NFTゲーム業界では昨今、ソーシャルゲームやコンシューマーゲームを手がけてきた大手ゲーム開発企業の参入が相次いでいる。
今回取り上げるNFTゲーム「エルゴスム(ERGOSUM)」も、そうした開発背景を持つタイトルの1つだ。
エルゴスムは、ソーシャルゲームの開発大手gumiが手がけているゲームで、本記事執筆時点(2023年11月上旬)ではリリースに向けた開発が進行中だ。
本記事ではそんなエルゴスムについて、主な特徴や今後の見通しなどをわかりやすく解説していく。
この記事からわかること
- エルゴスムの基本情報
- エルゴスムの主な特徴
- エルゴスムの今後の見通し、ロードマップ
エルゴスムはまだ開発段階のNFTゲームだが、実際にプレイする際には、何かと仮想通貨取引所の口座が必要になるはずだ。
特にエルゴスムでスタートダッシュを決めたい方は、ゲームがリリースされる前に、Coincheckなどの国内取引所の口座を用意しておこう。
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目次
エルゴスムとは?
名称 | エルゴスム(ERGOSUM) |
ジャンル | RPG Play to Earn |
リリース時期 | 2023年中にαテスト版がリリース予定 正規版のリリース時期は未定 |
プレイ媒体 | PC スマホ(iOS、Android) |
公式サイト | https://ergosum-game.com |
エルゴスム(ERGOSUM)は、現在開発が進められている国産NFTゲームだ。
CROOZ Blockchain Lab株式会社と株式会社gumiの2社が、共同で開発をおこなっている。
gumiは、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争*」などを手がけるソーシャルゲームの開発大手、CROOZ Blockchain Labは、今人気のNFTゲーム「Project XENO」を手がけている。*配信元はスクエアエニックス
そうした実績ある2社がタッグを組んだということで、エルゴスムはリリース前から、多くのゲーマーや投資家からの注目の的だ。
エルゴスムの特徴
さて、本記事執筆時点(2023年11月上旬)で開示済みの情報によると、エルゴスムは次のような特徴を有している。
主な特徴
- 無課金でも遊べるNFTゲーム
- NFTの売買でマネタイズできる
- コンテンツが豊富
- デベロッパーが業界大手
- 独自のガバナンストークンを発行
無課金でも遊べるNFTゲーム
NFTゲームは、最初にNFTを購入しないと遊ぶことすらできないものも多い。
しかし、「Free to Play」と「Play to Earn」の要素を持つエルゴスムは、基本無料で遊べるようになっている。
もちろんNFTへの課金も可能で、課金した場合はより有利にゲームを進めたり、効率よくマネタイズしたりすることができる。
NFTの売買でマネタイズできる
ホワイトペーパーなどの事前情報によるとエルゴスムの主な収益源は、NFTの二次取引となるようだ。
エルゴスムでは、クエストで「NFTチケット」を入手できる。
また、そのNFTチケットを使うと「NFTダンジョン」に挑戦することができ、ダンジョンから各種NFTを得られる。
NFTチケット、およびダンジョンからドロップする各種NFTは、いずれも独自のマーケットプレイスで売買が可能で、入手コストよりも高値を付けて売ることができれば、その差額で稼ぐことができる。
コンテンツが豊富
エルゴスムは、
- ハックアンドスラッシュ(ハクスラ)
- ローグライク
- トレジャーハント(トレハン)
の要素を併せ持つゲームとなる予定だ。
ハクスラ、ローグライクとは?
「ハクスラ(ハックアンドスラシュ)」とは、次々とあらわれる敵キャラクターを倒していく、戦闘体験に重点を置いたゲームスタイルのこと。
また「ローグライク」とは、プレイするたびにランダム生成されたダンジョンで遊べるゲームジャンルのことを指す。
また、以下の4つのコンテンツが実装される予定であり、十分にやりごたえのあるゲームとなりそうだ。
エルゴスムのコンテンツ
- NFTダンジョン:NFTがドロップするローグライクのダンジョン
- レイドバトル:他のプレイヤーと協力して遊ぶバトルコンテンツ
- ボスバトル
- ギルドバトル
デベロッパーが業界大手
NFTゲームはコンシューマーゲームと違い、デベロッパーがベンチャー企業であることが多い。
また、ベンチャー企業では当然ながら開発人員と開発費が限られており、そうした背景がゲームのクオリティにありありと表れてしまうケースが多々ある。
一方でエルゴスムのデベロッパーは、先ほど紹介したとおりソーシャルゲームの開発大手gumiと、PROJECT XENOで成功したCROOZ Blockchain Labの2社だ。
具体的な開発予算が提示されているわけではないが、公式サイトのつくりやキャラクターのグラフィックなどのクオリティなどを見ても、その2社から相応の開発資金がつぎ込まれていることが伝わってくる。
また、そのようにマンパワーとお金の注ぎ具合が伝わってくるので、多くのゲーマーから期待を寄せられている。
独自のガバナンストークンを発行
ホワイトペーパーの情報によるとエルゴスムでは、独自のガバナンストークンが発行されるとのことだ。
ガバナンストークンのホルダーは、投票イベントをとおして、エルゴスムのさまざまな意思決定に参加できる。
また、ガバナンストークンはユーティリティトークンとの兼用であり、ゲーム内での育成やアイテム購入などにも使えるようだ。
トークンの初期割り当ての予定は以下のとおりで、35%分はゲームプレイによって獲得できる。
エルゴスムの今後の見通し
続いて、エルゴスムの今後の見通しも紹介しておこう。
本記事執筆時点(2023年11月上旬)でのエルゴスムのロードマップは、以下のとおり。
今のところは、公式SNSアカウントのリリースまでが完了している。
また、今後はゲーム(αテスト版)のリリースに先んじて、独自トークンが市場に上場し、NFTマーケットプレイス(α版)もオープンする予定だ。
その後2023年中にはαテスト版のゲームが、満を持してお披露目される見込みだ。
なお、ロードマップを見てわかるとおり、今後の各種リリースの具体的な日程は明かされていない。
そのためタイミングを逃したくない方は、エルゴスムのX(旧Twitter)アカウントをフォローして、最新情報をキャッチできるようにしておこう。
エルゴスムに関するよくある質問
最後に、エルゴスムに関するよくある質問を3つ紹介する。
よくある質問
- エルゴスムはどの媒体で遊べますか?
- エルゴスムの基盤のブロックチェーンは何ですか?
- αテストへの参加条件は明かされていますか?
エルゴスムはどの媒体で遊べますか?
エルゴスムは、PCとスマホ(iOS/Android)で遊べるNFTゲームだ。
ブラウザかアプリかはまだ明かされていないが、開発元がgumiとCROOZ Blockchain Labであることを考えると、スマホ版の方はアプリで遊ぶゲームとなる可能性が高いだろう。
エルゴスムの基盤のブロックチェーンは何ですか?
ゲームやNFTの基盤となるブロックチェーンに関する情報は、今のところ開示されていない。
トークンやマーケットプレイスがリリースされれば、明らかになるはずだ。
αテストへの参加条件は明かされていますか?
αテストへの参加条件も、まだ明かされていない。
テストへ参加してみたい方は、公式Xアカウントをフォローしてタイミングを逃さないようにしよう。
エルゴスムとは?まとめ
今回は開発中のNFTゲーム「エルゴスム」について、主な特徴や今後の見通しなどを解説した。
この記事のまとめ
- エルゴスムは、gumiとCROOZ Blockchain Labが共同開発しているNFTゲーム
- ジャンルはRPGで、PCとスマホのどちらでも遊べる
- 無課金で遊べて、マネタイズも可能
- 2023年中にαテスト版がリリースされる予定
エルゴスムは、ソシャゲ開発大手のgumiと、CROOZ Blockchain Labのタッグが開発しているNFTゲームだ。
開発企業の知名度などに起因して、リリース前からSNSを中心に注目が集まっている。
プレイしてみたい方は、エルゴスムのXアカウントをフォローして、開発情報を見逃さないようにしよう。
また、エルゴスムのNFTに課金したり、稼いだ仮想通貨を換金したりする際には、仮想通貨取引所の口座が必要になるはずだ。
ゲームでスタートダッシュを決めたい方は、早めにCoincheckなどの国内取引所で口座を用意しておこう。
\500円から仮想通貨を買える!/