一般的に海外取引所では、先物取引での証拠金の管理方法(⇒マージンモード)が複数用意されている。
国内取引所だとそうした選択肢はないため、海外取引所での取引を始めたばかりの方は、どのモードがいいのか迷ってしまうことだろう。
そこで本記事では海外取引所のマージンモードについて、その種類や選び方などを解説していく。
この記事からわかること
- そもそもマージンモードとは?
- マージンモードの種類
- 初心者におすすめのマージンモード
Bybitでは、先物取引にて400種類を超える銘柄がラインナップされている。
またマージンモードは、3種類から選択可能だ。
海外取引所の先物取引に興味がある方は、ぜひこの機会にBybitのこともチェックしてみてほしい。
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目次
海外取引所のマージンモードとは?
海外取引所のマージンモードとは、先物取引やオプション取引などにおける証拠金の管理方法のことだ。
国内取引所では、基本的に口座にいれた投資資金がそのまま証拠金扱いとなり、他の証拠金の管理方法を選べないケースが一般的である。
一方でBybitなどの海外取引所の場合は、複数の管理方法(マージンモード)が用意されており、その中から自分に合ったものを選べる。
またマージンモードは、変更も自由におこなうことができる。
マージンモードの種類
さて海外取引所のマージンモードは、一般的に以下の3種類が用意されている。
3種類のマージンモード
- クロスマージン
- 分離マージン
- ポートフォリオマージン
クロスマージン
クロスマージンは、取引口座のすべての資産が証拠金として扱われるモードであり、国内取引所の仕様と変わらない。
例えば口座に100USDT保有しており、10USDTのポジションを立てた場合、その口座内の全資産(100USDT)が証拠金となる。
クロスマージンは、ポジションに対して大きな資金を担保にするため、強制ロスカットのリスクを抑えることができる。
一方で海外取引所のロスカットは基本的にゼロカットなので、万が一強制ロスカットが執行されると、口座内の資産をすべて失ってしまう。
分離マージン
分離マージンは、ポジションごとで証拠金が設定されるモードだ。
例えば口座に100USDT保有しており、10USDTのポジションを立てると、その10USDTのみが証拠金に充てられる。
クロスマージンと比べて証拠金が少なくなるため、強制ロスカットのラインはよりシビアになってしまう。
しかし強制ロスカットによって失うのは、ポジションごとの証拠金のみで、それ以外の口座内の資産は保護される。
ポートフォリオマージン
ポートフォリオマージンでは、個々のポジションごとではなく、ポートフォリオ全体のリスクに基づいて証拠金がリバランスされる。
またリバランスによって、必要な証拠金を抑え、全体的なリターンの向上を図ることができる。
なおポートフォリオマージンは仕組みがやや複雑で、一般的にプロ向けのサービスとして扱われている。
金額による利用制限があるケースも多く、例えばBybitなら、最低でも1,000ドル(約15万円)以上を入金していないと使えない。
結局どれを使えばいい?
先ほど3つのマージンモードを紹介したが、初心者の方には分離マージンの利用をおすすめしたい。
国内取引所のレバレッジ取引は、損失の拡大を防ぐために、一定の証拠金維持率を下回った段階で強制ロスカットが執行される仕組みになっている。
強制ロスカットが執行されても、一定の資金は残るということだ。
一方で海外取引所の先物取引は、ロスカットの仕様がゼロカットになっているので、前述のとおりクロスマージンを使うと、一度に全資産を失う恐れがある。
ゼロカットとは?
ゼロカットシステムとは、証拠金を上回る含み損が発生した場合に、その証拠金をゼロにして決済する仕組みのこと。
なお証拠金を超えたマイナス分は、仮想通貨取引所側が負担してくれる。
そのため少なくとも、コンスタントに稼ぐ技術がない投資初心者の内は、分離マージンを使って全損のリスクを回避することをすすめる。
コンスタントに稼ぐ技術が身に付き、リスク管理も適切にできるようになったら、自身の投資方針にマッチしたものに切り替えていくといいだろう。
マージンモードに関するQ&A
それでは最後に、マージンモードに関してよくある質問を3つ、紹介しておく。
よくある質問
- 各マージンモードはだれでも使えますか?
- ポジション保有中にマージンモードを切り替えられますか?
- 各モードでのポジション保有中にレバレッジを変えられますか?
各マージンモードはだれでも使えますか?
クロスマージンと分離マージンは、だれでも利用することができる。
一方でプロ向けであるポートフォリオマージンは、先ほど紹介したように、資金額などの条件が設けられていることが一般的だ。
ポジション保有中にマージンモードを切り替えられますか?
クロスマージンと分離マージンは、十分に証拠金があって変更が即時に強制ロスカットにつながらなければ、ポジション保有中も相互に切り替えることができる。
またポートフォリオマージンも、そもそもの利用要件を満たしていれば、ポジション保有中の切り替えは可能だ。
各モードでのポジション保有中にレバレッジを変えられますか?
多くの海外取引所は、既定の範囲内で、レバレッジ倍率を自由に設定することができる。
また、どのマージンモードでポジションを保有していたとしても、レバレッジ倍率はいつでも自由に変えられる。
自身の戦略に合ったマージンモードを選ぼう
今回は海外取引所のマージンモードについて、解説した。
この記事のまとめ
- 国内取引所のレバレッジ取引は、証拠金の管理方法を選べない
- 一方で海外取引所は、複数のモードから管理方法を選択できる
- クロスマージンは、国内取引所の管理方法とほぼ同じ
- 分離マージンは口座内の資金にリスクが及ばないため、初心者におすすめ
一般的に海外取引所では、クロスマージンと分離マージンの2種類、もしくはポートフォリオマージンを含めた3種類のマージンモードが用意されている。
自分に合ったものを選び、適切にリスク管理をした上で、仮想通貨投資を楽しもう。
ちなみにBybitは、3種類のモードがすべて揃っている。
無料で口座をつくれるので、まだ使ったことがなければぜひ、この機会にBybitの利用を検討してみてほしい。
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