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国内上場の仮想通貨

【仮想通貨】アルゴランドのALGOとは?特徴や将来性、価格予想を徹底解説

2023年8月1日、新しい国内取引所「Binance Japan 」がサービスを開始した。

またBinance Japan の登場によって、国内市場への初上場を果たした銘柄が2種類あり、その内の1つが今回取り上げる「ALGO(アルゴ)」だ。

本記事ではALGOとその発行基盤である「アルゴランド」について、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していく。

Binance JapanからALGOを知り、投資してみたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んで今後の参考にしてもらいたい。

この記事からわかること

  • アルゴランド/ALGOの基本情報、主な特徴
  • ALGOのこれまでの値動き
  • アルゴランド/ALGOの将来性
  • ALGOの価格予想
  • ALGOを取り扱う仮想通貨取引所

2024年6月時点でALGOの取り扱いがある国内取引所は、Binance JapanDMM Bitcoinだけだ。

またBinance Japanでは、ALGOを含めて国内最多となる52種類*もの仮想通貨がラインナップされている。*2024年6月時点

まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会にBinance Japan公式サイトをチェックしてみてほしい。

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  • VIPレベルに応じて取引手数料を割引
  • NFTも買える

*現物取引(取引所)を使った場合

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ALGO/アルゴランドとは?

アルゴランドのトップ画面
出典:アルゴランド公式サイト
名称ALGO
シンボル・通貨単位ALGO
ローンチ時期2019年
サイトURLhttps://algorand.com
上場先Binance Japan
DMM Bitcoin

アルゴランド(Algorand)は、イーサリアムチェーンやSolanaチェーンのように、DAppsの開発基盤となっているブロックチェーンプラットフォームだ。

ネイティブトークンは「ALGO(アルゴ)」であり、DAppsでの決済手段ネットワーク手数料の支払い手段など、アルゴランドのエコシステム内でさまざまなユーティリティを与えられている。

ALGOは、2023年8月1日に「Binance Japan」から、国内市場への初上場を果たした。

また2024年6月時点だと、ALGOはDMM Bitcoinでも取り扱われている。

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ALGO/アルゴランドの特徴

ブロックチェーンのアルゴランド、およびそのネイティブトークンのALGOは、次のような特徴を有している。

主な特徴

  • DAppsの基盤となるプラットフォーム
  • 持続可能性を重視している
  • コンセンサスアルゴリズムはPPoS
  • スケーラブルである
  • ブロックチェーンのフォークが起きない
  • DAOが設けられている

DAppsなどの基盤となるプラットフォーム

アルゴランドは、スマートコントラクトとそれを稼働させるためのAVM(アルゴランド仮想マシン)を利用することができる、レイヤー1ブロックチェーンだ。

すなわち、イーサリアムチェーンなどと同じく、DAppsの開発基盤として用いられているということだ。

ジャンルは限定されておらず、DeFi(分散型プロトコル)コレクタブルNFTNFTゲームなど、多種多様なDAppsがアルゴランド上で稼働している。

なおエコシステム内の各種DAppsは、アルゴランド財団のサイトにおいて、ジャンルごとで確認することができる。

アルゴランドのエコシステム
出典:アルゴランド財団

持続可能性を重視している

ビットコインなどの一部のブロックチェーンは、トランザクション(取引)の検証の際に膨大な電力を消費する仕様になっており、それによる環境負荷を問題視されている。

そうしたブロックチェーンとは対照的に、アルゴランドは誕生当初から環境負荷の軽減に焦点を当てており、自らを「グリーンブロックチェーン」と呼んでいる。

アルゴランドの持続可能性
出典:アルゴランド公式サイト

コンセンサスアルゴリズムはPPoS

アルゴランドのコンセンサスアルゴリズムには、PoSから派生した「PPoS(ピュア・プルーフ・オブ・ステーク)」が採用されている。

PPoSにおいてトランザクションの検証者(ブロックの生成者)は、各ネットワーク参加者のALGO保有量に比例しつつ、ランダムに選出される。

そうした仕組みで、ネットワークが効率的に分散化されることにより、アルゴランドはハッキングのリスクが大幅に低減されている。

またアルゴランドが自らを「グリーンブロックチェーン」と自称できるのも、PPoSの恩恵による部分が大きい。

PPoSは、トランザクションの検証およびブロック生成に必要な計算量(≒電力消費)が少なく、環境にやさしいという性質も持ち合わせている。

スケーラブルである

コンセンサスアルゴリズムにPPoSを採用しているアルゴランドでは、トランザクションを高速で処理することができる。

例えばビットコインのブロックチェーンは、理論上1秒間に7件ほどしかトランザクションを処理できないのに対し、アルゴランドは1秒で1,000件ものトランザクションを処理できるとされている。

また、利用者が集中したとしても、過度に処理スピードが低下することはない。

さらに1回のトランザクションにかかる手数料は、わずか0.0001ドル(0.01円)程度と非常に安く抑えられている。

ブロックチェーンのフォークが起きない

フォーク(ハードフォーク)とは、仮想通貨の基盤であるブロックチェーンが永久に分岐してしまうことを言う。

古くからあるブロックチェーンの中には、その仕組み上、時にフォークが発生してしまうものがある。

例えばビットコインからは過去に「ビットコインキャッシュ」や「ビットコインゴールド」が生まれた。

ただフォークは、ネットワーク参加者や資産価値の分散化につながり、決して望ましいことではない。

そこでアルゴランドでは、あらかじめフォークが発生し得ない設計がなされている。

DAOが設けられている

DAO(分散型自律組織)とは、特定の統率者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる組織のことを言う。

アルゴランドでは「AlgoDAO」が設けられており、コミュニティ主導で新たなプロジェクトの立ち上げなどが進められている。

AlgoDAO
出典:AlgoDAO

ALGOの値動き

ここで、ALGOの値動きをチェックしておこう。

リアルタイムの値動き

まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおり。

2024年6月末までの値動き

次にALGO/USDチャートで、ALGOがローンチされた2019年6月末から、2024年6月末までの値動きを見ていこう。

ALGOのチャート
出典:TradingView

チャートを見てわかるようにALGOは、ローンチされて市場上場を果たしたその日に暴落してしまっている。

2021年のいわゆる「コロナバブル」下で一時高騰を見せるも、市場上場直後の高値には及ばなかった。

またコロナバブル崩壊後は、目ぼしい値動きがなく、横ばいの状態が続いている。

このようにALGOの値動きは、特に近年、あまり思わしくはない。

しかし見方を変えると今のALGOは、割安な価格で買い付けられる状態にあるとも言える。

後ほど紹介する将来性や価格予想なども勘案し、現状をチャンスだと見る方は、Binance Japanを使ってALGOへの投資にトライしてみてはいかがだろうか。

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将来性に関わる注目ポイント

続いては以下の3つの要素から、アルゴランドとALGOの将来性を考察してみよう。

将来性に関わる注目要素

  • BCプラットフォームの競合が多い
  • 相互運用性の改善を進めている

BCプラットフォームの競合が多い

イーサリアムチェーンやアルゴランドのような、プラットフォームとしての機能を持つブロックチェーンは、今や200種類を優に超えている

近年ではそうしたプラットフォームの間で相互運用を図る動きが盛んだが、かといって競合関係でなくなったわけではない。

したがってこれからALGOに投資するのであれば、数々の競合との相対的な位置関係の変遷も、注視しておくべきだろう。

相互運用性の改善を進めている

近年多くのブロックチェーンプラットフォームが相互運用を図っているが、アルゴランドも例に漏れず、相互運用性(インターオペラビリティ)の向上に努めている。

例えば2022年5月には、異なる仮想通貨の相互運用を可能にするプロトコル「Wormhole(ワームホール)」を導入している。

また同年9月には、新プロトコル「アルゴランド3.9」において、トラストレスな相互運用を可能にするアルゴリズムが実装された。

相互運用の実現は、必ずしもアルゴランドに優位性をもたらしているわけではない

しかし、競合に遅れを取らないようにするために、欠かせない取り組みとなっている。

ALGOの価格予想

仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。

今回はその中から、「PricePrediction」と「DigitalCoinPrice」という2つのプラットフォームをピックアップし、ALGOの価格予想を紹介する。

まず、PricePredictionにおけるALGOの今後10年の価格予想は、以下のとおりだ。

予想最低価格予想平均価格予想最高価格
2023$0.12$0.12$0.13
2024$0.17$0.18$0.21
2025$0.25$0.26$0.30
2026$0.36$0.37$0.44
2027$0.53$0.55$0.62
2028$0.79$0.82$0.93
2029$1.12$1.16$1.36
2030$1.61$1.67$1.97
2031$2.25$2.34$2.77
2032$3.15$3.26$3.93

またDigitalCoinPriceでは、次のような価格予想がなされている。

予想最低価格予想平均価格予想最高価格
2023$0.0866$0.19$0.21
2024$0.21$0.24$0.25
2025$0.28$0.33$0.34
2026$0.37$0.41$0.43
2027$0.37$0.41$0.43
2028$0.46$0.52$0.53
2029$0.65$0.71$0.72
2030$0.94$0.97$1.00
2031$1.33$1.38$1.39
2032$1.81$1.86$1.87

参考としてALGOの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておく。

  • 執筆時の価格:0.09ドル(2023年8月19日)
  • 史上最高値:3.28ドル(2021年5月10日)

PricePredictionとDigitalCoinPriceはどちらも、今後10年でALGOが着実に値上がりしていくと予想している。

この予想のように一定のペースで値上がりし続けるとは限らないが、10年後の予想価格を見ると、上昇幅としては十分に起こり得る範疇だと言えるだろう。

今後の値上がりを期待する方は、割安な水準にある今の内に、ALGOへの投資を始めてみてはいかがだろうか。

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ALGOを購入できる仮想通貨取引所

冒頭で述べたように2024年6月時点でALGOの取り扱いがある国内取引所は、「Binance Japan」と「DMM Bitcoin」だけだ。

またこれら2社の内でのおすすめは、Binance Japanだ。

Binance Japan
出典:Binance Japan
取引の種類現物取引(販売所・取引所)
取扱銘柄*ADA、ALGO、APE、APT、ARB、ASTR、ATOM、AVAX、AXS、BAT、BCH、BNB、BTC、CHZ、DAI、DOGE、DOT、ENJ、EOS、ETC、ETH、FIL、GALA、GRT、HBAR、IMX、IOST、JASMY、KLAY、LINK、LSK、LTC、MANA、MATIC、MKR、NEAR、ONT、OP、QTUM、RNDR、SAND、SHIB、SOL、SUI、TRX、WBTC、XLM、XRP、XTZ、ZIL、MASK、CYBER
【52種類】
取引コスト
(取引所)
Maker 0.0090~0.100%
Taker 0.0180~0.100%
仮想通貨の入出金手数料入金:無料、ガス代は自己負担
出金:銘柄ごとで異なる
その他のサービス自動積立
レンディング(Simple Earn)
取引ボット
Binance NFT
*2024年7月時点

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  • 取扱銘柄数が国内最多
  • 取引手数料がリーズナブル*
  • 自動積立とレンディングが可能
  • 取引ボット(自動取引ツール)を使える
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*取引形式で「取引所」を選択した場合

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また、現物取引のみならず、自動積立レンディングなどの関連サービスも充実している。

さらにBinanceが手がける仮想通貨BNBを一定数以上保有すれば、VIPプログラムによって、より割安な手数料で取引ができるようになる。

無料で口座をつくれるので、ALGOに興味を持った方はぜひ、Binance Japanの利用を検討してみてほしい。

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ALGO/アルゴランドに関するQ&A

最後に、アルゴランドおよびALGOに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。

よくある質問

  • アルゴランドを基盤としたNFTゲームはありますか?
  • ALGOの公式ウォレットはありますか?
  • ALGOのトークノミクスを教えてください。

アルゴランドを基盤としたNFTゲームはありますか?

アルゴランド上には、カードゲームの「Aeger Tactics」や、モンスター育成ゲームの「Fracctal Monsters」などのNFTゲームがある。

NFTゲームの一覧は以下のリンクから確認できるので、気になる方はぜひ覗いてみてほしい。

アルゴランド上のNFTゲーム
出典:アルゴランド財団

ALGOの公式ウォレットはありますか?

ALGOは、公式ウォレット「Pera」で管理することができる。

PeraはWebブラウザ版アプリ版(iOS/Android)があり、どちらも無料で使える

アルゴランドの公式ウォレットPera
出典:Pera公式サイト

ALGOのトークノミクスを教えてください。

ALGOは、アルゴランドの誕生時に100億枚が発行された。

アルゴランド財団の公式発表によると、2022年9月時点での循環供給量は約69億枚であり、その一部は財団が以下の配分で保管・分配しているとのことだ。

財団が保有するALGO*

  • コミュニティへの報酬:17億5,726万枚
  • エコシステムのサポート:11億7,605万枚
  • 財団寄付金:3億6,300万枚

*2022年9月時点

ALGO/アルゴランドとは?まとめ

今回はブロックチェーンプラットフォームのアルゴランドと、そのネイティブトークンであるALGOについて解説した。

この記事のまとめ

  • アルゴランドは、DAppsなどの開発ができるプラットフォーム
  • 独自のコンセンサスアルゴリズム「PPoS」を採用
  • PPoSはエネルギー効率に優れており、持続可能性が高い
  • DAOがエコシステム運営の一部を担っている

アルゴランドは、DeFiプロトコルやNFTゲームなど、さまざまなジャンルのDAppsの基盤となっているブロックチェーンプラットフォームだ。

独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しており、その恩恵でアルゴランドは持続可能性に優れている。

本記事をとおしてそんなアルゴランドに興味を持った方は、ぜひBinance Japanを使い、ALGOへの投資にトライしてみてはいかがだろうか。

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  • この記事を書いた人

Sai

▶地方公務員を退職してWebライターに転身▶ファイナンシャルプランナー2級、1級建築士の資格を保有▶仮想通貨や金融の情報メディアで多数、寄稿実績あり▶仮想通貨や株、FXなどで、幅広く資産を運用中▶仮想通貨投資は、資金調達率を活かした先物取引やステーキングが中心

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