NFTゲームは、日々新しいタイトルがリリースされている。
数多くのタイトルが乱立する中で、テスト版の段階から脚光を浴びているのが、今回取り上げる「BountyKinds(バウンティカインズ)」だ。
本記事では人気のNFTゲーム「BountyKinds」について、主な特徴や将来性、マネタイズの手段や始め方などを解説していく。
この記事からわかること
- BountyKindsの基本情報、主な特徴
- BountyKindsでのマネタイズの方法
- 独自トークン「YUトークン」の値動き
- BountyKindsの将来性
- BountyKindsの始め方
現在のBountyKindsはβテスト版であり、プレイするためには、独自トークン「YUトークン」でβチケットを購入する必要がある。
また、YUトークンを入手するには、イーサリアムなどの仮想通貨を元手に、DEX(分散型取引所)でスワップ(交換)をおこなわなければならない。
なお、元手のイーサリアムの調達先には、イーサリアムを手数料無料でウォレットへ送れる「GMOコイン」が適している。
BountyKindsに興味がある方は、ぜひこの機会にGMOコインのことも、合わせてチェックしてみてほしい。
GMOコインの特長
- オリコンの調査で満足度日本一*1
- 50万人以上の投資家に選ばれている
- 格安な手数料で取引可能*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合
目次
BountyKinds(バウンティカインズ)とは?
名称 | BountyKinds(バウンティカインズ) |
ゲームジャンル | Play to Earn タクティカルPVP ボードゲーム FPS 他 |
基盤チェーン | BNBチェーン |
独自トークン | BKWDトークン YUトークン FFEトークン |
対応ウォレット | MetaMask 他 |
サイトURL | https://bountykinds.com |
BountyKinds(バウンティカインズ)は、BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン(BSC))を基盤に開発されたNFTゲームだ。
SF風の世界の中で、ターン性の戦略的なPvPやボードゲームを楽しむことができる。
また、ゲームをプレイする中で仮想通貨を稼げる、いわゆるplay to Earn(P2E)のゲームでもある。
なお、本記事執筆時点(2024年6月)でのBountyKindsは、まだβテスト版であり、βチケットを入手(購入)した者だけがプレイできる仕様になっている。
BountyKindsの特徴
BountyKindsは、次のような特徴を持つNFTゲームだ。
主な特徴
- 複数のゲームジャンルで構成されている
- 基盤はBNBチェーン
- NFTにレアリティや種族が設定されている
- 独自トークンは3種類
- プレイする中で独自トークンを稼げる
- スカラーシップ制度がある
- 「Contribute to Earn」を謳っている
複数のゲームジャンルで構成されている
BountyKindsは、複数のゲームジャンルで構成されたNFTゲームである。
現在のβテスト版では、以下の4種類のモードをプレイすることが可能だ。
4種類のモード
TURN BASED TACTICAL (PVP MODE)
⇒ 他のプレイヤーと対戦し、ランキング上位を目指すPvPアリーナ
BOUNTYKINDS BOARD GAME
⇒ クラシックなボードゲーム
BOUNTY HALL (PVE MODE)
⇒ 高い戦略性が求められるPvEアリーナ
BATTLE JACKPOT
⇒ さまざまな報酬が当たるジャックポット
また、将来的にはマルチプレイ系の要素やFPS(ファーストパーソンシューティング)なども導入される予定だ。
基盤はBNBチェーン
冒頭に述べたように、BountyKindsはBNBチェーンを基盤としている。
BNBチェーンはDApps(分散型アプリ)開発のためのパブリックチェーンで、スケーラビリティや相互運用の面で優れており、BountyKindsもその恩恵を受けている。
また、BountyKindsはマルチチェーンでの展開を目指しており、将来的には基盤となるブロックチェーンが増えていく見込みだ。
なお、追加するブロックチェーンの選定は、プレイヤー同士のガバナンスによって決定されるとのことだ。
NFTにレアリティや種族が設定されている
BountyKindsは、登場キャラクターがNFTとなっており、そのキャラクターNFTには種族や属性、レアリティなどが設定されている。
種族や属性には有利不利があり、そうしたバリエーションが、PVPの攻略に奥深さを生み出している。
またNFTは、NFTマーケットプレイスでの二次売買が可能で、基本的にレアリティが高いものほど高値で取引される傾向が強い。
独自トークンは3種類
BountyKindsは、以下のような3種類の独自トークンが用意されており、それぞれが異なる役割を有している。
BountyKindsの独自トークン
- BKWDトークン:ガバナンストークン
- YUトークン:主要なユーティリティトークン
- FFEトークン:消費することでゲームを遊べるエネルギーユニット
でYUトークンとFFEトークンは、DEX(分散型取引所)をとおして、他の仮想通貨とのスワップ(交換)ができるようになっている。
つまり、DEXとCEX(通常の仮想通貨取引所)を併用すれば、ゲームプレイで手に入れたその2つのトークンを日本円に換えることも可能だということだ。
プレイする中で独自トークンを稼げる
現在のβテスト版の各モードの内、PVPモードでは、他のプレイヤーに勝利することでマネタイズできるようになっている。
プレイヤーは集めたキャラクターのNFT3体でパーティを編成し、戦略を立てて他のプレイヤーと対戦する。
対戦に勝利すれば、「YUトークン」と「Bounty World Pont(BWP)」*がもらえる。*ランキングに影響するポイント
スカラーシップ制度がある
BountyKindsでは、プレイヤー同士でNFTを貸し借りできる仕組み「スカラーシップ制度」が導入されている。
NFTのオーナーは、自身が保有するキャラクターNFTを他のプレイヤー(スカラー)に貸し出すことで、あらかじめ指定した数量のYUトークンを稼げる。
一方でスカラー側は、強いキャラクターNFTを借りてくることで、ゲームのやり込み度合いが低い場合でもあっても効率よくプレイ報酬を獲得することができる。
「Contribute to Earn」を謳っている
現状のβテスト版であるBountyKindsは、中央集権的な体制で開発が進められている。
しかし将来的には、プレイヤー主体のDAOが設立され、プレイヤー同士の合議によってアップデートなどがおこなわれるようになる予定だ。
また、非中央集権的な運営・開発体制に移行すれば、立場に関わらずBountyKindsの貢献度に比例して、インセンティブが分配されるようになる。
ちなみに、そのようなゲームに対する貢献によって稼げる仕組みのことを、BountyKindsは「Contribute to Earn」と呼んでいる。
BountyKindsでの稼ぎ方
ここで、BountyKindsでの稼ぎ方*を整理しておこう。*2023年7月時点
BountyKindsでの稼ぎ方
- PVPモードで勝利する
- デイリーリワードをもらう
- NFTの二次売買をおこなう
先ほども述べたようにBountyKindsでは、PVPモードで他のプレイヤーに勝利することで、独自トークンの「YUトークン」を稼げる。
またPVPで勝てずとも、指定された条件をクリアすることにより、デイリーリワードとしてYUトークンを得ることもできる。
さらに、キャラクターやアイテムなどのNFTは、BountyKinds公式のNFTマーケットプレイスにおいて二次流通がなされている。
そのため、入手にかかったコストよりも高い価格で売ることができれば、その差益を得られる。
YUトークンの値動き
前述のとおりBountyKindsには、3つの独自トークンがある。
ここではその中から、ユーティリティトークンである「YUトークン」の値動きを紹介する。
YUトークンは、2023年5月からDEXでの取引が開始された。
取引開始から記事執筆時(2024年6月)までの値動き*は、以下のとおりだ。*対日本円での値動き
YUトークンは2023年5月末に一時、大きく乱高下しているが、それ以外はこれまでのところ、横ばいの状態が続いている。
先ほども述べたようにBountyKindsは、まだβテスト版の段階だ。
またYUトークンは、まだ通常の仮想通貨取引所に上場していないため、目ぼしい値動きがないのも頷ける。
しかし、ロードマップのとおりにゲームの開発が進み、仮想通貨取引所に上場するようになれば、今後大きく飛躍する可能性は十分にある。
こうした現状をチャンスだと感じる方は、今の内にYUトークンへ先行投資しておくとよいだろう。
将来性に関わる注目ポイント
ここでは次の3つの要素から、BountyKindsの将来性を考察してみよう。
将来性に関わる注目要素
- これから正式ローンチに向かう予定
- マルチチェーンでの展開を目指している
- 他のゲームと市場シェア獲得競争に注目
これから正式ローンチに向かう予定
BountyKindsでは、時期の記載はないが、8つのフェーズが設定されたロードマップが用意されている。
そのロードマップによると、2024年6月時点ではフェーズ3の状態であり、 正式ローンチはフェーズ5でおこなわれるとのことだ。
またフェーズ4では、運動して稼げるMove to Earn(M2E)アプリのリリースも予定されている。
ロードマップのとおりに開発が進み、コンテンツも充実していけば、自ずと新規プレイヤーが集まってくるはずだ。
マルチチェーンでの展開を目指している
特徴の紹介でも述べたがBountyKindsは、将来的に複数のブロックチェーン上で稼働することを目指している。
例えばイーサリアムチェーンやWAXチェーンなど、ユーザーが多いブロックチェーンでローンチされれば、BountyKindsにも多くの新規プレイヤーが流入してくることだろう。
他のゲームと市場シェア獲得競争に注目
NFTゲームは、そのカテゴリー自体の歴史が浅く、日夜新しいタイトルが開発されている。
また昨今では、例えばスクエアエニックスやUbisoftといった、大手ゲームメーカーのNFTゲームへの参入も相次いでいる。
徐々に市場シェアの獲得競争が熾烈になってきているので、BountyKindsをプレイするなら、他のゲームとの相対的な位置関係の変遷にも注目しておきたいところだ。
BountyKindsの始め方
それでは、BountyKindsの始めた方を確認しておこう。
BountyKindsの始め方
- 国内取引所でイーサリアムを買う
- ウォレットを用意する
- DEXでイーサリアムをYUとBNBに換える
- YUでβチケットを購入する
- βチケットを有効化する
国内取引所でイーサリアムを買う
BountyKindsを始めるためには、ユーティリティトークンであるYUトークンが必要だ。
しかしYUトークンは、国内取引所での取り扱いがなく、入手するにはDEX(分散型取引所)で、他の仮想通貨とのスワップをおこなわなければならない。
そのためまずは国内取引所を使い、YUトークンを入手するための元手となるイーサリアムを調達しよう。
メジャーな通貨であるイーサリアムは、大抵の国内取引所で取り扱われているが、数ある選択肢の中でもおすすめは「GMOコイン」だ。
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄数* | 26種類 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.01%、Taker0.05% レバレッジ取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり レバレッジ取引(取引所) ⇒ 無料 |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:無料 |
その他のサービス | 貸暗号資産ベーシック 貸暗号資産プレミアム つみたて暗号資産(自動積立) ステーキング IEO 外国為替FX |
GMOコインの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*1
- 取扱銘柄数が国内最多クラス
- 低コストで仮想通貨を取引できる*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合
GMOコインなら、現物取引(取引所)をとおして、リーズナブルな手数料でイーサリアムを買える。
また、購入したイーサリアムをウォレットへ送る際に、送金手数料がかからない。
実用目的のイーサリアムの調達先にうってつけなので、まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会にGMOコインの利用を検討してみてほしい。
ウォレットを用意する
次に、イーサリアムチェーンやBNBチェーンに対応したウェブウォレットを用意しよう。
条件を満たすウェブウォレットはいくつもあるが、どれを使うべきか迷う方は、汎用性が高い無料のウォレット「MetaMask」を選んでおけば間違いないだろう。
MetaMask - Blockchain Wallet
MetaMask無料posted withアプリーチ
MetaMaskの詳しい特徴や入手方法については、別途以下の記事で解説している。
まだお持ちでない方は、そちらの記事をぜひ参考にしてもらいたい。
またMetaMaskなどのウォレットを用意できたら、そのウォレットのアドレス宛てに、国内取引所で購入したイーサリアムを送金しておこう。
DEXでイーサリアムをYUとBNBに換える
次に、DEX(分散型取引所)を使って、用意したイーサリアムをYUトークンにスワップ(交換)しよう。
BountyKindsのサイトにアクセスし、トップメニューから「Swap Token」⇒「Swap YU」を選択すると、YUトークンのスワップができるDEX「Keyring Swap」へ飛ぶことができる。
そしてKeyring Swapにウォレットをつなぎ、イーサリアムをYUトークンへスワップしよう。
また、BountyKindsはBNBチェーンを基盤としているため、さまざまな場面でBNBによるネットワーク手数料(ガス代)の支払いを求められる。
そのため、同時にイーサリアムをBNBにもスワップしておこう。
YUでαチケットを購入する
YUトークンを調達できたら、次は再びBountyKindsのサイトに戻り、マーケットプレイスを開こう。
マーケットプレイスでは、キャラクターやアイテムのNFTだけでなく、βテスト版のプレイに必要なβチケットも二次出品されている。
いくつも出品されているが、モノはすべて同じなので、できるだけ安いβチケットを選んで購入しよう。
βチケットを有効化する
βチケットが手に入ったら、BountyKindsサイト内にあるアカウント管理画面でそのチケットを“有効化”しよう。
βチケット有効化ののち、メニューバーにある「ゲームプレイ」ボタンを押すと、ゲームを始められる。
以上、βテスト版でのBountyKindsの始め方を紹介した。
チケットを買って実際にプレイしたいと考えている方は、GMOコインなどの国内取引所で、元手となるイーサリアム用意するところから始めてみよう。
BountyKindsに関するQ&A
最後に、BountyKindsに関してよくある質問を3つ紹介する。
よくある質問
- BountyKindsは日本語に対応していますか?
- BountyKindsのコミュニティにはどうすれば参加できますか?
- YUトークンには、どのような使い道がありますか?
BountyKindsは日本語に対応していますか?
BountyKindsのサイトは、日本語表記に対応している。
しかし、残念ながらゲームの方は、今のところ英語表記のみとなっており、日本語に切り替えることはできない。
BountyKindsのコミュニティにはどうすれば参加できますか?
BountyKindsは、Discordに公式チャンネルが用意されており、そこで他のプレイヤーとコミュニケーションを取ることができる。
YUトークンには、どのような使い道がありますか?
先ほど紹介したようにYUトークンは、公式NFTマーケットプレイスの決済通貨になっている。
また他にも、NFTの発行やレベルアップなどに使うことができる。
BountyKindsとは?まとめ
今回はNFTゲーム「BountyKinds」について、特徴や将来性、始め方や稼ぎ方などを紹介した。
この記事のまとめ
- BountyKindsは、複数のジャンルで遊べるNFTゲーム
- 今はテスト版であり、PVPモードとボードゲームモードで遊べる
- ゲームをプレイする中で、独自トークンの「YUトークン」を得られる
- YUトークンは、仮想通貨取引所をとおして日本円への換金が可能
BountyKindsは、2024年6月時点でβテスト版が稼働しているNFTゲームだ。
今の内に始めて独自トークンの「YUトークン」を集めておくと、正式版がリリースされて需要が伸びたときに、YUトークンの値上がりによって大きなリターンを得られるかもしれない。
興味を持った方はぜひ実際に、BountyKindsとYUトークンに触れてみてはいかがだろうか。
なお、現在のβテスト版をプレイするにはβチケットを購入する必要があり、先ほど紹介したようにβチケットを購入するためには、最初にイーサリアムを用意すると効率が良い。
また、GMOコインを使ってイーサリアムを調達すれば、手数料無料でウォレットへと送金できる。
BountyKindsに限らず、NFTゲームとの相性が良い仮想通貨取引所となっているので、ぜひこの機会にもチェックしてみてほしい。