今回取り上げる「BitTrade(ビットトレード)」は、グローバルに仮想通貨取引のサービスを展開するHuobiグループ傘下の国内取引所だ。
そんなBitTradeが気になりつつも、
- BitTradeと競合他社の違いが分からない
- BitTradeが自分に合っているか分からない
といった悩みを持つ方もいることだろう。
そういった方に向けて本記事では、BitTradeのサービス内容や利用のメリット、ユーザーからの評判などをわかりやすく紹介していく。
この記事からわかること
- BitTradeが提供しているサービスの内容
- BitTradeを利用した際のメリット
- BitTradeのデメリット
- 先輩ユーザーからの口コミ
- BitTradeでの口座開設方法
BitTradeは、国内で最多クラスの銘柄ラインナップを誇っている。
また2024年7月31日から、取引所の取扱銘柄がすべて、手数料無料で取引できるようになった。
より多くの仮想通貨に手数料ゼロ円で投資したい方は、ぜひこの機会にBitTrade公式サイトをチェックしてみてほしい。
BitTradeの特長
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- わずか2円から取引を始められる
- 現物取引(取引所)の取引手数料が無料
- レンディングによる資産運用も可能
目次
BitTrade(ビットトレード)とは?
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
取扱銘柄* | ADA、APT、ASTR、ATOM、AXS、BAT、BCH、BNB、BOBA、BSV、BTC、COT、DAI、DEP、DOGE、DOT、ETH、ETC、EOS、FLR、LTC、LSK、MATIC、MKR、MONA、ONT、XRP、XEM、XLM、TRX、QTUM、XYM、IOST、JMY、XTZ、PLT、SHIB、SAND、SUI、SXP、SOL、TON 【全42種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ 無料 レバレッジ取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:銘柄ごとで異なる |
その他サービス | 貸暗号資産 積立暗号資産 |
BitTrade(ビットトレード)は、ビットトレード株式会社(旧フォビジャパン株式会社)が運営する仮想通貨取引所だ。
2024年8月時点でBitTradeでは、国内最多クラスとなる42種類もの仮想通貨が揃う。
また、対象銘柄は限られるが、現物取引だけでなくレバレッジ取引のサービスも展開している。
BitTradeのメリット
さて、国内取引所の1つであるBitTradeには、主に次のようなメリットがある。
BitTradeの主なメリット
- 取扱銘柄数が国内トップクラス
- わずか2円から取引を始められる
- 現物取引(取引所)の取引手数料が無料
- レンディングによる資産運用が可能
取扱銘柄数が国内トップクラス
2024年8月時点における、主要な仮想通貨取引所の取り扱い銘柄は以下のとおりだ。
主要競合他社の取扱銘柄数
- Binance Japan:53種類
- bitbank:38種類
- DMM Bitcoin:38種類
- bitFlyer:33種類
- GMOコイン:26種類
(2024年8月時点)
それに対してBitTradeの取扱銘柄数は、42種類(2024年8月時点)となっている。
Binance Japanが頭1つ抜けているものの、それ以外と比べればBitTradeも、国内でトップクラスの品揃えであることは間違いない。
わずか2円から取引を始められる
BitTradeでは、豊富な仮想通貨をわずか2円*から取引することが可能だ。*取引所を利用した場合
そのためBitTradeを使えば、投資初心者でも無理のない金額から、仮想通貨取引にチャレンジすることができる。
現物取引(取引所)の取引手数料が無料
BitTradeの現物取引では、「販売所」と「取引所」の2種類の取引形式が用意されている。
それぞれの仕組みと特徴は、以下のとおりだ。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
概要 | 仮想通貨取引所とユーザーの間で取引 | 仮想通貨取引所のユーザー同士で取引 |
メリット | 仕組みがシンプル 約定力が高い | 取引コストが割安 |
デメリット | 取引コスト(スプレッド)が割高 | 思いどおりに約定するとは限らない 仕組みがやや難解 |
なお一般的には「取引所」も、「販売所」と比べればリーズナブルながらも、いくらかの取引手数料を徴収されるのが一般的だ。
もちろんBitTradeの現物取引(取引所)も、以前は手数料を取られていた。
しかし2024年7月31日の仕様改定で、現物取引(取引所)の取引手数料が全銘柄で無料になった。
レンディングによる資産運用が可能
BitTradeは現物取引とレバレッジ取引だけでなく、レンディングサービス(BitTradeでの表記は「貸暗号資産」)も手がけている。
レンディングサービスでは、自身が保有する仮想通貨をBitTradeに貸し付けることによって、貸付数量と貸付期間に応じた貸借料を得ることができる。
BitTradeのデメリット
さまざまなメリットを紹介したが、一方でBitTradeには、次のようなデメリットもある。
BitTradeの主なデメリット
- レバレッジ取引の銘柄がBTCだけ
- 裁量取引以外のサービスが少ない
レバレッジ取引の銘柄がBTCだけ
例えばDMM Bitcoinなら、レバレッジ取引で30種類以上の仮想通貨がラインナップされている。
それに対してBitTradeの場合は、レバレッジ取引での取り扱い銘柄がビットコインのみとなっており、現物取引と比べてレバレッジ取引にはさほど注力していないことが伺える。
裁量取引以外のサービスが少ない
裁量取引以外のサービスは、例えば以下のようなものがある。
裁量取引以外の主要なサービス
- 自動積立
- レンディング
- ステーキング
- IEO(未上場銘柄のプレセール)
これらの内で、BitTradeで利用できるのはレンディングサービスと自動積立だけだ。
例えばGMOコインなど、上記4つが揃っている仮想通貨取引所もあるため、そうした競合他社と比較すると、BitTradeはサービスの充実度で見劣りしてしまう。
BitTradeが向いている人
さて、ここまで紹介してきたメリット・デメリットなどを踏まえて、BitTradeは次のような人に向いている仮想通貨取引所だと言えるだろう。
BitTradeが向いている人
- より多くの仮想通貨に投資したい人
- 取引手数料を抑えたい人
- レンディングで資産を有効活用したい人
BitTradeは、国内最多クラスの取扱銘柄数を誇り、それらを取引所形式の現物取引で取引することができる。
そして前述のとおり2024年7月末から、現物取引(取引所)の取引手数料が無料になった。
そのためコスト面を重視する方に、BitTradeはうってつけだ。
また、レンディングサービスで手持ちの仮想通貨を活用できるため、長期投資がメインの人にも適している。
BitTradeが向かない人
一方でBitTradeは、次のような人には不向きだ。
BitTradeが向かない人
- レバレッジ取引をメインに取り組みたい人
- ステーキングなどにもチャレンジしたい人
デメリットでも挙げたように、BitTradeのレバレッジ取引で取引できる銘柄は、ビットコインのみとなっている。
そのためレバレッジ取引にチャレンジしたい人には、例えばDMM Bitcoinなど、他によりよい選択肢があるはずだ。
また、BitTradeにはステーキングやIEOのサービスがないため、それらのサービスに興味がある人の選択肢からも外れるだろう。
BitTradeの評判・口コミ
それではここで、BitTrade(旧Huobi Japan)を実際に使っている先輩ユーザーからの口コミをいくつか紹介しておこう。
BitTradeへの良い評判・口コミ
まず、BitTradeへの好意的な意見として、以下のようなものが上がっている。
別にHuobi Japanの回し者ではないですが、スプレッドや上場コインのラインナップみる限りでは、今日本で一番ユーザーメリット大きいのはHuobi Japanなのではないかと感じます。
レバレッジはわかりませんけどね。
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Huobi Japan、やっぱりUIが使いやすい。
日本円の出金も早いし、安心して使える取引所。
取引手数料がゼロ円なのもうれしい。
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BitTradeは、豊富な仮想通貨を「取引所」でコストを抑えながら取引できる点が、多くのユーザーから支持されている。
また、取引ツールのユーザビリティへの評価も上々だ。
BitTradeへの悪い評判・口コミ
続いて、BitTradeへのネガティブな声もチェックしておこう。
Huobi Japan 板取引できるし取扱銘柄も多いしレバレッジかけれるしロングもショートもできる。
だけど知名度低くて出来高が少ないから、やっぱり約定しにくくて使いにくい。
ユーザー数さえ増えれば、bitbankよりこっちのが良さそう。
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Huobi Japan、試しに使ってみた。
他の取引所と同じで、なおかつ挙動は軽い感じだったので使いやすいかったが、なんせ板が薄すぎてダメだった…
Twitter
BitTradeに対するネガティブな意見としては、「取引所(板取引)の板が薄い」、つまり「マーケットの流動性が低い」という声が上がっている。
「取引所」ではユーザー同士で取引をおこなうのだが、そもそもユーザー数が少ないと、思うように注文がマッチングしない。
bitFlyerやGMOコインといった競合と比べるとBitTradeはまだまだマイナーな存在であり、流動性がさほど高くないことに起因して、取引所での取引が上手くいかないことがあるようだ。
ちなみに取引所の流動性は、BitTrade公式サイトで現物取引(取引所)の取引板の挙動をチェックすることによって、大まかにだが把握することができる。
気になる方は、口座開設を申し込む前にチェックしてみるといいだろう。
BitTradeでの口座開設の流れ
最後に、BitTradeでの口座開設の流れを紹介しておこう。
BitTradeでの口座開設手順
- メールアドレスを登録
- 本人確認の方法を選ぶ
- 本人情報を入力し、本人確認書類を提出
メールアドレスを登録
まずはBitTrade公式サイトにアクセスし、トップ画面の「口座開設」ボタンをクリックしよう。
すると次のようなページに遷移するので、そこで任意のメールアドレスと、ログイン時に用いるパスワードを登録しよう。
本人確認の方法を選ぶ
メールアドレスとパスワードを登録すると、アカウントが作成されて、BitTradeにログインできるようになる。
自身のアカウントでログインできたら、ログイン後のページのサイドメニューの中から、「本人確認」を選択しよう。
本人確認の方法は、「かんたん本人認証」と「本人認証(ハガキ受取)」の2種類が用意されている。
これら2種類の内のどちらかを選択し、手続きを進めよう。
2種類の本人確認方法
かんたん本人認証:
スマホで本人確認書類と自身の顔を撮影・アップロードして、本人確認をおこなう。
オンラインで完結するため、最短で口座開設を申し込んだその日の内に取引を始められる。
本人認証(ハガキ受取):
本人確認書類をアップロードし、審査後に送られてくるハガキを受け取ることによって、申込者本人であることの確認がおこなわれる。
本人情報を入力し、本人確認書類を提出
本人確認の方法を選んだら、BitTradeの指示に従って本人情報を入力したのち、本人確認書類をアップロードしよう。
ひととおりの手続きが完了したら、BitTrade側で審査がおこなわれる。
また、本人確認を「かんたん本人認証」を選んでいたら最短で申し込みをしたその日の内に、「本人認証(ハガキ受取)」の場合はハガキを受け取ったのちに、取引を始められる。
以上、BitTradeでの口座開設の方法を簡潔に紹介した。
無料で口座をつくることができるので、使ってみたい方はぜひ、この機会にBitTradeでの口座開設を検討してみてはいかがだろうか。
手数料無料の取引所を積極的に使おう
今回は国内の仮想通貨取引所の1つ「BitTrade」について、サービスの内容やメリット・デメリット、ユーザーからの口コミなどを紹介した。
この記事のまとめ
- BitTradeの取扱銘柄数は、国内だと最多クラス
- 2円から取引できるので、初心者でも使いやすい
- 現物取引で取引の形式を選べる
- 現物取引(取引所)の手数料が無料
BitTradeは42種類*もの仮想通貨を取り扱っており、現物取引(取引所)を使えば、それらをわずか2円から取引することができる。*2024年8月時点
また競合他社と違い、BitTradeの現物取引(取引所)は、手数料無料で取引を楽しめる。
本記事をとおしてBitTradeが自分に合っていると感じた方は、ぜひこの機会にBitTradeの取引口座をつくってみてほしい。