さまざまなブロックチェーンや仮想通貨の中には、仮想通貨取引所を展開する企業によって開発されたものも多くある。
今回取り上げる仮想通貨「Cronos(クロノス/CRO)」もその1つで、2018年末にCrypto.com社によって開発された。
この記事ではそんなCronosについて、主な特徴やこれまでの値動き、将来性などを解説していく。
この記事の要点
- Cronos(CRO)の基本情報
- Crypto.com/Cronosの主な特徴
- Cronos(CRO)のこれまでの値動き
- Crypto.com/Cronosの将来性
- Cronos(CRO)の価格予想
- Cronos(CRO)を買える海外取引所
Cronosの取り扱いがある海外取引所の中で、「MEXC」は日本語表記に完全対応しており、日本人でも扱いやすい。
また現物取引では、0.1%以下のリーズナブルな手数料で、多種多様な銘柄を売買することができる。
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目次
Cronos(CRO/クロノス)とは?
名称 | Cronos(クロノス) |
シンボル・通貨単位 | CRO |
ローンチ時期 | 2018年12月 |
サイトURL | https://crypto.org |
Cronos(クロノス/CRO)は、さまざまな仮想通貨関連のサービスが揃うプラットフォーム「Crypto.com」のユーティリティトークンであり、Crypto.com社によって開発された。
またCronosは、同じくCrypto.com社が手がけるブロックチェーン「Crypto.org chain」の基軸通貨でもある。
元々は「Crypto.com Coin」と呼ばれていたが、2022年2月に現在使われている名称「Cronos」へとリブランディングされた。
CronosはCrypto.comで取引できるのはもちろんのこと、MEXCなどのいくつかの海外取引所でも活発に取引されている。
Crypto.com/Cronosの特徴
それではまず、プラットフォームのCrypto.comと、仮想通貨Cronosの特徴を確認していこう。
主な特徴
- プロダクトの種類が豊富
- Cronosはユーティリティトークン
- イーサリアムチェーンと互換性がある
プロダクトの種類が豊富
Cronosの開発元であるCrpto.com社は、仮想通貨の取引や管理などができるプラットフォーム「Crypto.com」を手がけている。
具体的に言うと、Crypto.comでは次のようなプロダクトが用意されている。
Crypto.comの主なプロダクト
- Crypto.com Exchange【仮想通貨取引所】
- Crypto.comアプリ
- Crypto.com NFT
- Crypto.comペイ
- Crypto.com Visaカード
- DeFiウォレット
ちなみに、これらのプロダクトは信用取引などの一部のサービスを除き、日本人でも利用可能だ。
Cronosはユーティリティトークン
最初に述べたようにCronosは、Crypto.comのユーティリティトークンであり、さまざまな役割を付与されている。
Crypto.comでは、Cronosを使っていくつかの仮想通貨を取引できる他、Cronosをロックアップすれば取引手数料の割引などの特典を受けられる。
また、ロックアップしたCronosには、その数量に応じた利息が付いていく。
イーサリアムチェーンと互換性がある
仮想通貨Cronosの基盤であるCrypto.org Chainは、Cosmos(コスモス)のネットワークに対応したブロックチェーンに接続されている。
Cosmosは、異なるブロックチェーン同士に相互運用性をもたらすブロックチェーンのプロジェクトだ。
そのCosmosのネットワークに対応したブロックチェーンとつながっていることから、Crypto.org Chainと仮想通貨Cronosは、イーサリアムチェーンなど外部のブロックチェーンとの互換性を有している。
仮想通貨Cronosの値動き
ここで、Cronosの値動きを押さえておこう。
リアルタイムの値動き
まず、リアルタイムの値動きは以下のチャートのとおりだ。
2024年6月までの値動き
次にCRO/USDチャートで、2020年1月から、本記事執筆時(2024年6月)までの値動きを振り返っていこう。
Cronosは2021年7月から11月にかけて、いわゆる「コロナバブル」で大きな急騰を見せた。
ところがバブルが崩壊すると、高騰が起きる前とほぼ変わらない水準まで暴落してしまった。
2023年後半からやや復調の気配は感じられるものの、コロナバブル時に付けた高値にはまだまだ遠く及ばない。
一方でこうした現状をポジティブに捉えると、今のCronosは割安な水準で買い付けられる状態だとも言える。
将来的な復調に期待するなら、今の内にCronosに対して先行投資をしておくのも、戦略として面白いだろう。
将来性に関わる注目ポイント
Cronosへの投資を考えているなら、その将来性も見通しておきたいところだろう。
ここでは、Cronosの今後に関わる注目要素を3つ紹介していく。
今後に関わる注目ポイント
- プロモーションに積極的である
- Cronos Labsが有望な企業を支援している
- マクロ経済の動向も要チェック
プロモーションに積極的である
Crypto.comは、市場シェアを拡大するために、プロモーションを積極的におこなっている。
プロモーションはグローバルに展開されており、将来的に日本でCrypto.comが人気を集めることも十分に考えられる。
また、プロモーションによってCrypto.comのユーザーが増えていけば、ユーティリティトークンであるCronosの需要も自ずと増していくだろう。
Cronos Labsが有望な企業を支援している
Cronos Labsは、Cronosのエコシステムの開発に重点を置く、ブロックチェーンスタートアップアクセラレーターだ。
アクセラレーターとは?
スタートアップ企業のビジネス拡大を目的として、資金投資やノウハウなどのサポートをする組織のこと。
AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)とも提携しながらCronos Labsは、Cronosエコシステム内で次世代アプリを構築できるように、スタートアップ企業を支援している。
その目論見どおりにCronosのエコシステムが拡大していけば、将来的にその恩恵がCronosの価格にも反映されるはずだ。
仮想通貨Cronosの価格予想
仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。
今回はその中からDegitalCoinPriceをピックアップし、Cronosの価格予想を紹介する。
DegitalCoinPriceにおけるCronosの今後10年の価格予想は、以下のとおり。
年 | 予想最低価格 | 予想平均価格 | 予想最高価格 |
---|---|---|---|
2023 | $0.0532 | $0.12 | $0.13 |
2024 | $0.13 | $0.15 | $0.15 |
2025 | $0.18 | $0.19 | $0.22 |
2026 | $0.23 | $0.26 | $0.27 |
2027 | $0.23 | $0.26 | $0.27 |
2028 | $0.28 | $0.32 | $0.33 |
2029 | $0.40 | $0.44 | $0.44 |
2030 | $0.58 | $0.61 | $0.62 |
2031 | $0.82 | $0.85 | $0.86 |
2032 | $1.12 | $1.14 | $1.16 |
DigitalCoinPriceは、今後Cronosが堅調に値上がりしていき、10年後には1ドルを超えるとの見立てを示している。
Cronosは2021年に1ドル目前まで高騰したことがあるため、この予想は十分に実現し得る範疇にあると言えるだろう。
この予想も含めてCronosが将来性を見込める銘柄だと感じたなら、MEXCなどの海外取引所を使い、実際にCronosへの投資に挑戦してみてはいかがだろうか。
Cronosを買える仮想通貨取引所
Cronosは当然ながら、Crypto.comの仮想通貨取引所「Crypto.com Exchange」で購入することができる。
ただしCrypto.com Exchangeは、以下の言語選択画面からわかるように、現時点では日本語表記に対応していない。
そこでCrypto.com Exchangeの代わりに、Cronosの購入先としておすすめしたいのが「MEXC(エムイーエックスシー)」だ。
取扱銘柄数* | 2,500種類以上 |
取引手数料 | 現物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.00% 先物取引* ⇒ Maker 0.00%、Taker0.01% *割引プログラムあり |
主なサービス | 現物取引 先物取引 レバレッジETF コピートレード セービング |
日本語対応 | 〇 |
公式サイト | MEXC公式サイト |
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MEXCなら、日本語表記に完全対応しているため、日本人でもストレスなく利用することができる。
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また、国内取引所と違い、煩わしい本人確認書類の提出手続きをしなくとも取引を始められる。
まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にMEXC公式サイトを覗いてみてほしい。
仮想通貨Cronos(CRO)とは?まとめ
今回は仮想通貨Cronos(CRO)について、主な特徴は過去の値動き、将来性などを紹介した。
この記事のまとめ
- Cronosは、「Crypto.com」のユーティリティトークン
- Crypto.comでCronosをロックアップすると、様々な特典を受けられる
- Cronosをロックアップすれば、利息で稼ぐことも可能
- Cronosは2022年に大きく価格を下げ、現状は割安な水準にある
Cronosは、仮想通貨取引所のサービスなどが揃うプラットフォーム「Crypto.com」のユーティリティトークンだ。
もちろんCrypto.comで購入することができるのだが、英語が不得意な方には、日本語表記に完全対応しているMEXCでの購入をおすすめしたい。
MEXCはメールアドレスを登録するだけで使えるので、まだ口座をお持ちでないなら、この機会にMEXCの利用を検討してみてほしい。