国内には、レンディングサービスに特化したプラットフォームがいくつかある。
その中でも屈指の人気があるのが、今回取り上げる「ビットレンディング」だ。
ビットレンディングは利回りこそ競合と大差はないが、出金手数料がかからず*、トータルの収支に優れる点から人気を博している。*無料での出金に回数制限あり
本記事ではそんなビットレンディングについて、5つの魅力や始め方などをわかりやすく解説していく。
この記事からわかること
- ビットレンディングの基本情報
- ビットレンディングの5つの魅力
- ビットレンディングの難点
- ビットレンディングが向いている人
- ビットレンディングへの登録方法
ビットレンディングの利用登録は、ネットから無料でできる。
まだ使ったことがない方はぜひ、この機会に利用登録をしておこう。
ビットレンディングの特長
- 貸し出せる銘柄はBTCなど7種類
- 年利は最大10%で業界トップクラス
- 年4回まで出金手数料が無料
- セキュリティ体制が万全
目次
ビットレンディングとは?
名称 | ビットレンディング |
運営会社 | 株式会社J-CAM |
サービス内容 | 仮想通貨のレンディング |
取扱銘柄* | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) カルダノ(ADA) テザー(USDT) USDコイン(USDC) キンカゴールド(XNK) |
貸借料率* | 銘柄ごとで異なる 最大年利10% |
ビットレンディング(BitLending)は、仮想通貨を貸し付けて利息を稼ぐことができるレンディングサービスだ。
日本企業の株式会社J-CAMが運営を手がけている。
対象銘柄はビットコインなどの7種類*で、最大で年利10%の利息収入を得ることが可能だ。*2024年9月時点
ビットレンディングの魅力
さてビットレンディングには、次のような魅力がある。
5つの魅力
- 貸借料は最大10%
- 常に貸出のチャンスがある
- 安全性が高い
- 各種手数料がかからない
- トラベルルールの対象外
貸借料は最大10%
ビットレンディングの銘柄ごとの利回り(年利)は、以下のとおり*。*2024年9月時点
銘柄次第では最大で年利10%のリターンを得ることが可能であり、長期保有している仮想通貨を高効率で運用できる点が、投資家にとって大きな魅力となっている。
常に貸出のチャンスがある
仮想通貨取引所が提供しているレンディングサービスは、望んだ銘柄の貸付募集が常にあるとは限らない。
一方でビットレンディングなら、どの銘柄も常に貸付の募集がかかっている。
そうしたサービスの流動性を活かせば、時間を無駄にせずに、保有資産を有効活用することが可能だ。
安全性が高い
ビットレンディングは顧客資産の保全を最優先とし、カストディアンの「Copper」と連携して最先端のセキュリティ対策を実施している。
カストディアンとは?
金融資産や有価証券を安全に保管・管理する専門機関のこと。
そのため、安心して保有資産を貸し付けることができる。
利用手数料がかからない
ビットレンディングは、貸付の際に申し込み手数料がかからない。
また、運用後の出金時に出金手数料もかからない*。*無料での出金に回数制限あり
他社ではレンディングで稼げたものの、出金手数料が高すぎて赤字になってしまうケースもある。
一方でビットレンディングの場合は、年4回まで手数料無料で出金が可能であり、基本的に手数料負けの懸念がない。
トラベルルールの対象外
ビットレンディングは仮想通貨取引所ではないので、トラベルルールの対象外である。
トラベルルールとは?
犯罪者やテロリストによる仮想通貨の悪用を防止するためにつくられた、仮想通貨取引所間における情報共有のルールのこと。
そのためトラベルルールの弊害を被ることはなく、仮想通貨取引所との間でスムーズに資産の送受信をおこなうことができる。
ビットレンディングの難点
先ほどビットレンディングの魅力を挙げたが、一方で次のような難点があることも押さえておいてほしい。
ビットレンディングの難点
- 相対的に見て運用できる銘柄が少ない
- 送金の手間がかかる
相対的に見て運用できる銘柄が少ない
冒頭に述べたとおりビットレンディングは、7種類の仮想通貨が対象になっている。
かたや仮想通貨取引所のレンディングサービスでは、大抵の場合、現物取引で扱われているすべての銘柄が対象になっている。
また類似サービスにおいても、例えば「IZAKAYA」など、ビットレンディングよりもバリエーションが豊富なところはいくつかある。
そのため、対象銘柄数を一部の競合や仮想通貨取引所のサービスと見比べると、どうしても見劣りしてしまう。
送金の手間がかかる
ビットレンディングはレンディングに特化したプラットフォームなので、その場で貸付用の仮想通貨を用意することはできない。
貸付用の仮想通貨は、外部の仮想通貨取引所などで用意して、ビットレンディングに送る必要がある。
利用の際にはそうした送金の手間がかかり、使っている仮想通貨取引所によっては送金手数料も徴収されてしまう。
ビットレンディングが向いている人
ビットレンディングは、
- メジャー通貨への長期投資をおこなっている人
とは非常に相性が良い。
国内外の競合や、他の運用手段(ステーキングなど)を見渡しても、ビットコインやイーサリアムといったメジャー銘柄をビットレンディング並みの利回りで運用してくれるところは限られている。
先ほど紹介した魅力と難点をよく理解した上で、自分に合っていると感じた方は、ぜひビットレンディングでの資産運用にトライしてみてほしい。
ビットレンディングへの登録方法
それでは続いて、ビットレンディングへの登録方法を紹介しておこう。
ビットレンディングへの登録手順
- メールアドレスを登録
- 氏名などの情報を入力
- 本人確認手続きをおこなう
メールアドレスを登録
まずはビットレンディングのサイトにアクセスし、「新規登録」ボタンをクリックする。
そして遷移先の画面で、自身のメールアドレスを登録しよう。
メールアドレスを登録すると、そのアドレス宛に口座開設の案内メールが送られている。
そのメールを開き、「本人確認」ボタンから次の手続きに進もう。
氏名などの情報を入力
メールの本人確認ボタンをクリックすると、本人情報の入力フォームに遷移する。
そこで、
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- ログイン用の任意のパスワード
を入力しよう。
本人確認手続きをおこなう
本人情報の入力が済んだら、最後に本人確認書類のアップロードと顔写真の撮影をおこなう。
利用できる本人確認書類は、以下の4種類だ。
利用可能な本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 日本国パスポート*1
- 運転経歴証明書*2
*1:2020年2月3日以前に申請した日本国発行のものに限る
*2:2012年4月1日以降に発行したものに限る
なおここまでの手続きをPCでおこなっていた場合は、表示されるQRコードを読み込み、スマホで本人確認手続きをしよう。
ビットレンディングへの登録手続きは以上だ。
あとはビットレンディング側で審査が実施され、その審査が終わり次第、サービスを利用できるようになる。
このようにビットレンディングへの登録は非常にかんたんで、オンラインでたった5分程度でできる。
興味がある方はぜひ、この機会にビットレンディングへ登録し、レンディングによる資産運用にチャレンジしてみてほしい。
ビットレンディングに関するQ&A
それでは最後に、ビットレンディングに関してよくある質問を3つ紹介しておく。
よくある質問
- ビットレンディングと相性が良い仮想通貨取引所を教えてください。
- 最低いくらから運用できますか?
- 最短貸出期間を教えてください。
ビットレンディングと相性が良い仮想通貨取引所を教えてください。
ビットレンディングと併用するなら、GMOコインやBITPOINTといった送金手数料がかからない仮想通貨取引所がおすすめだ。
他の事業者も含めて細かく比較したい方は、以下の記事をチェックしてみてほしい。
最低いくらから運用できますか?
貸付の最低数量は、それぞれ以下のように設定されている*。*2024年9月時点
貸付の最低数量
- ビットコイン:0.01BTC
- イーサリアム:0.1ETH
- リップル:360XRP
- テザー:200USDT
- USDコイン:200USDC
- DAI:200DAI
- キンカゴールド:0.0833XNK
最短貸出期間を教えてください。
ビットレンディングの最低貸出期間は、どの銘柄も1カ月に設定されている。
ビットレンディングで資産を有効活用しよう
今回はビットレンディングについて、その魅力や始め方などを解説した。
この記事のまとめ
- ビットレンディングは、7種類の銘柄を対象としたレンディングサービス
- 利回りは最大で年利10%
- 第三者機関との連携によって、安全な利用環境を構築している
- 出金手数料がかからない*ので手数料負けしない
*手数料無料での出金は回数制限あり
ビットレンディングは、最大で年利10%のリターンを得られるレンディングサービスだ。
また多くの競合他社と違って、年に4回までなら出金手数料がかからないので、手数料負けの心配がない。
本記事をとおして興味を持った方はぜひ、この機会にビットレンディングの利用を検討してみてはいかがだろうか。