M2Eアプリの「Sweatcoin」では、日々運動することで仮想通貨SWEATを獲得することができる。
日本人にも人気があるアプリなので、すでに使っている方も多いだろう。
一方でSWEATを貯めたものの、日本円への換金の仕方がわからずに困っているという方もいるのではないだろうか。
本記事ではそうした悩みを持つ方に向けて、画像付きでわかりやすく、仮想通貨SWEATの換金方法を解説していく。
この記事からわかること
- そもそも仮想通貨SWEATとは何か？
- SWEATの使い道
- SWEATを日本円に換金する方法
なお、Sweatcoinの仕組みや始め方については、別途以下の記事で紹介している。
まだ使ったことがない方は、先にそちらをチェックしてみてほしい。
Coincheck の特長
- ワンコイン（500円）から仮想通貨を購入できる
- ビットコインの取引手数料が無料*
- 裁量取引以外のサービスも充実（自動積立、レンディング他）
- 口座を持てばNFTの取引も可能（Coincheck NFT）
- 初めて販売されるNFTを優先的に買える（Coincheck INO）
＊取引形式で「取引所」を選択した場合
目次
仮想通貨SWEATとは？
| 名称 | SWEAT |
| シンボル・通貨単位 | SWEAT |
| 価格* | 1.07円/SWEAT |
| 時価総額ランキング* | 356位 |
| 基盤のブロックチェーン | NEARプロトコル |
| 公式サイト | https://sweatco.in |
SWEATは、M2E（Move to Earn）のライフスタイルアプリ「Sweatcoin」で獲得することができる仮想通貨だ。
SweatcoinはNFTの要素が組み込まれていないM2Eアプリであり、シンプルに日々の歩数がインセンティブであるSWEATへと反映される。
なお、Sweatcoinの利用をとおして仮想通貨SWEATを獲得するためには、同アプリをウェブウォレットの「Sweat Wallet」と同期させておく必要がある。
同期方法は別途以下の記事で解説しているので、これからSweatcoinを使おうと考えている方はぜひ参考にしてもらいたい。
仮想通貨SWEATの使い道
さて仮想通貨SWEATは、次のようなユーティリティを有している。
SWEATの主な使い道
- ステーキングでインカムゲインを得られる
- Rewardsに応募できる
- 日本円に換金できる
ステーキングでインカムゲインを得られる
Sweatcoinを利用すると、インセンティブとしてSWEATを得ることができ、同期させたSweat Walletの方にSWEATは貯まっていく。
また、貯まったSWEATはSweat Wallet内において、ステーキングすることが可能だ。
ステーキングの利回りは年率15％で、銀行の預金金利などと比べると、はるかに高いインカムゲインを得られるようになっている。
急いでSWEATを使う必要がなければ、ステーキングを使って長期目線で運用していくことをおすすめする。
Rewardsに応募できる
Sweat Walletには、「Rewards」という懸賞のような機能が用意されている。
ギフトカードやプレイステーション5などさまざまな賞品が揃っており、少額のSWEATを賭けることで、それらの賞品の抽選に応募することができる。
SWEATを現金化するつもりがなければ、Rewardsで積極的に応募していくのもいいだろう。
日本円に換金できる
SWEATは仮想通貨取引所に上場しており、日本円へ換金することができる。
参考までに本記事執筆時点（2023年9月下旬）での換金レートは、1SWEAT＝1.07円となっている。
なお、価格は言わずもがな日々変動しており、将来的に値上がりしていくことも十分考えられる。
SWEATを日本円に換金する方法
それでは、今回の本題であるSWEATの換金方法を紹介していく。
SWEATの換金方法
- 国内取引所と海外取引所の口座を用意
- SWEATを海外取引所に送金
- SWEATをリップルなどに換金
- 国内取引所にビットコインなどを送金
- 国内取引所でビットコインなどを日本円に換金
国内取引所と海外取引所の口座を用意
SWEATは残念ながら、今のところは国内取引所での取り扱いがなされていない。
そのため換金の際には、
- SWEATの取り扱いがある
- 日本人投資家を受け入れている
これらの条件を満たす、海外取引所の口座が必要になる。
条件をクリアするところはいくつかあるが、その中でもおすすめはBybit（バイビット）だ。
Bybitの特長
- 1,000種類以上の仮想通貨を取引できる
- 100倍や125倍までレバレッジをかけられる
- 取引手数料がリーズナブル
- 日本語表記に完全対応
- デリバティブ取引の種類が豊富
おすすめする理由としては、「トラベルルール」の存在が大きい。
トラベルルールとは？
トラベルルールとは、マネーロンダリングなどの防止のために設けられた、顧客情報の共有に関するルールのこと。
トラベルルールへの対応のため、一部の仮想通貨通貨取引所同士で、仮想通貨の送金・受け取りができない状況が生まれている。
トラベルルールには「通知対象国」という要素があり、通知対象国にある海外取引所がトラベルルールの対象になる。
ここで「Bybitは対象になるのか」という話になるのだが、同社は通知対象国以外に拠点がある。
つまりトラベルルールの影響を受けずに、国内取引所とのやり取りができるということだ。
思いがけず送金・受け取りが制限されるケースが少ないため、Bybitは国内取引所との併用にうってつけだ。
また国内取引所は、5年連続アプリダウンロード数No.1*の人気取引所「Coincheck」などを使うとよいだろう。＊対象：国内の暗号資産取引アプリ、期間：2019年〜2022年、データ協力：AppTweak
Coincheck の特長
- ワンコイン（500円）から仮想通貨を購入できる
- ビットコインの取引手数料が無料*
- 裁量取引以外のサービスも充実（自動積立、レンディング他）
- 口座を持てばNFTの取引も可能（Coincheck NFT）
- 初めて販売されるNFTを優先的に買える（Coincheck INO）
＊取引形式で「取引所」を選択した場合
なお、もちろん海外取引所・国内取引所ともに他にも選択肢はあるが、今回はおすすめに挙げたBybitとCoincheckを例として取り上げながら、解説を進めていく。
SWEATを海外取引所に送金
BybitとCoincheckの口座をそれぞれ用意できたら、次はBybitに対し、Sweat Wallet内にあるSWEATを送金しよう。
まず、Bybitアプリにある「入金」ボタンをタップする。
すると、入金したい通貨とそのネットワークを選択できる。
通貨は「SWEAT」、ネットワークは「NEAR」に設定してから、表示された入金アドレス（ウォレットアドレス）をコピーしよう。
続いてSweat Walletに移り、「Transfer」⇒「Send」の順にタップしよう。
送金する仮想通貨としてSWEATを選択し、先ほどコピーしたBybitの送金アドレスをペーストする。
送金アドレスが認識されたら、数量を指定して、SWEATを送金しよう。
SWEATをビットコインなどに換金
Bybitへの送金が完了したら、次はBybitで、SWEATをビットコインなどのメジャーな仮想通貨に換金しよう。
なお、BybitでのSWEATの通貨ペアは、SEWAT/USDTの1種類のみだ。
したがって換金の際は、SWEAT⇒テザー（USDT）⇒ビットコイン（BTC）の順で換えていく必要がある。
国内取引所にビットコインなどを送金
ビットコインへの換金が済んだら、次はそれをCoincheckに送金しよう。
Coincheckアプリ内のウォレットでビットコインを選び、「受取」ボタンをタップする。
すると、入金アドレスが表示されるのでコピーする。
Bybit側では資産管理画面で「出金」を選択し、先ほどCoincheckアプリでコピーした入金アドレスを張り付けたのち、数量を指定してビットコインを送金しよう。
国内取引所でビットコインなどを日本円に換金
あとはCoincheckでビットコインを売却し、日本円に換金するだけだ。
なおCoincheckのアプリには「取引所」の機能がなく、「販売所」しか使えない。
ここまでの作業は、入金アドレスのコピー＆ペーストが必要であるため、スマホでおこなうことを推奨する。
しかし、最後のビットコインから日本円への換金は、取引コストを安く抑えるために、「取引所」を使えるPC版のCoincheckでおこなうことをすすめる。
SWEATの換金に関するよくある質問
最後に、SWEATの換金に関してよくある質問を3つ、紹介しておく。
よくある質問
- SWEATはいくらから送金することができますか？
- SWEATの送金時にガス代はかかりますか？
- Sweat WalletだけでSWEATを貯めることはできますか？
SWEATはいくらから送金することができますか？
SWEATは、0.1SWEATから送金することができる。
SWEATの送金時にガス代はかかりますか？
SWEATは、送金する際にガス代（ネットワーク手数料）が発生する。
ただし、本記事執筆時点（2023年9月下旬時点）におけるガス代は、日本円に換算すると10円以下の微々たるものだ。
Sweat WalletだけでSWEATを貯めることはできますか？
仮想通貨SWEATは、Sweatcoinで収集される運動のデータ（歩数）を元にして、Sweat Wallet側でもらえるようになっている。
そのため、ステーキングの報酬を除いて、Sweat Wallet単体でSWEATを獲得することはできない。
仮想通貨SWEATの換金方法まとめ
今回は、仮想通貨SWEATを日本円に換金する方法を解説した。
この記事のまとめ
- SweatcoinおよびSweat Walletでは、日々歩くことで仮想通貨SWEATがもらえる
- SWEATは今のところ、国内取引所には未上場
- 換金するには、海外取引所と国内取引所を併用する必要がある
Sweatcoinの利用をとおして貯めた仮想通貨SWEATは、海外取引所と国内取引所を併用することで、日本円に換えられる。
本記事をとおして換金方法を理解できたら、まずは仮想通貨取引所の口座を揃えるところから始めてみよう。
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