ブロックチェーンやそれを基盤としたプロダクトの中には、個人ではなく企業をターゲットとしたものも数多くある。
今回取り上げる「Vechain(ヴィーチェーン)」も、そうした企業向け(エンタープライズ向け)のプロダクトの1つだ。
またVechainの基軸通貨であるVETは、実需があるだけでなく、投資対象としての人気も高い。
本記事ではそんなVechainとVETについて、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していく。
この記事からわかること
- Vechain/VETの基本情報
- Vechain/VETの3つの特徴
- VETの値動き
- Vechain/VETの将来性
- VETを買える海外取引所
仮想通貨VETは、海外取引所のBybitにて、リーズナブルな手数料で売買することができる。
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Bybitの特長
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目次
Vechain/VETとは?
名称 | VET |
シンボル・通貨単位 | VET |
サイトURL | https://vechain.org/ |
主な上場先 | Bybit Gate.io MEXC Bitget |
Vechain(ヴィーチェーン)は、ブロックチェーンを基盤としたエンタープライズ*向けのアプリプラットフォームだ。*企業や公的機関のこと
特に、IoTとトレーサビリティの分野で強みを発揮している。
IoT/トレーサビリティとは?
IoT(Internet of Things)とは、家電や自動車などのモノをインターネットにつなぐ技術のこと。
またトレーサビリティとは、製品の生産から消費までを追跡可能な状態にすることをいう。
Vechainのユーティリティトークンは「VET」といい、Vechain内で各種決済やガバナンスへの参加権などに用いられている。
なおVETは、今のところ国内での取り扱いがない。
そのためVETに投資したい場合は、Bybitなどの海外取引所の口座が必要になる。
Vechain/VETの特徴
さてVechainおよび仮想通貨VETには、次のような特徴がある。
主な特徴
- ビジネス向けのアプリプラットフォーム
- 基盤は独自ブロックチェーン
- 基軸通貨は2種類
ビジネス向けのアプリプラットフォーム
前述のとおりVechainは、企業や公的機関をメインターゲットにしたアプリプラットフォームである。
主力はトレーサビリティのソリューションで、それを活用する企業は、情報の透明性を保ちつつ自社製品の流通過程を追跡できるようになる。
Vechainは2016年の設立以来、BMWやウォルマートチャイナを筆頭に、世界中の企業へとそうしたソリューションを提供している。
基盤は独自ブロックチェーン
Vechainはもともとイーサリアムチェーンを基盤としていたが、2018年に独自のL1チェーン「VechainThor」へと移行した。
VechainThorは、以下のような特徴を持ち、よりビジネスニーズに対応できるような設計がなされている。
VechainThorの主な特徴
- トランザクション処理が高速かつ低コスト
- 効率的で持続可能性に優れている
- ETHチェーンとの互換性がある
- 拡張性に優れている
基軸通貨は2種類
Vechainはデュアルトークンモデルを採用しており、VETとVTHOという2種類の基軸通貨がある。
VETはユーティリティトークンで、
- 価値を転送するための媒体
- 決済手段
- ガバナンスへの参加手段
として用いられている。
一方でVTHOはガストークンであり、ガス代(ネットワーク手数料)の支払いに用いられている。
VETの値動き
ここで、仮想通貨VETの値動きを確認しておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおり。
2024年8月までの値動き
次に、VETが市場へ上場した2018年7月から、本記事執筆時(2024年8月)までの値動きを振り返っていこう。
VETは、2021年にいわゆる「コロナバブル」で大きく高騰した。
ところがバブルが崩壊すると、高騰が起きる前と変わらない水準まで逆戻りしてしまう。
また昨今は、2018年の市場上場の水準(チャート内の緑線)を挟んだ狭いレンジ内で、価格が推移している。
このように今のVETの価格推移は、あまり思わしくない状態にある。
ただ一方でポジティブな見方をすると、過去に付けた高値と比べて、かなり割安な状態にあるとも捉えられる。
現状を安く買えるチャンスと見る方は、ぜひBybitなどをとおして、VETへの投資にトライしてみてはどうだろうか。
将来性に関わる注目ポイント
続いて以下の2つの要素から、VechainおよびVETの将来性を考察してみよう。
将来性に関わる注目要素
- 先行者利益を獲得している
- 個人からの実需がないのがネック
先行者利益を獲得している
Vechainは2016年生まれで、ブロックチェーン業界では比較的長い歴史を持つ。
また、前述のとおりすでに多くの有名企業に活用されており、トレーサビリティの分野だと先行者利益を獲得している。
例えばCoinMarketCapで、トレーサビリティの分野に属する銘柄を時価総額順に並べると、VETは現状トップ*に立っており、高い優位性があることがうかがえる。*2024年8月11日時点、CoinMarketCap調べ
また先行者利益による優位性は、今後も中長期的にVechainを下支えしてくれるはずだ。
個人からの実需がないのがネック
繰り返しになるがVechainは、エンタープライズ向けのプラットフォームである。
そのためイーサリアムなどとは違い、個人からの実需はほぼ期待できない。
また、情報発信が個人のアクションにつながらないため、仮想通貨関連メディアで取り上げられることも少ない。
そうした話題性の少なさは、今後もVechainとVETにとって、ディスアドバンテージになるだろう。
VETを買える仮想通貨取引所
今のところVETは、国内市場での取り扱いがない。
そのためVETに投資したい場合は、
- VETを取り扱っている
- 日本人投資家を受け入れている
この2つの条件を満たす海外取引所の口座が必要になる。
具体例は以下のとおり。
また、これらの中でもイチオシはBybitだ。
取扱銘柄数* | 1,400種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.10% 、Taker0.10% 先物取引* ⇒ Maker 0.02% 、Taker0.055% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引(取引所) ワンクリック購入 先物取引 取引ボット コピートレード ステーキング レンディング ローンチパッド |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybitの特長・魅力
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Bybitでは、1,300種類を超える仮想通貨が揃っており、その豊富な銘柄を0.1%以下の格安な手数料で取引することできる。
また現物取引以外に、
など、多彩なサービスが用意されている。
無料で口座をつくれるので、まだ使ったことがない方は、ぜひこの機会にBybitの利用を検討してみてほしい。
Vechain/VETに関するQ&A
それでは最後に、VechainおよびVETに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。
よくある質問
- VechainのSNSアカウントはありますか?
- VETを管理できるウォレットを教えてください。
- VTHOも市場に上場していますか?
VechainのSNSアカウントはありますか?
Vechainの主要SNSアカウントは以下のとおり。
X(旧Twitter):@vechainofficial
Telegram:Vechain Official
Discord:Vechain Official
アップデートなどの情報をいち早くキャッチしたい方は、これらのアカウントをフォローしておこう。
VETを管理できるウォレットを教えてください。
VETを管理できるウォレットはまず、ファーストパーティウォレットのVeWorldがある。
VeWorld
VECHAIN FOUNDATION SAN MARINO SRL無料posted withアプリーチ
またそれ以外に、Trust Walletなどのサードパーティウォレットでも管理することが可能だ。
詳しくは以下のリンクをチェックしてみてほしい。
VTHOも市場に上場していますか?
ガストークンであるVTHOは、今のところ国内市場での取り扱いがない。
しかしGate.ioやMEXCなどの海外取引所を使えば、VETと同じく、日本人でも売買することが可能だ。
Vechain/VETとは?まとめ
今回はVechainと、その基軸通貨であるVETについて解説した。
この記事のまとめ
- Vechainは、エンタープライズ向けのアプリプラットフォーム
- 特にトレーサビリティの分野でトップクラスの実需がある
- BMWやウォルマートなどの大手企業にソリューションを提供
- VETはユーティリティトークンで、決済などに用いられている
Vechainは、企業や官公庁向けのプロダクトを提供しているアプリプラットフォームだ。
比較的長い歴史を持ち、特にトレーサビリティの分野では、先行者利益を獲得している。
そんなVechainの将来性に期待する方は、ぜひBybitなどの海外取引所を使い、VETへの投資にトライしてみてほしい。