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【クロスチェーンハブ】Axelar NetworkのAXLトークンとは?特徴や将来性を解説

基本的にブロックチェーンは、1つ1つが独立した規格でつくられており、互換性を持たない。

そうした状況を解消すべく登場したのが、ブロックチェーン同士をつなぐプロダクトであり、今回取り上げる「Axelar Network(アクセラ・ネットワーク)」もその1つに数えられる。

本記事ではそのAxelar Networkと、ネイティブトークン「AXLトークン」について、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していく。

この記事からわかること

  • Axelar Network/AXLトークンの基本情報
  • Axelar Network/AXLトークンの主な特徴
  • AXLトークンの値動き
  • Axelar Network/AXLトークンの将来性
  • AXLトークンの価格予想
  • AXLトークンを買える仮想通貨取引所

AXLトークンは残念ながら、今のところ国内取引所での取り扱いがない。

そのため投資する際には、海外取引所の取引口座が必要になる。

AXLトークンを扱う海外取引所はいくつかあるが、その中でもBybit(バイビット)は、日本語表記に対応していて日本人でも直感的に扱える。

また、取引手数料がリーズナブルなのも魅力だ。

まだ口座をお持ちでなければ、ぜひこの機会にBybitの利用を検討してみてほしい。

出典:Bybit

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Axelar Network/AXLトークンとは?

Axelar Networkのサイトトップ
出典:Axelar Network
名称AXLトークン
シンボル・通貨単位AXL
ローンチ時期2022年9月
価格*1.87ドル/AXL
時価総額ランキング*91位
公式サイトhttps://axelar.network/
主な上場先Bybit
MEXC
Bitget
KuCoin
*2024年3月24日時点、CoinMarketCap調べ

Axelar Network(アクセラ・ネットワーク)は、異なるブロックチェーンをつなぐ「ハブ」として機能するブロックチェーンだ。

あらゆるブロックチェーンをつなぎ、Web3の相互運用性の実現に寄与している。

また、ネイティブトークンは「AXLトークン」といい、ネットワークのセキュリティ維持やガバナンスなどに用いられている。

なおAXLトークンは今のところ、国内取引所には上場していない。

そのためAXLトークンに投資する際は、Bybitなどの海外取引所の取引口座が必要になる。

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Axelar Network/AXLトークンの特徴

Axelar NetworkおよびAXLトークンは、次のような特徴を有している。

主な特徴

  • クロスチェーンハブとして機能する
  • 他のプロダクトよりも相互接続が容易
  • AXLトークンが複数のユーティリティを持つ
  • コンセンサスアルゴリズムはPoS

クロスチェーンハブとして機能する

Axelar Networkは、異なるブロックチェーンを中継してつなぐ「ハブ」としての機能を持つ。

2024年3月末時点では、60種類ものブロックチェーンがAxelar Networkをハブとして活用している。

Axelar Networkにつながっているブロックチェーン
出典:Axelar Scan

他のプロダクトよりも相互接続が容易

ブロックチェーンに相互運用性をもたらすソリューションは、Cosmosを筆頭にさまざまな種類がある。

その中でAxelar Networkは、より簡単かつシームレスに利用できるように設計されている。

またエンジニアの視点から見ると、開発コストを抑えつつ、目的に適したクロスチェーンのDApps(DeFiプロトコルやNFTゲーム)を構築できるようになっている。

AXLトークンが複数のユーティリティを持つ

ネイティブトークンのAXLトークンは、Axelar Network内で複数のユーティリティを付与されている。

具体的には以下のとおり。

主なユーティリティ

  • ガス代(ネットワーク手数料)の支払手段
  • セキュリティの維持手段(ステーキング)
  • ガバナンスへの参加権
  • コミュニティ貢献者へのインセンティブ

コンセンサスアルゴリズムはPoS

Axelar Networkはイーサリアムチェーンなどと同じく、コンセンサスアルゴリズム(取引を検証し、記録する仕組み)にPoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用することで、セキュリティを担保している。

またPoSを採用しているということは、AXLトークンのステーキングをとおして、インセンティブを得られるということだ。

ステーキングの利回りは日々変動するのだが、2024年3月時点だと、年利約10%のリターンを得られるようになっている。

ステーキングの利回り
出典:Axelar Scan

AXLトークンの値動き

ここでAXLトークンの値動きを紹介しておこう。

リアルタイムの値動き

まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおり。

2024年3月末までの値動き

次にAXL/USDチャートで、市場上場を果たした2022年9月末から、本記事執筆時(2024年3月末)までの値動きを振り返っていこう。

AXLトークンのチャート
出典:TradingView

上場当初は市場全体の地合いが悪かったこともあり、上場後すぐに、市場上場時の価格から見てマイナスの水準に沈んでしまった。

また、その状態が長らく続いていたが、2023年末にプラス圏に転じた

さらに2024年に入ると、今度は市場上場時の価格帯が買い支えのポイントとなって、大きな高騰につながっている。

こうした上昇トレンドに乗りたい方は、ぜひ今からでもBybitを使い、AXLトークンへの投資にトライしてみてはいかがだろうか。

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Axelar Network/AXLトークンの将来性

続いて以下の3つの要素から、Axelar NetworkおよびAXLトークンの将来性を考察してみよう。

将来性に関わる注目要素

  • 対応チェーンが増えていく予定
  • 競合プロダクトとの位置関係の変化に要注目
  • イーサリアムの動向にも注目

対応チェーンが増えていく予定

前述のとおりAxelar Networkには、2024年3月末時点で60種類のブロックチェーンがつながっている。

また、つながるブロックチェーンは今後も少しずつ増えていく見込みである。

Axelar Networkの需要が増していけば、自ずとAXLトークンの実需も増え、価格推移にポジティブに作用するはずだ。

競合プロダクトとの位置関係の変化に要注目

相互運用性を実現するためのソリューションは、Axelar Network以外にも、CosmosAstar Networkなど数多く存在する。

そうしたソリューションの関連銘柄をデータアグリゲーターで検索すると、2024年3月末時点で67種類ヒットする。

ハブソリューション関連の銘柄
出典:CoinMarketCap

Axelar Networkはその中で、今のところは上位の市場シェアを獲得しているが、例えばより高性能なプロダクトが登場したときなどに、大きく状況が変化するかもしれない。

そのためAXLトークンに投資するなら、定期的に類似銘柄と時価総額を比較するなど、競合との位置関係の変化をチェックしておきたいところだ。

イーサリアムの動向にも注目

Axelar Networkにつながっているブロックチェーンの中には、DAppsの分野での市場シェアがもっとも大きいイーサリアムチェーンも含まれている。

また仮想通貨イーサリアムは、ビットコインに次いで時価総額が大きく、イーサリアムの価格動向が市場全体に与える影響も非常に大きくなっている。

イーサリアムとのつながり
出典:Axelar Scan

そうした背景から、これまでのところAXLトークンの値動きは、以下のチャートからも読み取れるとおりイーサリアムから強い影響を受けている

AXLトークンとイーサリアムの相関関係
出典:CoinMarketCap

したがってイーサリアムの動向をチェックしておくと、AXLトークンの先行きも読みやすくなるはずだ。

AXLトークンの価格予想

仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。

今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」から、AXLトークンの価格予想を紹介する。

DigitalCoinPriceにおけるAXLトークンの今後10年の価格予想は、以下のとおり。

予想最低価格予想平均価格予想最高価格
2024$1.67$3.19$4.06
2025$3.97$4.58$4.83
2026$5.49$6.21$6.75
2027$7.14$8.27$8.48
2028$7.14$8.27$8.48
2029$8.83$10.06$10.17
2030$12.55$13.41$13.94
2031$18.13$18.97$19.47
2032$25.56$26.20$26.78
2033$34.87$35.95$36.25

参考までに、AXLトークンの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておこう。

  • 本記事執筆時点での価格:1.87ドル(2024年3月24日)
  • 史上最高値:2.66ドル(2024年3月1日)

DigitalCoinPriceは、今後AXLトークンが堅調に値上がりしていき、10年後には今の約20倍の価格になると予想している。

ビットコインやイーサリアムなど、他の銘柄の事例を鑑みると、10年で20倍という上がり幅は十分に起こり得る範疇にある。

Axelar Networkに関心があるなら、こうした価格予想も参考にしつつ、将来性を見越してAXLトークンへの投資にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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AXLトークンを買える仮想通貨取引所

冒頭に述べたとおりAXLトークンは、国内での取り扱いがない。

そのため投資したい場合は、

  • AXLトークンの取り扱いがある
  • 日本人投資家を受け入れている

この2つの条件をクリアしている海外取引所の口座が必要になる。

具体例は以下のとおり。

条件を満たす海外取引所の例

なお、これらの中でもイチオシはBybit(バイビット)だ。

Bybit
出典:Bybit
取扱銘柄数*1,000種類以上
取引手数料現物取引*
⇒ Maker 0.10%、Taker0.10%
先物取引*
⇒ Maker 0.01%、Taker0.06%
*割引プログラムあり
仮想通貨の出金手数料銘柄ごとで異なる
主要なサービス現物取引(取引所)
ワンクリック購入
マージン取引
取引ボット
コピートレード
ステーキング
レンディング
日本語表記
公式サイトBybit公式サイト
*2024年1月時点

Bybitの特長

  • 1,000種類以上の仮想通貨を取引できる
  • 100倍125倍までレバレッジをかけられる
  • 取引手数料がリーズナブル
  • 日本語表記に完全対応
  • デリバティブ取引の種類が豊富

Bybitでは1,000種類を超える仮想通貨がラインナップされており、メジャーな銘柄もマイナーな銘柄も、0.1%以下のリーズナブルな手数料で取引することができる**現物取引(取引所)を利用した場合

また、日本語表記に対応しているため、英語が不得手な方でも直感的に操作可能だ。

さらにトラベルルールの観点から見ても、日本人にとって使い勝手が良い。

無料で口座をつくれるので、まだ使ったことがなければぜひ、この機会にBybitの利用を検討してみてほしい。

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Axelar Network/AXLトークンに関するQ&A

最後に、Axelar NetworkおよびAXLトークンに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。

よくある質問

  • AXLトークンのトークノミクスはどのようになっていますか?
  • AXLトークンのステーキングのやり方を教えてください。
  • Axelar Networkのアップデートなどの情報は、どこで入手できますか?

AXLトークンのトークノミクスはどのようになっていますか?

AXLトークンは、Axelar Networkのジェネシスブロックがつくられたときに、10億枚発行された。

また、初期割り当ては以下のグラフのとおり。

AXLトークンの初期割り当て
  • コミュニティプログラム(保険基金含む):36.0%
  • バッカー(出資者のこと):29.5%
  • 開発チーム:17.0%
  • 開発チーム運営費:12.5%
  • コミュニティセール:5.0%

AXLトークンのステーキングのやり方を教えてください。

AXLトークンのステーキングは、Keplrなどのサードパーティーのウォレットでおこなうことができる。

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ステーキングの流れは以下のとおり。

ステーキングの流れ

  • BybitなどでAXLトークンを購入
  • Keplrを用意
  • KeplrにAXLトークンを送金
  • KeplrでAXLトークンをステーキング

Axelar Networkのアップデートなどの情報は、どこで入手できますか?

Axelar Networkの最新情報は、以下のX公式アカウントおよびMediumから入手することができる。

Axelar Network/AXLトークンとは?まとめ

今回は、「Axelar Network」とそのネイティブトークン「AXLトークン」について解説した。

この記事のまとめ

  • Axelar Networkは、ハブとしての機能を持つブロックチェーン
  • 60種類ものブロックチェーンがAxelar Networkを経由してつながっている
  • 他の類似プロダクトよりも、使用感がシームレス
  • AXLトークンのステーキングで稼ぐことも可能

Axelar Networkは、2022年生まれの比較的新しい、相互運用実現のためのソリューションだ。

ブロックチェーン同士の接続がシームレスで、多くのブロックチェーンがAxelar Networkを活用している。

また、Axelar Networkを利用するブロックチェーンは今後も増えていくと見られている。

そんなAxelar Networkに将来性を感じた方は、ぜひBybitなどをとおして、AXLトークンへの投資にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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