Brave(ブレイブ)は、不要な広告やトラッカーをブロックしてくれる、便利なWebブラウザだ。
またBraveには、有料のサブスクリプションサービスとして、VPN接続ができる「Brave Firewall+VPN(以下Brave VPNと呼ぶ)」が用意されている。
今回はそのBrave VPNについて、特徴やメリット、使い方などを紹介していく。
Brave VPNに限らずVPNサービスの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてもらいたい。
この記事からわかること
- Brave VPNの基本情報
- Brave VPNの特徴・利用のメリット
- Brave VPNが適している人・不要な人
- Brave VPNの始め方
Braveは、使い方次第で仮想通貨の「ベーシックアテンショントークン(BAT)」を獲得することができる。
BATの稼ぎ方については、別途以下の記事で解説しているので、ぜひそちらもチェックしてみてほしい。
また仮想通貨BATの受け取りには、Braveと提携している仮想通貨取引所「bitFlyer」の取引口座が必須だ。
そのためBraveを利用するなら、bitFlyerの口座も用意しておこう。
![bitFlyer](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/02/bf-top-1-1024x444.jpg)
bitFlyerの特長
- すべての取扱銘柄を1円から買える
- 流動性が高く、安定した取引が可能
- 他社にないユニークなサービスが揃っている
- Webブラウザ「Brave」と連携
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目次
Brave VPNとは?
まず「VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」とは、特定の人のみが利用できる仮想の専用ネットワークのことだ。
VPN接続をおこなうと、仮想の専用回線(VPN)をつくることによって第三者から通信内容を覗かれなくなり、フリーWi-Fiなどを安全に利用することができる。
WebブラウザのBraveは、有料のサブスクリプションサービスとして、このVPNのサービス「Brave Firewall+VPN」をユーザーに提供している。
![Brave VPN](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/brave-vpn-top-1024x454.png)
Brave VPNの特徴・メリット
さてBrave VPNは、次のような特徴を有している。
主な特徴・利用のメリット
- 1つのサブスク契約で最大5台のデバイスをカバー
- Brave以外のアプリも保護できる
- ネットサービスプロバイダーに対しても情報を秘匿する
- 通信速度が速い
- 無料トライアルで使用感を試せる
1つのサブスク契約で最大5台のデバイスをカバー
Braveは、PCだけでなくスマホやタブレットでも利用できるWebブラウザだ。
またBrave VPNは、1つのサブスク契約で、PCやスマホなど最大で5つのデバイスをカバーしてくれる。
ちなみに、Brave VPNの利用料金は以下のとおりだ。
Brave VPNの利用料金
- PCから申し込む場合:9.99ドル/月
- スマホから申し込む場合:1,080円/月、もしくは10,800円/年から選択が可能
![Brave VPNの料金1](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/brave-vpn-pc.png)
![Brave VPNの料金2](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/brave-vpn-phone-631x1024.png)
Brave以外のアプリも保護できる
Brave VPNでは、インターネットへのすべての接続を専用回線で暗号化し、保護してくれる。
つまりBrave VPN1つあれば、Braveだけでなくデバイス内にある他のあらゆるアプリも、安全なネット環境で利用できるということだ。
ネットサービスプロバイダーに対しても情報を秘匿する
大抵のインターネットサービスプロバイダー(ISP)は、例えばプライベートウインドウを使用した場合であっても、ユーザーの情報を追跡・閲覧することができるようになっている。
ところがBrave VPNを利用すると、ユーザーはインターネットサービスプロバイダーに対してもトラフィック情報を隠せるようになり、より安全にブラウジングを楽しむことができる。
プライベートウインドウとは?
プライベートウインドウとは、ウェブサイトの閲覧後に履歴やcookieなどの記録を自動で削除し、プライバシーに関わる情報を保護してくれる機能のこと。
通信速度が速い
![イメージ図](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2024/03/joshua-sortino-LqKhnDzSF-8-unsplash-1024x418.jpg)
快適なインターネットの通信速度の大まかな目安は、20Mbpsだと言われている。
一方でBrave VPNは、PCなら最大500Mbps、スマホなら最大100Mbpsの通信速度をサポートしており、どちらもストレスなく利用することができる。
無料トライアルで使用感を試せる
Brave VPNは、7日間の無料トライアルが用意されており、その間に使用感を試すことができる。
参考までに、無料トライアルでチェックすべき主なポイントは以下のとおり。
主なチェックポイント
- 手持ちのデバイスでの使用の可否
- 使い勝手
- 通信速度
- 不具合の有無
Brave VPNは必要?
先ほど紹介したようにBrave VPNは、複数のデバイスをカバーしてくれる便利なサブスクサービスだ。
しかし、次のようなケースに当てはまる方は、特段Brave VPNを利用する必要はないだろう。
Brave VPNが不要なケース
- モバイル回線(4G・5G)しか使わない(フリーWiFiを利用する機会がない)
- すでに他のVPNサービスを利用している
モバイル回線(4G・5G他)による通信は暗号化処理がなされており、一定のセキュリティ性能が担保されている。
そのためVPNは、主にフリーWi-Fiを使う際に必要となってくる。
しかし日ごろフリーWi-Fiにつなぐ機会がなければ、わざわざお金を払ってBrave VPNを用意しても、持て余してしまうだろう。
また、すでに他のVPNサービスを利用しているなら、重複するのでBrave VPNを使う必要はない。
逆に考えると、上記の2つのケースに当てはまらない方は、Brave VPNの利用を検討する意義が十分にあると言えるだろう。
Brave VPNの始め方【登録・契約方法】
それではここで、Brave VPNの始め方(登録・契約の仕方)を紹介していく。
なお今回は、PC版のBraveを例として取り上げる。
Brave VPNの始め方
- Braveをインストール
- Brave VPNのアイコンをクリック
- メールアドレスを登録する(Braveアカウントの作成)
- 支払い情報を登録する
- Brave VPNを有効化する
Braveをインストール
まだBraveを使っていないなら、先に自身のPCにBraveをインストールしておこう。
Braveのインストールおよび初期設定の方法は、別途以下の記事で解説しているので、参考にしてもらいたい。
Brave VPNのアイコンをクリックする
Braveを起動したら、上部メニューバーの右端にあるVPNのアイコンをクリックしよう。
![Brave VPNの始め方1](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/VPN-hajimekata1-1024x578.jpg)
すると、Brave VPNへの案内画面が表示されるので、「無料トライアルを開始」をクリックしよう。
![Brave VPNの始め方2](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/VPN-hajimekata2.png)
メールアドレスを登録する(Braveアカウントの作成)
無料トライアルのボタンをクリックすると、Braveアカウントのページに遷移する。
そこで任意のメールアドレスを登録しよう。
![Brave VPNの始め方3](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/VPN-hajimekata3-1024x476.jpg)
メールアドレスを登録すると、そのアドレス宛に確認用のメールが送信される。
メールを開いて「Confirm your email(Eメールの確認)」をクリックすれば、Braveアカウントが作成され、brave VPNの契約手続きに進むことができる。
![Brave VPNの始め方4](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/VPN-hajimekata4.png)
支払い情報を登録する
先ほどのメールの「Confirm your email」というボタンをクリックすると、次のようなBraveアカウントのページに移動する。
そこで、Brave VPNの「完全な支払い」と書かれたボタンをクリックしよう。
![Brave VPNの始め方5](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/VPN-hajimekata5-1024x384.png)
遷移先の画面で、支払い用のクレジットカード情報を登録すると、サブスクサービスであるBrave VPNの利用を始めることができる。
![Brave VPNの始め方6](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/VPN-hajimekata6-1024x617.png)
なお、先ほども述べたようにBrave VPNには、7日間の無料トライアルが用意されている。
Brave VPNが自分に合わないと感じたら、トライアル期間中に利用をキャンセルすることも可能だ。
Brave VPNを有効化する
Brave VPNの契約が完了したら、再びBraveのメニューバーにあるBrave VPNのアイコンをクリックしよう。
利用する国に日本(アメリカなどの海外で利用する場合は、その国を指定)を設定し、Brave VPNを有効化すると、フリーWi-Fiなどをより安全に利用することができる。
![Brave VPNの始め方7](https://crypto-marker.net/wp-content/uploads/2023/09/VPN-hajimekata7.png)
Brave VPNに関するよくある質問
最後に、Brave VPNに関してよくある質問を3つ紹介しておく。
よくある質問
- Braveはどこの国で開発されたブラウザですか?
- BraveVPNの利用料を仮想通貨BATで支払うことはできますか?
- VPNのサブスクサービスに新しいデバイスを追加するにはどうすればよいですか?
Braveはどこの国で開発されたブラウザですか?
Braveは、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコに本拠地を置くIT企業「Brave Software社」が開発・運営しているWebブラウザだ。
昨今はTikTokをはじめとして中華アプリの安全上のリスクが叫ばれているが、Braveはアメリカ発のブラウザであり、カントリーリスクを心配する必要はない。
また、Braveの安全性については以下の記事で詳しく解説しているので、興味があればそちらもチェックしてみてほしい。
BraveVPNの利用料を仮想通貨BATで支払うことはできますか?
残念ながら本記事執筆時点(2024年3月)では、Brave VPNの支払いを仮想通貨BAT(ベーシックアテンショントークン)でおこなうことはできない。
なお、Brave公式の情報によると、将来的にはBATでサブスクサービスの支払いができるように取り組んでいるとのことだ。
VPNのサブスクサービスに新しいデバイスを追加するにはどうすればよいですか?
複数のデバイスの間でBrave VPNを共有するには、すべてのBraveのサブスクサービスのハブとして機能する「Braveアカウント」を作成する必要がある。
先ほど紹介したように、PCからBrave VPNの契約をする場合は、その過程でBraveアカウントが作成される。
Brave VPNとは?まとめ
今回は、WebブラウザBraveのVPNサービス「Brave VPN(Brave Firewall+VPN)」について、特徴や利用のメリット、使い方などを紹介した。
この記事のまとめ
- Braveはサブスクサービスとして、VPNのサービスを展開している
- Brave VPNを利用すると、Brave以外のアプリなどでもVPN接続が可能になる
- 1つのサブスク契約で、5台までデバイスをカバーできる
- 7日間の無料トライアルで使用感を試すことができる
Braveのサブスクサービス「Brave VPN」を利用すると、街中のフリーWi-Fiなどをより安全に利用できるようになる。
興味がある方は、まず無料トライアルで使用感を確かめてみてはいかがだろうか。
余談になるがBraveは、「Brave Rewards」を利用しbitFlyerの口座と連携させておくと、「Braveプライベート広告」の閲覧によって日々少しずつ仮想通貨BATがもらえる。
興味がある方は、bitFlyerの口座を用意してから、Brave Rewardsもぜひ使ってみてほしい。
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