2022年にSTEPNが登場して以降、運動して稼げるM2E(Move to Earn)のアプリは数多くのタイトルがリリースされている。
その中でも根強い人気があるのが、今回取り上げる「Sweatcoin(スウェットコイン)」だ。
Sweatcoinは、初期投資ゼロで使えるM2Eアプリだ。
また、仕組みがシンプルで飽きが来ないため、日々の通勤や散歩で使い、継続的にSweatcoinで小遣い稼ぎをしているユーザーが多い。
本記事ではそんなSweatcoinの特徴や始め方などを紹介していく。
これからSweatcoinを始めてみたいという方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてもらいたい。
この記事からわかること
- Sweatcoinの基本情報、主な特徴
- Sweatcoinを使って稼ぐ方法
- ネイティブトークン「SWEAT」の値動き
- Sweatcoinの将来性
- Sweatcoinの評判・口コミ
- Sweatcoinの始め方
Sweatcoinで稼いだ仮想通貨を日本円へ換金する際には、仮想通貨取引所の取引口座が必要になる。
その際におすすめの仮想通貨取引所は、少額から取引が可能で、取引ツールが扱いやすい「Coincheck」だ。
Sweatcoinに興味がある方は、ぜひCoincheckのことも合わせてチェックしてみてほしい。
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*取引形式で「取引所」を選択した場合
目次
Sweatcoinとは?
名称 | Sweatcoin(スウェットコイン) |
対応OS | iOS Android |
利用料 | 基本無料 (有料のサブスクサービスあり) |
ネイティブトークン | SWEAT |
基盤のブロックチェーン | NEARプロトコル |
公式サイト | https://sweatco.in |
Sweatcoin(スウェットコイン)は、歩いた歩数に応じて仮想通貨を獲得できる、M2E(Move to Earn)のフィットネスアプリだ。
iOS版とAndroid版があり、どちらも無料でダウンロードすることができる。
Sweatcoin - ポイ活 万歩計 ウォーキング アプリ
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同アプリはバックグラウンドで稼働する仕様になっており、アプリをインストールしたスマホを持って歩いたり走ったりすれば、独自の仮想通貨であるSWEATが貯まっていく。
また、基本無料*で始められるため、他の多くのM2Eアプリと違って原資の回収を考える必要がなく、収支に関してはノーリスクで使える。*任意で加入できるサブスクサービスあり
Sweatcoinの特徴
さてSweatcoinは、次のような特徴を有している。
主な特徴
- NFTなし、無料で始められるM2Eアプリ
- 歩数に対してインセンティブが発生
- サブスクに課金すると収益効率が上がる
- 広告を見て稼ぐことも可能
- 稼いだSWCでショッピングなどができる
- 日本語に対応している
- 基盤はNEARプロトコル
NFTなし、無料で始められるM2Eアプリ
例えばM2Eアプリの代表格であるSTEPN(ステップン)は、NFTのスニーカーを購入してからでないと、仮想通貨を稼ぐことはできない。
一方でSweatcoinには、NFTの要素が組み込まれていない。
そのためアプリをダウンロードし、あとはシンプルに日々歩くだけで、仮想通貨を稼ぐことができる。
なお、Sweatcoinで獲得できるのは、正確には「SWC」というポイントのようなものと、仮想通貨「SWEAT」の2種類がある。
仮想通貨SWEATを入手するには、ウォレットアプリの「SweatWallet」を別途用意し、Sweatcoinと連携させる必要がある。
Sweat Wallet
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歩数に対してインセンティブが発生
M2Eのアプリの中には、NFTの性能や歩く(走る)速度によって、収益効率が変わるものもある。
効率よく稼ごうと思うと頭をはたらかせる必要があり、そうしたゲーム性に夢中になる人がいる一方で、煩わしさを感じる人も多くいることだろう。
その点Sweatcoinは非常にシンプルで、歩いた歩数のみが収益に関係する要素となっている。
具体的には、SWCは1,000歩につき1SWCを獲得することができる。
また、SWEATを入手するための歩数は日々少しずつ増加しており、1SWEATを獲得するために4,484歩が必要となっている。
サブスクに課金すると収益効率が上がる
Sweatcoinでは、サブスクサービスの「Sweatcoinプレミアム」が用意されており、加入すると通常の状態で歩くよりも、収益効率を上げることができる。
通常の状態とSweatcoinプレミアムの概要および違いは、以下のとおり。
通常(フリー)の状態の概要
- 無料で利用できる
- 1,000歩ごとに1SWCがもらえる
- SWCがもらえるのは1日に最大で1万歩まで
- 通常のマーケットプレイスとオークションを使える
プレミアム(サブスク)の概要
- 利用料金は、550円/月または2,700円/年
- 歩数に応じて、通常の2倍のSWCがもらえる
- 1日にもらえるSWCの量に制限がない
- 日々の最初の5,000歩で、歩数によってもらえるSWCとは別に、5SWEATがもらえる
- 特別なマーケットプレイスとオークションに参加できる
- アイコンがカスタムアイコンになる
- アップデート情報をいち早く入手できる
広告を見て稼ぐことも可能
Sweatcoinでは、広告を見てSWCがもらえる「デイリーリワード」で稼ぐことも可能だ。
デイリーリワードでの広告は、1日あたり最大で3本視聴することができ、言わずもがな広告を見れば見るほど、より多くのSWCがもらえる。
また、ルーレット(スピンという)を利用して、デイリーリワードで得たSWCを増やすこともできる。
稼いだSWCでショッピングなどができる
Sweatcoinには、ショッピング(マーケットプレイス)とオークション、および寄付の機能が搭載されている。
ショッピングでは主に、獲得したSWCを消費することによって、割引価格でさまざまな商品を購入することができる。
またオークションでは、手持ちのSWCを使い、さまざまな商品に対して入札することが可能だ。
日本語に対応している
M2Eのアプリは、海外で開発されたために、英語表記になっているものが多い。
一方でSweatcoinは、日本語表記に対応しており、日本人でも直感的に操作することができる。
またSweatcoin内のショッピングやオークションも、ユーザーの国籍に対応したラインナップとなっている。
基盤はNEARプロトコル
仮想通貨SWEATの開発基盤となっているブロックチェーンは、NEARプロトコルという。
NEARプロトコルは、「シャーディング」という技術によって高速・低コストな利用環境を実現しており、SWEATもその恩恵を受けている。
またSWEATは、NEARプロトコルのコンセンサスアルゴリズムによって保護されている。
Sweatcoinでの稼ぎ方
それではここで、あらためてSweatcoinでのSWCの稼ぎ方を確認しておこう。
Sweatcoinでの稼ぎ方
- スマホを持って日々歩く
- デイリーリワードをこなす(広告を閲覧する)
- サブスクサービス(Sweatcoinプレミアム)を利用して収益効率を上げる
- 友達を招待する
メインの収入源となるのは、日々の運動による報酬とデイリーリワードだ。
特にデイリーリワードは、ルーレット(スピン)の結果次第で大きな利益につながる可能性がある。
そのため、歩数状況をチェックするついでに日々、広告を閲覧しておくことをすすめる。
また、Sweatcoinには友達招待プログラムもあり、1人招待するごとに5SWCを稼ぐことも可能だ。
招待の方法は以下のとおり。
友達を招待する方法
- LINEやX(旧Twitter)を使い、友達に招待リンクを送る
- 招待リンクを経由して、友達にSweatcoinアプリをダウンロードしてもらう
SWEATの値動き
続いては、SweatcoinのネイティブトークンであるSWEATの値動きを紹介しておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおりだ。
2023年末までの値動き
次にSWEAT/USDチャートで、市場へ上場した2022年9月から、2023年末までの値動きを振り返っていこう。
SWEATは、上場直後に数日ほど値上がりしたものの、すぐに下落に転じて上場時の価格を下抜いてしまった。
また大きく下げた後は、長らく横ばいの値動きが続いている。
将来的に復調すると想定したならば、今の内にSweatcoinを始めてSWEATをコツコツと貯めておくと、将来大きなリターンにつながるかもしれない。
前述のとおりSweatcoinは、無料で始められてNFTの購入・管理も不要だ。
また、スマホに搭載されているヘルスケアアプリとの連携で歩数を計測するため、運動の際にわざわざSweatcoinを触る必要もない。
手間いらずで、なおかつ使うことに特段のリスクやデメリットがないので、長期視点でリターンを期待する方は、今の内にSweatcoinを始めてコツコツとSWEATを貯めてみてはいかがだろうか。
将来性に関わる注目ポイント
ここでは次の3つの要素から、Sweatcoinの将来性を考察してみよう。
将来性に関わる注目要素
- 持続性を期待できる仕組みを採用している
- Sweatcoinエコシステムが着実に広がっている
- M2Eアプリの競合が数多くある
持続性を期待できる仕組みを採用している
多くのM2Eアプリは、後から参入してくるプレイヤーがNFT購入などに支払うお金が、先行プレイヤーに分配される仕組みになっている。
さらにプレイヤーから集めたお金は、運用によって増えているわけではない。
そうした仕組みから、M2Eアプリはポンジスキームまがいだと揶揄されることもある。
また、ポンジスキームのようなM2Eアプリは、時間の経過とともに経済システムが崩壊していくケースが多い。
ポンジスキームとは?
ポンジスキームは投資詐欺の一種だ。
以前からの出資者に対し、後から参加する出資者から集めたお金を“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも運用での利益を出資者に配当しているかのように装い、破綻することを前提にお金を騙し取る。
しかしSweatcoinは、その仕組みの中にNFTのような半強制的な出資要素を取り入れておらず、基本的に無料で利用できる。
そして、主な収入源はサブスクの利用料と広告費であり、言うまでもなくポンジスキームには当てはまらない。
ありきたりな経済システムではあるが、ポンジスキームまがいの他のM2Eアプリと比べると、はるかに持続性に期待が持てる。
Sweatcoinエコシステムが着実に広がっている
Sweatcoinは、アプリが正式リリースされたのち、SweatWalletが別途リリースされるなど、さまざまな開発が日々進められている。
また2023年9月時点では、新たにNFTゲーム「Sweat Hero」の開発が進行中だ。
開発によってSweatcoinのエコシステムが今後も広がっていけば、そこから生まれる需要がいずれ、仮想通貨SWEATにもポジティブな影響をもたらすだろう。
M2Eアプリの競合が数多くある
M2Eアプリの業界は、ブームは落ち着いたが、2024年4月時点でも数多くのタイトルが存在している。
また、今後もまだまだ新しいタイトルが登場してくるだろう。
有力タイトルがリリースされれば、Sweatcoinの市場シェアも浸食されてしまうかもしれない。
Sweatcoinをこれから始めるなら、そうした競合タイトルとの相対的な位置関係の変化にも、注目しておきたいところだ。
Sweatcoinの評判・口コミ
Sweatcoinは、すでに多くの日本人が利用している。
ここでは、そんな先輩ユーザーからの口コミを、X(旧Twitter)からいくつかピックアップして紹介していく。
前述のとおりSweatcoinにはNFTの要素がなく、初期投資不要・ノーリスクで利用できる点が多くのユーザーに好まれている。
なお、初期投資の仕組みがないと、得られるリターンはどうしても少なくなるものだ。
だが、ノーリスク・ローリターンであるからこそ、稼ぐことが主たる目的にならずに済むというポジティブな捉え方もできる。
Sweatcoinのユーザーの多くは、普段の徒歩通勤や散歩からの副次的なものとして、無理なく継続的にSWCおよびSWEATを得ているようだ。
Sweatcoinをこれから始めてみたいと思っている方は、ぜひこうした先輩ユーザーの生の声も参考にしてみるとよいだろう。
Sweatcoinの始め方
続いて、Sweatcoinの始め方を紹介しておこう。
SweatcoinはiOSとAndroidで使えるが、ここではiOSを例にして始め方を解説する。
Sweatcoinの始め方
- Sweatcoinのアプリをダウンロードする
- アカウントを作成する
- ヘルスケアアプリと連携させる
- プッシュ通知の設定をする
Sweatcoinのアプリをダウンロードする
まずはAppStoreで、Sweatcoinのアプリをダウンロードしよう。
冒頭にも述べたとおりSweatcoinは、iOS版・Android版ともに、無料でダウンロードすることができる。
Sweatcoin - ポイ活 万歩計 ウォーキング アプリ
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アカウントを作成する
Sweatcoinをダウンロード・起動したら、最初にアカウントを作成しよう。
iOS版の場合は、自身のAppleIDをとおして、アカウントを作成することができる。
ヘルスケアアプリと連携させる
Sweatcoinは、自身のスマホのヘルスケアアプリなどから、運動のデータを収集する。
まずは、スマホのモーションおよびフィットネスのデータへのアクセスを求められるので、その要求を許可しよう。
次に、ヘルスケアアプリにおける歩数データへのアクセスも求められるので、設定で歩数の部分をオンにしてから、要求を許可しよう。
プッシュ通知の設定をする
続いて、プッシュ通知を受け取るかどうかを尋ねられる。
プッシュ通知はオフにしていても問題ないので、自分の方針に合った方を選択しよう。
以上で、Sweatcoinの初期設定は完了だ。
あとは日々歩くだけで、SWCおよびSWEATを獲得することができる。
ただ、先ほど述べたように仮想通貨SWEATを獲得するには、別途SweatWalletが必要になる。
SWCだけでなくSWEATも稼ぎたい方は、早めにSweatWalletを用意しておくとよいだろう。
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またSweatcoinとSweatWalletの同期方法は、別途以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてもらいたい。
Sweatcoinに関するよくある質問
最後に、Sweatcoinに関してよくある質問を3つ紹介しておく。
よくある質問
- 1SWEATは、日本円に換算すると何円ですか?
- Sweatcoinはだれでも使えますか?
- SWEATに発行上限はありますか?
1SWEATは、日本円に換算すると何円ですか?
本記事執筆時点(2023年9月上旬)での1SWEATは、日本円に換算すると約0.9円だ。
また、対日本円でのSWEATの史上最高値は147.28円(2022年9月13日)だ。
Sweatcoinはだれでも使えますか?
Sweatcoinは、年齢などに関係なく無料で利用することができる。
なお、SWCをSWEATへ交換する機能およびSweatWalletは、一部の国で利用を制限されているが、日本はその制限地域に含まれておらず問題なく使える。
SWEATに発行上限はありますか?
SWEATに発行上限は設けられていない。
Sweatcoinのユーザーが増え、より多くの歩数がカウントされるほど、SWEATの市場供給量も増えていく仕組みになっている。
Sweatcoinとは?まとめ
今回はM2EアプリのSweatcoin(スウェットコイン)について、主な特徴や始め方などを紹介した。
この記事のまとめ
- Sweatcoinは、無料で使えるM2Eアプリ
- NFTは要素として組み込まれておらず、単純に歩いた歩数が報酬に反映される
- 広告を見ることで、稼ぐことも可能
- 仮想通貨SWEATを獲得するには、SweatWalletとの連携が必須
Sweatcoinは、無料で始められるM2Eアプリだ。
また、経済システムの中にNFTが組み込まれていないため、仕組みが非常にシンプルで続けやすい。
興味がある方は、ぜひ今からSweatcoinを使ってみてはいかがだろうか。
なお、稼いだSWEATを日本円に換金する際には、仮想通貨取引所の取引口座が必要になる。
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まだ仮想通貨取引所の口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にCoincheckのこともチェックしてみてほしい。