海外の仮想通貨取引所の中には、日本人でも使えるところがいくつかある。
今回取り上げる「Bitget(ビットゲット)」も、日本人の利用を受け入れている海外取引所の1つだ。
本記事ではBitgetについて、利用のメリットやユーザーからの評判などを解説していくので、海外取引所の利用を検討している方はぜひ参考にしてみてほしい。
この記事からわかること
- Bitgetの基本情報
- Bitgetの主な特徴
- Bitgetを利用するメリット
- Bitgetでの口座開設方法
- Bitgetを利用する際の注意点
Bitgetは、日本語表記に対応していて、英語が苦手な方でもストレスなく仮想通貨投資を楽しめる。
無料で口座をつくることができるので、口座開設がまだの方は、この機会にBitget公式サイトをチェックしてみてほしい。
Bitgetの特長
- 取扱通貨が800種類以上*
- 日本語表記に完全対応
- 取引手数料が0.1%以下
- サービスのバリエーションが豊富
- 独自トークン「BGB」を発行
*2024年8月時点
目次
Bitget(ビットゲット)とは?
取扱銘柄数* | 800種類以上 |
取引手数料 | 現物取引*: Maker 0.1%、Taker0.1% 先物取引*: Maker 0.014%、Taker0.042% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引 先物取引 マージン(レバレッジ取引) 自動売買 コピートレード |
日本語表記 | 〇 |
公式サイト | Bitget公式サイト |
Bitget(ビットゲット)は、セーシェル共和国に本拠地を置く海外取引所だ。
サービスの種類が豊富である点が大きな魅力であり、競合他社と差別化される要素の1つとなっている。
Bitgetのユーザー数は世界中で2,000万人を超え、1日あたりの取引規模は1,000億円を優に超える。
また、仮想通貨のデータアグリゲーター「CoinMarketCap」の評価スコアでは、6.9*と上々の評価がなされている。*2023年12月末時点
CoinMarketCapのスコアとは?
なおBitgetは、日本人の利用を受け入れており、なおかつ日本語表記に対応している。
そのため英語が不得手な方でも、ストレスなく使うことができる。
Bitgetの特徴・メリット
さてBitgetは、次のような特徴、および利用のメリットを有している。
主な特徴・利用のメリット
- 取扱銘柄数が豊富
- 低コストでの取引が可能
- サービスの種類が豊富
- 独自トークン「BGB」を発行
- 複数の対策によって顧客資産を保護
取扱銘柄数が豊富
国内の仮想通貨取引所は、海外と比べて仮想通貨の新規上場のハードルが高い。
そうした背景から国内取引所は取扱銘柄が少なく、もっともラインナップが豊富なBinance Japanでも、その取扱銘柄数は50種類*ほどしかない。*2024年5月時点
一方でBitgetでは、国内取引所と比べると文字どおりケタ違いとなる、700種類以上もの銘柄を取引することができる。
低コストでの取引が可能
仮想通貨の主な取引形式は、仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をする「販売所」と、ユーザー同士で取引をする「取引所」の2種類があり、一般的に後者の方が取引手数料を安く抑えられる。
これら2種類の取引形式の内で、Bitgetの場合は「取引所」がメインに扱われており、例えば現物取引(取引所)なら、0.10%以下の割安な手数料で取引をおこなうことができる。
なお、国内取引所でも「取引所」を利用すれば取引コストを安く抑えられるが、取引所で取り扱われている銘柄のラインナップはBitgetに遠く及ばない。
さらに、ユーザー同士で取引をおこなう「取引所」では、ユーザー数が取引の流動性に直結する。
前述のとおりBitgetは、世界中に2,000万人以上のユーザーを抱えており、国内取引所よりも安定した取引環境を実現している。
サービスの種類が豊富
Bitgetでは以下のように、現物取引以外にもさまざまなサービスが用意されている。
これらのサービスを有効活用できれば、効率よく資産を増やしていくことができるだろう。
またBitgetは、以下のようなブロックチェーンを基盤としたオンチェーンのサービスも提供している。
オンチェーンの主なサービス
- Bitget Wallet(ウェブウォレット)
- Bitget Swap(クロスチェーン取引ができる分散型取引所)
- Bitget NFT(NFTマーケットプレイス)
これらの内でBitget Walletを使えば、Bitgetのサービスだけでなく、外部のDApps(分散型アプリ)にもワンストップでアプローチできる。
Bitget Wallet (旧称:BitKeep)
BitKeep Global Inc.無料posted withアプリーチ
独自トークン「BGB」を発行
Bitgetは独自の取引所トークン「BGB」を発行している。
BitgetユーザーはBGBを保有することで、取引手数料の割引特典や、ローンチパッド(上場前の新規銘柄を購入できるサービス)への参加権利を得ることができる。
また一定数量以上のBGBをステーキングしておくと、利息を得られるだけでなく、手持ちの仮想通貨を無料で出金できる*ようになる。*1日あたりの回数制限あり
複数の対策によって顧客資産を保護
Bitgetは、複数の対策を講じることで、顧客資産の安全性を確保している。
その1つが3億ドル規模の保護基金であり、万が一不祥事などが発生したとしても、その基金からユーザーの損失をカバーできるように設計されている。
さらにBitgetは、準備金率(ユーザーの資産に対するプラットフォームの資産比率)を常に100%以上でキープしている。
つまりユーザーの資産の安全性は、実質的に担保されているということだ。
またBitgetは、資産情報の透明性が高く、主要な銘柄の準備金率は常に公開されている。
Bitgetへの評判・口コミ
ここで参考までに、Bitgetを実際に使っている先輩ユーザーからの口コミをいくつか紹介しておこう。
私は1年間Bitgetを使用しており、彼らのプラットフォームが本当に気に入っています。
すべてがそろっています: スポット、先物、P2P取引、特にコピートレーディングも。
高いセキュリティと使いやすいインターフェースが備わっています。
取引手数料は非常に低く、BGBで支払うと手数料が20%オフになります。
USDTの引き出し手数料も低く、わずか$0.1です。
初心者にはBitgetを強くおすすめします。
App Store
使いやすい!
日本の取引所とは比べ物にならないくらい分かりやすいです。
レバレッジも125倍まで可能で、ゼロカットシステムもあるから少額で大きめの取引が出来ます。
コピートレードも優秀でお気に入りのトレーダーを見つけて、不労所得も可能になるかも?!
ローンチプール期待度高いので独自トークンのBGBは注目です!
GooglePlay
手数料も安くて、コピートレードも充実している。
最近は上場するコインもどんどん増えてきて、とても使いやすくてかなり気に入っています。
App Store
多くの金融機能を学び、使用することができます。
私のお気に入りはコピートレードです。
スタートレーダーから学ぶことができました。
App Store
特徴の解説でも挙げたがBitgetはやはり、現物取引や先物取引、コピートレードなどサービスの多彩さが、多くのユーザーから好評を得ている。
また、取引手数料に対する評価も上々だ。
こうした口コミを見てBitgetを使ってみたいと思った方は、ぜひBitget公式サイトを覗いてみてほしい。
Bitgetでの口座開設方法
それでは続いて、Bitgetでの口座開設方法を紹介しておく。
Bitgetでの口座開設方法
- Bitgetアプリをダウンロード
- アカウントを作成
- 本人確認(KYC認証)をおこなう
Bitgetアプリをダウンロード
Bitgetでは本人確認の際、本人確認書類と顔写真のアップロードをおこなう必要があるのだが、その手続きはアプリがあるとよりスムーズにおこなうことができる。
そこでまずは、自身のスマホにBitgetのアプリをダウンロードしておこう。
アプリはiOS版・Android版ともに、無料でダウンロードできる。
Bitget- Bitcoinなどの暗号資産取引アプリ
BG LIMITED無料posted withアプリーチ
アカウントを作成する
次にBitgetのアプリ内、もしくはBitget公式サイトで、アカウントを作成しよう。
公式サイトの場合は、トップ画面にある「登録」ボタンをクリックすると、アカウント作成手続きに進める。
アカウントはメールアドレスもしくは携帯電話番号を入力し、ログイン用のパスワードを設定するだけで作成される。
なおアカウント作成の際に、以下の招待コードを入力しておくと、現物取引の手数料支払いに使えるお得なクーポンがもらえる。
招待コード:k1kb
本人確認(KYC認証)をおこなう
アカウントを作成し、Bitgetにログインできたら、最後に本人確認(KYC認証)をしておこう。
アカウントのメニューにある「本金確認(KYC認証)」を選択すると、本人確認手続きに進める。
ちなみに手続きをおこなう際、「モバイル認証」を選択すると、Bitgetのアプリでかんたんに本人確認書類と自身の顔を撮影・アップロードできる。
手続きは以上で、本人確認の審査をクリアすれば、すぐに取引を始められる。
このようにオンラインでの簡単な手続きでアカウントと口座をつくれるので、興味がある方はぜひトライしてみてほしい。
Bitget利用時の注意点
最初に述べたようにBitgetは、世界で2,000万人以上が利用する業界大手の一角だ。
ただそんなBitgetにも以下のような、利用時に注意すべきポイントがあるので押さえておいてほしい。
利用時の注意点
- 金融庁に認可されていない
- 日本円を直接入金できない
- 取扱銘柄が玉石混合
金融庁に認可されていない
日本の法律(資金決済法)だと仮想通貨取引所は、「法に基づいた事業者登録をしてからでないと、そのサービスを提供してはならない」と定められている。
資金決済法63条の2
〔暗号資産交換業者の登録〕
暗号資産交換業は、内閣総理大臣の登録を受けた者でなければ、行ってはならない。
ところがBitgetは、日本での事業者登録をおこなわないまま、日本人に対してサービスを展開している。
この行為は、先述の資金決済法の条文に違反していることになる。
日本の金融庁はそんなBitgetに対して警告書を発出しており、将来的にBitgetが日本から撤退してしまう事態となることも十分に考えられる。
またもしも撤退する場合は、利用している最中であっても、日本人ユーザーはBitgetから追い出されてしまうだろう。
ちなみにBitget自体は日本の法律上で違法状態にあるが、違法状態のBitgetを使う日本人ユーザーに対し、法的ペナルティが科されることはないので、その点については安心してほしい。
日本円を直接入金できない
国内取引所はいずれも、日本円を口座に入金し、それを元手に取引をおこなうことができる。
それに対して、海外取引所であるBitgetは日本円をサポートしておらず、取引をおこなうためには基本的に、国内取引所からBitgetへビットコインなどの取引の元手となる仮想通貨を送金する必要がある。
なおクレジットカード決済を利用すれば、国内取引所から元手となる仮想通貨を送金せずとも、日本円で仮想通貨を買える。
ただしクレジットカード決済は、便利な一方で手数料が割高なので、あまり利用はおすすめしない。
取扱銘柄が玉石混合
国内の仮想通貨取引所はいずれも、新規銘柄を扱う際に、厳しい精査がおこなわれる。
そのため、取扱銘柄の数が乏しいというデメリットがある反面、どの銘柄も一定の安全性が担保されているというメリットもある。
一方でBitgetの場合は、ランナップは豊富だが玉石混合の状態となっている。
したがってBitgetを利用する際には、ユーザーが自身の責任の下で、投資対象を厳しく精査・ピックアップしなければならない。
Bitgetに関するよくある質問
それでは最後に、Bitgetに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。
よくある質問
- Bitgetには年齢による利用制限がありますか?
- Bitgetの取扱銘柄は、どこで確認できますか?
- Bitgetと相性がよい国内取引所を教えてください。
Bitgetには年齢による利用制限がありますか?
Bitgetは、18歳以上でないと口座を開設することができない。
Bitgetの取扱銘柄は、どこで確認できますか?
Bitgetの取扱銘柄は以下のページにて、現物取引・先物取引・マージン(レバレッジ取引)それぞれのラインナップを確認することができる。
投資したい銘柄が決まっている方は、その銘柄の取り扱いがあるかどうか、口座を開設する前に確認しておくとよいだろう。
Bitgetと相性がよい国内取引所を教えてください。
仮想通貨の送金手数料がかからない国内取引所は、Bitgetと相性が良いと言えるだろう。
具体的には、以下のようなものがある。
なお、国内取引所のくわしい情報は以下の記事で解説しているので、参考にしてもらいたい。
Bitget(ビットゲット)とは?まとめ
今回は海外取引所の1つ「Bitget(ビットゲット)」について、その特徴や口コミなどを解説した。
この記事のまとめ
- Bitgetは、日本人投資家を受け入れている海外取引所の1つ
- 700種類を超える仮想通貨がラインナップされている
- 割安な手数料で、豊富な銘柄を取引できる
- 自動売買やコピートレードなど、現物取引以外のサービスも充実
Bitgetなら、0.1%*という割安な手数料で、700種類以上もの仮想通貨を取引することができる。*VIPプログラムなど別途、割引要素あり
また、日本語表記に対応していて、日本人投資家にもやさしい。
無料で口座をつくれるので、気になる方はぜひ、この機会にBitgetの利用を検討してみてはいかがだろうか。