海外取引所の1つである「MEXC(エムイーエックスシー)」では、国内取引所にはないユニークなサービスがいくつも提供されています。
ただ一方で、日本人からすると馴染みがないサービスも多く、「どんなことができるのかイマイチ分からない」という方もいるでしょう。
今回はそうした方に向けて、MEXCの主要なサービスの概要を1つ1つわかりやすく解説していきます。

MEXCを試してみたい方は、ぜひ参考にしてください!
この記事からわかること
- MEXCの基本情報
- 現物取引の各種サービス概要
- 先物取引の各種サービス概要
- 初心者は何から始めるべきか?
MEXCの特長
- 世界で1,000万人以上に選ばれている
- 新規登録時に本人確認書類が不要
- 取扱銘柄は2,900種*以上
- 日本語表記に完全対応
- 初心者でも稼ぎやすいサービスが充実
*2025年1月時点
目次
MEXCとは?
取扱銘柄数* | 2,900種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.05%、Taker0.05% 先物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.02% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引 先物取引 レバレッジETF コピートレード セービング |
日本語対応 | 〇 |
公式サイト | MEXC公式サイト |
MEXCの特長・魅力
- 2,900種類以上*の銘柄をラインナップ
- 新規登録時に本人確認書類が不要
- 取引手数料がリーズナブル
- 日本語表記に完全対応
- 裁量取引以外のサービスも充実
*2025年1月時点
MEXC(エムイーエックスシー)は、セーシェル共和国に拠点を置くグローバルな仮想通貨取引所です。
世界の170の国と地域でサービスを展開しており、日本人投資家に対してもサービスを提供しています。
取扱銘柄数は海外取引所の中でもトップクラスで、その豊富な銘柄を現物取引・先物取引とも格安な手数料で取引することが可能です。
また、コピートレードや新規銘柄のローンチパッドなど、国内取引所にはないユニークなサービスが揃っているのも魅力です。
なおMEXCの特徴や評判については、以下の記事で別途くわしく解説しています。

ぜひこちらも、参考にしてみてください!
MEXCのサービス【現物取引】
MEXCのサービスは、大きなくくりとして「現物取引」関連のサービスと、「先物取引」関連のサービスに分けられます。
ここではまず、現物取引関連のサービスを紹介していきます。
MEXCのサービス【現物取引】
- 現物取引
- セービング
- ローンチプール
- Kickstarter
現物取引

現物取引ではその名のとおり、仮想通貨の現物を売買することができます。
また取引形式は、ユーザー同士で取引をおこなう「取引所」が採用されています。

MEXCには世界中から投資家が集まっており、その数は3,000万人を超えています。
ユーザーが非常に多いため、高い流動性のもと、安定した取引をおこなうことが可能です。
セービング

セービングは、対象の仮想通貨をステークする(≒運用に回す)ことで、利息収入を得られるサービスです。

仕組みとしては、国内取引所のレンディングサービスに近いです。
ただ、必ずしも貸付の募集があるとは限らないレンディングと違い、MEXCのセービングは対象銘柄をいつでもステークすることができます。
またセービングには、資産を拘束されない「フレキシブルセービング」と、一定のロック期間がある「ロック付きセービング」の2種類があります。
基本的には後者の方が利回りが良く、預け入れる銘柄と期間次第では、年利10%以上のリターンを得ることも可能です。

ローンチプール

ローンチプールは、新規発行銘柄のエアドロップ*を受けられるサービスです。*プロモーションのための無料配布のこと
エアドロップを受けるには、テザーやMXトークンなどをステーキングする必要があります。
また、もらえる数量はステーキングした金額よって算出されます。
報酬総額はあらかじめ決まっていて、それをユーザー同士で山分けする形であり、ステーキング金額が多いほど取り分は多くなります。
エアドロップの数量=自身の平均ステーキング額÷全ユーザーの平均ステーキング額の合計 ✕報酬総額
ちなみにステーキングの解除はいつでも可能であり、非常に低リスクなサービスとなっています。
Kickstarter

Kickstarter(キックスターター)もローンチプールと同じく、新規銘柄のエアドロップを受けられるサービスです。
参加してMXトークンを投票すると、未上場銘柄やステーブルコインの無料配布を受けることができます。
なお配布の分配量は、投票するMXトークンが多いほど、大きくなります。

MEXCのサービス【先物取引】
続いて、先物取引関連の各種サービスを確認していきましょう。
MEXCのサービス【先物取引】
- 無期限先物取引
- コピートレード
- 先物イベント(先物M-Day)
- デモ取引
無期限先物取引

MEXCの無期限先物取引では、手持ちの資産を担保にして、レバレッジをかけた取引をおこなうことができます。

銘柄ごとで異なりますが、レバレッジ倍率は最大200倍です!
担保資産には、基本的に現物のテザー(USDT)が採用されています。
また、取引の形式は現物取引と同じく「取引所」となっており、その恩恵で取引手数料は安く抑えられています。
コピートレード

MEXCのコピートレードは、トップトレーダーの無期限先物取引での売買を、リアルタイムかつ自動的にコピーできるサービスです。
利用すると、
- 取引で稼ぐ技術が身についていない
- 忙しくて取引する時間がない
といった方でも、経験豊富なトレーダーの知識と技術を利用して、比較的安定したリターンを得ることが可能になります。
なおコピートレードのくわしい特徴や使い方は、以下の記事で別途解説しています。
先物イベント(先物M-Day)
MEXCでは、先物取引に関連したイベントが数多く開催されています。
特に人気があるのが毎日参加可能な「先物 M-Day」であり、参加した状態で先物取引をおこなうと、抽選会のチケットがもらえます。
また抽選に当たると、先物取引で証拠金に充てられるボーナスが手に入ります。

デモ取引
先物取引では、レバレッジを掛けることにより、少ない元手で大きなリターンを狙うことができます。
ただしレバレッジは諸刃の剣で、その倍率次第では損失のリスクも大きくなります。

リスクコントロールの難しさから、難易度は現物取引よりも高めです。
そこでMEXCの「デモ取引」を活用すると、実際の資産をリスクに晒すことなく、先物取引での実戦経験を積めます。
デモをとおして技術を磨けば、難易度が高い先物取引においても、安定したリターンを出す可能性を高めることができます。

どのサービスから使うべき?

ここまで多くのサービスを紹介してきましたが、結局のところどれから始めればいいのかと、悩む方もいることでしょう。
そういった方はまず、オーソドックスに現物取引からチャレンジしてみてください。
MEXCのメインのサービスは、「現物取引」と「無期限先物取引」です。
ただこの内で無期限先物取引は、使い方次第で高いリスクを伴うため、技術に自信がある方でないと利用はおすすめできません。
そこでまずは現物取引から始めてみて、長期保有する資産ができれば、次はセービングにトライしてみるといいでしょう。
また技術が上達してきたら、次のステップとして、先物取引への挑戦を考えてみてもいいかもしれません。
MEXCのサービスまとめ
今回は、MEXC(エムイーエックスシー)が扱うサービスについて解説しました。
この記事のまとめ
- MEXCのサービスは、現物取引と無期限先物取引がメイン
- 現物取引では、0.1%以下の手数料で2,900種類以上の銘柄を取引可能
- 先物取引では最大200倍までレバレッジをかけられる
- セービングで保有資産を運用すると、インカムゲインを得られる
国内取引所と違ってMEXCでは、2,900種類を超える銘柄がラインナップされています。
また現物取引と先物取引の2種類のサービスから、自分の目的に合った方を選んで、取引を楽しむことができます。
メールアドレスを登録するだけで口座をつくれるので、まだ試したことがない方は、ぜひこの機会にMEXCに触れてみてください。