【PoWチェーン】Nervos NetworkのCKBトークンとは？3つの特徴や将来性を解説

2024年4月20日にビットコインは、4回目の半減期を迎えた。

ビットコインの半減期は4年に1度のお祭りと化しており、2024年4月の半減期も、ビットコインのみならず多くの関連銘柄が高騰した。

今回取り上げるのは、そんな関連銘柄の1つ「CKBトークン（正式名称はCKBytes）」だ。

本記事ではCKBトークンと、その発行基盤である「Nervos Network」について、主な特徴や将来性などをわかりやすく解説していく。

CKBトークンはいくつかの海外取引所で取り扱われているが、中でもMEXC（エムイーエックスシー）なら、よりリーズナブルな手数料で同銘柄を買える。

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Nervos Network/CKBトークンとは？

Nervos Network（ネルボス・ネットワーク）は、複数のレイヤーで構成されたPoW（プルーフ・オブ・ワーク）のブロックチェーンプラットフォームだ。

レイヤーごとに役割を分けることで、効率的かつ拡張性に優れた環境を実現している。

また、スマートコントラクトの作成が可能で、DAppsの開発基盤として機能している。

ネイティブトークンは「CKBytes（以下、便宜上CKBトークンと呼ぶ）」といい、取引手数料の支払いやデータの保存コストなどに用いられている。

なおCKBトークンは現状、国内での取り扱いがなく、購入の際にはMEXCやGate.ioといった海外取引所の取引口座が必要になる。

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Nervos Network/CKBトークンの特徴

さてNervos NetworkおよびCKBトークンは、次のような特徴を有している。

モジュラー型チェーンである

Nervos Networkは、複数のレイヤーの組み合わせによって、自由度の高いネットワークを構築することができる「モジュラー型」のブロックチェーンだ。

まずレイヤー1「Common Knowledge Base（以下、CKB）」があり、それがセキュリティとデータの保存を担っている。

また、そのレイヤー1「CKB」を基盤とする形で、複数のレイヤー2をつくることができる。

各レイヤー2は、セキュリティなどにリソースを割く必要がなく、トランザクションの処理効率や拡張性に優れている。

セキュリティ性能と処理スピードを両立

CKBで用いられているコンセンサスアルゴリズム*は、PoW（プルーフ・オブ・ワーク）から派生した「NC-MAXコンセンサス」だ。＊データを検証し、ブロックチェーンに格納する仕組みのこと

ビットコインなどで用いられている従来型のPoWは、高いセキュリティ性能が魅力だが、処理に多くの時間と労力がかかるという難点も抱えている。

一方でその派生型であるNC-MAXコンセンサスは、高いセキュリティ性能を維持しつつ、処理時間の大幅な短縮とコストの削減に成功している。

CKBトークンがエコシステムを回している

ネイティブトークンであるCKBトークンは、Nervos Networkにて、以下3種類の手数料（≒マイナーへのインセンティブ）の支払いをカバーしている。

また、その他にCKBトークンは、DAO（分散型自律組織）におけるステーキングにも用いられている。

CKBトークンの値動き

ここで、CKBトークンの値動きをチェックしておこう。

リアルタイムの値動き

まず、リアルタイムの値動きは以下のとおり。

2024年4月末までの値動き

次にCKB/USDチャートで、市場へ上場した2019年11月から、本記事執筆時（2024年4月末）までの値動きを振り返っていこう。

チャートを一見してわかるとおりCKBトークンは、2021年にコロナバブルで大きく高騰している。

たバブルの崩壊後は、約2年に渡って目ぼしい値動きが見られなかった。

長らく低迷していたが、2024年に入るとビットコインの「半減期」を契機として、再び大きな高騰を見せた。

前述のとおりNervos Networkは、ビットコインと同じPoW系のコンセンサスアルゴリズムを採用している。

そうした関連性から、ビットコインの半減期を契機に、CKBトークンにも白羽の矢が立ったようだ。

なお半減期が過ぎてからは反落しており、いわゆる「押し目」を形成しているようにも見える。

まだ上昇の余地があると感じる方は、ぜひ今からでもCKBトークンへの投資を検討してみてはどうだろうか。

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将来性に関わる注目ポイント

続いては以下の2つの要素から、Nervos NetworkおよびCKBトークンの将来性を考察してみよう。

モジュラー型チェーンが注目されている

前述のとおりNervos Networkは、拡張性に優れたモジュラー型ブロックチェーンの1種だ。

モジュラー型ブロックチェーンは、従来型（モノリシック型という）のブロックチェーンよりも多方面で高性能であり、昨今ではそのセクターの各種ネイティブトークンが、投資対象として人気を集めている。

そんな市場のトレンドは、少なくともしばらくは、Nervos NetworkおよびCKBトークンの需要を下支えしてくれるだろう。

ビットコインの動向に影響を受けている

Nervos Networkは、コンセンサスアルゴリズムにPoWの派生型を用いている。

そうした背景からCKBトークンは、同じくPoWを用いているビットコインの動向に影響を受けやすい。

ビットコインとのつながりは、先ほど紹介した半減期における高騰からも理解してもらえるだろう。

また、ビットコインの動向を把握しておけば、CKBトークンの先行きも読みやすくなるはずだ。

CKBトークンの価格予想

仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。

今回はその中の1つ「DigitalCoinPrice」から、CKBトークンの価格予想を紹介する。

DigitalCoinPriceにおけるCKBトークンの今後10年の価格予想は、以下のとおり。

参考までに、CKBトークンの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておこう。

DigitalCoinPriceは、今後CKBトークンが堅調に値上がりしていき、10年後には今(2024年5月)と比べて約20倍の価格になると予想している。

これはあくまで予想に過ぎないのだが、もしも実現するとすれば、今のCKBトークンは割安な水準にあると言える。

CKBトークンに関心がある方は、こうした価格予想も参考にしつつ、同銘柄に投資するかどうかを検討してみてほしい。

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CKBトークンを買える仮想通貨取引所

CKBトークンは今のところ国内での取り扱いがない。

一方で海外では多くの仮想通貨取引所に上場しており、その中には以下のように、日本人投資家を受け入れているところもある。

また、これらの中でもイチオシはMEXC（エムイーエックスシー）だ。

MEXCは、日本語表記に対応している海外取引所の1つだ。

取扱銘柄は2,500種類を超え、その豊富な銘柄を0.1％以下のリーズナブルな手数料で取引することができる。

また現物取引以外には、

など、国内取引所にはないサービスも充実している。

無料で口座をつくれるので、まだ使ったことがなければぜひ、この機会にMEXCに触れてみてはいかがだろうか。

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Nervos Network/CKBトークンに関するQ＆A

それでは最後に、Nervos NetworkおよびCKBトークンに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。

Nervos Networkの開発者はだれですか？

Nervos Networkは、中国に本拠地を置くNervos財団によって開発され、2019年11月にメインネットがローンチされた。

Nervos NetworkのSNSアカウントはありますか？

Nervos Networkは、X（旧Twitter）に公式アカウントが設けられている。

X（旧Twitter）：@NervosNetwork

また、その他の情報発信源としては、MediumとYouTubeのアカウントも用意されている。

CKBトークンを管理できるウォレットを教えてください。

CKBトークンを管理できるウォレットは、以下のリンクから一覧で確認できる。

Nervos Network：ウォレット

Nervos Network/CKBトークンとは？まとめ

今回は、プラットフォーム型のブロックチェーン「Nervos Network」と、その基軸通貨「CKBトークン」について解説した。

プラットフォーム型のブロックチェーンは、多くの競合がひしめくセクターだが、Nervos Networkもいくつかの戦えるカードを持っている。

まず、コンセンサスアルゴリズムにPoWの派生形を用いており、ネットワークのセキュリティと処理スピードを上手く両立している。

またモジュラー型チェーンであり、優れた拡張性がある。

そんなNervos Networkの将来性に期待する方は、ぜひMEXCなどをとおして、同銘柄に投資してみてはいかがだろうか。

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