今回取り上げる「ZetaChain(ゼータチェーン)」は、2024年2月1日にメインネットがローンチされた、比較的新しいブロックチェーンです。
性能面が非常に優秀で業界から高い注目を集めています。
その注目度の高さは、ローンチ時にわずか10日で、基軸通貨「ZETA」の時価総額が3億ドル(約450億円)を超えたことからも伺えます。

本記事では、そんな今注目のZetaChainおよび仮想通貨ZETAについて、具体的な特徴や将来性などをわかりやすく解説していきます。

ZETAへの投資に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- ZetaChain/ZETAの基本情報
- ZetaChain/ZETAの4つの特徴
- ZETAの値動き
- ZetaChain/ZETAの将来性
- ZETAの価格予想
- ZETAを買える海外取引所
仮想通貨ZETAは誕生から日が浅い銘柄で、今のところ国内では取り扱いがありません。
したがってZETAに投資するには、同銘柄の取り扱いがあり、かつ日本人の利用を受け入れている海外取引所を使う必要があります。
その2つの条件を満たすところはいくつかありますが、その中でもBybitは、日本語表記に対応していて直感的に扱えます。
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Bybitの特長
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- 日本語表記に完全対応
- 取扱銘柄は1,900種類以上
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目次
ZetaChain/ZETAとは?

名称 | ZETA |
シンボル・通貨単位 | ZETA |
発行基盤 | ZetaChain |
サイトURL | https://www.zetachain.com |
ZetaChainは、2024年2月1日にメインネットがローンチされた、「オムニチェーン」機能を持つブロックチェーンです。
オムニチェーンは、簡潔に言えば、異なるブロックチェーンを相互に接続できる技術です。
類似の技術は今までにも存在しましたが、オムニチェーンは従来の技術のデメリットを解消できる革新的なソリューションだとされています。

くわしくは後で解説します!
基軸通貨は「ZETA」といい、エコシステム内においてネットワーク手数料の支払いやステーキングなど、さまざまな場面で活用されています。
またZETAはいくつかの海外取引所に上場しており、例えばBybitを使えば、日本人でもZETAに投資することが可能です。
ZetaChain/ZETAの特徴
さてZetaChainと仮想通貨ZETAは、次のような特徴を持っています。
主な特徴
- 相互運用性に優れたオムニチェーン
- 相互運用性を持つDAppsを構築可能
- ZETAが複数のユーティリティを持つ
- Cosmos SDKで構築されている
相互運用性に優れたオムニチェーン
ZetaChainは、オムニチェーンの機能を持つレイヤー1ブロックチェーンです。
またその主たる目的は、異なるブロックチェーン同士の相互運用性を高めることにあります。
これまでのブロックチェーンは、以下の図のように「ブリッジ」や、中央集権的な仮想通貨取引所(CEX)などをとおして繋がっていました。

しかしこうした従来の技術やプロダクトだと、すべてのブロックチェーンを1つの中継点で繋ぐことは困難で、図のように複数の中継点が必要でした。
一方でオムニチェーン機能を持つZetaChainなら、あらゆるブロックチェーンをZetaChain経由で接続することができます。

すごくシンプルで、効率的な形ですよね!

つまりこれまでと違って、手間やコストを大幅に抑えつつ、異なるブロックチェーン同士の相互運用が可能だということです。
ちなみにZetaChainは、このようにブロックチェーン同士を接続するレイヤーとして機能することから、「ベースレイヤー」とも呼ばれています。
相互運用性を持つDAppsを構築可能
ZetaChainでは、独自のスマートコントラクト「オムニチェーンスマートコントラクト」が用意されています。
それを用いて構築されたDAppsは、ZetaChainを通じて、あらゆるブロックチェーン上の資産にシンプルかつシームレスにアクセスすることが可能です。
ZetaChainはまだ誕生から日が浅いものの、SushiSwapやCurveなどの主要DEXでは、すでにオムニチェーンスマートコントラクトの活用が進んでいます。
ZETAが複数のユーティリティを持つ
ネイティブトークンのZETAは、ZetaChainエコシステムにおいて、次のような複数のユーティリティを与えられています。
主なユーティリティ
- ネットワーク手数料の支払い手段
- クロスチェーン取引の仲介資産
- ネットワークの保護手段(ステーキング)
- ガバナンスへの参加権
他のブロックチェーンでは、ユーティリティトークンとガバナンストークンが分けられているケースもあります。
しかしZETAの場合は、単一のトークンでその両方を担っています。
Cosmos SDKで構築されている

ZetaChainは、ブロックチェーン「Cosmos」の開発キット「Cosmos SDK」を用いて開発されました。
またCosmosSDKでつくられたZetaChainは、Cosmosの主要技術の1つである「Tendermint」を基盤にしています。
Tendermintはブロックチェーンでの不正を防ぐためのソフトウェアで、その恩恵もあってZetaChainは、安全な利用環境の構築に成功しています。
ZetaChain/ZETAの値動き
ここで、ZETAの値動きを確認しておきましょう。
リアルタイムの値動きは以下のとおりです。

ZETAに先行投資したい方は、ぜひBybitで口座をつくっておきましょう!
将来性に関わる注目ポイント
ここで以下の3つの要素から、ZetaChainおよび仮想通貨ZETAの将来性を考察してみましょう。
将来性に関わる注目要素
- ロードマップに従って開発が進行中
- 上場先が増えていくはず
- オムニチェーンの先駆者になれるかも
ロードマップに従って開発が進行中
ZetaChainには以下のようなロードマップがあり、それに沿って開発が進められています。

緑色の六角形がすでに達成された部分で、グレーの六角形は計画段階のものです。
このロードマップによると将来的にZetaChainでは、AI技術やゼロ知識証明などが導入されるとのこと。
こうしたアップデートによって、性能が向上していけば、自ずとZetaChainおよび仮想通貨ZETAの実需も伸びていくでしょう。
上場先が増えていくはず
前述のとおりZetaChainは、2024年2月1日にローンチされた新興のブロックチェーンです。
そのため仮想通貨ZETAも、まだ取り扱うところが少なく、これから上場先が増えていく公算が大きいと見られています。
上場先が増えれば言わずもがな、市場の状況次第で、ZETAにより多くの投資資金が流れ込みやすくなります。
また、新規上場の話題自体が投資家に好感されて、短期的な高騰につながることもあるでしょう。

オムニチェーンの先駆者になれるかも
オムニチェーンは、従来の相互運用技術のデメリットを解消し得るものであり、業界の新たなトレンドになる可能性を秘めています。
しかし現状はまだ、その技術を取り入れているブロックチェーンは数えるほどしかありません。
つまりZetaChainは、「オムニチェーン」というカテゴリーに限って言えば、今のところほとんど競合がいない状態にあるということです。
そのため今後トレンドとなったときに、ZetaChainは先行者利益を獲得できる可能性が高いです。

ZetaChain/ZETAの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもあります。
今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」をピックアップし、ZETAの価格予想を紹介します。
DigitalCoinPriceにおけるZETAの今後10年の価格予想は、以下のとおり。
Year | Minimum Price | Average Price | Maximum Price |
---|---|---|---|
2025 | $0.20 | $0.48 | $0.49 |
2026 | $0.48 | $0.56 | $0.58 |
2027 | $0.66 | $0.75 | $0.82 |
2028 | $0.87 | $0.95 | $1.01 |
2029 | $0.87 | $0.95 | $1.01 |
2030 | $1.07 | $1.21 | $1.24 |
2031 | $1.52 | $1.64 | $1.68 |
2032 | $2.20 | $2.29 | $2.35 |
2033 | $3.10 | $3.21 | $3.25 |
2034 | $4.23 | $4.36 | $4.38 |
参考
- 史上最高値:2.85ドル(2024年2月16日)
DigitalCoinPriceは、これからZETAが堅調に値上がりしていき、10年後には今の価格の約20倍となる27ドル台に到達すると予想しています。
もちろんこれはあくまで予想に過ぎず、将来の値動きを確約してくれるわけではありません。
しかし投資するかどうかを検討する上では、有効な判断材料の1つになるでしょう。
ZETAを買える仮想通貨取引所
冒頭にも述べたとおりZETAは、今のところ国内での取り扱いがありません。
そのためZETAに投資したい場合は、
- ZETAを取り扱っている
- 日本人投資家を受け入れている
この2つの条件を満たした海外取引所を使うことになります。
具体例は以下のとおり。
また、これらの中でもイチオシはBybitです。
取扱銘柄数* | 1,900種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
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Bybitなら、ZETA以外にも1,900種類を超える仮想通貨がラインナップされています。
また現物取引(取引所)では、それらの銘柄をわずか0.1%以下の手数料で取引できます。
グローバルな仮想通貨取引所なので、取引の際の流動性に関しても申し分なく、日本人投資家にとっては日本語表記に対応している点も魅力です。
ネットでの簡単な手続きで口座をつくれるので、今の内にZETAを買っておきたいという方はぜひ、Bybitのサイトを覗いてみてください。
ZetaChain/ZETAに関するQ&A
最後に、ZetaChainおよび仮想通貨ZETAに関してよくある質問を3つ、紹介しておきましょう。
よくある質問
- ZetaChain の創設者はだれですか?
- ZetaChainの公式SNSアカウントはありますか?
- 仮想通貨ZETAの総供給量は決まっていますか?
ZetaChain の創設者はだれですか?
ZetaChainは、「Meta Protocol.inc」というブロックチェーン企業によって開発されました。
チームメンバーの名前は具体的に明かされていないものの、公式のプレスリリースの情報によると、CosmosやConsenSysといった他のブロックチェーンプロジェクト出身の実績あるエンジニアが集結しているとのこと。
ZetaChainの公式SNSアカウントはありますか?
ZetaChainの主要なSNSアカウントは、以下のとおり。
- X(旧Twitter):@zetablockchain
- Telegram:ZetaChain Official
- Discord:ZetaChain
アップデートなどの情報をいち早く仕入れたい方は、ぜひフォローしておきましょう。
仮想通貨ZETAの総供給量は決まっていますか?
ZETAの初期総供給量は、21億ZETAです。
なお将来的には、ガバナンスでの決定によって追加発行などがなされる可能性もあります。
ZetaChain/ZETAとは?まとめ
今回はブロックチェーン「ZetaChain」と、そのネイティブトークン「ZETA」について解説しました。
この記事のまとめ
- ZetaChainは、2024年2月ローンチの新興ブロックチェーン
- ブロックチェーン同士の相互運用性向上を目指すオムニチェーン
- 仮想通貨ZETAは、ステーキングやガバナンスなど複数の役割を持つ
- 対抗馬が少なく、先行者利益を獲得できる可能性がある
ZetaChainは、オムニチェーンの機能を持った新興のブロックチェーンです。
オムニチェーンというカテゴリーで見ると、まだあまり競合がおらず、先行者利益を獲得できればその地位は安泰のものとなるはずです。
そんなZetaChainに将来性を感じた方は、Bybitを使い、ネイティブトークン「ZETA」への先行投資にトライしてみてはいかがでしょうか。