▶ファイナンシャルプランナー2級、1級建築士の資格を保有▶仮想通貨や金融の情報メディアで多数、寄稿実績あり▶仮想通貨や株、FXなどで、幅広く資産を運用中▶仮想通貨投資は、資金調達率を活かした先物取引やステーキングが中心

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