ミームコインは、2021年にドージコインを筆頭に業界でメジャーな存在となり、今やその種類は2,000種類を超えている。
そんな競合ひしめく中、トップクラスの人気と知名度を誇っているのが、今回取り上げる「FLOKI(フロキ)」だ。
FLOKIはミームコインの中だと、5番目に時価総額が大きい*。2024年4月12日時点、CoinMarketCap調べ
本記事ではそんなFLOKIについて、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していく。
この記事からわかること
- FLOKIの基本情報
- FLOKIの特徴、独自性
- FLOKIの値動き
- FLOKIの将来性
- FLOKIの価格予想
- FLOKIを買える仮想通貨取引所
FLOKIは今のところ国内での取り扱いがなく、購入の際には基本的に、海外取引所の口座が必要になる。
FLOKIを扱う海外取引所はいくつもあるが、その中でもMEXC(エムイーエックスシー)は、日本語表記に対応していて、英語が苦手な方でも直感的に扱うことが可能だ。
また、取引手数料がリーズナブルなのもうれしい。
無料で口座をつくれるので、まだ使ったことがなければぜひ、MEXCのこともチェックしてみてほしい。
MEXCの特長
- 世界で1,000万人以上に選ばれている
- 新規登録時に本人確認書類が不要
- 取扱銘柄は2,500種*以上
- 現物取引の取引手数料が無料
- 日本語表記に完全対応
- 投資初心者でも稼ぎやすいサービスが充実
*2024年7月時点
目次
FLOKI(フロキ)とは?
名称 | FLOKI |
シンボル・通貨単位 | FLOKI |
ローンチ時期 | 2021年 |
公式サイト | https://floki.com/ |
主な上場先 | MEXC Bybit Bitget KuCoin |
FLOKI(フロキ)は、コミュニティ主導でつくられた分散型(非中央集権型)のエコシステム「Floki」のユーティリティトークンだ。
またFLOKIは、
- 柴犬をコインデザインのモチーフに採用
- コインの名称をイーロン・マスク氏の愛犬「フローキ」から取っている
これら2つのことから分類上、ミームコイン(犬コイン)として扱われる。
なお今のところ、国内市場でFLOKIの取り扱いはない。
そのため購入の際は、MEXCやBybit といった海外取引所の口座が必要になる。
FLOKIの特徴
さてFLOKIは、次のような特徴を持っている。
主な特徴
- Flokiエコシステムのユーティリティトークン
- ミームコイン(犬コイン)に分類されている
- ステーキングで稼げる
Flokiエコシステムのユーティリティトークン
前述のとおりFLOKIは、コミュニティ主導で運営されている「Flokiエコシステム」のユーティリティトークンとして機能している。
2024年4月時点におけるFlokiエコシステムの主要コンテンツは、以下の4つだ。
主要コンテンツ
- Valhara【メタバースゲーム】
- Floki Places【NFTマーケットプレイス】
- Floki University【仮想通貨について学べるプラットフォーム】
- DeFi(分散型金融)プロトコル
FLOKIはこれらのコンテンツにおいて、決済やセキュリティの維持手段などに用いられている。
ミームコイン(犬コイン)に分類されている
ミームコインとは、ネットミームにインスパイアされて生まれた仮想通貨のことだ。
FLOKIは、そのミームコインの1つに数えられている。
また柴犬をコインデザインに用いていることから、ミームコインの中でも「犬コイン」に分類されている。
なおミームコインは、パロディや社会風刺を目的としてつくられたものが多い。
またそうした目的で生まれたものは、大半が具体的な使い道を与えられていない。
一方でFLOKIは、先天的に「Flokiエコシステムのユーティリティトークン」という役割を持ち、他の大多数のミームコインとは成り立ちや目的が大きく異なっている。
ステーキングで稼げる
FLOKIは専用のプラットフォームにて、ステーキングすることができる。
ちなみに一般的なステーキングでは、預け入れたものと同じ銘柄がステーキングをとおして新規発行され、報酬として与えられる。
ただその場合は、市場への流通量が増えて、通貨価値の低下につながりかねない。
そこでFLOKIのステーキングでは、報酬がFLOKIではなく、姉妹トークンの「TOKEN(TokenFi)」で支払われる仕様になっている。
FLOKIの値動き
ここで、FLOKIの値動きをチェックしておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおりだ。
2024年4月までの値動き
次に、海外市場へ上場した2021年9月から、本記事執筆時点(2024年4月)までの値動きを振り返っていこう。
FLOKIは、2021年のいわゆる「コロナバブル」で大きく高騰したが、バブルが崩壊すると約2年に渡って、ボラティリティが低い状態が続いた。
また2024年に入ると状況が一変し、ミーコインへの投資ブームによって、コロナバブル時の高値に迫るほどの高騰を見せている。
このように過去の値動きを見るとFLOKIは、ボラティリティが乏しい状態と、過剰と言えるほどボラティリティが激しい状態を繰り返していることが読み取れる。
つまり買い付けるタイミング次第では、非常に大きなリターンにつながり得るということだ。
リターンに期待できると感じる方は、ぜひタイミングを見計らって、FLOKIを自身のポートフォリオに加えてみてはどうだろうか。
将来性に関わる注目ポイント
続いて以下の3つの要素から、FLOKIの将来性を考察してみよう。
将来性に関わる注目要素
- ユーティリティトークンとしての実需がある
- ロードマップに沿って開発が進められている
- ミームコイン全体の動向に注目
ユーティリティトークンとしての実需がある
大抵のミームコインは、明確な使い道を持たず、投機の対象として投資家から好まれている。
一方でFLOKIは、他のミームコインと同じく投機対象としての需要もあるが、それだけではなくFlokiエコシステムのユーティリティトークンとしての実需がある。
そうした実需は、相対的に見て有利にはたらくはずだ。
ロードマップに沿って開発が進められている
Flokiエコシステムは、以下のようなロードマップのもとで、開発が進められている。
コンテンツが拡充されたりアップデートで利便性が上がったりと、Flokiエコシステムのコンテンツが充実していけば、自ずとFLOKIの需要も増していくだろう。
ミームコイン全体の動向に注目
さまざまなセクターがある仮想通貨市場の中でミームコインは、一般的には「ハイリスク・ハイリターンな投資対象(≒投機の対象)」として認知されている。
さてここで、昨今の市場動向を見てみると、仮想通貨全体での時価総額がコロナバブル期並みに増えてきており、非常に活発な状態にある。
また活発になると同時に、リスク志向が強まってきて、ミームコインに白羽の矢が立つようになっている。
そのため、先ほどFLOKIが2024年に入ってから暴騰していると紹介したが、実際にはFLOKIに限らず、多くのミームコインで軒並み高騰が発生する事態となっている。
このようにFLOKIの価格推移は、市場全体の動向およびミームコイン全体の動向と密接にリンクしている。
したがって、そうしたマクロな動きを押さえておくと、FLOKIの先行きも読みやすくなるだろう。
FLOKIの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。
今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」から、FLOKIの価格予想を紹介する。
DigitalCoinPriceにおけるFLOKIの今後10年の価格予想は、以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2024 | $0.000174 | $0.000392 | $0.000428 |
2025 | $0.000417 | $0.000473 | $0.000505 |
2026 | $0.000574 | $0.000696 | $0.000710 |
2027 | $0.000750 | $0.000881 | $0.000892 |
2028 | $0.000750 | $0.000881 | $0.000892 |
2029 | $0.000925 | $0.00103 | $0.00107 |
2030 | $0.00131 | $0.00142 | $0.00146 |
2031 | $0.00189 | $0.00200 | $0.00203 |
2032 | $0.00267 | $0.00276 | $0.00279 |
2033 | $0.00365 | $0.00378 | $0.00380 |
参考までに、FLOKIの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておこう。
- 本記事執筆時点での価格:0.00019ドル(2024年4月12日)
- 史上最高値:0.00034ドル(2024年1月12日)
DigitalCoinPriceは、今後FLOKIが堅調に値上がりしていき、10年後には今(2024年4月)と比べて約20倍の価格になると予想している。
過去の値動きの傾向を鑑みると、正直なところ、この予想のように右肩上がりで値上がりしていくとは考えにくい。
しかし「10年で20倍」という上昇幅に関しては、これまでの値動きを見ても十分に起こり得る範疇だと言えるだろう。
FLOKIに興味がある方は、ぜひこうした価格予想も参考にしつつ、投資するかどうかを検討してみてほしい。
FLOKIを買える仮想通貨取引所
FLOKIはミームコインの中だとメジャーな存在であり、多くの海外取引所に上場している。
またその中で、以下のように日本人投資家を受け入れているところもある。
なお、これらの中でもイチオシはMEXC(エムイーエックスシー)だ。
取扱銘柄数* | 2,500種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.00% 先物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.01% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引 先物取引 レバレッジETF コピートレード セービング |
日本語対応 | 〇 |
公式サイト | MEXC公式サイト |
MEXCの特長・魅力
- 2,500種類以上*の銘柄をラインナップ
- 新規登録時に本人確認書類が不要
- 現物取引の取引手数料が無料*
- 日本語表記に完全対応
- 裁量取引以外のサービスも充実
*2024年6月時点
MEXCは、海外取引所の中でもトップクラスの銘柄ラインナップを誇っている。
またその豊富な銘柄を、0.1%以下のリーズナブルな手数料で取引することができる。
日本語表記に対応していたり、日本人向けのキャンペーンを実施していたりと、日本人の受け入れに積極的なところも魅力だ。
メールアドレスを登録するだけで口座をつくれるので、まだ使ったことがない方はぜひ、この機会にMEXCの利用を検討してみてほしい。
FLOKIに関するQ&A
それでは最後に、FLOKIに関してよくある質問を3つ紹介しておく。
よくある質問
- FLOKIの発行基盤は何ですか?
- Flokiエコシステムには、どんなDeFiプロトコルがありますか?
- FLOKIの開発情報はどこで見ることができますか?
FLOKIの発行基盤は何ですか?
FLOKIは、イーサリアムチェーンとBNBチェーンを基盤としている。
また総供給量は、イーサリアムチェーンとBNBチェーンのそれぞれで10兆枚ずつとなっている。
Flokiエコシステムには、どんなDeFiプロトコルがありますか?
2024年4月時点での主要DeFiプロトコルは、以下のとおり。
主なDeFiプロトコル
⇒ 各種トークン(仮想通貨やNFT)を安全に保管できるロッカーソリューション
⇒ 独自トークンをかんたんに発行できるプラットフォーム
⇒ FLOKIのステーキングができるプラットフォーム
FLOKIの開発情報はどこで見ることができますか?
FLOKIの開発やアップデートに関する情報は、Mediumで公開されている。
Medium:FLOKI
また、よりスピーディに情報を入手したい場合は、各種SNSの公式アカウントをフォローしておくとよいだろう。
- X(旧Twitter):@RealFlokiInu
- Telegram:Floki & TokenFi Entry Portal
FLOKIとは?まとめ
今回はミームコインの1つ「FLOKI(フロキ)」について、その特徴や将来性などを解説した。
この記事のまとめ
- FLOKIは2021年生まれのミームコイン(犬コイン)
- 多くのミームコインと違い、FLOKIには明確なユーティリティがある
- FLOKIのステーキングで稼ぐことも可能
- 2024年のミームコインブーム下で、大きく高騰している
FLOKIは先天的に独自のユーティリティを持っており、競合銘柄との差別化が図られている。
その甲斐もあってか、ミームコインの中で高い知名度と人気があり、仮想通貨全体で見てもトップクラスの時価総額を誇っている。
そんなFLOKIに将来性を感じる方は、ぜひMEXCなどの海外取引所をとおして、同銘柄への投資にトライしてみてほしい。