2023年5月、人気YouTuberのヒカル氏がアンバサダーを務めるNFTゲーム「PROJECT XENO」がローンチされた。
また、PROJECT XENOでは2種類の仮想通貨が用いられており、その内の1つ「ゼノガバナンストークン(以下GXE)」は、ゲームのローンチと同時期に国内市場へと上場した。
本記事ではそのGXEについて、主な特徴やこれまでの値動き、将来性などを解説していく。
SNSなどで目にしてPROJECT XENOおよびGXEに興味を持っている方は、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
この記事からわかること
- PROJECT XENO/GXEの基本情報、主な特徴
- GXEのこれまでの値動き
- PROJECT XENO/GXEの将来性
- GXEの価格予想
- GXEを購入できる仮想通貨取引所
2024年6月時点でGXEの取り扱いがある国内取引所は、BITPOINTの1社のみだ。
そのためGXEに興味がある方は、この機会にBITPOINT公式サイトもチェックしておくとよいだろう。
BITPOINTの特長
- あたらしい銘柄の取り扱いに積極的
- SBIグループの傘下企業で安心
- 現物取引(取引所)の取引手数料が無料
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- 自動積立やレンディングなどのサービスが充実
目次
ゼノガバナンストークン(GXE)とは?
名称 | ゼノガバナンストークン |
シンボル・通貨単位 | GXE |
ローンチ時期 | 2022年9月 |
サイトURL | https://project-xeno.com |
上場先 | BITPOINT |
ゼノガバナンストークン(GXE)は、その名のとおりNFTゲーム「PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)」のガバナンストークンだ。
PROJECT XENOは、2023年5月に正式ローンチされたタクティクスPvPゲームであり、ゲームプレイの報酬としてGXEを獲得することができる。
また、ゲームのキャラクターである「XENO」や各種アイテムはNFTであり、独自のNFTマーケットプレイスにおいて、ユーザー同士で売買できるようになっている。
なおGXEは、国内では現状唯一BITPOINTで取引が可能だ。
ゼノガバナンストークンの特徴
さて、NFTゲーム「PROJECT XENO」およびそのガバナンストークン「GXE」は、次のような特徴を有している。
主な特徴
- ゲームをプレイしてGXEを稼げる
- 日本企業が開発したゲーム
- 無料で始められる
- YouTuberのヒカルがアンバサダーを務めている
ゲームをプレイしてGXEを稼げる
PROJECT XENOはPvPゲームであり、他のプレイヤーに勝利していくとゲームプレイの報酬として、GXEやNFTを獲得することができる。
またPROJECT XENOは、単に稼げるだけでなく、楽しんで稼ぐ「Play to Fun & Earn」をビジョンとして掲げている。
これまでのNFTゲームは、稼ぐということに重きを置く一方で、ゲーム性の部分をなおざりにされたものが多くあった。
かたやPROJECT XENOは、まずはプレイヤーが楽しめることを重視し、その上で長期的に稼ぎ続けられるゲームとなることを目標としている。
日本企業が開発したゲーム
PROJECT XENOは、CROOZ Blockchain Labが開発し、EPOCH FACTORYが運営しているNFTゲームだ。
CROOZ Blockchain Labは、ショッピングやゲームなどさまざまなオンラインサービスを手がけているクルーズ株式会社の子会社で、日本の企業だ。
国産のゲームであるためPROJECT XENOは、UIデザインやキャラクターデザインが日本人のとってなじみ深いものとなっている。
また、当然ながら言語表記で日本語を選択できるようになっている。
無料で始められる
NFTゲームは、ゲームを始める前に、NFTの購入を必要とするものが多くある。
一方でPROJECT XENOは、NFTを購入しなくとも、無料で始められる。
ゲームの最初にあるチュートリアルを終えると、XENOを3体もらうことができ、その3体を使って無課金でもゲームを楽しむことが可能だ。
YouTuberのヒカルがアンバサダーを務めている
PROJECT XENOはプロモーションを積極的に手がけており、その取り組みの一環として、日本ではチャンネル登録者数486万人を誇る人気YouTuberヒカル氏をアンバサダーに採用している。
また、東南アジアでは元プロボクサーのマニー・パッキャオ氏や、タレントのフミヤ氏がアンバサダーを務めている他、よりグローバルにサービスを展開していくために、将来的にはより広域にアンバサダーが配置されていく見込みだ。
ゼノガバナンストークンの値動き
ここで、GXEの値動きを確認しておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のとおり。
2024年6月までの値動き
次にGXE/USDチャートで、海外取引所への上場を果たした2022年10月から、本記事執筆時点(2023年8月上旬)までの値動きを振り返っていこう。
GXEは上場当初、価値の具体的な評価につながるゲームがまだローンチされていなかったためか、売りの動きが先行することとなった。
しかし2023年に入ってから徐々に値上がりしていき、ゲームが正式ローンチされた2023年5月にはさらに高騰を見せた。
ただ勢いは長続きせず、6月以降は長期的な下落トレンドへと転じ、2024年に入っても低迷が続いている。
GXEはまだ誕生から日が浅く、今後のゲームの人気次第では、十分に復調が見込めるだろう。
将来性に期待する方は、今の内にBITPOINTを使って、GXEへの投資にトライしてみてはいかがだろうか。
将来性に関わる注目ポイント
続いては、次の2
つの要素からPROJECT XENOおよびGXEの将来性を考察してみよう。
今後に関わる注目要素
- ゲームが売り上げを伸ばしている
- NFTなどに価格維持の仕組みがある
ゲームが売り上げを伸ばしている
PROJECT XENOではゲーム内のアイテム購入などに日本円を使うことができるため、アプリのデーターアグリゲーター「Game-i」で売り上げが追跡されている。
正式ローンチされた2023年5月から本記事執筆時点(2024年6月下旬)までの推定売り上げは、以下のとおり。
これまでのところ毎月安定した売り上げを出しており、2024年前半は前年の後半を超える売り上げを残している。
もちろんこの調子が長期間続くかどうかは不明だが、少なくとも短期的には、まだしばらく人気をキープしていくものと見られている。
NFTなどに価格維持の仕組みがある
従来のNFTゲームでは、時間の経過とともに、NFTと仮想通貨の需給のバランスが崩壊してしまったものも多くある。
そうした事例を鑑みてPROJECT XENOでは、NFTと仮想通貨の受給および価格をコントロールする仕組みが取り入れられている。
まずNFTでは、NFT(XENO)の性能を保つために、他のXENOのバーン(焼却)が必要となる仕様になっている。
性能維持のためにバーンがおこなわれると、NFT(XENO)の飽和を防ぐことにつながり、ひいては受給と価値が適切に維持される。
また仮想通貨(ユーティリティトークン)の方は、1日あたりの供給量をコントロールする仕組みがあり、それによって過度なインフレを防げるようになっている。
もちろん100%こうした仕組みが有効にはたらくとは限らないのだが、従来のNFTゲームと比べて、持続可能性の面で優れているのは確かだろう。
ゼノガバナンストークン(GXE)の価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。
今回はその中から「DigitalCoinPrice」をピックアップし、GXEの価格予想を紹介する。
DigitalCoinPriceにおける、今後10年のGXEの価格予想は以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2023 | $0.0664 | $0.15 | $0.16 |
2024 | $0.16 | $0.18 | $0.19 |
2025 | $0.22 | $0.24 | $0.26 |
2026 | $0.28 | $0.32 | $0.34 |
2027 | $0.28 | $0.32 | $0.34 |
2028 | $0.35 | $0.38 | $0.40 |
2029 | $0.50 | $0.53 | $0.55 |
2030 | $0.72 | $0.76 | $0.77 |
2031 | $1.02 | $1.04 | $1.06 |
2032 | $1.39 | $1.42 | $1.44 |
DigitalCoinPriceは、"今後10年でGXEがひたすら値上がりしていく"という予想を立てている。
ただ、GXEはゲームのガバナンストークンであり、その受給や価格はゲームの人気と密接にリンクしているはずだ。
そう考えると、PROJECT XENOが10年後も人気を維持しているかは非常に不透明で、この予想もやや眉唾物のように感じられる。
こうした予想は投資判断の有効な材料になり得るが、これだけを鵜吞みにせず、過去の値動きや具体的な将来性も加味する必要があるだろう。
ゼノガバナンストークンを買える仮想通貨取引所
GXEは、ゲームの正式ローンチと時を同じくして2023年5月にBITPOINTから、国内市場への初上場を果たした。
また、本記事執筆時点(2023年8月上旬)においても、国内でGXEの取り扱いがあるのはBITPOINTの1社のみだ。
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄* | ADA、ATOM、AVAX、BCH、BTC、DOGE、DOT、LTC、XRP、ETH、BAT、TRX、JMY、LNK、DEP、IOST、KLAY、SHIB、MATIC、FLR、GXE、TON、TSUGT、OSHI、PEPE、SOL、SUI 【全27種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ 無料 |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:無料 |
その他サービス | 貸して増やす(レンディング) 自動積立 ステーキング |
BITPOINTの特長
- あたらしい銘柄の取り扱いに積極的
- SBIグループの傘下企業で安心
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- 自動積立やレンディングなどのサービスが充実
BITPOINTは、「あしたを、もっと、あたらしく。」をキャッチコピーに掲げている、SBIグループ傘下の仮想通貨取引所だ。
そのキャッチコピーを体現する取り組みの1つとして、BITPOINTは新しい銘柄の取り扱いに積極的である。
GXEのみならずシバイヌコイン(SHIB)やディープコイン(DEP)なども、BITPOINTで最初に国内での取り扱いが開始されている。
BITPOINTの取扱銘柄数は23種類*と、国内他社と比べてやや少なめだが、メジャー通貨とマイナー通貨がバランスよく揃う。*2024年6月時点
また、自動積立やレンディング、ステーキングといった裁量取引以外のサービスが充実している点も、BITPOINTの大きな魅力となっている。
GXEへの投資に興味がある方は、ぜひこの機会にBITPOINTの利用を検討してみるとよいだろう。
ゼノガバナンストークンに関するQ&A
それでは最後に、PROJECT XENOおよびGXEに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。
よくある質問
- PROJECT XENOはPCでも遊べますか?
- GXEのトークノミクスはどのようになっていますか?
- PROJECT XENOにロードマップはありますか?
PROJECT XENOはPCでも遊べますか?
PROJECT XENOはスマホアプリであり、エミュレータなどを使わない限り、基本的にはPC上でプレイすることはできない。
GXEのトークノミクスはどのようになっていますか?
GXEのトークノミクスは、以下のグラフのとおりだ。
総発行数量は60億枚であり、その内の39%(23億4,000万枚)がゲームプレイのインセンティブに用いられている。
PROJECT XENOにロードマップはありますか?
PROJECT XENOのロードマップは、ホワイトペーパーの中で公開されている。
ただし、その内容はαテスト版のローンチまでの情報でストップしており、現状では役割を終えてしまっている。
なお、今後のアップデート情報がほしいのであれば、X(旧Twitter)の公式アカウントをフォローしておくとよいだろう。
ゼノガバナンストークン(GXE)とは?まとめ
今回はNFTゲーム「PROJECT XENO」と、そのガバナンストークンである「ゼノガバナンストークン(GXE)」について解説した。
この記事のまとめ
- PROJECT XENOは、国産のNFTゲーム
- ゲームをプレイしてGXEを稼げる
- GXEは、ゲームのローンチと同じく2023年5月にBITPOINTへ上場
- PROJECT XENOはこれまでのところ、安定した売り上げを出している
PROJECT XENOは、2023年5月に正式ローンチされた国産のNFTゲームだ。
これまでのところは着実に売り上げを出してきており、その人気ぶりがうかがえる。
また、今後さらに人気を集められれば、その需要がGXEの価格に反映されていくことだろう。
なお、繰り返し述べているとおり、現状GXEの取り扱いがあるのは国内でBITPOINTだけだ。
GXEへの投資に興味がある方は、ぜひこの機会にBITPOINT公式サイトも合わせてチェックしてみてほしい。