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【SONYと提携】Theta NetworkのTHETAとは?特徴や将来性を解説

今回取り上げる「Theta Network(シータネットワーク)」は、分散型ストリーミング(動画配信)やNFTなど、エンターテイメントの分野で強みを持つブロックチェーンプラットフォームだ。

またTheta Networkは、エンタメ分野にブロックチェーンを活用したいSONYgumiといった日本企業とつながりを持っている。

本記事ではそんなTheta Networkと、そのネイティブトークンである「THETA」について、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していく。

この記事からわかること

  • Theta Network/THETAの基本情報
  • Theta Network/THETAの4つの特徴
  • THETAの値動き
  • Theta Network/THETAの将来性
  • THETAを買える仮想通貨取引所

Theta Networkは日本企業ともつながりを持つブロックチェーンだが、残念ながら今のところ、国内取引所でTHETAは取り扱われていない

THETAに投資したい場合は、Bybitなどの海外取引所で口座を開設しておこう。

出典:Bybit

Bybitの特長

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Theta Network/THETAとは?

Theta Networkのロゴ
出典:Medium【Theta Network】
名称THETA
シンボル・通貨単位THETA
ローンチ時期2023年8月
発行基盤Theta Network
公式サイトhttps://www.thetatoken.org

Theta Network(シータネットワーク)は、動画のストリーミング配信やNFTなど、エンタメ分野に重点を置いたブロックチェーンプラットフォームだ。

またTheta Networkは、そのエコシステム内においてガバナンストークンの「THETAと、ガストークンである「TFUELの2種類のトークンを用いている。

今回はその2つの銘柄の内、THETAをメインに取り上げていく。

THETAの時価総額は9億ドルを超え、時価総額ランキングでは63位*と上位にランクインしている。*2024年1月26日時点

Theta Networkでの実需があるだけでなく、もちろん投資対象としての人気も上々だ。

ただしTHETAは現状、国内での取り扱いがなく、投資したい場合はBybitなどの海外取引所を利用する必要がある。

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Theta Network/THETAの特徴

さてTheta NetworkおよびTHETAは、次のような特徴を有している。

主な特徴

  • エンタメ向けのプラットフォーム
  • ノードや配信者にインセンティブが発生
  • デュアルトークンを採用
  • 2022年にTheta Metachainをローンチ

エンタメ向けのプラットフォーム

冒頭にも述べたとおりTheta Networkは、エンタメ分野に重点を置いたブロックチェーンプラットフォームとなっている。

特に動画配信に技術的な強みを持ち、Theta Networkのユーザーは、低コストで高画質な動画を配信することができる。

また分散型(非中央集権型)のプラットフォームなので、例えばYouTubeなどの中央集権的な動画配信サイト特有のデメリットに悩まされることがない。

中央集権的配信サイトのデメリット

  • 個人情報が特定の企業に集中する
  • 運営側の裁量で、配信が停止されることがある
  • 通信データ量の多い配信に対応できないケースがある
  • 中央管理者による報酬の中抜きがある

ノードや配信者にインセンティブが発生

分散型(非中央集権型)のプラットフォームであるTheta Networkでは、ノード*や動画配信者に対し、さまざまな場面でインセンティブが発生する。*ネットワークを構成する参加者のこと

例えばノードは、他のブロックチェーンと同じように、トランザクションの検証および新しいブロックの生成に貢献することで、報酬を獲得することができる。

ノードは他にも、データストレージを提供したり、動画を配信するためのリソースを提供したりすることによっても、対価を受け取ることが可能だ。

また動画配信者には、動画の視聴者数などに応じて報酬が支払われる。

デュアルトークンを採用

前述のとおりTheta Networkは、THETA」と「TFUEL」によるデュアルトークンシステムを採用している。

THETAはガバナンストークンで、文字どおりホルダーがガバナンスに参加する際に使われる。

またネットワークの保全にも寄与しており、ホルダーはTHETAをステーキングすることで、報酬としてTFUELを獲得することができる。

THETAのステーキング
出典:Theta Network

一方「TFUEL」は、Theta Networkで「ガストークン」として機能する。

動画配信をサポートするノードへの報酬に使われたり、スマートコントラクトの手数料に使われたりと、TFUELが潤滑油となってTheta Networkを円滑に回している。

2022年にTheta Metachainをローンチ

Theta Networkは2022年末に、第4世代となるメインネットTheta Metachain」をローンチした。

Theta Metachain
出典:Theta Network

Theta Metachainは、1つのメインチェーン複数のサブチェーンで構成されており、各サブチェーンは独立してトランザクションを実行することができる。

またサブチェーンは、だれでも新しいものをつくることが可能だ。

数の制限もないため、Theta Metachainは非常に優れた拡張性を持っていると言える。

THETAの値動き

ここで、THETAの値動きを確認しておこう。

リアルタイムの値動き

まず、リアルタイムの値動きは以下のとおり。

2023年末までの値動き

次に、過去の値動きもおさらいしておこう。

次のTHETA/USDチャートは、2018年1月から2023年末までの値動きを示している。

THETAのチャート
出典:TradingView

THETAはローンチから長らく目ぼしい値動きが見られなかったが、2021年に起きたいわゆる「コロナバブル」の中で脚光を浴び、大きな急騰を見せた。

ただバブルが弾けると、多額の資金が流出してしまい、高騰が起きる前とほぼ変わらない水準まで戻ってしまった。

2023年後半はやや復調の兆しが見えたものの、バブル時に付けた史上最高値はまだはるか彼方にある。

このようにコロナバブル崩壊以降のTHETAの価格推移は、決して思わしいものではない。

だがポジティブな見方をすると今のTHETAは、割安な価格で買い付けられる状態にあるとも言える。

現状を安く買えるチャンスと見て、今の内にTHETAを買っておくと、将来THETAが復調したときに大きなリターンにつながるかもしれない。

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将来性に関わる注目ポイント

続いては以下の3つの要素から、Theta MetachainおよびTHETAの将来性を考察してみよう。

将来性に関わる注目要素

  • アップデートが繰り返されている
  • 多くの優良企業と提携を結んでいる
  • 仮想通貨市場全体が上向きつつある

アップデートが繰り返されている

Theta Networkはロードマップを公開しており、そのロードマップに沿って着実にアップデートが進められている。

Theta Networkのロードマップ
出典:Theta Network

2024年以降は、次世代型のThetaエッジネットワーク(≒メインネットワークの処理負荷を軽減する仕組み)の開発などがおこなわれる予定だ。

そうしたアップデートによって利便性が向上していけば、自ずとTheta Networkの需要拡大の一助になるだろう。

多くの優良企業と提携を結んでいる

Theta Networkは、SAMSUNGSONYなど多くの企業とパートナー契約を結び、プロダクト開発を進めている。

例えば2022年5月には、SONYとの提携の元、SONYの空間再現ディスプレイと互換性を持つ3DのNFT「The Tiki Guy」をリリースした。

The Tiki Guy
出典:ThetaDrop

今後もそのような企業提携によるプロダクトが登場すれば、Theta Networkの知名度向上と需要拡大に大きく貢献してくれるはずだ。

仮想通貨市場全体が上向きつつある

新型コロナの終息後、だれもが承知しているとおり世界各国でインフレが激化し、そのインフレを抑えるために金利の引き上げがおこなわれた。

すると、金利引き上げによる景気悪化の懸念から、2021年後半に仮想通貨市場のコロナバブルが崩壊してしまった。

先ほど紹介したように、THETAもそうした市場動向の煽りを受けて、2021年後半から長らく低迷が続いている。

ところが昨今、利上げの効果からインフレ抑制が進み、アメリカを含む多くの国が金融政策の方針転換(⇒上げた金利を下げ正常に戻す政策)に向かおうとしている。

そうしたマクロ経済の風向きの変化は、仮想通貨市場の冬の時代を終わらせ、これからのTHETAの価格推移も下支えしてくれるはずだ。

Theta Network/THETAの価格予想

仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。

今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」をピックアップし、THETAの価格予想を紹介する。

DigitalCoinPriceにおけるTHETAの今後10年の価格予想は、以下のとおり。

予想最低価格予想平均価格予想最高価格
2024$0.83$1.92$2.07
2025$2.03$2.30$2.43
2026$2.78$3.31$3.44
2027$3.63$4.13$4.31
2028$3.63$4.13$4.31
2029$4.48$5.09$5.18
2030$6.38$6.95$6.99
2031$9.21$9.72$9.89
2032$12.98$13.43$13.51
2033$17.71$18.22$18.37

参考までに、THETAの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておこう。

  • 執筆時の価格:0.96ドル(2024年1月26日)
  • 史上最高値:15.90ドル(2021年4月16日)

DigitalCoinPriceは、今後10年でTHETAが堅調に値上がりしていき、記事執筆時点と比べると約20倍の価格になるだろうと予想している。

もちろんこれはあくまで予想に過ぎず、未来が確約されたわけではない。

ただ、THETAへの投資を検討する上では、有効な判断材料の1つとして扱えるだろう。

THETAに将来性を感じる方は、こうした価格予想も参考にしつつ、同銘柄へ投資するかどうかを考えてみてほしい。

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THETAを買える仮想通貨取引所

THETAは現状、国内取引所での取り扱いがない。

そのためTHETAに投資したい場合は、

  • THETAの取り扱いがある
  • 日本人投資家を受け入れている

という2つの条件を満たす海外取引所で、口座を用意する必要がある。

この条件を満たす海外取引所は、例えば以下のようなものがある。

条件をクリアする海外取引所の例

また、これらの中でもイチオシは「Bybitだ。

Bybit
出典:Bybit
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Bybitは、THETAを含めて1,000種類以上もの銘柄がラインナップされている。

また、その豊富な銘柄を0.1%以下のリーズナブルな手数料で取引することが可能だ。

日本語表記に対応しているため、英語が苦手な方でも問題なく操作できる。

口座は無料でつくれるので、THETAへの投資に興味がある方はぜひ、この機会にBybit公式サイトをチェックしてみてほしい。

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Theta Network/THETAに関するQ&A

最後にTheta NetworkおよびTHETAに関してよくある質問を3つ紹介する。

よくある質問

  • MetaMaskはTHETAに対応していますか?
  • THETAの総供給量は決まっていますか?
  • Theta Networkの主要なSNSを教えてください。

MetaMaskはTHETAに対応していますか?

Theta Networkは、イーサリアムチェーンとの互換性(EVM互換性)を有している。

そのためイーサリアムチェーンおよび各種EVMチェーンに対応しているMetaMaskで、THETAを管理することは可能だ。

Theta Networkの対応ウォレット
出典:Theta Network

THETAの総供給量は決まっていますか?

THETAの総供給量は、ローンチ時点で10億枚に固定されており、追加発行されることはない。

ちなみにTFUELの初期発行枚数は50億枚であり、こちらはステーキングをとおして、新規発行が随時なされている。

Theta Networkの主要なSNSを教えてください。

Theta Networkの主要なSNSは以下のとおり。

アップデートなどの情報をいち早く知りたい方は、ぜひフォローしておくとよいだろう。

Theta Network/THETAとは?まとめ

今回はブロックチェーンプラットフォームの「Theta Network」と、そのガバナンストークン「THETA」について解説した。

この記事のまとめ

  • Theta Networkは、エンタメ分野に重点を置いたプラットフォーム
  • 動画配信サービスに強みを持ち、低コストで高画質な動画配信ができる
  • 「THETA」と「TFUEL」の2種類の仮想通貨を用いている
  • SAMSUNGやSONYとの提携によるプロダクト開発に要注目

Theta Networkは、ブロックチェーン技術を動画配信やNFTなどのエンタメ分野に活用している。

またブロックチェーンやWeb3に関心がある電機メーカーなどと手を組み、プロダクト開発を進めている。

そんなTheta Networkに将来性があると感じる方は、Bybitなどの海外取引所をとおして、ぜひTHETAへの投資にトライしてみてはいかがだろうか。

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  • この記事を書いた人

Sai

▶地方公務員を退職してWebライターに転身▶ファイナンシャルプランナー2級、1級建築士の資格を保有▶仮想通貨や金融の情報メディアで多数、寄稿実績あり▶仮想通貨や株、FXなどで、幅広く資産を運用中▶仮想通貨投資は、資金調達率を活かした先物取引やステーキングが中心

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