今回取り上げるBITPOINT(ビットポイント)は、「あしたを、もっと、あたらしく。」をキャッチコピーに掲げている仮想通貨取引所です。
国内の他社に先駆けて、新しい銘柄を取り扱うことが多く、まさにそのキャッチコピーをサービスの中で体現しています。
この記事ではそんな特徴以外にも、BITPOINTのさまざまな特徴や利用のメリットなどを紹介していきます。
特に初心者の方は、ぜひ最後まで目を通し、仮想通貨取引所を選ぶ際の参考にしてみてください。
この記事からわかること
- BITPOINTの基本情報
- BITPOINTのメリットとデメリット
- BITPOINTに向いている人・向かない人
- ユーザーからの評判
- BITPOINTでの口座開設手順
BITPOINTでは、新規上場の仮想通貨がもらえるキャンペーンなど、定期的にお得なキャンペーンが実施されています。
気になる方はぜひ、BITPOINT公式サイトをチェックしておきましょう。
BITPOINTの特長
- あたらしい銘柄の取り扱いに積極的
- SBIグループの傘下企業で安心
- 現物取引(取引所)の取引手数料が無料
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- 自動積立やレンディングなどのサービスが充実
目次
BITPOINT(ビットポイント)とは?
取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取扱銘柄* | ADA、ATOM、AVAX、BCH、BTC、DOGE、DOT、LTC、XRP、ETH、BAT、TRX、JMY、LNK、DEP、IOST、KLAY、SHIB、MATIC、FLR、GXE、TON、TSUGT、OSHI、PEPE、SOL、SUI 【全27種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ 無料 |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:無料 |
その他サービス | 貸して増やす(レンディング) 自動積立 ステーキング |
BITPOINTは、株式会社ビットポイントジャパンが運営している日本の仮想通貨取引所です。
株式会社ビットポイントジャパンは、東証プライム市場に上場している金融大手SBIグループの子会社でもあります。
そのためBITPOINTでは、同グループが培ってきた技術のもと、安全に取引を楽しむことができます。
また、BITPOINTは現物取引に特化しており、20種類以上の仮想通貨を取引することが可能です。
BITPOINTのメリット
さてBITPOINTでは、利用をとおして次のようなメリットを享受することができます。
BITPOINTの主なメリット
- 取引の形式を選べる
- 日本初上場の銘柄の数が日本一
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングなどでの運用が可能
取引の形式をから選べる
BITPOINTの現物取引では、BITPOINTとユーザーの間で取引する「販売所」と、BITPOINTのユーザー同士で取引できる「取引所*」の2種類の取引形式が用意されています。*BITPOINTでの表記は「BITPOINT PRO」
販売所と取引所の大まかな違いは、以下のとおり。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
概要 | 仮想通貨取引所とユーザーの間で取引 | 仮想通貨取引所のユーザー同士で取引 |
メリット | 仕組みがシンプル 約定力が高い | 取引コストが割安 |
デメリット | 取引コスト(スプレッド)が割高 | 思いどおりに約定するとは限らない 仕組みがやや難解 |
BITPOINTが提示する価格でスピーディに取引したい場合は「販売所」、取引コストを安く抑えたい場合は「取引所」を選んで、取引することができます。
基本的には、手数料が安い「取引所」の利用がおすすめ!
日本初上場の銘柄の数が日本一
最初に紹介したようにBITPOINTは、「あしたを、もっと、あたらしく。」をキャッチコピーに掲げています。
そのキャッチコピーを体現する取り組みの1つとしてBITPOINTは、国内で取り扱いのなかった銘柄を最初に扱うことが多々あります。
これまでシバイヌコイン(SHIB)やディープコイン(DEP)などを国内で最初に取り扱っており、2021年・2022年の2年連続で、日本初の仮想通貨取り扱い数No.1*の座に輝きました。*金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」を元にビットポイントジャパンが調査
仮想通貨の出金手数料が無料
基本的に仮想通貨は、入出金などのデータをブロックチェーンに記録する際に、仕様としてネットワーク手数料(ガス代)の支払いが生じます。
そのネットワーク手数料をユーザー自らに負担させるために、大抵の仮想通貨取引所では、仮想通貨出金の際に手数料の支払いを求められます。
例えばCoincheck でビットコインを出金する場合は、手数料として出金1回あたり、0.0005~0.016BTC*(執筆時のレートで約2,000円~6万円)の支払いが課せられます。*ネットワーク手数料(ガス代)の変動に合わせて、手数料も変動
一方でBITPOINTの場合は、ネットワーク手数料をBITPOINT側が負担してくれて、手数料無料で仮想通貨の出金が可能です。
DeFiや海外取引所などを利用する方には、出金手数料がかからないBITPOINTがぴったりです!
ステーキングなどでの運用が可能
BITPOINTでは現物取引だけでなく、レンディング*とステーキングのサービスも用意されています。*BITPOINTでの表記は「貸して増やす」
レンディングでは、保有している仮想通貨をBITPOINTに貸し付けることによって、利息を得ることができます。
またステーキングでは、対象となっているイーサリアム(ETH)やカルダノ(ADA)を保有するだけで、定期的にステーキング報酬を得られます。
BITPOINTのデメリット
先ほどメリットを4つ紹介しましたが、一方でBITPOINTには、次のようなデメリットもあります。
BITPOINTの主なデメリット
- 取扱銘柄数がやや少ない
- アプリでは取引所を利用できない
取扱銘柄数がやや少ない
2024年11月時点でのBITPOINTの取扱銘柄は27種類です。
だが以下のように、それよりも多くの銘柄を取り揃えているところは国内にいくつもあります。
主要他社の取扱銘柄数*
- OKJ:43種類
- DMM Bitcoin:38種類
- bitFlyer:37種類
*2024年11月時点
このようにBITPOINTは、取扱銘柄のラインナップだと一部の競合他社に劣ります。
アプリでは取引所を利用できない
前述のとおりBITPOINTでは、現物取引の際に取引の形式を「販売所」と「取引所(BITPOINT PRO)」の2種類から選べるようになっています。
ただし、取引所を利用できるのはWebブラウザ版(PC版)の取引ツールのみです。
アプリ版の取引ツールにも取引所の機能が搭載されているGMOコインなどと比べると、取引ツールの利便性で劣っていると言わざるを得ないでしょう。
BITPOINTが向いている人
ここまで紹介してきた情報を踏まえて、BITPOINTは次のような人に向いていると言えるでしょう。
BITPOINTが向いている人
- 取引コストを抑えたい人
- 実用目的で仮想通貨を買いたい人
- ステーキングなどで、保有資産を有効活用したい人
BITPOINTでは、取引所(BITPOINT PRO)を利用することによって、取引コストを安く抑えつつさまざまな仮想通貨を売買することができます。
また、仮想通貨の出金手数料がかからないため、実用目的で仮想通貨を売買しようと考えている人に適しています。
さらに、レンディングとステーキングのサービスがあるため、長期投資がメインの人にもうってつけです。
BITPOINTが向かない人
一方で次のような人には、BITPOINTは不向きです。
BITPOINTが向かない人
- より多くの仮想通貨に投資したい人
- アプリをメインで取引したい人
- レバレッジ取引にチャレンジしたい人
デメリットで挙げたとおり、BITPOINTは競合他社と比べて、やや取扱銘柄数が少なくなっています。
そのため、より多くの仮想通貨に分散して投資したい人には、BITPOINT以外の選択肢があるはずです。
また、BITPOINTのアプリでは取引所を利用することができないため、アプリメインでの取引を考えている人にもあまり適していません。
その他には、レバレッジ取引のサービスがないため、レバレッジ取引にチャレンジしたい人にも適さないと言えるでしょう。
BITPOINTの評判・口コミ
ここで、BITPOINTを実際に使用しているユーザーからの口コミをいくつか紹介します。
BITPOINTの良い評判・口コミ
まずBITPOINTへのポジティブな意見としては、以下のようなものが上がっています。
ブラウザからログインすると、BITPOINT PROという板取引の画面に入れます。
PROを使えばアプリよりも、手数料(スプレッド)が少なく済みます。
成行注文でも指値注文でも手数料は変わらないと思います。
Twitter
すごい今更かもしれませんが、BITPOINTさんの仮想通貨の出金手数料無料(BITPOINTが負担)はすごい。
今、手数料高騰するタイミング結構あるから、現物購入して他の取引所やゲーム・DeFiなどに送る人にとって、かなり嬉しいサービスですね。
Twitter
これまでコインチェックしかアカウントなかったので、イーサを販売所で買ってパレットウォレットに送金してたんですが、BITPOINTの取引所で買って送金手数料無料でパレットウォレットに届いたことに感動している。
Twitter
ビットポイントの貸して増やす。
年利100%なんて、何年後かに振り返ってみれば、「あのときは凄まじい利率だったな」と思うのかな?
Twitter
メリットでも挙げたようにBITPOINTは、取引所において低コストで取引できる点や、無料で仮想通貨を出金できる点が、多くの投資家に評価されています。
またレンディングとステーキングは、利回りの高さが好評です。
BITPOINTの悪い評判・口コミ
一方で次のように、BITPOINTに対するネガティブな声もあります。
BITPOINT、手数料無料で良いのかな〜って思ったけど…
スプレッド広いのと、板取引でDEP買えないのが残念。
Twitter
BITPOINT、スマホで板取引できないのマジでクソだな!!!
Twitter
BITPOINTは、すべての取扱銘柄を取引所(BITPOINT PRO)で取引できるわけではありません。
一部の銘柄は割高な取引コスト(スプレッド)がかかる販売所で取引せざるを得ないため、そのことを批判する声が散見されます。
また、アプリ版の取引ツールで取引所を利用できないことに不満を覚えているユーザーが、一定数いるようです。
以上、SNSに上がっているユーザーの口コミをいくつかピックアップして紹介しました。
BITPOINTの利用を考えているなら、ぜひこうした生の声も、参考にしてみてください。
BITPOINTでの口座開設手順
それでは最後に、BITPOINTでの口座開設の流れを紹介しておきましょう。
BITPOINTでの口座開設手順
- メールアドレスと携帯番号を登録
- 受信したメールからバスワードを設定
- 本人情報の登録と本人確認をおこなう
メールアドレスと携帯番号を登録
まずはBITPOINT公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックしましょう。
画面が以下のように移り変わったら、そこで自身のメールアドレスと携帯番号を入力しましょう。
受信したメールからバスワードを設定
メールアドレスを登録すると、そのアドレス宛てに本登録用のURLが送られてきます。
次はそのURLを開いて、取引アカウントへのログインパスワードを設定しましょう。
また同時に、登録した携帯番号宛てにSMSの認証番号も送信されるので、その番号も入力します。
本人情報の登録と本人確認をおこなう
パスワード設定後、登録したメールアドレスとパスワードでBITPOINTにログインすると、口座開設の申し込みに進むことができます。
口座開設の手続きは、以下の流れに沿って進みます。
口座開設手続きの流れ
- 約款の確認・同意
- 本人情報の入力
- 本人確認書類をスマホで撮影
本人確認書類には運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれか1点が必要です。
また、上記の手続きののち審査が実施され、その審査をクリアすると登録したメールアドレスへ「【BPJ】ビットポイント総合口座開設完了のお知らせ」が送信されます。
そのメールを受信すれば、口座開設は完了です。
このようにBITPOINTは、オンラインで完結する手続きによって、無料で口座を開設することができます。
興味がある方はぜひこの機会に、BITPOINTの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
BITPOINTの評判・口コミまとめ
今回は国内取引所の1つであるBITPOINTについて、基本情報やメリット・デメリット、ユーザーからの口コミなどを紹介しました。
この記事のまとめ
- BITPOINTは、SBIホールディングス傘下の仮想通貨取引所
- 現物取引に特化していて、20種類以上の銘柄を取引できる
- 取引の形式は、「販売所」と「取引所」から選べる
- レンディングとステーキングによる運用も可能
BITPOINTは、東証プライム上場のSBIホールディングス傘下の仮想通貨取引所です。
さまざまな仮想通貨を日本で初めて取り扱うことが多いため、取扱銘柄の中には、国内だとBITPOINTでしか取引できないものもあります。
また、裁量取引以外にレンディングやステーキング、自動積立といった運用サービスが揃っており、投資家1人ひとりが自分に合った資産運用をおこなうことができます。
こうした特徴を持つBITPOINTが自分に合っていると感じた方は、この機にぜひ、実際にBITPOINTを使ってみてください。