リップルは、国際送金の手段として2013年に登場した仮想通貨です。
そのリップルについてネット上では、
将来的にリップルは、1枚あたり1万円(もしくは10万円や100万円)になるのか?
という論争が長らく続いています。
そこで本記事でも、過去の値動きや現状を整理しつつ、リップルが将来1万円になり得るのかどうかを考察していきます。
リップルへの投資を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事からわかること
- リップルの基本情報
- リップルのこれまでの値動き
- リップルを取り巻く現状
- リップルの価格予想
- リップルは1万円になり得るのか?
- おすすめの仮想通貨取引所3選
リップルを扱う仮想通貨取引所はいくつもあるが中でもGMOコインは、現物取引(取引所)をとおして、よりリーズナブルな手数料で同銘柄を買えます。
また、自動積立サービスを使い、手間いらずでリップルの長期積立投資をおこなうことも可能です。
リップルへの投資に興味がある方はぜひ、この機会にGMOコインのこともチェックしてみてください。
GMOコインの特長
- オリコンの調査で満足度日本一*1
- 50万人以上の投資家に選ばれている
- 格安な手数料で取引可能*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合
目次
リップル(XRP)とは?
まずは、リップルがどんな銘柄なのかをおさらいしておきましょう。
名称 | リップル、XRP |
シンボル・通貨単位 | XRP |
ローンチ時期 | 2013年2月 |
価格* | 78円 |
時価総額ランキング* | 7位 |
公式サイト | https://xrpl.org |
リップル(正式名称はXRP)は、アメリカのフィンテック企業「Ripple Labs Inc.(以下リップル社)」が2013年に公開した仮想通貨です。
リップル社は、法人向け国際送金システムのRipple Payments(旧リップルネット)を手がけています。
また、そのRipple Paymentsにおいてリップルは、法定通貨や暗号資産をスピーディかつ低コストで送金するための「ブリッジ通貨」として活躍しています。
リップルは、時価総額ランキングで常に上位に位置しており、投資対象として高い人気があります。
国内でも大半の仮想通貨取引所で取り扱いがあり、日本人投資家も日々、活発にリップルを取引しています。
なおリップルのより詳しい特徴は、以下の記事で別途解説しています。
興味がある方はぜひ、そちらもチェックしてみてください。
リップルの値動き
続いて、リップルの値動きを押さえておきましょう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおり。
2024年6月までの値動き
次にXRP/円チャートで、2017年1月から本記事執筆時(2024年6月)までの値動きを振り返りましょう。
リップルは、2017年末から2018年初頭の「ビットコインバブル」時に大きな高騰を見せました。
ただ、ビットコインバブル崩壊後はしばらく目ぼしい値動きがなく、2021年に復調の動きを見せるもバブル時の高値には遠く及びませんでした。
また、2022年の後半以降は緩やかな値上がりを見せていますが、今のところは史上最高値どころか、2021年に付けた高値にすら届かない状態です。
ちなみにデータアグリゲーターのCoinMarketCapによると、リップルの史上最高値と本記事執筆時点の価格は、それぞれ以下のとおり。
- 史上最高値:607円(2018年1月4日)
- 執筆時の価格:78円(2023年12月8日)
このようにリップルは、これまで1XRPあたり1万円どころか、1,000円にすら肉薄したことがありません。
リップルを取り巻く現状
それではリップルの将来性を考えるにあたり、リップルの置かれている現状を整理しておきましょう。
リップルの現状
- 「リップル裁判」に勝訴
- Ripple Paymantsへアップグレード
- 送金ネットワークを拡大中
「リップル裁判」に勝訴
ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨は、中央集権的な管理組織を持りません。
一方でリップルは、前述のとおりアメリカのリップル社によって発行・管理されています。
そうした背景を持つことから2020年にリップルは、
✅仮想通貨ではなく、有価証券(株式)に当たるのではないか?
と、米国証券取引委員会(SEC)から提訴されてしまいました。
しかし2023年7月、アメリカの地方裁にて、
✅個人投資家向けに販売されるリップルは、有価証券に当たらない
という判決が下されました。
また、判決を受けてSECは控訴を申し入れたのですが、その控訴は裁判所から拒否されています。
そのため訴訟はまだ完結していないものの、市場では「リップルの勝利」という認識が固定されつつあります。
SECから提訴されて以降、市場では一時期、リップルを買い渋る動きが見られました。
しかし今は、後顧の憂いなく買える状態までほぼ戻ったと言えるでしょう。
Ripple Paymantsへアップグレード
2023年11月にリップル社は、国際決済・国際送金の新ソリューションとして、Ripple Paymants(旧リップルネット)を発表しました。
Ripple Paymantsは、従来のリップルネットよりもグローバルネットワークが拡張され、より簡易なプロセスでサービスの展開が可能になっています。
また、高いセキュリティ性能を確保しつつ、各国の規制にも適切に対応したシステムであるとのこと。
こうしたアップグレードによって、Ripple Paymantsのブリッジ通貨であるリップルは、国際決済・国際送金の場においてより多くの実需を獲得するものと見られています。
送金ネットワークを拡大中
Ripple Paymantsの公表と時を同じくして、リップル社は決済フィンテック企業のOnafriq社と提携を結んだことを発表しました。
Onafriq社はアフリカの主要なデジタル決済ハブとして位置づけられており、この提携によってRipple Paymantsは、アフリカをはじめとした諸外国で国際決済および国際送金の手段として用いられる見込みです。
またRipple Paymantsは、Oanfriq社と他国の送金サービス(イギリスのPayAngelなど)との橋渡し役でもあり、その送金ネットワークは着実に拡大しています。
以上、リップルを取り巻く主要な要素を3つ紹介しました。
このようにリップルは今、非常にポジティブな要素に囲まれており、値上がりにも高い期待が持てる状態にあります。
リップルの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもあります。
今回はその中から、「DigitalCoinPrice」をピックアップし、リップルの価格予想を紹介します。
DigitalCoinPriceにおける、リップルの今後10年の価格予想は以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2023 | ¥85.69 | ¥187.55 | ¥210.91 |
2024 | ¥206.19 | ¥239.19 | ¥242.75 |
2025 | ¥282.77 | ¥324.76 | ¥345.98 |
2026 | ¥369.25 | ¥397.29 | ¥438.89 |
2027 | ¥369.25 | ¥397.29 | ¥438.89 |
2028 | ¥455.48 | ¥507.78 | ¥526.22 |
2029 | ¥647.64 | ¥692.32 | ¥712.64 |
2030 | ¥934.96 | ¥976.56 | ¥1,000.27 |
2031 | ¥1,319.18 | ¥1,369.02 | ¥1,380.93 |
2032 | ¥1,799.01 | ¥1,849.56 | ¥1,868.83 |
参考までに再度、リップルの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておきます。
- 史上最高値:607円(2018年1月4日)
- 執筆時の価格:78円(2024年6月20日)
DigitalCoinPriceは、今後10年でリップルが現在の20倍以上の価格まで高騰するという、強気の予想を発信しています。
また、史上最高値を大幅に突破し、1,000円の大台も突破すると見立てています。
もちろんこれはあくまで予想であり、未来を確約してくれるわけではありません。
しかし、実現すると仮定するのであれば、現状のリップルは割安な価格で買える状態にあると言えるでしょう。
リップルは将来1万円になる?
さて、それではいよいよ本題である、
- リップルが将来1万円になるのか?
を考えてみましょう。
ここまで紹介してきたように、リップルの価格は復調傾向にあり、取り巻く状況も良好です。
しかし、1万円を超えられるか=これから価値が100倍以上になるかというと、短期・中期的な目線ではかなり非現実的に思えます。
またその理由は、リップルの時価総額の高さにあります。
時価総額が乏しいマイナーな仮想通貨の場合、短期的に巨額の資金が流れ込んでくれば、価値が100倍や1,000倍になるという事態も十分に起こり得ます。
一方でリップルは、すでにかなりメジャーな銘柄であり、時価総額も業界トップクラスです。
具体的には、2024年6月時点で時価総額が4兆円を優に超えています*。*2024年6月20日時点、CoinMarketCap調べ
それだけ多くの投資家にすでに保有されている状態なので、短期的に投資資金が流入してくる機会があっても、なかなかマイナー銘柄のようには価格は跳ね上がりません。
もちろん20年や30年の長期スパンで考えれば、1万円に届くことも十分に考えられます。
しかし数年や10年程度の短期・中期スパンでは、先ほど示したDigitalCoinPriceの予想のように、1,000円突破にチャレンジする程度が関の山ではないでしょうか。
ただ、リップルが有望な銘柄の1つであることは疑いようがありません。
100倍のリターンを得ることは難しくとも、10倍のリターンを得られる可能性は十分にあるので、関心がある方はリップルへの投資にトライしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの仮想通貨取引所3選
それでは最後に、リップルへの投資におすすめの仮想通貨取引所を3社紹介します。
GMOコイン
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄数* | 27種類 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.01%、Taker0.05% レバレッジ取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり レバレッジ取引(取引所) ⇒ 無料 |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:無料 |
その他のサービス | 貸暗号資産ベーシック 貸暗号資産プレミアム つみたて暗号資産(自動積立) ステーキング IEO 外国為替FX |
GMOコインの特長
- オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*1
- 取扱銘柄数が国内最多クラス
- 低コストで仮想通貨を取引できる*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合
GMOコインは、その名からわかるとおり、東証プライム上場のGMOインターネットグループに属している仮想通貨取引所です。
GMOコインとユーザーの間で取引する「販売所」と、ユーザー同士で取引をする「取引所」の2種類から取引の形式を選ぶことができ、後者の場合はより割安な手数料でリップルを買うことができます。
また、GMOコインはサービスの充実度が高く、自動積立やレンディングなどの長期投資向きのサービスも揃っています。
そのためGMOコインの口座1つあれば、短期投資・長期投資のどちらでも、自身の方針に合った資産運用が可能です。
Coincheck
取引の種類 | 現物取引(販売所) 現物取引(取引所) |
取扱銘柄* | APE、AVAX、AXS、BC、BCH、BRIL、BTC、CHZ、DOT、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、PLT、SAND、FNCT 、LINK、MKR、DAI、MATIC、IMX、WBTC、SHIB 【全31種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker・Takerともに無料 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料、ガス代は自己負担 |
仮想通貨の出金手数料 (BTCの場合) | 0.0005~0.016BTC* *ガス代の変動に合わせて変動 |
その他のサービス | Coincheckつみたて(自動積立) 貸暗号資産サービス ステーキングサービス* Coincheck IEO Coincheck INO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス *β版、一時停止中 |
Coincheck の特長
- 500円から仮想通貨を購入できる
- ビットコインの取引手数料が無料*
- 裁量取引以外のサービスも充実
- NFTの取引も可能(Coincheck NFT)
- 新規NFTを優先的に買える(Coincheck INO)
*取引形式で「取引所」を選択した場合
Coincheckは、大手金融グループのマネックスグループ傘下の仮想通貨取引所です。
グループが培ってきた高度な技術が用いられており、堅牢なセキュリティ体制のもと、仮想通貨取引を楽しむことができます。
取引ツールはシンプルで使いやすく、特にスマホアプリ版のツールは4年連続でダウンロード数No.1*を獲得するほどの支持を集めています。*対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2022年、データ協力:AppTweak
また、自動積立サービスとレンディングサービスを展開しており、リップルの長期投資にもうってつけです。
bitFlyer
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引 |
取扱銘柄* | APE、AVAX、AXS、BAT、BCH、BTC、CHZ、DAI、DOGE、ELF、ETH、ETC、FLR、LTC、MONA、LSK、DOT、LINK、XYM、MATIC、MKR、MANA、MASK、IMX、GRT、PLT、POL、RNDR、SAND、SHIB、XRP、XLM、XEM、XTZ、ZPG、ZPGAG、ZPGPT 【全37種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ 約定数量 × 0.01~0.15% |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料・ガス代は自己負担 出金:銘柄ごとで異なる |
その他サービス | bitFlyerかんたん積立 ビットコインをもらう Braveブラウザ連携 bitFlyerクレカ Tポイントをビットコインに交換 ビックカメラでお買い物 ビットコイン寄付 bitWire |
bitFlyerの特長
- すべての取扱銘柄を1円から購入できる
- 流動性が高く、安定した取引が可能
- 他社にないユニークなサービスが揃っている
- Webブラウザ「Brave」と連携している
bitFlyerは、ビットコインの取引量で6年連続No.1*を誇る国内大手の一角です。*Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
30種類以上の仮想通貨を取り揃えており、そのすべてを1円から取引できるため、初心者でも無理のない金額から仮想通貨投資を始められます。
また裁量取引だけでなく、自動積立でも1円単位で積立金額を設定できます。
そのため積み立てによる中長期的な投資を選択した場合でも、手軽に無理なく継続することが可能です。
\招待コード「ha2boj1t」を入力すると、1,000円分のBTCがもらえる!/
リップルは高騰の可能性が十分にあるが…
今回は、リップルの価格が将来1万円になりうるかどうかを考察しました。
今回のまとめ
- 2024年6月下旬のリップルの価格は78円
- 1万円になるには、100倍以上の値上がりが必要
- 現状のリップルは復調傾向にあり、取り巻く状況も良好
- だがリップルは時価総額が大きく、マイナー銘柄のように短期的に価値が100倍になる可能性は低い
短期的・中期的なスパンで見ると、リップルが1万円になる(=100倍以上の値上がりをする)可能性は低いでしょう。
しかし、1,000円になる(=10倍以上の値上がりをする)見込みは十分にあります。
本記事をとおしてリップルに将来性を感じた方は、ぜひGMOコインなどを使い、リップルへの投資にチャレンジしてみてください。
GMOコインの特長
- オリコンの調査で満足度日本一*1
- 50万人以上の投資家に選ばれている
- 格安な手数料で取引可能*2
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる
*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門
*2:取引形式で「取引所」を選択した場合