昨今のブロックチェーン業界では、ブロックチェーン技術を活用したメタバースが1つのトレンドとなっている。
今回取り上げるのは、その中でも注目株である「XANA(ザナ)」というメタバースプラットフォームだ。
本記事では、XANAとそのネイティブトークンである「XETA(ゼータ)」について、主な特徴や将来性などをわかりやすく紹介していく。
ブロックチェーンベースのメタバースや、メタバース関連の仮想通貨に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
この記事からわかること
- XANA/XETAの概要、主な特徴
- XETAの値動き
- XANA/XETAの将来性
- XETAの価格予想
- XETAの購入方法
XETAはいくつかの海外取引所に上場しているが、中でもMEXC(エムイーエックスシー)は、日本語表記に完全対応していて日本人でも使いやすい。
また、取扱銘柄数は2,500種類以上と、国内の仮想通貨取引所と比べるとケタ違いに多い。
XETAに投資するかどうかに関わらず、口座を持っておいて損はないので、ぜひこの機会にMEXCのこともチェックしてみてほしい。
MEXCの特長
- 世界で1,000万人以上に選ばれている
- 新規登録時に本人確認書類が不要
- 取扱銘柄は2,500種*以上
- 現物取引の取引手数料が無料
- 日本語表記に完全対応
- 投資初心者でも稼ぎやすいサービスが充実
*2024年7月時点
目次
XANA/仮想通貨XETAとは?
名称 | XETA |
シンボル・通貨単位 | XETA |
公式サイト | https://xana.net |
主な上場先 | MEXC Bybit |
XANA(ザナ)は、次世代型エンターテイメントテクノロジーカンパニー「NOBORDER.z(ノーボーダーズ)」が開発・運営する、NFTを用いたメタバースプラットフォーム、およびメタバースのインフラストラクチャーだ。
またXANAは、エコシステムを構築するネイティブトークンとして、仮想通貨XETA(ゼータ)を発行している。
XETAはXANAのエコシステムにおいて、
- NFT購入時の決済手段
- ステーキング
- クリエイターへのインセンティブ
など、さまざまな用途に用いられている。
ちなみにXETAは、MEXCやBybitなど、多くの海外取引所に上場済みだ。
XANA/仮想通貨XETAの特徴
XANAおよび仮想通貨XETAには、次のような特徴がある。
主な特徴
- だれでも無料で参加できるメタバース
- NFTを作成・売買できる
- さまざまなコンテンツにAIを活用している
- XETAのステーキングができる
- バーンによって価値をコントロール
だれでも無料で参加できるメタバース
XANAは、だれでも無料で参加できるメタバースプラットフォーム、かつメタバースのインフラストラクチャーだ。
主な使い方・遊び方は、以下のとおり。
XANAの使い方・遊び方
- アバターをとおして、他のユーザーとのコミュニケーションを楽しむ
- メタバース内に構築されたゲームで遊ぶ
- 自らNFTやゲームなどのコンテンツクリエイターになり、マネタイズする
また仮想通貨XETA(ゼータ)が、このようにさまざまな楽しみ方があるXANAのエコシステムを支えている。
NFTを作成・売買できる
プラットフォームであるXETAには、独自のNFTマーケットプレイス「XANA NFT」も設けられている。
扱うNFTは多種多様で、メタバース向けのNFT以外に、デジタルアートやデジタルフォト、オーディオデータなどもNFT化されて流通している。
またXETA NFTでは、だれでもNFTを作成して販売することができる。
さまざまなコンテンツにAIを活用している
XANAは、AI技術をさまざまなコンテンツで活用している。
例えばNFTの「XANA:GENESIS」は、AIエンジンの「Prophet」を用いて、自分好みの「AIパートナー」として使うことできる。
また、XENA:GENESISを使わずとも、AIアバターを自分で手軽につくることも可能だ。
さらにNFTゲームなどのコンテンツをつくる際には、AIがプロンプトに従って作業をサポートしてくれる。
そのためXETAでは、プログラミングなどの専門知識がなくとも、子供から大人までだれもが手軽にクリエイターになることができる。
XETAのステーキングができる
仮想通貨XETAは、XANAの専用プラットフォームを使い、ステーキングすることができる。
その仕組みは一般的なステーキングと違ってやや特殊であり、報酬として得られるのは仮想通貨ではなく「チケット」となっている。
入手したチケットは、XANA エコシステム全体で使用できるさまざまな宝箱(Treasure)との引き換え券として機能する。
バーンによって価値をコントロール
XETAは、NFTの取引手数料の一部が運営側に買い戻される仕様となっている。
また、DAO(分散型自律組織)の意思決定に従い、買い戻されたXETAはバーン(焼却)されることがある。
そのようにバーンをおこなうことによって、XETAは希少価値が徐々に引き上げられており、ひいてはZETAの市場価格のコントロールにつながっている。
仮想通貨XETAの値動き
ここで、仮想通貨XETAの値動きをチェックしておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおりだ。
2023年末までの値動き
次にXETA/USDT(テザー)チャートで、XETAが市場に上場した2022年7月末から、2023年末までの値動きをおさらいしていこう。
XETAはこれまでのところ、短期的に値上がりする場面はあるものの、市場上場から全体をとおして見れば、長期的な下落トレンドを形成していることがわかる。
2023年末にも少し高騰が見られたが、下落トレンドを脱するほどの勢いは感じられない。
XANAそのものにしろ、マクロ的な要素にしろ、今後何かしら起爆剤となるような話題がほしいところだ。
将来性に関わる注目ポイント
続いては以下の3つの要素から、XANAおよびXETAの将来性を考察してみよう。
今後に関わる注目要素
- メタバース市場が拡大し続けている
- 類似プロジェクトと比べて優れた部分が多い
- 有名IPとコラボなどプロモーションに積極的
メタバース市場が拡大し続けている
メタバースの市場は、ここ数年で大きく拡大している。
また、マーケット調査を手がけるMarketsandMarketsのレポートによると、2030年までに年平均+48.0%のペースで成長し続ける可能性があるとのこと。
このようなメタバース市場全体の成長は、中長期的にXANAとXETAの需要拡大の下支えとなってくれるはずだ。
類似プロジェクトと比べて優れた部分が多い
XANAは、ブロックチェーンを活用したメタバースのプロジェクトの中では後発組に分類される。
そのため性能面では、例えば、
- PC・スマホ両方のデバイスで遊べる
- VR・ARの両方に対応している
といったように、先行するSandboxやDecentralandなどの主要メタバースプロジェクトよりも優れている部分が多い。
そうした性能面の優位性が、多くのメタバースユーザーに認知されていけば、先行するプロジェクトから市場シェアを奪えるかもしれない。
有名IPとコラボするなどプロモーションに積極的
XANAは、これまで多くの有名IPや著名人とのコラボを実現している。
コラボの事例
- 漫画「ULTRAMAN」とのコラボNFTを発行・販売
- 鉄腕アトムとのコラボNFTを発行・販売
- JR九州とコラボしたNFTを発行・販売
- 格闘技イベント「BrakingDown」とコラボ、普及キャンペーンを実施
- メタバースで木梨憲武氏のギャラリーを展開
- 鳥取県とのコラボで日本初の「メタバース課」を創設
今後もこうしたコラボを繰り返していけば、知名度が上がり、自ずと新規層の開拓につながっていくだろう。
仮想通貨XETAの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。
今回はその中から「DigitalCoinPrice」をピックアップし、XETAの価格予想を紹介する。
DigitalCoinPriceにおけるXETAの今後10年の価格予想は、以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2024 | $0.0104 | $0.0240 | $0.0253 |
2025 | $0.0249 | $0.0285 | $0.0300 |
2026 | $0.0344 | $0.0409 | $0.0414 |
2027 | $0.0448 | $0.0513 | $0.0535 |
2028 | $0.0448 | $0.0513 | $0.0535 |
2029 | $0.0553 | $0.0617 | $0.0639 |
2030 | $0.0787 | $0.0865 | $0.0872 |
2031 | $0.11 | $0.12 | $0.12 |
2032 | $0.16 | $0.17 | $0.17 |
2033 | $0.22 | $0.22 | $0.23 |
参考として、XETAの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておこう。
- 本記事執筆時点での価格:0.01ドル(2024年4月4日)
- 史上最高値:0.154ドル(2022年7月21日)
DigitalCoinPriceは、今後10年でXETAが堅調に値上がりしていき、史上最高値も更新していくと予想している。
先ほど紹介したようにXETAは、市場上場の直後から思わしくない値動きが続いている。
ただ、もしもDigitalCoinPriceの予想どおりに将来値上がりするなら、今のXETAは相対的に見て割安であり、投資家にとってはむしろありがたい状況だと言える。
現状をチャンスと見る方は、ぜひMEXCなどを使い、XETAへの投資にトライしてみてはいかがだろうか。
XETAを買える仮想通貨取引所
XETAは今のところ、残念ながら国内では取り扱いがない。
そのため購入の際には、
- XETAの取り扱いがある
- 日本人投資家を受け入れている
これら2つの条件を満たす海外取引所の口座が必要になる。
具体例は以下のとおり。
なお、これらの中でもイチオシはMEXC(エムイーエックスシー)だ。
取扱銘柄数* | 2,500種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.00% 先物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.01% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引 先物取引 レバレッジETF コピートレード セービング |
日本語対応 | 〇 |
公式サイト | MEXC公式サイト |
MEXCの特長・魅力
- 2,500種類以上*の銘柄をラインナップ
- 新規登録時に本人確認書類が不要
- 現物取引の取引手数料が無料*
- 日本語表記に完全対応
- 裁量取引以外のサービスも充実
*2024年6月時点
MEXCは、海外でもトップクラスの取扱銘柄数を誇る。
また、その豊富な銘柄を0.1%以下のリーズナブルな手数料*で取引することができる。*現物取引(取引所)を使った場合
さらに日本語表記に完全対応しているため、英語が不得手な方でもストレスなく扱える。
メールアドレスを登録するだけで使えるので、まだ使ったことがない方はぜひ、この機会にMEXCの利用を検討してみてほしい。
XANA/仮想通貨XETAに関するよくある質問
最後に、XANAと仮想通貨XETAに関してよくある質問を3つ紹介する。
よくある質問
- XETAは国内取引所に上場しますか?
- XANAの公式SNSアカウントを教えてください。
- XETAのトーケノミクスはどのようになっていますか?
XETAは国内取引所に上場しますか?
先ほど紹介したようにXANAは、日本の有名IPや著名人とコラボを繰り返している。
そうした取り組みによって、日本との結びつきを強固なものとしつつあり、国内市場に上場する見込みも十分にあると言えるだろう。
XANAとXETAの開発元はどこですか?
XENAおよびXETAを開発したのは、ニューヨークとドバイに拠点を持つIT企業「NOBORDER.z(ノーボーダーズ)」で、同社のCEOは日本人のRIO TAKESHI KUBO氏(本名:久保 武士)が務めている。
またNOBORDER.zは、コロナ禍でリアルイベントが制限された折に、日本の企業や行政に対しての紹介を受けたことで、日本での事業展開の足掛かりを得ている。
XETAのトーケノミクスはどのようになっていますか?
XETAの当初の総供給量は、50億XETAだ。
また、本記事執筆時点(2024年4月)での総供給量は、バーンによって1億2,500万XETA*となっている。*CoinMarketCap調べ
割り当ては以下のとおりで、全体の約4分の1がNFT作成とゲームプレイに対する報酬に充てられている。
XANA/仮想通貨XETAとは?まとめ
今回は、メタバースプラットフォーム「XANA(ザナ)」とそのネイティブトークン「XETA(ゼータ)」について、主な特徴や値動き、将来性などを解説した。
この記事のまとめ
- XANAは、だれでも参加できるメタバースプラットフォーム
- 海外発だが日本の有名IPとコラボするなど、日本での事業展開に積極的
- XANAにおいてXETAは、決済手段やステーキングなどに用いられている
- XETAは定期的なバーンによって、価値をコントロールされている
XANAは、基本無料のメタバースのプラットフォームで、PC・スマホのどちらのデバイスでも遊べる。
運営元のCEOが日本人ということもあり、日本の有名IPなどとのコラボに積極的であり、特にコレクタブルNFTは日本人にとってなじみ深いものが多い。
また、言語表記を日本語にできる点も、日本人にとってありがたい。
興味がある方は、ぜひアバターを実際につくって、XANAのメタバースに飛び込んでみてはいかがだろうか。
なお、XANAでは独自通貨の「XETA」が決済に用いられている。
より深く楽しみたいのであれば、MEXCなどの海外取引所でXETAを調達しておこう。